12/06/26 18:06:36.07 gJC5a5TrO
>>387
止まってるって、大丈夫か?間合いの取り合いや虚実を仕掛けて打ち込む機を掴む為に
>>387には止まっているようには見えるかもしれんが駆け引きしてるぞ。
因みに剣道=足捌きによる技主体ってのはアウトボクシングみたいなもんじゃなく、
前後左右への足捌きによって生まれる力を剣の威力や技に転化する技術が主ってことだ。
剣術の用法的には
足捌きによる剣術
足捌き+体捌きによる剣術
体捌きによる剣術
こんな感じだろう。
足捌きによる剣は剣道の十八番。
足捌き+体捌きによる剣は一部の返し技程度、
体捌きによる剣は皆無(その代わりに体当たりからの技、色々と暗黙の了解のある鍔競り合い)
剣道を稽古ではなく剣術として見たらこんな感じだ(得手不得手がはっきり別れている)。
古流が立ち会いで剣道に勝とうと思ったらまず剣道の得意な足捌き主体の攻防を捌けないと無理だろ?
少なくとも剣道家に彼らの得意な間合での攻防に持ち込ませないだけの力量は必要だ。
剣道式でない稽古でそれが可能なぐらいの対人稽古をしている古流ってあるかな?
まぁ、剣道は足捌きによる剣とは言ったが、勿論剣道の足捌き・間合いにも問題はある。
左右の足の使い方が偏っている(特に左足)とか一足一刀の間合いに特化し過ぎとかな。
この辺りの問題で小太刀や短剣道に不覚を取る人間は結構いる。
小太刀の剣道形は(おそらく)仕太刀打太刀共に一番大切な要訣を
伝えていると思うのだが、ちゃんと学んでいないのも多いよなぁ。