12/01/03 22:07:14.00 dVohAXEm0
坂井「なぁ大介、お前一緒に走ったら勝ちゆずってくれるよな」
永井「もちろんだよヒロミちゃん。でも他の選手もいるから、勝てるかな?」
坂井「バカ野郎!それを何とかするのが師匠たるお前の仕事じゃねえか!」
永井「でもヒロミちゃん、最近は少し練習してくれるけど、才能が…」
坂井「だからお前はバカなんだ。弟子を育て勝たせるのが師匠の役割だろ?あ~ん、違うのか?」
永井「でもさぁ、ヒロミちゃんが勝つには八百長しかないでしょう。八百長はダメだよ」
坂井「おう、何甘いこと言ってるんだよ。一緒に番組組まれたら、お前の得意技の試走落車で何台か巻き込み、欠車にするんだよ」
永井「でも僕と同じ番組にヒロミちゃんが並べることあるのかな?せめてそこまで自力で上がってきてよ」
坂井「……」
永井「とりあえず、ヒロミちゃんのバイクは僕が徹夜で整備するね。だから頑張って!」
坂井「そんなの当たり前だろう。大介、お前当たり前のことしかできないのか?」
永井「でもヒロミちゃんは、当たり前のこともできないじゃない?」
坂井「バカ野郎!オート界でもアタシほど下手なスタートや遅い速度で走れる奴はいないだろう?だから当たり前じゃない、誰も出来ないことしてるんだよ」
永井「そうだね、確かに僕はヒロミちゃんのように遅く走れない。ヒロミちゃん凄い!」
坂井「やっとワタシの凄さがわかったか。本当に大介はバカなんだな…。ワタシは二人しかいない女子レーサーよ。オートの広告塔なのよ」