12/08/18 19:41:30.73
林原めぐみ 「庵野さんという監督の中から生まれてこそオリジナルだということ。(略)
だから、あの人から出てこないとエヴァじゃないんだなと」
鶴巻 『エヴァ』の企画書が立ち上がっている頃に『セーラームーン』とか『ああっ、女神さま』とがが流行ってたんです。
いわゆる母性的というか、男にとって都合のいい女性が母親的に接してくれるという話がバーッと流行ってて、
庵野さんは、それが「気に入らん」みたいな話をしてたんですよ。
ピエール 日本のアニメキャラクターは、フランスでとても人気です。
3次元の女性はいつも問題があるけど、2次元の女性には嫌われない。
日本のアニメーションの女性は、スタイルとかいろいろな種類がありますから、個人的な趣味で選べます。
僕も5、6年前は特定のキャラクターに入れ込んでたけど、でも幸いに今はガールフレンドがいますから(笑)…。
庵野 アニメの女の子って、男にとって都合のいいパターンってのが多いんですよ。…絶対に
裏切らない。セックスだけを手に入れるんだったら、お金を出せばできるわけですよ。体の方は
そっちで処理して、精神面は絶対に裏切らないセルアニメのほうに行くっていうのは楽なんです。
僕はそういうの嫌いなんですよ。
庵野 「(レイちゃんレイちゃん言っている男ヲタを見て)俺も「死んでしまえ」と思ってたんです」
「やっぱり『エヴァ』って男の生理でできてるなと思いますよね。
できるだけ女性のほうにも近づけようとは思っても、やっぱり男から見る女ですよね。
他のアニメと違うのはあんまり都合よく作ってないってとこなんですけど、なんか擬似的なものって気がするんですよね。
本当の女じゃなくて」