09/09/09 20:37:13 Vc6+JPiV
>>164
20年ほど前に発行されたRail誌の2800系特集にも記載されていますが、昭和40年代後半の2800系は、7本在籍の6本使用
予備1本で運用していて元々あまり運用に余裕が無かったところに、毎月実施の定期検査と、一定の距離以上を走行した際
に行われる定期検査(毎日の走行距離が長い2800系では、約1年で工場入りしていた)が重なると、代走特急が2本走る事と
なり、さらに冷房改造で1編成が工場入りしていた時期とも重なって、最大3本の代走特急が発生する可能性が出てきた事
から、部内では、特急編成を1本増備して運用に余裕を持たせようと言う話が出てきました。
ただ、今更2800系を1編成増備するのもどうかと言う事で、新たな設計の車両を製造する事になり、6300系の最初の1編成
(6350F)が登場して、2800系と合わせて8本体制(使用6本・予備2本体制)となったのが昭和50年でした。
その後、6300系が乗客に好評だった事と、2800系がすでにかなりの走行距離を記録していた事もあって、昭和51年度より
6300系による2800系の置き換えが決定したのでした。