けいおん!SSスレat ANICHARA
けいおん!SSスレ - 暇つぶし2ch653:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/10 21:54:57 A73fU+vv
>>652
今帰った。わざわざレスしてくれたのにすまない。
2期始まったから少しは盛り上がってると思ったんだけど

ていうか律の本スレはいつ消えたんだ?
ニュー速にあるくらいだし。

とりあえずSSは明日暇なら投下します

654:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/10 22:43:08 2PFPNeW8
>>653
楽しみに待ってるぜ

さて、俺もSSを書かないと……

655:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/10 22:51:30 McrbEbNN
和好きだーーーーーーー!
和好きなんだーーーーーーーーーーーーー!!
もう君がいないとだめなんだーーーーーーーーーー!!!
今日おいしい鍋を作ったんだよーーー!!!!勿論君のために///
一緒に食べよう♪だから早く画面から出てきてよおぉぉぉ…





656:こんとん!90
10/04/11 10:45:44 jbxJrBRS
【推&唯2才 憂1才】
パパと喧嘩になった
推を病院に連れて行くと言ってきかない

どうしても推を病人にしたいらしい
ハッキリ言って、そんな事を言うパパの方がおかしい!

子供なんだから手が掛るのは当たり前
唯や憂がおとしすぎるから 余計にそう感じるのよ

――――
【推&唯3才 憂1才】
“広汎性発達障害”
それが推の診断結果だ

私はどうしたら……

――――
【推&唯3才 憂1才】
私は決めた
障害の事は関係なく 推を育てていこうと

推は私の子供なんだから、それは当然だ

幸い(?)にも障害は染色体異常によるものではなく 程度も中度、あるいは軽度なので健康面では全く問題はないと言われた

パパも子育てには協力してくれるって言ってくれたし、頑張らなきゃ♪

――――
【推&唯3才 憂2才】
思ってた以上に推の世話は大変だ

お風呂も食事も唯や憂の2~3倍は時間がかかる
それに ちょっとした事ですぐに機嫌が悪くなり、大声で泣き出す

毎日疲れる

――――
【推&唯3才 憂2才】
食事の時 ご飯を推の口に入れたのだが、それをすぐに吐きだして泣き出してしまった

いくらあやしても泣きやまず、つい私も大声で怒鳴りつけてしまった

だが 推はいつものように大声で泣き続けるだけだ

なんでママをそんなに困らせるの…

657:こんとん!91
10/04/11 10:58:03 jbxJrBRS
【推&唯4才 憂2才】
パパと話し合った結果、推は施設に預ける事にした

最近は推ばかりに係りきりで、唯と憂に手が回ってなかった

でも理由はそれだけじゃないこのままでは 私はいつか推に手をあげてしまうかもしれない

ごめんね推 何もしてあげられなくて
ごめんね…

――――
【推&唯4才 憂2才】
今日 推を施設に連れていった

施設は前に見学した事があったので心配はなかった
職員も皆さん優しそうだ

ただ 交通の便があまりよくなく、家から車で2時間半かかるのが難点だ


帰る時、推は私達を不思議そうな顔で見つめていた
私は泣かないようにしていたけど、以外な事にパパは泣いていた

推 すぐには無理かもしれないけど、またいつか一緒に暮らそうね

――――
【唯4才 憂3才】
最近忙しいくて推に会いに行ってない

推 元気かな

推・・・

――――
――
――

日記はそこで終わっていた


658:こんとん!92
10/04/11 11:33:35 jbxJrBRS
唯「そんな、知らなかった…」

憂「短い間だけど この家で一緒に暮らしてたんだね」

唯「・・・あれ?」ヒラリ~

1枚の紙が落ちた
『障害者用 生涯学習施設 なかよし学園』

憂「ここって、推姉さんが預けられた施設じゃないかな」

唯「多分そうだね」

憂「住所が書いてある
京都市 左京区 大原大見町 ○○○…、ちょっと遠いね」

唯「ねぇ憂、誰が推ちゃんを施設から連れ出したのかな?」

憂「たぶんお母さん達じゃなよ 最近は家に帰ってないし」

唯「じゃあいったい誰だろ?」

憂「…なら、施設に電話して聞いてみようか?
電話番号はこのパンフレットに書いてあるし」

何回電話をしても不通だった

憂「なんか おかしいね・・・」

唯「こんな施設本当にあるのかな~?」

憂「こうなったら、直接この住所に行ってみようか」

唯「でもかなり遠いよ 電車やバスも通ってなさそうだし」

憂「車があるから大丈夫だよ♪」

唯「そっかー、憂は免許持ってんだよね」(法令が改正され 15才から普通自動車免許証をとれるようになった事にします)

659:こんとん!93
10/04/11 11:43:19 jbxJrBRS
翌日 2人は目的の住所に向かっていた

現在は国道367号を北上

唯「何にもないところだね~」

憂「ここって 滋賀県との県境に近いところだね」

しばらく道なり進むと 分岐点に差しかかったナリ

唯「今度は国道477号だから えっと…左の道だね」

憂「周りは木しか見えないね まさに山道って感じだよね~」

唯「……」

憂「……」

唯「あ 川が見えてきた」

憂「百井川だよ多分、1度車を停めて地図を見よう」ブォーン,キキーッ

憂「地図だと この近くに施設に繋がる道があるはずなんだけど…」

唯「車を降りて探してみよー!」ガチャ

憂「そだね」ガチャ

2人は辺りを歩いて目的の道を探して回った
やがて

唯「ういーういー、見つけたよー!!」

憂「こんな所に…、木や雑草が邪魔で見えないよ」

唯「舗装されてないし車じゃ無理だよぉ」

憂「じゃあ歩いて行こうか」

唯「うん!なんか冒険って感じだね~♪」

姉妹は 北東に伸びる細い上り坂を喜々として進んだ

660:こんとん!94
10/04/11 14:02:30 jbxJrBRS
やがて開けた場所へと出た

憂「こんな所があったんだ、地図には載ってないよね」

唯「川が流れてるね さっきの百井川の支流かな~」

憂「あっちには民家が何軒かあるよ♪」

唯「隠し集落ってかんじだねぇ~~」

憂「多分ここはカルデラ(火山による凹地)じゃないかな」

唯「…お、看板発見!なんか書いてあるゾ♪」

┏━━━┓
┃なかよし学園┃
┃この先50m┃
┗┳┳━┳┳┛
・┃┃・・┃┃

憂「じゃあ もうすぐだ♪」テクテク

唯「……あ あれ」ガビーン!

憂「・・・電話が通じない訳だ」

そこに施設はなく、焼け焦げた残骸があるだけだった

唯「ど ど どうしよう、どうしよう??」

憂「落着いてお姉ちゃん 今燃えてるんじゃないんだから」

唯「そうだよね えへへ~♪」

手掛かりになりそうな物がないか 探してみた


唯「憂 何かあったー?」

憂「んー、何も・・・ないね」

唯「でも何で火事になったのかなぁ」

661:こんとん!95
10/04/11 14:04:02 jbxJrBRS
憂(推姉さんをさらった後に火を点けた…)

憂(証拠湮滅?)

唯「ここに来る時に民家があったじゃん、そこで何か聞いてみようよ」

憂「そうだね 何か知ってるかもしれないしね」

・・・・

唯「畑にカールおじさんみたいな人がいるよ!」

憂「本当だ あの人に聞いてみようか」

唯「すみませーん 芸能人だと誰に似てるって言われますか?」

カール「う~ん 若い頃は裕次郎に似てるってカミさんに言われたねぇ」

カール「それと…、旭にも似てるって言われた事あったなー」

唯「石原裕次郎に小林旭ねえ・・・」

カール「違う違う!範馬裕次郎にバーチャファイターのアキラだから」プンプン!

憂「調子にのんなハゲ」

カール「ピッピコリン(ごめんなさい)」

唯「それより なかよし学園について何か知ってませんか」

カール「…たしか 1週間前に火事になったんだよ しかも夜中に」

憂「火事の時に誰かいましたか」

カール「それが不思議な事に 以前は子供や職員さんがたくさんいたんだけど…」

唯憂「・・・」

662:こんとん!96
10/04/13 14:37:19 DjQmP8yX
カール「火事の時にはどうやら、誰もいなくなってたらしいんだ」

唯「じゃあ 被害者はいなかったんですか」

カール「そういう事になるなあ~、・・・おや?」ジー

オジサンは唯と憂を凝視した
カール「君達 推ちゃんによく似てるね~」

唯「推ちゃんの事を知ってるんですか!?」

カール「ああ~、良く知ってるよ~~」

カール「あの子は不思議な力を・・・う う ぅぎッ」

オジサンは突然苦しみだした
カール「う ぐ ぐ……ぐはぁ!!」ドバアァァ-ン

憂「爆発した!?」

唯「内部からの破壊…これは北斗神拳!?」憂「違う 全体的にバラバラにされているから、これは*デビルトムボーイよ!!」

(*キン肉マンに登場したキャラクター スプリングマンの必殺技)

唯「なんでこんな事に…」

憂「ここは危険かも…… すぐに移動しよう!!」

--帰りの車中--

憂「……」

憂「……」

唯「ねえ憂…」

憂「……」

唯「ねえ 憂ってば!!」

憂「え?」

唯「『え?』じゃないよ~ さっきからどうしたの?」

憂「もう 推姉さんについて調べ回るのは止めたほうがいいかも…」

唯「えぇー なんで~!?」

憂「私達まで命を狙われちゃうよ」

663:こんとん!97
10/04/13 14:43:33 DjQmP8yX
唯「そうかも知れないけどさ~~」

憂「・・・(ごめんね お姉ちゃん)」

・・・・

--平沢家--

唯(結局 何も分からなかった…)

唯(それよりも憂の態度が気になる…)

唯(あれは何かを隠してる…)

憂「お姉ちゃ~ん ご飯できたよーーッ!」

唯「ハーイ」

・・・・

唯「夕飯は……プリンとチャーハンとお好み焼き???」
唯(考え事をしてて 料理に集中できなかったんだ…)

唯「・・・あれ、憂どっか行くの?」

憂「う、うん… ちょっと純ちゃんの家に」

唯「こんな時間に」

憂「ノート貸したままだったから
すぐに帰ってくるよ」ガチャ,バタン

唯(嘘だな…本当はどこに行くんだろ…)

唯(後をつけてみよ)

憂を追うために 唯はユニコーンガンダムに乗り込んだ

唯「あれはシナンジュ!憂のモビルスーツだ」

憂「ふっ 貴様に私が倒せるかな」

唯「ラプラスの箱は渡さない!」

憂「ラプラスの箱はネオ・ジオンに必要な物だ!邪魔をするな!!」

唯「つ、強い!このままでは…」

この時 ボディ全体の装甲がスライドし、内部フレームが拡張された……唯の!!

唯「…あれ?ガンダムじゃなくて 私にデストロイモード発動しちゃった!!」

664:こんとん!98
10/04/13 14:49:41 DjQmP8yX
憂「デストロイモード発動したお姉ちゃんかわいい~♪」
唯「デストロイモードのせいでネタバレしそう…」

憂「ダメだよお姉ちゃん!
『オードリーの正体はミネバ・ザビ』
とか言っちゃ!!」

唯「MGユニコーンガンダムはパーツが多い!!」

憂「…それだけ?」

唯「それとデストロイモードの変身は面倒(マジで)」

憂「もぉ~ じゃあ私行くからね」

唯「行ってらっしゃ~い♪」
憂の乗るシナンジュは 空の彼方へ飛び去った

唯「フフフ 実は密かに発信機型ビットを取り付けたんだよん」

唯「レーダーで確認…桜高の北東……魔王城だ!!」

―魔王城―

憂「こんばんはー」

詩音「憂、どうしたアルカ?」

憂「うん たまたま近くに来たから…」

憂「それより推姉さんは?」

赤星「推ちゃんなら奥の部屋で寝てるよ」

憂「そう、ちょっと様子を見て来るね」トコトコ

憂は寝ている推の前髪をかき分け、そして…

憂「・・・あった!!」

(-q-)~…zzZ

憂「これのせいで推姉さんは…」

憂「でも…今楽にしてあげるからね!」

(@p@)/パチッ!!

推は突然目を覚ました

(*p*)/{ミミかゆい!ミミかゆい!}

憂「もう しょうがないな~ホラ膝の上に頭のっけて」カキカキ

665:こんとん!99
10/04/13 14:52:22 DjQmP8yX
(-p-)/[おぉぉ~~ これは最高だねぇ]

憂「よいしょ よいしょ♪」ガリガリ

憂「よいしょ…」ガリガリ

憂「……」ガリガリ

憂「・・・ちょっと多すぎ!」ガリガリガリガリ…

大量の耳クソが採出された
狂おしい程の…

憂「見て見て~ 耳クソがこんなにとれたよ~」

赤星「そんなの見せんなよ!!……こりゃ凄いな」

詩音「なんか動いてんですけど…」

お塩「耳クソって生きてんだっけ?」

赤星「原則 生きてない」

詩音「ちょっと臭いかいでみてヨ、赤星!」

赤星「なんで俺が!?」

憂「いいからいいから♪」

赤星「……」クンクン

赤星「OK!超クセーッ!!」
お塩「なんでOKなんだよッ どれどれ」クンクン

お塩「OK!マジで超クセーッ!!」

詩音「あ、ちょっと推ちゃん駄目アルヨ!」

(^p^)/クンクン…

(*p*)/[……うぅ~ お、おっ!!]

