12/04/22 16:27:26.30 GVrGeptC
>>484
いわゆる「行政医師」が一生続けられる仕事かどうかはよく考えて
いろんな人の話を聞いてから結論付けた方がいいよ。
このスレの他の人も言っているように、研修後に直接県庁に入職してくる
ような医者は上昇志向が強いので、大学の公衆衛生とか厚生労働省に移る。
臨床出身で保健所に来るのは、トラブルとかでもう患者を診るのも嫌だ
というくらいの酷い目に遭った医者とか、臨床能力の低い医者が医局から
はじかれてくるとが多いけれども、そんな医者でも数年後には辞職を考える。
医師確保に自治医大の先生が時々行政医師に振り分けられてくるけれど、大抵
一・二年で僻地でもいいから臨床に還らしてくれと人事に泣きついてるよ。
私自身も、保健所というところは役所なので主役は事務屋さんで、医者は
単なる渉外のための「客分」に過ぎないということも分かってきた。
やりがいということを口にする人が多いけれども、実際は本庁が立案した
政策について疑問があっても、改善・変更を申し立てることはかなわず
「キミは黙って言われたことをやっておいたらそれでいいんだ!」が
回答なのも、このスレで今まで繰り返し述べられてきた通り。
ただ、残りの人生を給料だけもらって「隠れて生きよう」と決意した
私にとっては、無責任で苦悩しなくても済むので気分はとても楽。
医師敲きに嫌というほどさらされてきたから、一般人とか元の同業者から
何を言われても、安逸な現在の生活の方がはるかに大切。
よっぽどのヘタ打たん限り、医者はまだまだ貴重なので解雇はされない。
キミにもそこまでの決意はあるのかな?