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愛知県教育委はわいせつ不祥事まみれ…
愛知県教育委員会が“非常事態”に陥った。女子高生２人のスカート内を盗撮したとして、同県教委は
２５日、田原市立赤羽根中学校の男性教諭（３５）を停職３カ月の懲戒処分とした。教諭は同校１年生の
学年主任で退職願を出している。２６日にも依願退職する予定だが、今年度の同県教委による懲戒処分は
１２件目で、実にその半分が“エロ系”。こりゃ、どえりゃあ～でよ。
教職員不祥事の度に「あってはいけないこと」「教員としてあるまじき行為」などと謝罪を繰り返して
きた愛知県教育委員会の“負の連鎖”が止まらない。２０１０年度１２件目の懲戒処分は「盗撮」だった。
県教委によると、男性教諭は今月３日、赤羽根中で運動部のクラブ活動を指導した後、名古屋まで
約１時間かけて“盗撮遠征”に出かけた。
名古屋駅前にある百貨店内書店で、立ち読みをしていた女子高生２人のスカート内を、背後からビデオカメラで
盗撮したという。カメラを仕込んだバッグを床に置くなど、挙動不審だった教諭に保安員が気づき、
愛知県警中村署に通報した。
同署の調べに対し、盗撮の事実を認めた男性教諭は２２日、県迷惑防止条例違反容疑で名古屋地検に
書類送検された。
県教委が１２日に行った事情聴取に対しては「盗撮を始めたのは豊橋市内。２００８年の夏休みごろから」
などと明かし、さらに「名古屋市の地下鉄や地下商店街、百貨店などで十数件盗撮した」と白状。「しては
ならないことをしてしまった」などと肩を落としていたという。
県教委は昨年度（０９年）、１３件の懲戒処分を出した。うち８件がストーカー行為を含むわいせつ事案。
今年３月、あまりに多い不祥事を撲滅すべく『不祥事を起こさないためのチェックリスト』という名刺サイズの
注意喚起カードを作成。全教職員に配布したという。
しかし、その効果はなく、今年度の処分もすでに昨年並みの１２件。うち半分の６件が“エロ系”ときては、
文字通りの非常事態。ちなみに１２件中、７人の教諭が懲戒免職、依願退職で学校を去っている。
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