09/11/26 21:27:38 ynet0Lu5O
そう、あれは確か20年くらい前のある日、まだガキだったヲレ様はお年玉の残りがまだ何千円かあり、その小銭を増やそうと隣街にある行った事の無いパチンコ屋へと遠征した。
当時流行っていた一般台というと【ビックシューター】【レッドライオン】【スタジアム】という名の機種だった。
その中でもヲレ様は特に【ビックシューター】にハマっていて、もちろん他の台には目もくれず、当時大人気だったその機種【ビックシューター】の並ぶ島へと真っ直ぐに向かった。
その頃の一般的な交換率は、2円40銭の2000発で打ち止めであり、打ち止めになってる台は店員に申し出ると開放台として打たせてもらえたのだ。
もちろんその開放台になってる台は釘の調整が甘いので出る。
俗にいう【よく鳴く】というヤツだ。
ヲレ様は【ビックシューター】の島をキョロキョロしながら歩いていると、硝子の左隅に打ち止めの札が刺さっている台を発見した!
ヲレ様はすかさず頭上のランプをポチッと押し、パンチパーマかどうかは忘れたが店の店員を呼んだのだった!!
『すいません!この台開けて下さい!!』
ヲレ様は息を切らしながら店員に開放しろと訴えた!
《早く…早く打たせてくれセニョール》
『ダメだよ、高校生は…』