【猫の心筋症 2】at DOG
【猫の心筋症 2】 - 暇つぶし2ch485:475(2/4)
11/08/19 11:06:58.67 9fofGy3f
まず>>475にあります内容を経緯としてかかりつけに説明しました。

かかりつけは私が行った病院の院長の事は知っており、病院の大きさも
評判の良さ、設備の充実も知っていましたが何しろたくさん獣医師がいるので、
マニュアル通りの投与・検査をしたように受け取れるという事でした。

「t-PA製剤はタイミングの難しい薬で、投与のタイミングを間違うとまず
効かないし、検査では見つけられない部分にある傷や潰瘍からの出血が止まらなくなる。
緊急時にt-PA製剤が特効薬という判断は良くあるマニュアル通りの対応で、
人間の心臓や脳の疾患の時に良くやる(注:先生は人間は短時間に検査が十分に出来るが、猫は
なかなかそこまで出来ないという考えの元でお話しています)。猫→血栓→ああ心筋症ね、
じゃt-PA製剤ね、と考えたのだろうと思う」

とした上で、カリウム流出という説明については

「カリウムが大量に血中に出ているのは、この場合は尿が出ていない為と考えられる。
壊死した細胞から直接カリウムが流出するという説明は少し違う気がする。尿が出なくなったのは
血栓が腎臓に詰まって腎不全を起こしてしまっていたからかもしれないが、この
データだけでは判断がつかない。インスリンと糖を投与するのも重篤な心臓病患者に
やるマニュアルの対応だが、尿の排出を促す事もあるべきだ」

そして入院直後の血液検査データを見て

「もう大量の血栓により血管が塞がっている数値が出ている。
こうなったらt-PA製剤を使ってもすぐに溶けるのは難しい。僕ならば
最初に鎮静剤を使って血管拡張を促したい。血栓が詰まっている状態は
部位によっては痛みがあるので、筋肉が収縮して血管が細くなり一層詰まりやすくなっている。
まずは弛緩させて、その後はヘパリンと利尿剤を大量にまずは使いたいところだ。
(注:実際、回復し退院した際はその対応でした。不自由なままだった足ですが
徐々に回復、一見全く健常と変わらなくなりました)
t-PA製剤はタイミングで、大きな血管が詰まってから使う物ではなく
詰まりそうな時に使うものだと僕は思う。」



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