08/08/08 10:43:12 FMWoLKaT
>>97
しかし、これだけの交通網や放送・通信施設が整った現代の日本で
明治維新をやった侍達が、こういう学校制度を作り維持するかは疑問だ。
なぜならば…出版・報道放送娯楽番組で、小さい頃からみんながみんな
自分は日本人だと思っていて、何の疑問もない。
さらに言葉だが、方言と呼ばれるものは、消滅し掛かっている。
行き過ぎてるくらいに、国民意識と共通言語は浸透している。
こういう状況下で、敢えて学校という場所に子供をかき集めて
国民意識を植え付けたり、共通言語を学ばせる必要はないだろ。
もう、みんながみんな、全員、自分を日本人だと思っているし
言葉なんかも、共通言語しか残っていないだろ、誤解を恐れず言うと。
反日の朝鮮人ですら、一定の学齢になると、国籍を選択しなきゃいけないそうだが
「同じ日本人なのに、なんで国籍を分けなきゃいけないんだ」って
TVに出てきて訴えてるくらいにまで、日本人意識は浸透してる…笑わしてもらったがw
それほどまでに、日本は国民国家建設に成功した国家だ。
一方で世界を見れば、近代国家・国民国家の建設は、なかなか難しいよ。
全国に小中高大学校を建設して、教員を雇って、維持運営するには費用がかかる。
学校の管理・運営の仕方で、色々な弊害も多い。
それよりは、通信技術や印刷出版物を使って、各家庭で教育が出来るなら
明治維新をやった侍達なら、こちらを選ぶと思うな。
明治以前は寺子屋、藩校なんかは、今の学校制度とは全然違う。
侍は藩校で教育を受けて、彼らが明治維新を推進した。
日清戦争や日露戦争を遂行した日本の指導者は、こういう侍が残っていた。
しかし時代が過ぎて先の大戦では、そういう侍達が一線を退いて
国民国家で教育を受けた指導者が、戦争を指導して敗北した…と私は見ている。
皮肉な感じだな。