感想や批評を聞いて受け入れない作者はクソ 12at GAMEAMA
感想や批評を聞いて受け入れない作者はクソ 12 - 暇つぶし2ch45:名無しさん@お腹いっぱい。
13/10/01 21:29:37.38 yacBz6bi
想像力というものは・・・
みなさまーおはようございます。朝起きたら、「山崎豊子 訃報」のニュースが流れていました。
作家の山崎豊子先生です。訃報のニュースでお姿を初めて拝見しました。88歳だったそうです。。。
この方の本を読むときは、とても気合が入りました。たいてい主人公が重いから><
初めて手に取ったのは「白い巨塔」。そして「華麗なる一族」そして、「大地の子」わたしが読んだのは3つだけです。
「この作品が好きです。」と軽くいえるような作風じゃない。人の流れの中で、抗い立ち止まり杭を残した人々の格闘の書です。
3作品とも、登場人物は実際は闇に飲まれて消えてしまうだろう「信念」をもち
要領のいい方たちなら、決してこういう生き方はしないと思う。そんな人たちにスポットライトをあてた書です。
「白い巨塔」は、わたしにとって基点になりました。「華麗なる一族」は、襲ってくるだろう闇を示し、「大地の子」は、生き様を・・・?まだ答えが出ていません。。。。
わたしにとっては、どの作品も「これが闇の正体だ。」と指し示した作品たちでした。夥しい取材で知られる方だったそうです。
ニュースの生前のコメントで、「想像力を駆使しなくてはならない環境の中で私は想像力というものをふりかざして書くタイプの作家ではない。
事実を前にしてしまえば、想像力とはなんてちゃちい。」と述べられておりました。もっともっと聞きたかったな・・・。
わたしの認識では大作家の中のお一人でしたが意外にも作品は数えられるほどでした。
ひとつの作品に何年もかかる。そんな当たり前のことを、改めて噛み締めてもいました。
単なる一読者としてですが、訃報を耳にして生きるということは、どういうことなのかと考えています。
彼女より後に生まれ、作品を読む機会に恵まれたことを感謝し心より追悼させていただきます。


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