12/10/24 10:57:34.26
ゲンドウは、ユイが出産する子の名前を、
男だったらシンジ、女だったらレイにすると言っていた。
そしてゲンドウは、あの青い髪の女の子をレイと名付けた。
つまりゲンドウは、あの青い髪の女の子が、
ユイから生まれた子・ユイの遺伝子を受け継ぐ子だってことを知ってるってことだ。
また、「破」でゲンドウは、レイの顔の上にユイの顔を重ねている。
ユイとレイの顔は同じだということ。（ついでに言っちゃうと両者の声優は同じ人だ。この意味）
そしてなんの事情も知らないシンジは、この新劇場版でも、
母親とレイになにか同じものを感じ取ってしまっている。
「破」ではっきりとそういうセリフが出てきてしまっている。
初号機の中にいると落ち着く。匂いがするから。その匂いとは母さんの匂いであり、綾波の匂いであると。
シンジは、「破」でも電車に乗ってしまい（つまりインナースペースの中に入ってしまい）、
そこでレイと会話をする。
電車の中のレイは、途中で幼いシンジに姿を変える。
この描写を見ると、深層心理の中で、シンジは、自分とレイを同じものだと考えているらしい。
男だったらシンジ、女だったらレイ。分身。もう一人の自分。同じ遺伝子を持つ兄妹。
電車の中（深層心理の中）のシンジは語る。
自分にとってのSDATは、綾波にとってのメガネと同じだと。
レイがゲンドウのメガネを後生大事に持っていたように、
自分もゲンドウのSDATを後生大事に持っていたのだと。
そのSDATを、レイが拾ってきてしまった。
レイはどうしてもゲンドウとシンジに仲良くしてもらいたいらしい。
レイ流の言葉を使うと、どうしてもゲンドウとシンジにポカポカしてほしいのだ。
こういうところ、やはりユイの遺伝子を受け継ぐ者ならではという感じが強くしてしまう。
ここまで描写されてしまった以上、新劇場版でもシンジとレイがくっつくことはあり得ない。
近親相姦、上等や！！なんて大胆な真似を、大人になった庵野たちがするとは思えない。