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★橋下知事「ダメ高校は、公立・私立とも退場。競争で大阪の教育の質を向上」 2
橋下知事は「カルテルのようなもの」と批判し、生徒が公立でも私立でも行きたい高校を
自由に選べるようにするべきだと主張してきた。
橋下知事は、人気のない公立高校の「撤退ルール」を策定する意向も示している。
2月、「募集定員の何割を下回れば公立は撤退、と決めておかねばならない。良い学校が
残ればよい」と述べた。
大阪府公立中学校長会が5日に発表した今春卒業予定の中学3年の進路希望調査結果に
よると、定員割れした公立高校が前年同期より13校多い21校に達した。中西府教育長は
14年度までは少子化がいったん底を打ち、高校の入学者数の増加が見込まれるとして、
「(深刻な定員割れなどの)問題が顕在化してくるのはそれ以降」との見方を示している。
その一方で、橋下知事は10年度当初予算案に、公立高校同士に競争を促す制度を盛り込んだ。
有名大学への進学実績で府内トップ級とされる北野、大手前など府立10校を「進学指導
特色校」に指定。手厚く支援するため、各校をオンラインで結ぶ進路支援システムの構築などに
1億637万円を計上した。
橋下知事は「頑張る学校は新たに特色校の指定に挑戦でき、そうでない学校は指定から外れる。
そのような競争のシステムが必要だ」と強調し、特色校を入れ替え制にするよう府教委に求めている。
芸術やスポーツの分野でも競わせる。コンクールなどでめざましい成果を上げた府立高校の
専門学科を支援する予算に3千万円を計上した。
府立高校校長は「脚光を浴びる生徒はごく一部。(学力的に)しんどい生徒を底上げすることが
大阪全体の活性化につながるはずなのに、そういう努力をした高校が評価される仕組みに
なっていない」と指摘する。
知的障害のある生徒とない生徒が同じ教室で学ぶコースを設置している府立高校の校長は
「勉強やスポーツ、芸術などの一面的な競争では得られない取り組みも必要だ」。(以上抜粋)
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