10/09/04 21:02:29 r8nAw4Bv
東急リバブル作業所虚偽説明を追及
原告「購入時は隣地建物を資材置き場と説明を受けました。配布された地図にも『ソー
コ』と記述されています。しかし九月十三日付のお手紙には『作業場所』と記述してあり、
購入時の説明とは全く違います。これはどういうことですか」
今井「普段は木材などを保管し、時々、作業をされているというのが実態です。倉庫と言
えば倉庫ですし、作業所といえば作業所です。文言の問題です」
言葉を重ねる今井は、相手を封じ込めようとする呪術師のようであった。その主張は定義
の歪曲であり、むしろ定義破壊と言うべき詭弁であった。
原告「作業所ならば作業をする際に音が発生するものです。しかし倉庫は通常は物を保管
する場所で、作業の騒音は発生しません。居住者にとっては全く異なります。実態は作業
所なのに倉庫と説明して売るのは詐欺です」
今井の表情が奇妙に歪む。狡猾な詐欺師の打算がうごめいている。
今井「誤解を招いたのかもしれませんが、言い方の問題です」
原告「倉庫ならば人の出入りも少なく、静かですから、このマンションの利点としてカウ
ントしたほどです」
原告「購入前は倉庫と説明しておきながら、売った後は作業所であり、騒音は我慢しろ、
と言うのは卑怯です」
宮崎「もし騒音が社会的に見て許容できないものでしたら、管理組合を通して隣地に申し
入れをすることはできます」
原告「それは筋が通りません。最初から作業所があり、その所有者があらかじめ騒音が出
ると警告していたのですから、隣地所有者の立場に建てば、どんなに大きな騒音を出そう
と住民は文句を言えないでしょう」
宮崎「商業地域なので、ある程度の騒音が発生する施設ができるのは許容範囲内です」
真冬の石さながらに冷たい宮崎の表情があった。鉛を呑んだように不機嫌で顔色が悪かっ
た。生気というものが感じられなかった。
原告「電話でも何度も言いましたが、将来そういうものができたという問題ではありませ
ん。隣地所有者が予め騒音が発生するから覚悟するようにということを伝えておくように
依頼したのに説明されていないことを問題にしています」