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なぜ???大阪市が海外寄贈のバス 福島で復興支援に活躍
東日本大震災の被災地や東京電力福島第1原発付近で復興に一役買っているバスが、大阪市が海外に無償で寄贈したはずの車だったことが23日までに分かった。
市議会の指摘などで明らかになったものの、売買ルートは不明。被災地も巻き込んだミステリーに、大阪市は「複数の業者が介入しており、お手上げ状態」と調査を断念した。
大阪市交通局によると2008年1月、同市のNPO法人から「バスを譲ってほしい。ドミニカ共和国の駐日大使からの要請」という依頼が舞い込んだ。
交通局は同年5月、5台を提供。だが当時のドミニカ側の事情で計画は頓挫。NPO法人から輸送を請け負った大阪府和泉市の貿易会社に国外の業者から
「フィリピンで使いたい」との申し出があり無料で譲渡した。
その後、08年9月に宮城県白石市の中古車販売会社が、大阪府東大阪市の旅行代理店からバス5台を計約200万円で購入。国外の業者から旅行代理店に渡るまでの経緯は不明だ。
旅行代理店の男性社長は「客から頼まれ、売り先を探しただけ」と困惑している。
現在バスは、福島第1原発近くで復興作業に当たる福島県いわき市の建設会社、長野県富士見町の町役場、山形県の自動車教習所が1台ずつ所有。
残り2台は仙台空港で乗客の送迎をしている。交通局は昨年8月、市バスが仙台空港で走っているという新聞報道で転売に気付いた。
交通局はNPO法人に、下取り価格の相場の1台当たり約40万円を請求する方針。これに同法人の関係者は
「弁償なんてばかばかしい。被災地で役立っているなら、それで良いではないか」と話している。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
また大阪や・・・