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工作機械メーカーの森精機は、従来、NC装置は、ファナックや三菱電機などのNCメーカーが提供する標準NC装置を使用していました。
つまり、NCメーカーからNC装置を購入して、自社の工作機械に装着していました。
しかし、自動車メーカーなどの工作機械ユーザーからは、NC装置メーカーによって操作パネルの操作性が違うために操作が難しい、という苦情がきていたそうです。
そこで、各社の表示ユニット、演算ユニット、駆動ユニットから構成されたNC装置の表示部分に、独自のパソコン機能を転用した操作画面を開発することで、NC装置メーカーに依存しない森精機独自の共通操作パネル(MAPPS )を実現しました。
これにより、NC装置メーカーにかかわらず、NCの操作方法や表示方法が森精機独自の社内共通仕様になりました。
加えて、対話機能とインターネット遠隔保守機能という2つの独自機能を開発しました。