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横河電機に関しては地元の企業であるので数年前の日経新聞1面コラム「春秋」で下記の内容が書かれてあった記事の切抜きを保存していました。
それによれば
横河電機の社長在任中に亡くなった美川英二氏が「新幹線方式」を提言していました。
それは列車の速度を2倍にするには在来線の線路の規格(狭軌)では構造的に無理があり、新幹線では線路の規格(広軌)を変えることで時速200kmを実現しました。
それと同じ考えで、小さな改良を重ねるバージョンアップだけでなく、製品の設計や生産方法を土台から改良することの必要性を説いてバブル崩壊を乗り切ったとの内容です。
今風に言えば「イノベーション」の必要性を説いておられるように思います。
その美川氏は「わが横河電機は『会社は家族だ』という考えを守っている」との経営理念を持たれていました。
昨今の業績悪化=社員のリストラをしている経営者とは対照的に思われました。