12/02/17 23:03:49.97 C9FNp8N3
さてみなさんこんばんわ
帰宅してから今まで僕は良猫とバカネコの爪を切る作業に苦労していました。
前足はの爪は切れました。深爪しないよう苦労したし、手の傷はバカのせいで増えたよ。
今日は打撃は禁止しました。死なれたら困るからね。
「こわくねんだよボケ騒ぐんじゃねーよ」と諭しましたが、本当は頭から熱湯かけてやりたかった。
その後夕ご飯にしました。予定通りバカには少量のエサと水なし。良猫には鰹節付きで優雅に時間かけて食わしました。
バカが唸って良猫のごはんを横取りしようとしたので、乾いたタオルで首を上から叩きました。痛くはないけど、音がいやなんだろうね。
ビクっとしてハーッってまた南洋に生殖する毒性植物みたいな表情ですわ。
良猫が不安になってウロウロしだすので、お前はいいんだよと撫でてやって、バカをリビングに誘導（駆逐）、思う存分ハーッさしてやりました。
コイツ、別に高い所とかに逃げないの。まだ起これば僕が言うことを聴くって信じてる。本当にバカ。
だから反復学習が大事なんだと、ルールの通り足の裏でフェイントかけてキック。転んですぐ歯向ってくるところを別フェイント→キック→繰り返し。
何というか、防御攻撃→脱出行為の流れを遮断するように考えて攻撃するのが難しいけどやりがいがある。
要はバカが怒りのカタルシスに達する（高速脱出する）前にテンションを下げさせてこの空間を継続し、疲れさせるのが目的。
本物の強ネコと違って執拗に止めをさす身体能力が無いからね、人間には。
爪を切られて今まで自慢だった戦闘効果が激減したバカは自信満々に僕の体にパンチを繰り出すけど、マッサージですわ。
強く蹴るわけじゃなく、バカに自分の無力さを味わさせるミッションだから僕の足取りは軽くてしなやかです。
小刻みにバカをゴロンゴロンさせてカーテンをまとめてあるコーナーまで追い詰めた。
さて、しゃがむ。
ここからは拳と拳の対話だぜ。手のひらを堅くして、親指以外の四本の指の広範囲を使ってはたく。「え、ベ」「にゃ」「シャーッ→べ」「なご」
腹から発するヴーなる威圧音が次第に威勢を失っていく。南洋フラワーも鮮やかさを失っていることを確認したうえで、少しずつ僕は後退します。
バカと目をそらさないまま、良猫がくつろぐ僕の部屋へ。ドアは全開にしときます。
バカはどうせしばらくしたらやってくるからね。ハーッ ハーッ言いながら、自分が強者なんだって目をひん剥いてさ。
そしたらお待ちかねの、布団だよ。
水はそのあとにあげようかね。