12/03/24 20:05:42.68 WMfEiety
>>767
>『現地の人間や風習』が果たして現代においての『当然』に当たるかもアレだが
>そもそも一般的な風俗と英雄譚的な描写を一緒にするのは無理がある
一緒にするつもりはありませんが、両方とも叙述があるのは間違いない。
異端ばかりが歴史を作るわけではありませんからね。
私たちのような市井の人間だって、歴史上の人間だから。
>車の開発担当採りにいくのに農村漁村にはいかんだろっつー話
>接点がない素人こそが経験者の気付かない発想を得ることができるというのなら会社はこぞってそれをやるだろ
>しかし実際には百姓や漁師は採らずなにかしら車と接点のある研究をしてきた学生や研究者を採るよな?
これはその通りだと思うのですが、
>それはなぜだと思う? 素人の発想がものになる確率が低いからだよな?
「車の開発担当の採用に、車に携わった人間を採用する」が、どう解釈すれば
「その理由は、素人の発想がものになる確率が低いからだ」となるのでしょうか?
私には分りません。
>知識・学問というのは先人たちがトライアンドエラーの経験を繰り返し襷を繋げて確立してきたものだろ
>じゃあ聞くがお前は様々な定理、公式を紐解く経過をきちんと『経験』したのか? ってこったよ
その通りだと思いますよ。私が全て経験してきたわけではないですから。
但し、それらはいくら勉強したところで借り物の「知識」に過ぎない。
経験は、自ら行動することによって蓄積していくしかありません。
>そもそも『参考にすぎない』ってどういうこと? それはお前の言う『経験』とどう違うの?
経験は、自ら行動することによってしか蓄積されない。
借り物の「知識」(そちらの言う「学問」などの「他者の経験」)は、
どう行動すべきか、道を知らない人間の道しるべ、ガイドラインに過ぎない、ということです。
その上で、どう行動するか(どのように歩くか)は、本人次第なんですよね。
>じゃあ逆に聞くが実際に素人の発想がどの程度の割合で役に立つと思ってるんだ?
>少なくとも俺はものになる発想一つにつき数百数千は失敗があると思うんだが
まあ、そうでしょうね。
しかし、周囲の人間を観察し、的確な行動を取ることができるのなら、
その人間には、成長の余地があるのではないか。
カエサルも、未経験からガリア地方を征服し、
命運を分ける戦闘で、実力者ポンペイウスを破っているのだから。