(*p*)/[おえぇぇぇぇ]ゲロゲロ,ビチャビチャ…

そこに唯澪律紬梓和が現われた

律「楽しそうだねぇ~ お好み焼きパーティかね」

お塩「ゲロだよゲロ!見りゃわかんだろ!!」

憂「皆さん どうしてここに?」

唯「この世の平和を取り戻すためだよ!」

666:こんとん!100
10/04/13 14:58:29 DjQmP8yX
こうして最後の闘いの火蓋が切っておとされた

――
第1試合:憂vs和

憂「お前の必殺技で お前を倒してやる!!」ガシィィ

実況「なんと憂選手、キャメルクラッチを和選手に決めたー!」

和「……あ、甘い」スボッ

実況「おおーっと、和選手の手刀が憂選手の大腿部にささった!!」

憂「ウギャーー!!wwww」

実況「これはたまらない!憂選手、技を解いてしまった!!」

和「くらえ!」

憂「ぐわぁぁぁぁぁッ!!」

実況「和選手のロメロスペシャル(吊天井固め)が決ったぁーーッ!!」

憂「うっ……」ブクブク,バタンッ

実況「「勝負あり!第1試合は和選手の勝利です!!」

和「アネキの事は忘れろ…
そうすればお前は もっと強くなる」

――
第2試合:押尾学vs詩音

詩音「私達は仲間じゃないアルカ!?」

お塩「黙れ、麻薬アーティスト!」

詩音「お前が言うな、この麻薬俳優!!」

お塩「うるさい!全ての女は俺にホレていて、俺はカート・コバーンの生まれ変わりで、俺自身がロックなんだ!!!!」

詩音「・・・」ポカーン

詩音「……参りました」

第2試合は詩音の棄権により詩音の勝ち


667:こんとん!101
10/04/17 18:12:15 vprFDhMT
第3試合:澪vs律

澪「フリッカージャブ!」ヒュンヒュン~

律「ダメだ、リーチが長くて近付けない…」タジタジ

澪「どうしたどうした、オラ!!」

律「よし、こうなったら」ダダダッ

実況「な,な,何と!律選手、フリッカーを肩でブロックしてそのまま澪選手の懐に入ったー!!」

澪「し、しまったー!」

律「これで終わりだ、デンプシロール!!!!」

梓「ちょっと待つですぅ!」

梓「澪先輩をイジメるなんて許さないですぅ!
澪先輩に加勢するですぅ!!」

実況「梓選手の乱入により、澪梓vs律の変則マッチになったぁーーッ!!」

澪「オラー!地獄に落ちろ!!」ドカドカッ

梓「脳漿ブチまけろですぅ!!!!」ポコスカ

律「や、殺られる……そうだ!」

律「オイ梓、澪がお前の悪口言ってたぞ」

梓「本当ですか!?・・・こ、殺す!殺して狐うどんにしてやる!!」

律「ククク…」

実況「今度は、律梓vs澪となってしまったぁー!」

律「オラー!冥府に落ちろ!!」バキバキッ

梓「羊水ブチまけろですぅ!!!!」パウパウ

澪「や、殺られる……そうだ!」

澪「オイ律、梓がお前の悪口言ってたぞ」

668:こんとん!102
10/04/17 18:14:57 vprFDhMT
律「本当か!?・・・こ、殺す!殺してホウ酸だんごにしてやる!!」

澪「ケケケ…」ニヤリ♪

実況「なぁ~んと、今度は/

…時間切れによりノーコンテスト(無効)

――
第4試合:紬vs赤星

紬「赤星、本当にアクシズを地球に落とすつもりなのか!?」

赤星「くどいぞ紬!汚れた地球は、我々ニュータイプによって粛清されるのだ!!」

紬「かつてティターンズを倒すために、共に戦ったじゃないか!」

赤星「もう私はクワトロ・バジーナではないのだよ!!」

紬「なら、ロンデニオンの停戦合意は破るつもりかぁーッ!!」

赤星「そんな約束を信じたアースノイド(地球人)がバカなのだよ!」

小惑星アクシズはどんどん地球に迫っていた

このままでは地球に落下してしまう!?

紬「地球は守る!」ガシッ

赤星「や、やめろ、放せ!!」ジタバタ

紬は 赤星の体ごとアクシズを押さえ込んだ

赤星「やめるんだ紬!お前も死んでしまうぞ!!」

紬「かまうものか!地球を守るためだーーー!!!!」

赤星「やめろ、うわあぁぁぁッ!体がぁーーッ!!」プスプス…

紬「うおおおぉぉぉぉ!!!!」ドカーン

……こうして因縁の戦いは終わり 地球の平和は守られた

669:νガンダム
10/04/17 18:17:45 vprFDhMT
エンディング曲↓↓↓↓

URLリンク(m.youtube.com)

670:こんとん!103
10/04/19 01:34:13 kQb52LNf
竜王戦第7局
推(名人)vs唯(素人)

(^p^)/[2二・歩(→成)]

唯「……2二・と」

(^p^)/[2二・桂(→成)]

唯「う~ん……2二・銀」

(^p^)/[2二・香(→成)!]

唯「推ちゃん早いな……2二・玉」

(^p^)/[3四・桂!!]

唯「や、やばい………3二・玉」

(^p^)/[2四・桂!!!!]

唯「穴熊が崩された!
・・・う~ん」アタフタ…

穴熊囲いの陣形を崩され 動揺する唯
そこに憂が現われた

憂「お姉ちゃん!」

唯「憂~」

憂「推姉さんは肉の芽によって支配されてるの!!」

唯「肉の芽!!……って何?」

(*肉の芽とは!!・・自分で調べて下さい)

憂「お姉ちゃん ジョジョ読んだ事ないの?」

唯「あのマンガ苦手なんだよね~」

憂「……」

唯「あの絵も、なんかダメなんだ」

(`p`)/[…あの~]

憂「お姉ちゃん……私を本気で怒らせる気!?」ゴゴゴゴ…

唯「う、憂……さん?」

憂はジョジョが大好きだった
憂「読んだ事ないのに ジョジョを酷評するのはおかしいよ!」

唯「た、確かに…」

憂「という訳で 今からジョジョ全巻(1部~6部)を読もうね♪」

(`p`)/[・・・]

671:こんとん!105
10/04/19 15:23:17 kQb52LNf
-7時間後-

唯「荒木先生のぉぉぉぉ、漫画はあぁぁぁぁ
世界一イィィィィーーーー!!」

憂「お姉ちゃん 分ってくれたんだね♪」

唯「ジョジョを読んで、つまらないと言う人間がいるか?
いなァァァ~~~~いッ!」

憂「それよりも、推姉さんのオデコを見て!!」

唯「あれが肉の芽!!!?」

(-p-)~zzZ…

憂「くそったれディオが、あれで推姉さんの精神を操っておるんじゃあああーーーーーーあああ!!」

唯「あれを潰せば 推ちゃんは元に!」

憂「Exactly(そのとおりでございます)」

唯「よし、2人で攻撃しよう!」

憂「うん 肉の芽をなくして、にくめないヤツにしよう。ヒヒ!」

唯憂「そりゃー!」メメタァ

(^p^)/{エンドレスエイト!}ガオン

唯と憂の攻撃は通用せず、逆に返り討ちにあってしまった

唯「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」

唯『おれはテレビを見てたら
8回 同じ話しがくり返されたんだ』

唯「な…何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのか分からなかった……」

(^p^)/[次の攻撃で終わりだ]サッ

憂「・・・」

唯(憂は気を失ってる…)

唯(ダメだ…体が動かない……)

672:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/19 15:24:41 kQb52LNf
↑間違えました

105ではなく104でした

673:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/20 22:44:52 Zx+Kl9AC


674:こんとん!105
10/04/22 23:31:02 EypXqeB8
>>671の続き

そこで問題です!

ボロボロの体でどうやって攻撃をかわすのか?

3択 一つだけ選びなさい

答え① 美人の唯ちゃんは突如 反撃のアイデアがひらめく

答え② 仲間がきて助けてくれる

答え③ かわせない。現実は非情である

(^p^)/[死ぬがよい!!]ピカッ

唯「……」

答え―③

………答え③、答え③、答え③

その瞬間 天使のディストーションが純白の光をはなった

唯「これは…新たな力!?」

唯は天使のディストーションを天高くかかげた

唯「全てのギターリスト達よ 私に力を貸して!」

唯「ファイナルフュージョン!!」

そこに澪律紬梓和が来た

澪「唯に羽が……しかも4枚!」

律「あ、あれは天使…?」

紬「あれは・・・女神よ!!」

(>p<)/[ピ、ピンチ……豊田エリー!!(誰?)]

唯「私は この世の混沌を治める『静寂の女神』」

唯「推ちゃん、今楽にしてあげるからね」ホワンホワ~ン

梓「ああ…唯先輩の体が光ってる」

唯「ヴァナディース・ランサー!!」ピシューーンッ

和「唯が光の矢になった!?」

(*p*)/{ヤッダバアアーァァァアッ!!!!}

紬「見て、推ちゃんの肉の芽が消滅していくわ!」

澪「唯が…唯が勝ったんだ」

675:こんとん!106
10/04/22 23:32:32 EypXqeB8
律「よっしゃあーーッ!!」

憂「お姉ちゃん!!」

和「信じられないわ、アナタがここまでやるなんて」

勝利に喜ぶ仲間たち
しかし 唯は悲しそうな顔をしていた

唯「みんな、私はもう…行くね」

澪「え…?どこに行くんだよ」

唯「私がいるべき 本来の世界へ」

律「何言ってんだ、ここがお前の世界だろ!?」

唯「私は人とは事なる存在
だから この人々が築いた世界にいてはダメなの」

律「そんなの分かんないよ!納得できない!!」

紬「唯ちゃんは人間でしょ、私たちの仲間でしょう!?」

唯「……ごめんね…みんな」
憂「やだ!お姉ちゃん行かないでー!!」ビェエエ~ン

唯「泣かないで憂・・・推ちゃんの事を頼んだよ」

唯「…………みんな、バイバイ」

憂「お姉ちゃあぁぁーーーーん!!!!」

そして唯は 空の彼方へと消え去った

676:こんとん!107
10/04/22 23:38:57 EypXqeB8
――――
――
――

こんにちは 平沢憂です

お姉ちゃんがいなくなってから しばらく経ちました

あの壮絶な戦いが まるで嘘だったかのように
世の中の時間はのんびりと流れています

私も あれはもしかしたら夢だったかのも?
と思う事があります

でも・・・

オレは ようやく のぼりはじめたばかりだからな

この はてしなく遠い けいおん坂をよ…

ミカン

・・・・

「…くん」

看護士「平沢くん!時間よ」

私は あの戦いで背中を痛めてしまいました
現在は入院リハビリ中です

看護士「今日のはちょっときついわよ」

憂「ふっふっ、そーかね」

看護士「あら 脅しじゃないのよ
耐えられる?平沢くん」

憂「はっはっはっ、愚問を」

憂「天才ですから」

677:こんとん!108
10/04/22 23:48:06 EypXqeB8
--10年後--

桜ヶ丘高校の音楽室に軽音部のメンバーが集まっていた

律「この音楽室に来るのも 久し振りだなぁ~」

紬「10年ぶりかしら」

澪「10年か……」

梓「もう そんなに経つんですね」

ガラガラガラ~

和「遅れてごめんなさい」

澪「しようがないよ、仕事忙しかったんだろ」

律「おッ 憂ちゃんと推ちゃんも一緒か」

憂「みなさんこんにちは~」

推「お久しぶりです
本日は遅れてしまい 大変申し訳ありませんでした」

紬「そんなに畏まらなくてもいいのよ 推ちゃん」ウフフ

律「それよりアイツはまだかな~」

澪「遅刻なんてアイツらしいな」

梓「もうすぐ来ますよ」

ドタドタドタ~

憂「来た来た♪」

和「足音で分かるわね…(全然変わってないな)」

ガシャーーッ!! 勢いよくドアが開かれた

唯「ゴメンゴメン、遅れちゃった!」

みんな「おかえりーー!!!!」


~Fin~

678:作者です
10/04/22 23:54:02 EypXqeB8
これにて『こんとん!』は終りです
半年間お疲れ様でした

このスレをこのようなssで独占してしまい、スミマセンでした

では さようなら


679:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 04:47:34 1GavxXTW
保守

680:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/03 00:39:18 5dijM3S0
あげ

681:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/05 02:34:41 mvvAq8M5
澪「今日の軽音部の活動について意見をまとめたいと思う!はい、律!」

律「はーい、皆でホラーDVDを見たいでーす」

澪「却下!はいムギ!」

紬「皆でお菓子を作りましょう♪」

澪「悪くはないけど急すぎ!改めて時間のある時に!はい梓!」

梓「練習がいいです!」

澪「はい唯!」

梓「スルーですか!?」

唯「缶けりがいい!」

澪「はい採用!それじゃ皆で缶けりをしよう!」

唯律紬「わーい♪」

梓「\(^O^)/」

682:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/08 23:08:41 c7JHUOG6
 , -、,- 、 '´    ヽ
/`゚`ii´゚`ヽ l i l_iハ_i l
( _ ⊂⊃,,.)| (ト!゚ ヮ゚ノl' <
  /、'iiiiつ=○)≡lU| 
(( (_(_ ノ_l_`ー'`-ヽ
  し∪ ∪∪


683:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/18 01:16:32 PebYNvYy
梓「軽音部オワタ\(^O^)/」

684:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/18 06:20:14 60IRlplw
27 png
URLリンク(www19.atpages.jp)
200907161109114c6s jpg
URLリンク(blog-imgs-33.fc2.com)
c1 jpg
URLリンク(blog-imgs-33-origin.fc2.com)


685:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/18 14:04:12 MN5aqYgx
ここのSSは「まとめ」のサイトってないの?
エロパロの方?


686:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/23 14:45:26 wqml7AKt
URLリンク(up3.viploader.net)
URLリンク(up3.viploader.net)
URLリンク(up3.viploader.net)
URLリンク(up3.viploader.net)
URLリンク(up3.viploader.net)
URLリンク(up3.viploader.net)


687:kKLj
10/05/27 03:57:35 Z05iDN09
けいおん!で一番不人気なキャラは?

688:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/27 09:57:42 5h+/hlkQ
DMCクロス面白かったな
「ふわふわファック!」

689:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/29 01:51:32 pUSjIZL+
よいスレだ

690:名無しさん@お腹いっぱい。
10/05/29 04:45:16 C/6z3aPd
確かに

691:放課後ティータイム ネプリーグ出演!
10/05/29 10:18:42 6sNlJBYL
○月×日(月) 夜7時 「放課後ティータイム」

今話題沸騰中の音楽グループ「放課後ティータイム」参戦!
キャプテンはドラム担当の田井中律 
ギター担当の平沢唯 ベース担当の秋山澪 キーボード担当の琴吹紬
同じくギター担当で最年少の中野梓
クイズでも脚光を浴びれるのか?

対するネプチューンチームは
昭和のアイドル代表格 浅香唯
昔はバンドをやっていたキレ芸人 カンニング竹山
注目は浅香唯が「唯ちゃんというアイドルは2人もいらないのよ!」
と平沢唯にライバル宣言!と常識対決以外の乱闘勃発!?

果たして勝利という名のステージに立てるのはどちらのチームか?

ここまでです。問題を考える時間を取るとかなりかかりそうです。
それまでしばらくお待ちください

692:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 03:15:03 B9ZGXUnd
このスレって……

693:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 03:16:00 B9ZGXUnd
うまく言葉にできないですけど、

694:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 03:17:36 B9ZGXUnd
あんまり面白くないですね!

695:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 07:14:28 SBQFKpz6
なら残り300レスで面白くすればいいじゃない

696:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 21:10:58 ik/i+VcL
おいおどれら、↓のスレの糞コテ”† 蒼い閃光 † ◆VKIF8WZmG6”がわしらをディスッとるけん、こいつを今すぐフルボッコにしたれや♪
スレリンク(wcomic板)l50

3 :† 蒼い閃光 † ◆VKIF8WZmG6 :2010/05/23(日) 19:10:52 ID:qvkaENZM0
  , - ー 、 | 
 〃;:三三ミ╋まーたけい汚ん豚か 
 !,イW(~,ノリ(E)スレにこもってろ  
 ゙w( ゚∀゚ノ/ /  
 ムモ壬ヨ}_,`   
  U曰÷!      
  ∠_,__j_,ゝ    
  /-/  |-|
60 :† 魔剣レガ † ◆VKIF8WZmG6 :2010/05/08(土) 17:24:08 ID:Vv3GZKT/0
    ____
  ,r '´____// ̄ ̄ ̄ ̄\
. /  <   .  彳丿; \,,,,,,,,/ u lヽ
/ /\ \.   入丿 -◎─◎- ヽミ
| |   \ \. (6| u:.::(●:.:.●)u:.::|6)
| |   /\ \ | :∴) 3 (∴.::|
| | rnl`h  \ \.、  ,___,. u .ノnl`h、
| | l l l l l  r  \ \.ー-----一' .l l l l l
| | | ヽr'´つ 萌豚 \ \   r 、.⊂' ヽ./ |
ヽ `ー一イ      \ \/ /`' `ー' -'
 \ \  けいおん豚 > /
    ヽ、______,,/
93 :† 魔剣レガ † ◆VKIF8WZmG6 :2010/05/09(日) 20:46:19 ID:8sBShatY0
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :                ヽ   i
::::::::::::::::::::::: : : : ::                  ヽ  みんな
:::::::::::::::::: : : :    デュラは糞小説       \ ヽ  デュラララ読もー
:::::: ::: : : :/けい豚\ けいおんこそ神        ∧_∧   ワイワイ
::::: : : :: : |/-O-O- | ブツブツ・・・      ∧_∧*‘∀‘)Λ_Λ
: : : : :  .| . : )'e'( : |             ( ^∀^)つ日)(^ ワ ^
___ l⌒i⌒⊂)___       ヽ   ( つ日) |   | つ日
    / ⌒'⌒    /         \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/||           ||\_____\_
_|||_____||/||          ||\||_____|||_
  |||   し し   .||  ||          ||  ||          |||

697:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 00:31:34 83pNcbVH
クソがとまらんのお~

698:ちゅうに!
10/06/05 19:00:47 83pNcbVH
私の名前は平沢唯、高校1年生です
高校生になった私は軽音部に入りました

699:ちゅうに!
10/06/05 19:12:40 83pNcbVH
―音楽準備室―

唯「みんな 遅くなってゴメンね~」

澪「ククク…貴様から力を感じるぞ」

唯「えっ?」

澪「ククク…私の力と共鳴しているようだ」

唯「」ポカーン

澪「ククク……」

この娘は澪ちゃん
"じゃきがん"とかいうのを持ってるそうです

本人が言うには、とても危険な能力だそうです

澪「……」

澪「……」

澪「…うっ、ぐはっ!」

700:ちゅうに!
10/06/05 20:30:29 83pNcbVH
>>699の続き

唯「え・・・み、澪ちゃんどうしたの!?」

澪「ち、力が…暴走を…」

澪「…う、くくッ」

澪「」バタン

紬「澪ちゃん大丈夫?」

澪「し、心配は無用だ…ハァハァ」

紬「でも…、困ったわね
闇属性の澪ちゃんにはケアルは利かないし」

唯「闇属性?」

この娘はムギちゃん
おっとりぽわぽわのFF(ファイナルファンタジー)大好きっ娘です

701:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 22:08:25 tKfIm3Rr
どう見てもこんとんの人だろうけど「独占してスミマセン」の後に続けるってどうなのよ

702:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/27 18:48:34 dFc6GlNM
明石薫(絶対可憐チルドレン)と涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)
・アニメ声優が同じ
・活動的な女性で運動神経もいい
・超人的な力がある
・その力で世界をとんでもないことにする可能性があり、気付いた人たちがそうならないようにあくせくしている
・どうやら彼女と世界の行方を握るのは彼女のそばにいるトーヘンボク男のようだ
・結構ツンデレ
・同性にセクハラを結構する
・本能で青背景の夢空間にそいつを連れ込み甘いひとときを過ごそうとするが拒否られ、
 キスで誤魔化されて目覚める (上で既出だが)
・勝ち気で積極的な性格なのに自分の色恋沙汰には意外に奥手
・独占欲が強くて焼き餅妬き
・髪が年代で長くなったり短くなったりする
・団体内でリーダー的位置
・容姿に優れているが学校内では男からモテない
「真の最終回は映画で」「次の映画版が真の最終回」と言い続け、長年ファンをやきもきさせてきた「仮面ライダー
ディケイド」がTVシリーズ開始から40周年の今年2049年年末に公開される劇場版でついに完結する。

主人公「カドヤ・ツカサ」を演じるのは、初代ディケイド主人公門矢士を演じた井上正大さんの孫井上超大さん。
正大さんは謎の老人「ヒカリエイジロウ」役で孫と競演する。

その他第一期平成仮面ライダーで主人公を演じた俳優が初めて勢揃いするのが話題となっている。
現在「水戸黄門」でもっともイケメンな黄門様を演じてる水嶋ヒロさん、カルト番組「たっくん倶楽部」司会者の
半田健人さんらも出演するが、中でも注目はオダギリ・ジョーさんが49年ぶりに仮面ライダークウガの主人公
五代雄介として登場する事。オダギリさんは「役者としての自分の集大成として原点を見直すため出演を決意
した」と語っている。

昭和ライダー俳優は高齢なので声での出演となるが、藤岡弘。(百歳を期に改名)、倉田てつをさんは、記者会見
で力強い変身!ポーズを披露。オールドファンを熱狂させた。
グレートゴッドワイバーンGSXBLハイパージェットシャトルファイヤーポリスジャイロドリルサブマリンステルスロボ

(けいおん!)と(東京ミュウミュウ)と(Yes!プリキュア5)
平沢唯、夢原のぞみ、桃宮いちご =天然ドジっ娘主人公
田井中律、夏木りん、藍沢みんと =勝気なボーイッシュ系
中野梓、春日野うらら、黄歩鈴 =メンバー内最年少でツインテール
琴吹紬、秋元こまち、碧川れたす =控えめなおっとり系
秋山澪、水無月かれん、藤原ざくろ =ワンレンヘアーでメンバー内最長身なクール系

703:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/30 13:55:00 dDX6+lDO
明石薫(絶対可憐チルドレン)と涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)
・アニメ声優が同じ
・活動的な女性で運動神経もいい
・超人的な力がある
・その力で世界をとんでもないことにする可能性があり、気付いた人たちがそうならないようにあくせくしている
・どうやら彼女と世界の行方を握るのは彼女のそばにいるトーヘンボク男のようだ
・結構ツンデレ
・同性にセクハラを結構する
・本能で青背景の夢空間にそいつを連れ込み甘いひとときを過ごそうとするが拒否られ、
 キスで誤魔化されて目覚める (上で既出だが)
・勝ち気で積極的な性格なのに自分の色恋沙汰には意外に奥手
・独占欲が強くて焼き餅妬き
・髪が年代で長くなったり短くなったりする
・団体内でリーダー的位置
・容姿に優れているが学校内では男からモテない
「真の最終回は映画で」「次の映画版が真の最終回」と言い続け、長年ファンをやきもきさせてきた「仮面ライダー
ディケイド」がTVシリーズ開始から40周年の今年2049年年末に公開される劇場版でついに完結する。

主人公「カドヤ・ツカサ」を演じるのは、初代ディケイド主人公門矢士を演じた井上正大さんの孫井上超大さん。
正大さんは謎の老人「ヒカリエイジロウ」役で孫と競演する。

その他第一期平成仮面ライダーで主人公を演じた俳優が初めて勢揃いするのが話題となっている。
現在「水戸黄門」でもっともイケメンな黄門様を演じてる水嶋ヒロさん、カルト番組「たっくん倶楽部」司会者の
半田健人さんらも出演するが、中でも注目はオダギリ・ジョーさんが49年ぶりに仮面ライダークウガの主人公
五代雄介として登場する事。オダギリさんは「役者としての自分の集大成として原点を見直すため出演を決意
した」と語っている。

昭和ライダー俳優は高齢なので声での出演となるが、藤岡弘。(百歳を期に改名)、倉田てつをさんは、記者会見
で力強い変身!ポーズを披露。オールドファンを熱狂させた。
グレートゴッドワイバーンGSXBLハイパージェットシャトルファイヤーポリスジャイロドリルサブマリンステルスロボ

(けいおん!)と(東京ミュウミュウ)と(Yes!プリキュア5)
平沢唯、夢原のぞみ、桃宮いちご =天然ドジっ娘主人公
田井中律、夏木りん、藍沢みんと =勝気なボーイッシュ系
中野梓、春日野うらら、黄歩鈴 =メンバー内最年少でツインテール
琴吹紬、秋元こまち、碧川れたす =控えめなおっとり系
秋山澪、水無月かれん、藤原ざくろ =ワンレンヘアーでメンバー内最長身なクール系

704:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/14 02:00:53 55n336Iz
ここまだあったのか
誰かなんか書くでおじゃる

705:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/19 13:23:50 PfSgl5e6
明石薫(絶対可憐チルドレン)と涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)
・アニメ声優が同じ
・活動的な女性で運動神経もいい
・超人的な力がある
・その力で世界をとんでもないことにする可能性があり、気付いた人たちがそうならないようにあくせくしている
・どうやら彼女と世界の行方を握るのは彼女のそばにいるトーヘンボク男のようだ
・結構ツンデレ
・同性にセクハラを結構する
・本能で青背景の夢空間にそいつを連れ込み甘いひとときを過ごそうとするが拒否られ、
 キスで誤魔化されて目覚める (上で既出だが)
・勝ち気で積極的な性格なのに自分の色恋沙汰には意外に奥手
・独占欲が強くて焼き餅妬き
・髪が年代で長くなったり短くなったりする
・団体内でリーダー的位置
・容姿に優れているが学校内では男からモテない
「真の最終回は映画で」「次の映画版が真の最終回」と言い続け、長年ファンをやきもきさせてきた「仮面ライダー
ディケイド」がTVシリーズ開始から40周年の今年2049年年末に公開される劇場版でついに完結する。

主人公「カドヤ・ツカサ」を演じるのは、初代ディケイド主人公門矢士を演じた井上正大さんの孫井上超大さん。
正大さんは謎の老人「ヒカリエイジロウ」役で孫と競演する。

その他第一期平成仮面ライダーで主人公を演じた俳優が初めて勢揃いするのが話題となっている。
現在「水戸黄門」でもっともイケメンな黄門様を演じてる水嶋ヒロさん、カルト番組「たっくん倶楽部」司会者の
半田健人さんらも出演するが、中でも注目はオダギリ・ジョーさんが49年ぶりに仮面ライダークウガの主人公
五代雄介として登場する事。オダギリさんは「役者としての自分の集大成として原点を見直すため出演を決意
した」と語っている。

昭和ライダー俳優は高齢なので声での出演となるが、藤岡弘。(百歳を期に改名)、倉田てつをさんは、記者会見
で力強い変身!ポーズを披露。オールドファンを熱狂させた。
グレートゴッドワイバーンGSXBLハイパージェットシャトルファイヤーポリスジャイロドリルサブマリンステルスロボ

(けいおん!)と(東京ミュウミュウ)と(Yes!プリキュア5)
平沢唯、夢原のぞみ、桃宮いちご =天然ドジっ娘主人公
田井中律、夏木りん、藍沢みんと =勝気なボーイッシュ系
中野梓、春日野うらら、黄歩鈴 =メンバー内最年少でツインテール
琴吹紬、秋元こまち、碧川れたす =控えめなおっとり系
秋山澪、水無月かれん、藤原ざくろ =ワンレンヘアーでメンバー内最長身なクール系

706:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/19 22:45:50 RNMhATno
デブになってダイエットするやつって何でしたっけ?
澪がムギにつっこんで重傷にした奴

707:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/20 04:04:54 PkicUaYT
>>706

ポツダム宣言

708:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/21 09:17:45 Lbobr/iO
天草シノと秋山澪が入れ替わったどうなる?
七条アリアと田井中律がれ替わったどうなる?
生徒会や軽音部やどうなるの?
教えて

709:名無しさん@お腹いっぱい。
10/08/29 07:46:11 +aWG9Uva
リツムギ戦の続きってある?

710:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/07 20:50:57 IckKf5V2
SSは結構読んだけど、アニメ見たことなかったんで、今見てる。
SSで印象に残ったところがアニメに出てくると楽しいねw
「まあまあまあまあ」とか「夢だったの~」とか
さわちゃんが唯の指を触ってるのを、ムギがうるうるしながら見てるとかw。
「フンス」がまだわからんw。

711:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/12 03:20:25 QV/tXeg9
1ヶ月掛かってようやく物語全体の構想と流れが纏まった。
あとはキャラ毎の行動とかエピソードとか考えてうまく物語を繋げば完成だぜ
とりあえず半分位は出来てる。

以上俺からの経過報告でした。

712:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/12 03:40:41 bo0NlXz5
>>710

フンス→糞す

713:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/14 02:09:10 ou9JNz6Y
>>711

こんとん!の作者?

714:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/15 01:23:02 RhnzGEOq
>>713
違うんだすまない
でも数年前感動系の短めの文章を書いたときは思いのほか好評だったから今回もそうなるように頑張ります
とりあえずラストシーンはアニメ全て見てからでないと書けない

715:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/15 21:42:20 Cj1ctop1
スレ 皆さんへ!【一生のお願いです!!】

いま年に一度の最大の萌えキャラ大会(最萌トーナメント)が開催されていますが、


  けいおん!!の平沢唯が最大のピンチです。 


お願いです!!  一票でいいから投票して下さい!!

よろしくお願いいたしまああああああああああああああああっす!!!

【投票の手順】(簡単です。)

①このURLを踏めばコードの発行が自動的に行われます。URLリンク(ast2010.rgr.jp)
(22:55に発行が行われます。投票締め切りが23時なので5分しか時間がありません)スミマセン。


②このURLの投票スレに入り、スレリンク(vote板)
下の【コピペの内容】を貼り付けして
 以下の細工をお願いします。

  
←の左に取得したコード票の貼り付けをします。
 
  ( )内に何でもいいからコメントを書き込んでください。

【コピペの内容】

     ←
<<平沢唯@けいおん!!>>
 (        )

                    



そして書き込みボタンをクリックしてください。

よろしくお願いいたします。



716:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/25 01:52:01 xXo5vTTw
>>715
悪い、ハングル語わからないから日本語で頼むニダ!!

717:名無しさん@お腹いっぱい。
10/09/28 06:50:45 oPt6KiyM
>>714

>>713
> 違うんだすまない

謝らんでよか。あの作者ちょっと頭イカれてるからwww

ところでマダー?

718:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/06 21:11:03 V7BGZUOq
映画はこのスレを参考にするそうな

719:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/09 07:36:35 KEUzlTcQ
アゲアゲ

720:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/21 12:24:56 ycSOWuSi
バッガッジュン

721:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/22 02:51:39 fV2oFc/j
うげげぇ、げろげろり~ん

澪「どうかな?」

722:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/24 23:59:23 bWlNhwX5
体操世界選手権の予想

鉄棒1位はファンビュヘン、植松は3位

的中したら誰かss書いて

723:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/03 23:26:28 f4fJEatP
澪「ナルチョ...私もこんなベーシストになりたい!」

724:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/04 17:53:09 umeDJHn1
唯「あ~ずにゃん!ネコ耳つけてみてっ!」
梓「ダメですっ!唯センパイ・・。」
唯「つけたら練習するから!」
梓「じゃあ・・・ちょっとだけですよ・・。」
唯「うわああああ!萌え萌えキュンっ!」
憂「梓ちゃん、とっても似合ってるよ!」
梓「そう・・・かな・・・?」



725:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/05 17:46:17 cD8W24vE
憂「お姉ちゃん!焼き芋買ってきたよ!」
唯「やきいも~♪」
憂「まだ熱いから気をつけてね!」
唯「熱すぎて持てないよ・・・。」
憂「はい、半分に割ってあげる!」
唯「1本の大きな焼き芋を仲良く半分ずつ・・。」
憂「お姉ちゃんと半分ずつ・・・。」
唯「う~ん・・・・おいしい~!」
憂「お姉ちゃん、あわてて食べると!」
唯「フガフガ!!のどにつかえる!」
憂「お姉ちゃん!大丈夫?はい、お茶飲んで!」
唯「ふう~・・。苦しかったけどおいしかった!」
憂「お姉ちゃんったら・・。」



726:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:34:44 syIRJ6Lk
今更の話ながら、田井中律は乙女である。
普段の、少年ぽく道化がかった振る舞いを見ていると忘れがちだが、彼女も一人の少女である。
いや、むしろ気恥ずかしさから隠してしまうというだけで、女の子願望は人一倍強い。
縁が無かったというだけで、恋に恋して思いふける夜も有る。

そんな彼女に、幼馴染の親友は言う。
「律はチマチマした事が苦手なのに、ボタン付けは早いよな。」
当然である。
『彼の服の取れかけたボタンを付けてあげて、女の子アピール。』の為、隠れて練習していた。

高校になってから出来た友人は言う。
「律ちゃんの作ったハンバーグ、すっごく美味しいよ~。」
当然である。
『男子が女子に作って貰って嬉しい料理』で、カレー、肉じゃが、ハンバーグは鉄板。
家族にも好評だし、気合を入れて頻繁に作っている。

そんな彼女も今年の春に高校を卒業し、今は花の女子大生だ。
今の彼女のテーマは”キスする時の表情”である。

727:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:37:22 syIRJ6Lk
【一日目】

律は自室で一人、ベッドで寝転がりながら鏡に向かって独り言を呟いていた。

律「・・・・う~ん、解らん。」

目を開けたままというのは変だし、だからと言って目を瞑ると鏡が見えない。
無理に見ようとすると、薄目を開けて引きつった自分の顔が見えるだけである。

律「こうなったら、誰か他の人に見て貰うしかないよなぁ。
  そう言えば、澪が後で来るからアイツに頼むか?
  でも、澪の奴・・・きっと笑うだろうなぁ。
  いや、澪だって好きだの恋だの歌詞で書いてるくらいだし、笑ったりしないさ。」

15分後

澪「プッ・・・・、ハハハハッ!!
  律が一人で鏡に向かって、ファーストキスの予行練習!?
  ちょっ・・・、お、おかしすぎる・・・クククククッ!!」
律「そこまで笑うかぁ?!」
澪「だいたい、そんなの律には必要無いだろ?キスする相手は居るのか?」
律「な、なにおう!
  アタシだって、ちゃんと相手くらい居るわ。」
澪「ほほう、居るんだったら教えてくれないか。」
律「へ?」
澪「居るんだったら、言えるだろ?
  相手の名前とか、どんな感じで知り合ったかとか。
  律には前にも、こういう内容で騙された事が有るからな。」
律「え・・・え~と・・・。」

そこで、田井中律は考える。
考えてみれば、そもそも同年代の男と親しく話す事自体、最近は無かった様な気がする。
いや・・・一人居た。弟の友人で、最近になって頻繁に家まで遊びに来る男子が。
勝手に名前を騙るのも気が引けるが、このまま澪に言い負かされるも癪である。

728:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 02:38:20 syIRJ6Lk
律「・・・・翔くんって言うんだ。」
澪「え?」
律「聡の友達でウチに遊びに来た時に知り合ってさぁ。
  洋服のボタンが取れかけてるの付けてあげたりぃ、
  両親の帰りが遅いからいつも独りで御飯食べてるって言うから
  ハンバーグ作ってウチの晩御飯に呼んであげたりしてたらぁ、
  なんかアタシに惚れちゃったみたいでぇ。」
澪「で・・・でも、聡の友達って、かなり年下じゃないのか?」
律「そうなんだけどぉ、むこうが熱心に告白してきたしぃ。
  それに、近い内にサッカー部のレギュラーになれそうだって頑張ってるし、
  応援してあげたくなっちゃったって言うかぁ。」

ボタン付けをしてあげたり、晩御飯に呼んであげたのは事実だ。だが、断じて付き合ってはいない。
サッカー部のレギュラー云々も事実とは言え、我ながら驚くほどスラスラ出て来るものである。

律「それでねぇ、もしレギュラーになれたらぁ、
  年上の彼女としては、ご褒美でチューとかしてあげちゃおうかなぁ、なんてぇ。」
澪「・・・・。」
律「・・・どうした、澪?」
澪「・・・・聞いてない。」
律「へ?」
澪「聞いてないぞっ!!
  どうして、相談してくれなかったんだっ!!」
律「お、おい、何をいきなりキレてんだよ、澪。」
澪「だからっ!!
  そういう事が有ったんなら、何で私に一言の相談も無かったんだよっ!!」
律「え・・え~と、別にいちいち澪に相談することじゃ無いっつーか。
  いや~、うっかりしてたなぁ、ハハハハハ・・・・。」
澪「・・・帰る。」
律「お、おい、どうしたんだよ澪。機嫌直せよ、な。」
澪「私が機嫌を直さなくっても、律には翔くんがいるんだろ?」
律「な、何言ってんだよ澪。
  お~い、本当に帰んなよ。澪ぉ~。」


(【二日目】に続く)

729:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:20:50 syIRJ6Lk
【二日目】

平沢邸、唯の部屋にて。平沢唯と田井中律。

唯「ふ~ん、昨日はそんな事があったんだ~。」
律「ああ、そうなんだ。
  あの後、澪に電話しても出てくれないし・・・。
  ワリいな、変な相談で押しかけて。」
唯「ううん、別に良いよ~。
  で、律ちゃんは澪ちゃんと仲直りしたいんだね?」
律「ああ。」
唯「では、良い方法をお教えしましょう。」
律「おおっ!」
唯「それは・・・律ちゃんが澪ちゃんに『ごめんなさい。』と言えば良いと思います。」
律「・・・おい。」
唯「?」
律「それが出来ないから困ってるんだろ?!
  正直、澪が何をあんなに怒ってるのかも解んねぇから、
  どう謝ったら良いかも解んねえし。」
唯「だからね、そこも含めて『ごめんなさい。』なの。」
律「はぁ?」
唯「うんとね、私も澪ちゃんじゃないから、澪ちゃんが何をそこまで怒ってんのか解んない。
  でもね、律ちゃんが、澪ちゃんを怒らしたのを悪かったなぁって思ってて、
  澪ちゃんと仲直りしたいなぁって思いながら言えば、きっと澪ちゃん解ってくれるよ。」
律「そう・・なのか?」
唯「大丈夫だよ。だって、律ちゃんと澪ちゃんの仲だもん。
  きっと、澪ちゃんだって律ちゃんと仲直りしたいと思ってるよ。
  何で澪ちゃんが怒ったのかも、澪ちゃんに聞いて、次から気をつければ良いんだよ。
  うん、律ちゃんなら出来るよ!」
律「お、おう。
  そうだな。もう一度澪に電話して、まずは『ゴメン』って謝ってみる。
  その・・・サンキューな、唯。」
唯「エヘヘヘヘ。いやぁ、それほどでもぉ。」

730:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:27:45 syIRJ6Lk
唯「それはそうと、田井中殿。」
律「ん?」
唯「鏡に向かってファーストキスの練習をしてたとは、
  お主もなかなかの乙女ですなぁ。」
律「なっ・・・・っ!!
  そ、そういうオマエは、した事無いのかよ!!」
唯「してるよ?」
律「やけにあっさり認めるな、おい。」
唯「え~~、でもファーストキスって人生に一度きりだよ~。
  女の子の一生の思い出だよ~。バッチリ決めたいのはフツーだよ~。」
律「そ、そうだよな。別におかしい事じゃないよな。うん。
  でさ、鏡見ててもイマイチ解らないんだけど、お前はどうやってんだ?」
唯「憂に見て貰ってます。」
律「なるほど、妹という手が有ったか。
  ウチの場合・・・聡にはゼッテー頼めねぇな。」
唯「それなら、律ちゃんは私が見てあげようか?憂にも見てあげてるし。」
律「そ、そうか?その・・・頼む。」

唯「じゃあ、まずはいつもしてる感じでどーぞ。」
律「え~と、目を閉じて・・・ちょっとアゴ上げて・・・こんな感じ?」
唯「ハイ、30点。」
律「おい!いきなり点数つけんのか?つーか、そんなに酷いのか?」
唯「え~、だって唇がタコチューだし、眉間にシワよってるよ~。
  もっと、自然な感じでいかなきゃ~。」
律「そうか?つーても、自然な感じって言われてもなぁ・・・。」
唯「もぅ、律ちゃんたらしょうがないなぁ。ほ~ら、もっとリラックスして。」
律「お、おい!!いきなり肩を抱くなよ。」
唯「でも、こういうのも慣れとかないと、本番で慌てちゃうよ?」
律「それはそうかも知れないけど・・・って、アゴに手とか添えんじゃねえ!」
唯「うふふっ、なんか律ちゃんとここまで顔が近いのって初めてだよねぇ。」
律「バ、バカ!!息がかかる距離で、そういう事言うなよ!!」
唯「では、この体勢で、さっき注意した所も踏まえての表情の練習どーぞ!」
律「も、もうやめにしようぜ。正直、これ以上の気恥ずかしさには耐えられん。」
唯「え~、これで終わっちゃったら練習にならないじゃ~ん。
  ハイ、律ちゃんのファーストキスは残念な結果に終わります。ご愁傷様。」
律「く・・くっそう・・・。やりゃ良いんだろぉ・・・。」
唯「ハイ、その通りです。
  ・・・うん、さっきよりずっとイイカンジ。じゃあ、ちょっと顔を斜めに傾けて。
  後、唇も少し開いて・・・じゃあ、いくよ?」

731:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/22 15:33:13 syIRJ6Lk
律「いくって何を?・・ムグッ」
唯「んちゅぅぅぅ」
律「・・・プハッ!お、お前っ・・!!」
唯「アァン、律ちゃん逃げちゃダメだよ~。」
律「逃げちゃダメじゃねぇ!!いきなり何すんだっ!!」
唯「いや~、私も律ちゃんの顔が近くに有ったからドキドキしちゃって思わずぅ。」
律「思わずぅって、お前なぁ!
  ア・・・アタシ・・初めてだったんだぞぉ。」
唯「そんなに気にしなくても、大丈夫だよ。
  憂の時も『女の子同士はノーカウントだから、私は平気だよ。』って言ってたし。」
律「憂ちゃんにもしたのか?!
  それに、それは本当に平気なんじゃ無えっ!!
  つーか、後で憂ちゃんと気まずくなったりとかしなかったのかよ?」
唯「うん、流石に、本当にキスしちゃったのは一回だけだし。
  それに、最近は憂の方から『お姉ちゃん、また練習しよ。』って言うんだよ。
  憂ったら、期待に満ちた上目遣いとか、すっごく上手いんだ。
  もう、姉の私でもクラクラして、またキスしそうになっちゃうんだよ。」
律「・・・・。」
唯「・・・律ちゃん?」
律「スマン。なんかマジで混乱してきた。」
唯「そう?とにかく、律ちゃんもステキなファーストキスが出来るように一緒に頑張ろうね。」
律「多分、お前の中のファーストキスとアタシの中のファーストキスは別のモンだと思う。」
唯「え~、そんなぁ。」
律「悪い、唯。勝手に押しかけてなんだけど、
  なんかスゲー疲れたから、もう帰るわ。」
唯「うん、解った。また、何か有ったら来てね。」
律「おう。」
唯「あ、それから律ちゃん。」
律「何だ?」
唯「澪ちゃんと早く仲直りできると良いね。」
律「・・・そうだな。今日はサンキューな、唯。」



732:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/23 21:20:11 X/YrcEmY
かわいい

733:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 13:06:59 vgrxvscA
続き期待

734:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:53:35 94XeOGI9
>732 733
初投稿です。
一週間振りに覗いたらレスが付いてて嬉しいです。
とりあえず、【三日目】貼ります。
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。


735:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:54:20 94XeOGI9
3日目】

ハンバーガーショップの席にて。琴吹紬と田井中律。

紬「ふ~ん、そんな事があったんだ。それで、澪ちゃんとは仲直り出来たの?」
律「ああ、あの後、澪に電話しようとした時に、ちょうど向こうからかかって来たんだ。
  澪の奴が『この前は、いきなり怒り出して悪かった。律の恋が上手く行くように応援する。』って。
  そこで、唯の言うとおりに素直に謝って、
  それから、彼氏がいるのもウソだって言ったんだけど・・。」
紬「だけど?」
律「この前以上に、スゲー怒られた。」
紬「でも、今度はすぐに許してくれたんでしょ?」
律「ああ、やっぱり先に素直に謝ったのが良かったのかな。
  でも、その後で、どうして怒ってたか聞いたんだけど、
  そっちは答えてくれなかったんだよなぁ。」
紬「それって、どういう風に聞いたの?」
律「どういう風って・・・、また澪と仲が悪くなったりするのが嫌だから教えてくれって。
  そうしたらアイツ、『もう、いいよ。』としか答えないんだ。」
紬「でも、そう答えてる時の澪ちゃん、嬉しそうだったんじゃない?」
律「ああ、そう言えば・・・って、さっきから何で解るんだ?ムギ。」
紬「うふふふふっ。」

736:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:55:15 94XeOGI9
律「なぁ、そっちは良いとして、ムギ。ちょっと相談が有るんだ。」
紬「なに?私で解決できること?」
律「解決って言うか・・・・さっきの唯の話を聞いて、どう思う?」
紬「どうと言うと?」
律「いくら女同士でも、キス魔はどうかと思うんだ。
  つーか、昨日のが澪相手だっったら絶対にぶん殴られてるぞ。」
紬「ああっ、その手があったのね!!」
律「おいっ、メモなんかとってどうする気だ?!」
紬「うふふっ、冗談。
  ええと、昨日の唯ちゃんの行動についてだっけ?」
律「ああ、ムギは正直なところ、どう思う?」
紬「一言で言うと・・・・、酷いわ、律ちゃん!!」
律「え?酷いのアタシ?!」
紬「そうよ、何でそんな面白い事に私を呼んでくれなかったの?!」
律「あのなあ、女同士のキスシーンなんか見せられたって面白いもんじゃ・・・
  そう言えば、ムギはそういうの好きなんだったっけ?」
紬「大好物ですっ!!
  ああ・・・、唯ちゃんに強引に唇を奪われて、ちょっと泣きそうな感じの涙目で恥らう律ちゃん。
  すっっっごく、見たかった!!」

737:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/29 21:56:26 94XeOGI9
律「そんなモン、見なくていいって。」
紬「え~、見たい見たい!!
  ねえ、次はいつするの?その時は絶対に私も呼んで。デジカメ持って駆けつけるから。」
律「だから、次なんて無いってば。」
紬「そう・・・解ったわ。」
律「解ってくれたか?」
紬「うん、律ちゃんが見せてくれないのなら、私が自分で律ちゃんの唇を奪うしか・・・。」
律「ムギ?!」
紬「ふふふっ、ごめんなさい。これも冗談。
  でも、慌てる律ちゃんも可愛い。」
律「うう・・・なんか、最近はアタシの方がムギに振り回されてる気がするよなぁ。」
紬「・・・じー。」
律「ん?何、人の顔ジロジロ見てんだムギ。」
紬「うん・・・、りっちゃんの唇って柔らかそうだなぁって。」
律「ま、待てムギ!」
紬「あっ・・・ううん、違うの。
  ただ、キスの事とか気にしてるだけあって、唇のお手入れとかやってるんだなぁって。」
律「ま、まあな。いちおー・・その・・・女の子だし。」
紬「ふふふっ、照れた律ちゃんも可愛い。」
律「カンベンしてくれ~」
紬「それで・・・・あのね、律ちゃん。」
律「ん?」
紬「これは冗談じゃなくてのお願いなんだけど・・。
  次に律ちゃんがキスの練習する時なんだけど、本当に呼んでくれないかしら?」
律「だから、来たって面白いモノなんか・・・。」
紬「ううん、そうじゃなくて。
  私も他の人に見て貰って、表情の練習とかしたいなぁ・・・なんて。」
律「それって・・・もしかして、ムギも鏡に向かってキスの練習とかしてるのか?」
紬「うん、一人で部屋に居る時とか・・・たまーに。」
律「今の恥ずかしがってるムギの顔、スゲー可愛いぜ。」
紬「もうっ、からかわないでよ。律ちゃんのバカ。」
律「へへっ、やっとアタシが一本とったな。」

(【四日目】に続く)

738:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/30 19:22:04 LRV48LW/
続編期待

739:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:07:43 HqgzJN8m
【4日目】

再び、ハンバーガーショップ。中野梓と田井中律。

梓「そんなことが有ったんですか。
  それにしても、先輩達も相変わらずですね。」
律「まーな。」
梓「で、相談というのは何です?」
律「ああ、唯の奴をどうしたものかと思ってな。
  ムギは結局、『唯ちゃんらしくて良いと思うけど?』とか言ってるし、
  澪に相談するにしても、仲直りしたばっかで何か気が引けるしなぁ・・・。」
梓「私は消去法ですか。」
律「ん?何か言ったか?」
梓「いえ、別に。」
律「そうか?で、唯をどうするかなんだけど・・。」
梓「別に、どうもしなくて良いんじゃないんですか。」
律「良いのか?」
梓「知りませんよ、あんな人。放っておけば良いんです。」
律「・・・ひょっとして、梓。最近かまってやってないからスネてんのか?」
梓「ギクッ!」
律「も~う、甘えん坊さんだな~梓は~。」
梓「ち、違いますっ!!それと、気安く頭を撫ぜないで下さいっ!」
律「ハハッ、悪い悪い。」
梓「コホン。解りました。真面目に相談に乗るとします。」
律「おう、頼むわ。」
梓「とりあえず、唯先輩のキス魔を直せば良いんですよね?」
律「ああ、梓は話が早いな。」
梓「でも、正直なところ難しいですね。
  唯先輩のことだから、私や律先輩が言っても、どこまでまともに聞いてくれるかです。」
律「まあ、そうなんだよな。」
梓「だから、私のほうから憂に頼んでみます。唯先輩に注意してくれって。
  唯先輩でも、憂から叱られれば考え直すかも知れません。」
律「ああ、なるほど。
  じゃあ、すまないけど頼むわ、梓。ワリィな。」
梓「別に良いですよ。
  それにしても、本当に唯先輩ときたら・・・・サイテーです。」

740:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 01:09:21 HqgzJN8m
律「おいおい、何もそこまで言う事ないだろ?」
梓「いえ、言います!!
  先輩達が卒業してから5人で集まれるのは月に2回くらいになっちゃったじゃないですか。
  それなのに、この前なんか平気で遅刻してくるし。」
律「ん~、まあ唯だしなぁ。」
梓「前は毎日5通はメールしてきたのに、最近は1日に2通くらいだし。」
律「いや、それでもマメな方だと思うぞ?」
梓「それに、『ギー太も大事だけど、あずにゃんの事も大事に思ってるよ~。』
  とか言っときながら、隠れて律先輩や憂とキスしてるなんて・・・。」
律「何を言ってるんだ、お前は?」
梓「な、何でもありませんっ!忘れて下さい。
  え~と・・・・そ、それにしても意外ですよね。
  律先輩が鏡に向かってファーストキスの練習だなんて。」
律「な、なんだよ。おかしいかよ。」
梓「いえ、おかしいだなんて。ただ・・・・プッ!」
律「何だよ。笑いたければ笑えば良いだろ。」
梓「そんな、別に笑うつもりじゃ・・・・ププゥッ!!」
律「中野ぉぉぉ!」
梓「ちょっ・・・タタ・・律先輩、本当に痛たいです。
  それに、ここお店の中ですよ。だから、や・・・やめ・・・ないで下さい。」
律「・・・梓?」
梓「あ、すいません。
  ただ、こういうスキンシップって久しぶりだなぁ・・って。
  昔は毎日の様に唯先輩達に抱きつかれてて、あの頃は少し鬱陶しく思ってたんですが。
  でも、最近は逆に、妙に淋しいと言うか、人肌が恋しいと言うか・・。」
律「そうか・・、悪かったな、最近かまってやってなくて。
  唯の奴にも、梓が寂しがってるからスキンシップとってやれって言っとくわ。」
梓「ちょっとっ、止めてください!!
  私が唯先輩とスキンシップ取りたがってるなんて聞いたら、唯先輩が調子付きますっ!」
律「はぁ?唯とのスキンシップは嫌なのか?」
梓「そ、そうじゃ無いですけど!
  でも、唯先輩の方からして欲しいんであって、
  私の方から求めてというのは・・・なんか、イヤですっ!!」
律「何だよ、そのツンデレは。」
梓「それに、もし唯先輩に変な事を吹き込んだら、
  次に会った時には私まで唯先輩にファーストキスを奪われるかもです。」
律「くっ・・、やっぱりアレはファーストキスを奪われた事になるのか。」
梓「そうですよ。もし、私までそんな事になったら・・。」
律「・・・・・・」
梓「・・・・・・」
律「スマン、梓。ここで嬉しそうに口元を押さえて黙られると、リアクションに困る。」
梓「え?!私、嬉しそうな顔してました?」
律「ああ、ちょっと目をウルませた感じの乙女の表情してたぞ。」
梓「そ・・・それは気のせいです!律先輩の見間違いです!」
律「解った。そーゆー事にしとく。」
梓「それに、黙ってたのも別に深い意味は有りません。ちょっと考え事してただけです。
 『拒むばかりより、少しは相手の好きにさせてあげた方が気持ちを繋ぎ止めておける』って、
  本当なのかなとか・・・。ち、違うんです!!あくまで一般論についてです。」
律「・・・・・・。」
梓「ううっ・・律先輩こそ、ここで黙らないで下さいよぅ。」
律「いや、スマン。
  なんかアタシが変な相談持ち込んだせいで、お前にも混乱させてしまった様だ。」
梓「そ・・・そうですね。
  あくまで混乱して口走ってたので、本心とは別のモノと言うか、本当の私とは違うと言うか・・。」
律「じゃ、そーゆー事で解散!!
  梓、お前も今夜はゆっくり休め。」
律「はい、ありがとうございます。では、失礼します。」

741:名無しさん@お腹いっぱい。
10/12/31 12:55:10 B4h658gq
おもろい。にやにや時間をありがとう

742:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:50:42 CdK21NzB
>741
こちらこそ、感想ありがとうございます。
では、これで最後です。
最後までお楽しみ頂ければ嬉しいです。

743:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:51:59 CdK21NzB
【5日目】

田井中邸 律の部屋。山中さわ子と田井中律。

さわ子「あなた達も、相変わらずよね~。」
 律 「・・・あのー、さわちゃん?」
さわ子「なーに?律ちゃん。」
 律 「どうして、ここに居るんですか?先生。」
さわ子「何よ、居ちゃ悪いの?」
 律 「つーか、呼んでないし。」
さわ子「酷いわ、律ちゃん。こんな面白い事で私だけ仲間外れなんて、あんまりじゃない。
    それとも、卒業したら元担任なんか過去の女?」
 律 「この人、この年でシラフでこれだからなぁ・・・・。」
さわ子「ちょっと、何か言った?」
 律 「いえいえ、な~んにも。
    それで、本日のご用件は何でございましょう?」
さわ子「そうね、やっぱりピンクは難しいわね。」
 律 「何の話だよ?」
さわ子「だから、律ちゃんがファーストキスをする時の衣装の話よ!!」
 律 「衣装?!」
さわ子「やっぱり、王道の白のワンピが無難かしら?
    でも、ここは思い切って冒険して情熱の赤!!」
 律 「勝手に冒険させんな。」
さわ子「胸元はあまり強調せずに、背中と脚のラインを見せたいわ。」
 律 「む、胸の話はいいだろ。」
さわ子「だから、背中が大きく開いてて、横にスリットの入った、真紅のチャイナドレスで決定ね。」
 律 「そういう格好でデートに来る女とは、キスしたくねえと思うぞ。」
さわ子「でも、下着はあえて純白のコットン!
    水色か若草色のスポーツタイプと思わせといて、意外と純朴そうというギャップをっ!!」
 律 「何で、ファーストキスで下着の色が出て来るんだよ。」
さわ子「黒のレースとかも着せてみたいけど、そっちは澪ちゃんかムギちゃんの方が相応しいわね。」
 律 「あいつらもイケニエか。」
さわ子「任せて!!最高の思い出になる素敵な衣装を作って来るから!!」
 律 「うわっ、マジかよ。」
さわ子「なによ、嬉しくないの?」
 律 「あー、衣装もいいんだけどさぁ。
    さわちゃん自身のファーストキスの体験談とか参考に聞きたいかなぁ、なんて。」
さわ子「・・・・・」
 律 「・・・もしかして、聞いちゃマズかった?」
さわ子「ごめんなさい、はしゃぎすぎたわ。もう、帰るわね。」
 律 「あー、こっちこそ何か解んねぇけど、ゴメン。」

744:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:53:52 CdK21NzB
律「さて、さわちゃんも帰ったか。
  ・・・ん?唯から電話だ。もしも~し。」
唯「あ、律ちゃん・・・ごめんなさ~い。うえええ。」
律「どうした唯、何いきなり泣いてんだよ。」
唯「だって・・・さっき、憂に聞いたんだ。
  律ちゃんが私にキスされたのが嫌で、あずにゃんのところに相談に行ってたって。」
律「ああ、その事か・・。」
唯「私、律ちゃんがそこまで嫌がるなんて思ってなかったんだよ。だから・・・。」
律「ちょっと待て、唯。どうしてアタシなら嫌がらないと思ったんだ?」
唯「え?何となく。」
律「何となくって、お前・・・・。じゃあ、そうだな。
  お前の『何となく』だと、うちらメンバーで誰がキスしてOKで、誰がダメだか言ってみろよ。」
唯「え~と、律ちゃんはビックリしても、ちょと困った感じで笑って許してくれそう。
  澪ちゃんは・・・・絶対にダメ。泣いちゃうんじゃないかなぁ?
  ムギちゃんは・・・・うん、OK。多分、ムギちゃんはメンバーの皆となら全員OKって感じ。
  あずにゃんは・・・本気では嫌がんないけど、イロイロ考え込ませて困らせちゃいそう。」
律「で、お前はアタシなら許してくれそうだと思ったから、したと。」
唯「そうだよ。私だって本気で嫌がる人や、見ず知らずの人にはしないよ。
  しない・・・はず・・・だったんですけど・・・うううっ、グスッ。」
律「あー、もう、泣くな泣くな。」
唯「律ちゃん・・・許してくれるの?」
律「ああ、ただし、二度とすんな。」
唯「うん、解った。」
律「やれやれ、アタシの取り越し苦労だったか・・・。」

745:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/01 01:59:37 CdK21NzB
【最終日】

田井中邸 律の部屋。律一人。

律「ん~、何か色々あったなぁ・・・。」

思えば、この数日は色々な事が有った。
澪にキス練習の相談を持ちかけたのを発端に、気が付いたら皆を巻き込んでの一騒動だ。
でも、こういう何気ない事でも一緒に楽しく騒げる仲間がいる事を嬉しく思う。
さて、次に皆で集まった時にでも『メンバー皆でのキス練習会』とでも言い出して見ようか。
ムギも喜びそうだし、自分の事を笑った澪がどんな顔をするのかも見てみたい。
わざと、梓と唯を組ませるのも面白そうだ。ただし、唯には『本当にするなよ』と念を押しといて。

律「・・とは言え、澪の言う通りで、キスする相手が居る訳でもないんだけどな。」

その時、部屋の扉がノックされる。

聡「姉ちゃん。今、暇か?」
律「ああ、聡か。何か用か?」
聡「あのさあ・・もし、暇なら話が有るんだ。」
律「ん?どういう話だ?」
聡「えーと・・・オレじゃなくて翔の奴なんだけどさぁ。」
律「翔くん?」

そう言えば、彼を自分の彼氏だと澪に嘘を付いたのが始まりだった。

聡「翔の奴、今、ウチの前に来てるんだ。」
律「じゃあ、早く家に入れてあげろよ。」
聡「そうなんだけどさぁ・・・。」
律「ん?何か入れられない理由でも有るのか?」
聡「アイツ・・・姉ちゃんと二人で話がしたいって言ってんだ。
  だから、姉ちゃんの部屋に入れても良いか聞こうと思って・・。」
律「アタシ?」
聡「あいつ、やっとサッカー部のレギュラーに決まったんだ。
  そうしたら話すって決めてた事が有るって。」
律「へえ、スゲーじゃん。こりゃ、お祝いしてあげなきゃな。」
聡「ああ、あいつ凄く喜ぶと思う。
  あれでもアイツなりに気合入った服だし、花束だってアイツの小遣い2ヶ月分は叩き込んでんだ。」
律「服?花束?何の話だ?」
聡「は、話せば解るって。じゃあ、呼んで良いんだな。」
律「ああ、さっさと行って来い。」


さて、この日からの彼女のキス練習が気合が入ったか入らなかったか・・・。
それは、また後日の話で。

(終)

746:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/05 08:34:38 HgiZlCXC
もんはん!

747:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/05 08:48:08 HgiZlCXC
唯「ねぇ、りっちゃん」
律「なんだ?」
唯「クルペッコが倒せないよ~」
律「は?ペッコ!?」
唯「うん彩鳥」
律「お前もう始めて1ヶ月だぞ」
唯「だって強いんだもん」
律「装備に問題があるんじゃないか?」
律「ちょっと見せてくれ」

(何で笛しか持ってないんだよ!?しかも初期の)

律「これじゃ勝てないに決まってんじゃん!」
唯「見た目がヴァイオリンだから強化すればギターになるのかなー?って」
律「ギター笛はあるけど全く別派生だから」

このへんで落

748:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/05 20:37:20 uBxE6s3F
続き

律「とりあえず武器作るか」
唯「どんな奴?」
律「あの鳥行くなら虫系の氷」
「それ強化すればいい」

749:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/07 23:30:44 X+hQ5zK6
唯が初めて生理が来た時の話読みたい

750:名無しさん@お腹いっぱい。
11/01/08 01:10:53 cG9xRe7g
小ネタ
唯「ムギちゃんの髪の毛ってヘンだね~」
紬「ええ。実はこれ…」
ウニョウニョウニョウニョ
唯「うわあ!」
紬「触手なの!」
唯「ムギちゃん、怖いよぉ…」

751:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:15:58.89 WPLFABad
おお

752:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:22:36.90 WPLFABad
ガチャ
梓「……あれ?」

澪「おわあっ!!!……なんだ…あ、梓か…」

梓「澪先輩ひとりですか?他の先輩方は」

澪「あ、ああ。あいつらは……まあ、えっと……」

梓「?」

澪「な、なあ梓!」

梓「な、なんですか?」

澪「その……話しておきたいことがあるんだ」

梓「はあ」

澪「まあ座ってくれ」

続く

753:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:22:58.15 U4gMxF+9
このスレ創作発表板の方がいいんじゃない?

754:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:31:39.26 WPLFABad
梓「……」

澪「……」

梓「えっと……お話というのは…?」

澪「…その、とても言いにくいことなんだけど……」

梓「はい」

澪「…………zん…なんだ…」

梓「え?」

澪「…………宇宙人なんだ」

梓「…………はい?」

澪「わたしは宇宙人なんだ!!!」

梓「……」

澪「……」

梓「……」

澪「……」

梓「………あ、ああ。はあ、まあ、ええっと……ナルホド。……はい」

澪「いままで隠してきてすまなかった」

梓「ええ。いえ、はい。大丈夫です。はい」

続く

755:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:44:36.05 WPLFABad
澪「信じて……くれるか?」

梓「ええ、まあ……その、いきなりなんで。ちょっと驚いてます…けど…」

澪「そうだよな……信じてくれって言う方が無茶だよな……」

梓「……」

澪「……」

梓「……」

澪「……」

梓「……えっと、その……どうして地球に来たんですか…?」

澪「……母星が……爆発したんだ……(グスン」

梓「…なる……ほど……母星が……」

澪「ああ……」

梓「なんて星なんですか…?」

澪「私たちの星の名前は…地球人には発音できないんだ……」

梓「そうですか…。じゃあ、仮称で」

澪「……ラブリー星」

続く

756:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 22:58:09.12 WPLFABad
澪「ラブリー星が爆発して大勢のラブリー星人が死滅した…」

梓(ラブリー星人……)

澪「私たち家族は…偶然、宇宙旅行に行っててな。その爆発には巻き込まれなかったんだ」

梓「……なるほど」

澪「それから、私たちは移住できる星を探して宇宙を旅したんだ」

梓「それは…大変でしたね」

澪「ああ。何度も何度もワープを重ねて、宇宙船のエネルギーが尽きる寸前に見つけたんだ、この地球をな」

梓「……なるほど」

澪「それが、私が中学生の頃の話だ」

梓「…なるほd………え?ええと、おかしいですよ。律先輩とは小学生のころからの付き合いじゃなかったんですか?」

澪「……」

梓「……」

澪「……実は、律の脳内に特殊なチップを埋め込んである」

続く




757:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 23:09:59.60 WPLFABad
梓「チップ?」

澪「パパが開発した……ああ、パパはラブリー星でも有名な科学者でな」

梓「凄いですね」

澪「そのチップを埋め込むことによって記憶を操作できるんだ」

梓「記憶を……」

澪「地球に来たての頃の私は人見知りが酷くてな」

梓(今もだと思う)

澪「地球人の友達が一人もできなかったんだ。それを見かねたパパが同じクラスにいた律をキャトってチップを埋め込んだんだ」

梓(おうふ)

澪「この前話したよな。わたしと律の出会い、あれは偽りなんだ…。パパが…脚本を書いた」

梓「そうだったんですか……」

続く

758:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 23:18:19.08 WPLFABad
梓「……ところで」

澪「なんだ?」

梓「なんでわたしに…その……実は澪先輩が宇宙人だったって話をしたんですか?それも今頃になって」

澪「……」

梓「……」

澪「前からな。気になってたんだ」

梓「…はい?」

澪「宇宙人としての勘だ。今、わたしのカミングアウトを聞いている梓を見てて確証に変わったよ」

梓「えっと、澪先輩なにを言って」

澪「梓。お前も宇宙人だろ」

梓「……」

澪「……」

続く

759:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 23:37:44.83 WPLFABad
梓「アハ、アハハハ。なに言ってるんですか。もう澪先輩ったら」

澪「わかるんだよ」

梓「…………へえ」

澪「それ(ツインテール)、触覚だろ?」

梓「………フ」

澪「……」

梓「これが…?触覚…?」

澪「ああ」

梓「フフフ………ハハハハハハハハ!よく見破りましたね!」

澪「……やっぱりな」

梓「初めてですよ。わたしのコレ(ツインテ)を触手だと見破った人は」

澪「学園祭の日に気づいた。お前、薄暗いステージ袖をやたらスムーズに移動してたからな」

澪「よく目をこらしたら数本の毛……いや、触覚を駆使して床のコードを探ってるのが見えたよ」

梓「そうですか。いや、おみごとです。わたしも少々迂闊でしたが」

澪「梓、お前は何星から来た?」

梓「リブキゴ星です」

澪「!?……」

梓「ご存じですか?」

澪「聞いたことはある…。かなり戦闘的な種族らしいな」

梓「ええ。澪先輩が見破ったこの触手……実は右側は着脱可能なんです」

カパッ

梓「左側は澪先輩の言ったとおり、触覚として機能します。そしてこの右側は……」

澪「……まさか」

シャキーン

梓「戦闘用のサーベルになるんです」

澪「あ、梓。おちつけ」

続く

760:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/25 23:49:33.98 WPLFABad
梓「まさか澪先輩も宇宙人だったなんて、ホント驚きです」

澪「そのサーベルをこっちに向けないでくれ…」

梓「なんでわたしが地球に来たか……わかりますか?」

澪「…リブキゴ星もラブリー星と同じように……?」

梓「まさか、リブキゴ星は健在ですよ。わたしは別の理由でこの地球に来たんです」

澪「別の理由……?」

梓「澪先輩。どうしてラブリー星が爆発したのか……ご存じですか?」

澪「し、知らない。パパに聞いても原因不明としか……」

梓「あれをやったの、わたしたちなんです」

澪「…!?」

梓「澪先輩の言う『ラブリー星』……おそらくは『☆§◇〃⊥』のことでしょう?」

澪「☆§◇〃⊥……!どうしてその名を…!?」

梓「だ・か・ら。ラブリー星を破壊したのはわたしたちリブキゴ星人なんです」

澪「なん……だと……?」

続く

761:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/26 00:07:41.54 BeXy+0iO
梓「私たちリブキゴ星人は他の星のエネルギーを吸い取り、それを糧に生きています」

澪「まさか……ラブリー星も……」

梓「はい。エネルギーの無くなった星はただのゴミクズですからね。去り際に爆発させました」

澪「な…なんて……ことを…」

梓「レクリエーションも兼ねてるんです。綺麗ですよ星の大爆発は。地球の花火なんて目じゃありません」

澪「くっ…………」

梓「宇宙船内がすごい熱気に包まれるんです。みんな大興奮で。まるで夏フェスですよ」

澪「そんなの……あんまりだ!」

梓「あんまりでもわたしたちには大切な食料と娯楽です。生きていくエネルギーですよ。音楽と同じです」

梓「生きるために。地球に来たんです」

澪「まさか……!」

梓「はい。地球も美味しく頂きます」

澪「そんなことはさせない!ここは……ここはわたしの第2の故郷だ!」

梓「お気持ち察します。でも、だめです。この地球は濃厚なエネルギー有してますから」

続く

762:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/26 00:27:12.09 BeXy+0iO
梓「わたしの任務は品質調査です。この星のエネルギーは無害か、どれほどのエネルギーを有しているか」

梓「遠いリブキゴ星からわざわざ多量のエネルギーを消費して来るわけですからね、それ相応のエネルギーが得られるかどうか。それを調査するのがわたしの仕事です」

梓「結果は良好。素晴らしい星です。大艦隊で来てもおつりが出るくらいです」

澪「こ、ここに…リブキゴ星の艦隊がくるのか…!?」

梓「……いえ、まだです。わたしが調査結果を報告してませんからね」

澪「なんでだ…?」

梓「はい?」

澪「なんでお前はリブキゴ星へ結果を報告しないんだ…?」

梓「報告して欲しいんですか?」

澪「ちがっ、そういうわけじゃ!」

梓「……」

澪「……」

梓「フフフ。冗談ですよ。さっきは『だめ』なんて言いましたけど、本当は報告したくないんです。わたし」

澪「……え?」

梓「報告するのがわたしの義務です…。でも……」

澪「……」

梓「リブキゴ星に知らせたくないんです………。だって……」

澪「……」

梓「地球のエネルギーを吸い取ったら……地球が無くなったら……。軽音部が廃部になっちゃいますから」

澪「梓……」

続く

763:名無しさん@お腹いっぱい。
11/02/26 00:36:41.98 BeXy+0iO
梓「さっき、澪先輩は地球を第2の故郷って言ってましたよね」

澪「ああ…」

梓「それ、わたしもなんです。最近そう思うようになっちゃって……」

梓「そんなの駄目なんです。リブキゴ星を裏切ることになる。……でも…」

澪「……」

ガチャ

梓「!?」

澪「!?」

律「話は全部聞かせてもらったよ」

紬「なるほどね。やっぱりあなたたちは…」

澪「律…!ムギ…!」

梓「ムギ先輩…『やっぱり』って…?」

律「いままで隠してて悪かったな。実は…」

紬「わたしとりっちゃんはエージェントなの」

続く

764:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/03 17:55:14.38 ZVPKrICU
↑のSS
色々な描写表現も入れた方がいいんじゃないか?
会話だけだと、小説というより台本みたいだよ。

765:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 05:19:08.65 hae3rs02
モブSS

(1)遅刻、新しい教室



夢。
夢を見ている。
2年前の冬、みんなで見た初日の出。
夢というよりは、思い出。

元旦の特番の合間に挿入されたニュースで、この冬一番の寒さであると言っていたのを覚えている。

外はとても寒くて。
けれどその分、空気はとても澄んでいて。
寒いねー、なんでこんな寒いのっ、さむ死する、なんて言いながら手をつないで歩いた。

覚えている。
あのときの温かさを、覚えている。
うれしい。
だから、もう少しこのまま―---



「―っ。―かっ、しずかっ」
「へっ?」
「もう起きないと、時間っ」

おかあさん・・・?
時間、て・・・?
目覚ましは・・・?

「と、」
「と?」

「とまってりゅっ」

「・・・学校、今日始業式でしょ」
「・・・あぁっ」
「ごはんできてるから、先に支度しちゃいなさい。式の関係で始業時間がいつもより早いって、学校便りにもあったし」
「うん」
「間に合う?」
「・・・百メートル、十秒で走れば」
「世界で一番速い女の子になれるわねー」

早く降りてきなさいよーのお声とともに階下へ向かうお母さんの背を見送り。
常からあまり回転がよろしくないのに起きぬけでアイドリングすらままならない頭で出発までの手順を反芻する。
まずやるべきは、脱ぐこと。
そして、着る。
顔洗う、ごはん食べる、歯を磨く。
朝食がパンなら、食べながら登校する。
とめさんの散歩は・・・緊急事態につき、帰宅後に振り替え。

「荷物は昨夜準備したから、だいじょうぶっ」

まだ温もりの残るベッドから飛び出して。
私は着慣れた制服に手を伸ばした―-。

766:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 05:20:14.03 hae3rs02
(765続き)
やられた。
朝ごはんは予想に反して和食だった。
熱々のお味噌汁が私の猫舌を直撃した。
急いですすりながらも、お残しするわけにはいかなかった。
おかあさんの浅漬けはおいしいし。
納豆を抜かすわけにもいかない。
なんといっても、木下家の家訓は一日三食、なのだ。
長女である私がルールを破るわけにはいかない。
お陰で家から走り始めてトップスピードに乗る頃にはすでに汗をかきはじめていた。
自業自得とはいえ、区切りがある日には何かとツキに見放される私。
それでも身支度に時間がかからなかったのは、くせがなく、ショーボブにしている髪型が功を奏したからだろう。
親しくしている友達からは、うらやましがられる髪質らしい。
さらさらで、ふわふわで、思わずなでたくなる、のだそうだ。
思わずなでたくなるのは、私の低い身長のせいでなでる側にとって頭の位置がちょうどいいから。
という理由も無くはない。
無くは無いのだ・・・。

とにかく今はただひたすらに走って世界新を狙うのみである。


途中止まることなく走り続けて―-。
腕時計で時間を確認。
・・・うん、いける。
世界更新できるっ。
そうして差し掛かった今回のコース一番の難所、開かずの踏み切り。
を見事足止めされることなく渡りきった私は、息も絶え絶えに何とか校門を通過していた。

桜ヶ丘女子高等学校。

校門から昇降口へ一直線に伸びる道の両脇に植えられた桜並木。
その他にも敷地内に多数の桜の木を有することにちなんでつけられた校名だとか、そうでないとか。
春を迎え、満開となった桜が散らす花びらとまるで競争するかのように校舎へなだれ込む。
腕時計で時間を確認。
勝った。
私勝ったよ、世界に勝ったよっ。
たまごかけごはんにして正解だったよっ。
春休み前に持ち帰ってきれいに洗った上履きに履き替え、いつもの教室へ。

