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ソフトバンク、900MHz サービスを7月25日開始、iPhone/iPad は対応済み
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ソフトバンクモバイルは2012年3月1日、総務省から 900MHz 帯(通称「プラチナ バンド」)電波の使用を許可されたことを受け、
900MHz 帯の通信サービスを2012年7月25日より提供すると発表した。これにともない、通信設備に対する投資を増やし、
2011年度から2013年度の3年間で合計1兆5,500億円を 900MHz 帯用ネットワークの構築などに投ずるとしている。
ソフトバンクモバイルは1月27日に 900MHz帯特定基地局の開設計画を総務省に提出し、3月1日に認定を受けた。
900MHz 帯の電波は、同社が現在使用している 2.1GHz 帯の電波に比べ波長が長いためビルなどの影に回り込みやすい
といった特性があり、1つの基地局でより広いエリアをカバーできる可能性がある。また、2.1GHz 帯と 900MHz 帯を併用
できることから、通信トラフィックを分散させて混雑の緩和も期待できる。
同社が現在販売している端末のうち「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPad 2」は 900MHz 帯に対応済みであり、7月25日のサービス
開始時に 900MHz 帯での通信が可能。また、2012年3月発売予定の「PANTONE 4 105SH」のほか、2012年夏モデルとして
発売する端末は全て 900MHz帯 に対応させる予定。
基地局については、2012年度中に約1万6,000局設置し、2016年度中に約4万1,000局まで増やす予定。
なお、900MHz 帯の使用を許可されなかったイー・アクセスは遺憾の意を表明。
改めて 700MHz 帯特定基地局の開設計画を提出する方針。