12/09/09 06:48:56.38 SryALMGr
TQCとは何だったのか
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つまり、日本では「全社員の参加と協力によって実施される品質管理」がTQCであるのに対し、ファイゲンバウム氏は
「全社員が実施する品質管理(品質の維持と改善)を、総合的に調整して有効に働かせる」のがTQCであると云っています。
何気なく読むと、どちらも「全社員が品質管理を実施する」ことには変わりはないのですが、このふたつの定義をよくよく眺めると、
日本のTQCが「全社員に品質管理を実施させること」が目的になるのに対して、ファイゲンバウムのそれでは
「全社の品質管理を総合的に調整すること」が目的になると云う、根本的な主旨に違いが見られます。
冒頭で紹介した徳丸氏の「日本的経営の興亡」では、「TQCによる過労死、自殺」「デミング賞受賞企業の倒産」など、TQCにまつわる数々の問題点を、
歴史的事実の掘り起こしと云う格好で指摘していますが、実は、この”TQC精神”の取り違えにこそ、根源的な問題があったのではないでしょうか?
TQCを導入した日本の経営者は「総合的に調整する」と云う経営上の責任(義務)を忘れて、
「全社員に品質管理を”やらせる”」ことに躍起になっていたのではないでしょうか?
こうした誤った指導が、「全社的に品質管理を実施している」こと、更には「QC発表会などで、その活動を”格好良く”まとめて”上手く”アピールできる」
ことが経営の評価に繋がると云う誤解を生み、結果的に、徳丸氏が指摘するような「TQCの弊害」が日本中に蔓延したと考えられます。
1996年に、日本のTQCを推進してきた財団法人日本科学技術連盟(日科技連)が、
TQM宣言と題して、”Total Quality Control”から”Total Quality Management”への呼称変更を宣言しました。
しかし、この時、日科技連が発行した冊子「TQM宣言-”存在感”を求めて-」では、TQMの理想論を展開しながらも、結果として
「この新たなTQMの枠組みは、基本的には従来のTQCの概念・方法論を継承するもの」
と位置づけられており、数々の問題をはらんだ「TQCからの決別」と「新たな理念の創造」と云う方向性は示されなかったばかりか、
「これまでのTQCの一層の充実を図ろうとするものである」と続いています。
TQCの問題を真摯に受け止めその根本にある”TQM精神”の誤解を払拭することなく、
「アメリカをはじめヨーロッパでも総合的な品質管理をTQMと呼ぶことが普及して、TQCという呼称はますます国際的に通用しなくなってきている」
ことを呼称変更の第一の動機とする安易な発想は、21世紀のTQMにとって、必ず大きな禍根を残すことになるでしょう。
大野精工検索
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2:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/09 08:22:19.53 Qf77Psv7
夕礼で椅子にビニールテープで色分けして皆に持って行かせる改善あったじゃん?
あれだけじゃ上手くいかないでしょうよ。
説明聞いた時点でやらんでも尚更混乱するだろうなぁって思ったよ。
3:改善提案(須田)
12/09/11 20:25:41.00 IFmvByWl
労働安全衛生広報(2011.5.15)には「熱中症による送検事例」が掲載されています。
労働安全衛生法第22条、 同規則第617条違反の疑いで書類送検された、とのこと。
事業者は「多量の発刊を伴う作業場では労働者に与えるための塩及び飲料水を備えなければならない」こととなっています。
この事例では工場内に休憩場所や飲料水の自販機があり、口頭で注意したのみだったとのこと。
送検されたのは会社と現場責任者
URLリンク(www.hiroshima-sanpo.jp)
4:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/12 02:56:50.54 y3paOZeU
>>3
社員教育でsmartphone?配られた資料んだっけ??んだっけ??んだっけ??
すか?すか?すか?すか?すか?すか?すか?すか?すか?すか?爆笑よな!!
れよな!!
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