12/09/24 22:09:32.75 +X37R3mI
今日は珍しく早く帰れたので、久しぶりに家族で夕飯の出前をとる。
親父「しかし、あの馬鹿、何で人のものに手を出すかねえ?今度やったら本気でぶっ飛ばすわ」
姉貴「ちゃんと躾けないからこうなるんだよ。トイレも覚えてくれないし。どうしよう…」
すかさずここぞとばかりに俺が言葉を入れる。
俺「もっと頭のいい犬飼わない?もううんざりなんだよ。姉貴の悪趣味に付き合うの。
馬鹿でロンぱってて、常にぶるぶる震えてて、糞撒き散らすし、どこが可愛いわけ?」
姉貴がとてもよい表情を浮かべ
「……。馬鹿にはかわいさがわかんないんだよ。何でそんなこというの?
チョコがかわいそうじゃない!この人でなし!」
思いのほか俺の言葉はダメージが大きかったのだろう。言葉の前半の沈黙は動揺と迷いの現れ。
姉貴も立場上ああは言っているが、実はうんざりしているんじゃないだろうか。そう思えてきた。
チョコの餌の時間だ。
チョコを俺の部屋へ持って行き、特別メニュー「練乳チューブ1本」&「マヨネーズ1/2本」を
口にぶっ刺し、20分ほどかけて全部胃にねじ込んだ。
ゲハゲハいいながら落ち着かない様子。
あまりの高級食材に胃がびっくりしているのだろう。
「どうだ?みんな、少しずつお前の存在に疑問を持ち始めているぞ?
少しでも長くなるといいな?お前がここで生活できる時間が…
だが俺の復讐はこんなもんでは終わらんぞ?楽しみにしてろよ?」
震えるチョコの脳天を一発気合を入れて布団たたきでぶっ叩いた。