10/12/24 23:21:31 SYDAAeym
過去にこんな話が
昭和52年2月20日午後10時頃、三ノ輪駅改札で、口論となった酔客らの制止に入った駅員が
その内の一人から激しい殴打と足蹴をくらい、結果前歯一本折られ計6本損傷
顔面打撲、視神経挫傷など全治三ヶ月の重傷を負わせ、下谷署員に取り押さえられる事件があった。
酔った上での「理由なき暴行」であったため、結局は「一応旅客」であるとし、刑事告訴せず示談で終結。
当該駅員はのちに本社営業部長賞で表彰された。
これは当時の営団の規則に
「職員が執務中に、他の職員の模範となる行為があった場合、これを表彰する」と定め
さらに内規の第一項「旅客または公衆より暴力を受け、自重して適切な処置を取った時」と記されいる。
これらは、当時からサービス業としての体裁がなされていため。(世論を恐れた部分も多分にあるだろう)
余程悪質でなければ刑事告訴はしなかった様だ。
因みに当時の対策では「まず宥めろ、そして応援を呼び逃げろ」であった。
しかし改札ボックスから簡単に逃げる事は困難であった為、現実的な対処法ではなかったと言われる。
故に52年には被害の程度は別に、43件の同様な事件が起こったという。