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第7次看護職員需給見通しに関する検討会(座長=尾形裕也・九大大学院教授)
に参加です。年内に取りまとめる予定の報告書の骨子案を基に議論となりました。まず、各県が策定した需給見通しに対してのヒアリング結果の報告の後、報告書骨子案の検討です。
骨子案は、「はじめに」「新たな看護職員需給見通しの策定」「長期的看護職員需給見通しの推計」「看護職員確保対策の推進」「おわりに」の5本柱で構成されています。
需給見通しによると、「常勤換算」では、2011年の需要見通しは140万4300人、供給見通しは134万8300人(充足率96.0%)。15年の需要見通しは150万900人、供給見通しは148万6000人(同99.0%)ということで5年後にはほぼ充足するとの内容です。
これまで第6次までの需給見通しでも5年で充足するとの報告書を繰り返しています。そして、毎回5年後の充足率の実態は「ハズレ」ているのです。同じ轍を踏まないために
都道府県の見通しを積み上げるだけではなく、看護師の労働環境の改善までも考慮して本検討会として戦略的に数値の上積みの必要性、すなわち今後、看護職の養成、定着のための予算獲得をにらみ、政治家や財務省にアピールできる報告書の作成を訴えました。