廊下まで喧騒が届いている。
久々に会う友達同士、話題に事欠くことはないのだろう、教室は賑やかだ。

767:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 05:21:10.38 hae3rs02
(766続き)
間に合った―-。
そう安心したのがいけなかったんだろう。
遅刻しかけていたことを見破られぬよう、上がっている呼吸を整え、一息つく。
ドアノブ式の入り口に手を掛け、何気ない風におはようの挨拶をしながら入った私は。

「おはよー・・・って」

知ることになる。
気づくことになる。

「・・・」
「・・・」

静まる室内。注目を集める私。

「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・あっ」

り、りぼんが―-

「赤いっ?」
「―しずか?」
「えっ?」

呼ばれて振り返れば、そこには、

「どしたの?ここ」


「2年生の教室、だよ?」
「――っ」


開いた口がふさがらない。
今朝夢の中でおしゃべりした元クラスメイトから告げられた残酷な事実。
打ち上げられた魚のようにぱくぱくとしか動かない口。
口下手な私は、こういうときの切り抜け方が分からない・・・。

「・・・あー、なるほど。えー、おほんっ」

色素の薄い、すこしウェーブのかかった髪をかきあげながら入ってきた元クラスメイトは。
わざとらしい咳払いの後、ぐるりと教室を見渡して言った。

「どうもうちのクラスの人間がすいません。やっぱり3年には上がりたくないっていうか、歳はとりたくないっていうかで」
「・・・」
「ついつい2年生の教室に来ちゃいました」

てへっ、というジェスチャーとともにのたまった彼女はおもむろに私の腕をつかんで引き寄せ。
失礼しましたーと言いながらなでやすいと定評のある私の頭に手を置いて強引にお辞儀をさせ。
まるで借りてきた猫状態の私を引っ張りそそくさと教室を後にしたのだった。

768:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 05:23:34.96 hae3rs02
(767続き)
廊下に出て、腕を引かれたまま階段を上りだす。
手を引かれながら下がった視線の先、ひざ下すぐのところまでを覆うのは白のルーズソックス。
踊り場に上がる途中振り返ると、さっきまでいた教室の札を辛うじて視界に入れることができた。

「2年1組…」
「うん?」
「私が間違えた教室」
「うん」
「いつもの癖で入っちゃった」
「見てたけど、躊躇なく入ってったよ」
「姫子ちゃん」
「うん?」
「…ありがとうね」
「どういたしまして」

そうして教室を出るときからずっと握ったままになっていた手をあわててほどく頃には、3年2組と表示のある教室の前に来ていた。

「それにしても、しずかがぎりぎりなんてめずらしいね」
「そ、そうかな」
「うん。いつも朝読書の時間くらいには来てるでしょ?踏み切りで物凄い勢いで追い越してったときはびっくりしたよ」
「えっ?姫子ちゃん追い越してたの、私」
「それはもう。誰が見ても『私遅刻しますっ』ていうくらいの走りだったよ」
「そうだったんだ・・・」

このミニスカルーズなイマドキ女子高生は、立花姫子ちゃん。
一見すると怖いけど、とっても優しくてしっかりしてて。
口下手な私が自然にお話できる数少ないお友達の一人です。
お友達というより、お姉ちゃん、かな?

「そんなだったからさ。余裕かなって思ってたあたしも時間見てみたら結構やばいことに気づいたの。だから走って・・・下駄箱あたりで追いついてたんだよ?」

しずかの力走に感謝だね、などと言いながら2組のドアを開ける姫子ちゃん。
あれ、ということは――

「ひ、姫子ちゃんっ」
「うん?」
「もしかして、私がさっきの教室に入るの・・・」
「見てたよ?」
「どうして止めてくれなかったのっ」
「あー、ごめんごめん。あたしクラス編成表見に行ってたからさ。しずかを追いかけて見つけたときには、もうドアノブ回してる所だったの」
「うー、でも、でも」
「ごめんごめんって」

くしゃくしゃと今度は少し強めになでられる。
こちらもやはり定評のある髪質のおかげでぼさぼさになることはない。
それに、姫子ちゃんの手はソフトボール部の部長さんを務め上げているとは思えないほど、きれいでしなやかだ。

「もう・・・朝から災難ばっかり、ついてないなぁ」
「だいじょうぶだいじょうぶ。だってね、しずか」
「なに?」
「今日のしずか、たぶんこの世界で一番ついてるんだよ?」
「え?」

769:名無しさん@お腹いっぱい。
11/03/06 05:24:27.92 hae3rs02
(768続き)
ついてるのはしずかだけじゃない、かな?
姫子ちゃんにしてはなんだかめずらしく、浮かれて弾んだような口ぶりで。
そんな言葉とともにまたもや手を引かれて踏み入れた新しい教室。
これから1年間お世話になる、最上級学年の部屋。
そして、1年後にはもう来ることの無い場所。

高校生活最後の教室。
あと1年の高校生活。



今にして思う。
本当に、かけがえの無い時間だったんだと。
きらきらしてて、あったかくて、優しくて。
いつまでも続くんだと信じて疑わなかったあの時。

その最後の年。
私たちはみんな、同じクラスになることができたんだ。



夢。
夢を見ている。
青葉がきらめいていた校庭で。
夕日でオレンジ色に染まる教室で。
寒さにふるえた帰り道で。

おしゃべりして。
笑って。泣いて。
手をつないで見上げた夜空。

覚えている。
あのときの温かさを、覚えている。

うれしい―-




☆次回、(2)再会、二度目の同じクラス
☆木下しずか、立花姫子、木村文恵、砂原よしみ、佐藤アカネ、瀧エリ、若王子いちご

770:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/01 17:12:17.96 1uOvx8VX
THE ALFEE&放課後ティータイム+憂和純さわちゃんでSSをお願いします。

771:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/03 12:12:02.22 ZRULMnTU
超々短編SS
唯「ムギちゃんの髪の毛ってごわごわしてるよねー」
紬「ええ…実はこれ…」
唯「ぴいっ!」
紬「触手なの~」
唯「そんな可愛い声で言われても怖過ぎるに決まって…ギャアアアアアアアアー!」
(放送出来ません)

772:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/03 20:52:16.57 aXU8Pzul
あべ


773:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/06 08:25:25.95 3i0ZeL4l
ウホッ

774:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/11 23:40:26.67 GX/hhMJq
本拠地、桜が丘高校で迎えた学園祭
 軽音楽部の演奏が終了するが、盛り上がりはいまいちだった
 講堂に響く生徒のため息、どこからか聞こえる「軽音部は終わったな」の声
 無言で帰り始める部員達の中、部長の中野梓は独り部室で泣いていた
 放課後ティータイムで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるメンバー・・・
 それを今の軽音部で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
 「どうすりゃいいんだ・・・」梓は悔し涙を流し続けた
 どれくらい経ったろうか、梓ははっと目覚めた
 どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい机の感覚が現実に引き戻した
 「やれやれ、帰って練習をしなくちゃな」梓は苦笑しながら呟いた
 立ち上がって伸びをした時、梓はふと気付いた

775:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/11 23:41:17.51 GX/hhMJq
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
 梓が目にしたのは、講堂最後方まで埋めつくさんばかりの観客だった
 千切れそうなほどに手が振られ、地鳴りのような歓声が響いていた
 どういうことか分からずに呆然とする梓の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
 「アズサ、本番だ、早く行くぞ」声の方に振り返った梓は目を疑った
 「り・・・律先輩?」  「どうした梓、居眠りでもしてたのか?」
 「み・・・澪先輩?卒業したんじゃ・・・」  「だめよあずさちゃん、かってに澪ちゃんさんを卒業させちゃ」
 「ムギ先輩・・・」  梓は半分パニックになりながらステージを見渡した
 ギター:平沢唯・ ベース:秋山澪 ドラム:田井中律 キーボード:琴吹紬

776:名無しさん@お腹いっぱい。
11/04/11 23:41:40.96 GX/hhMJq
 暫時、唖然としていた梓だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
 「いくよあずにゃん!!」
 唯からむったんを受け取り、ステージへ全力疾走する梓、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
 翌日、部室で冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

777:連載再開記念短編
11/04/16 12:46:27.90 cIo/vkNZ
唯「みんなでうたおう!」

1945年、10月。
太平洋戦争が終結して、2か月が過ぎた。
日本軍の重犯罪囚ばかりで結成された部隊が、南海の島にやってくる。
任務を達成すれば、刑を免除されて自由の身となる。
その任務とは、島に残した秘密基地の破壊だ。
日本軍が占領したが、アメリカ軍との激しい戦いの末失った島。
島に建設された、本土防衛のための秘密基地の存在は隠蔽されたまま終戦。
地下に残った基地には、日本軍最高機密の兵器が眠っている。
もしそれが米軍の手に渡ったら……その前に、兵器ごと基地を破壊しなくてはならない。
しかし、すでに日本は降伏した後であるため、正規の部隊は解散している。
かくして、基地破壊のため、囚人部隊が結成された。
南の名もなき島が、再び戦場となる……!

という戦争映画『サザンクロス・コンドル』の主題歌を、デビューしたての新人ガールズバンド、放課後ティータイムが担当することになった。
映画の主題歌は初めてだ。張り切った。
ただし単独名義ではない。
出演している俳優陣とのコラボレーションだ。HTTはバックバンドでコーラス。
メインボーカルは俳優陣。『We are the world』的な歌だ。
自作ではなく、プロの作曲家と作詞家が曲と詞を作り、HTTが編曲する。

曲のデモテープを受け取った時、
唯「気に入ったよ、これ」
律「すごくいい曲だなあ」
澪「私じゃ作れないよ」
紬「こうやってみんなで歌うのって、いいわね」
梓「がんばりましょう、役者さんたちの顔をつぶさないために!」
役者たちから激励された。
主役「頼りにしてるよ」
ヒロイン役「いい曲にしようね」
相棒役「紅白狙えるかもね」
HTT「がんばりますっ!!!」

778:連載再開記念短編
11/04/16 12:50:13.84 cIo/vkNZ
映画のラスト。
基地は破壊に成功したが、部隊はほとんどが戦死してしまった。
生き残ったのは主役、相棒、途中から加わった女スパイの三人だけだった。
間一髪、爆発した基地から脱出した三人。
女スパイ「どうする、これから?」
主役「迎えを待つしかないだろう。でも、作戦は寸前で中止されたから、迎えが来るかはわからん」
相棒「じゃあずっとこうしてるのか!?」
主役「来るかどうかは、博打だな」
相棒「……政府の奴らが戦争なんか始めなきゃ、こんなことにならなかったんだ。
日本もアメリカもバカだ。大バカだ!! ちくしょう!! くそったれ!!」
主役「……じゃあ、迎えが来たらどこ行くんだよ」
相棒「日本に決まってんじゃん」
女スパイ「……あ、迎え来た」

迎えのヘリコプターが現れる所で、エンディングテーマが流れ出す。
スタッフロール。

闇の中を手探りしながら 君は尋ねる 出口はどこかと
時はつかの間に流れ去り 叶わぬ希望に瞳が曇る
息づかいだけがメッセージ

でもこの世界を信じるんだ 僕は消えない 永遠に消えない
悔やんでないでここまで来て 使命が待っている
未来を変える使命が

不安や悲しみは尽きないけれど 涙を拭いて前を見つめよう
苦しみに襲われて胸は痛むけれど 心を気楽に

不公平な世の中と 僕らは戦うんだ 
人生は隠れんぼ 勝利を目指せ
人間は不完全 でも逃げないで
迷える子羊たちよ そんなに悲しまないで

でもこの世界を信じるんだ 僕は消えない 永遠に消えない
悔やんでないでここまで来て 使命が待っている
未来を変える使命が

でもこの世界を信じるんだ 僕は消えない 永遠に消えない
悔やんでないでここまで来て 使命が待っている
未来を変える使命が

不公平な世の中と 僕らは戦うんだ 
人生は隠れんぼ 勝利を目指せ
人間は不完全 でも逃げないで
迷える子羊たちよ そんなに悲しまないで

LA LA LA...



映画は大ヒット、主題歌も大ヒットとなった。
のちに、HTTだけで歌うバージョンがアルバムに収録された。

曲:『禿鷹使命』
URLリンク(www.nicovideo.jp)

779:えいこく!
11/05/02 06:43:19.90 +chieghC
純「ウィリアム王子ってハg

その後、純の姿を見たものはいない…

780:名無しさん@お腹いっぱい。
11/05/30 22:30:11.58 GnFVj9k6
どなたか和ちゃんが唯と喧嘩しちゃったり和ちゃんの感情が大きく動く描写のあるss教えてください
怯える描写でもいいです

781:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 01:08:47.42 G+ErFCm3
律×澪は正義!以上!終了!!

782:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 07:36:17.10 +VkwlvXv
松本元大臣「おい、けいおん部!知恵を出さない部活には部費は出さないからな」

783:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/06 01:40:29.04 qmn1AbvJ
大江健三郎ふうのSSを考えた

784:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/06 01:45:29.59 qmn1AbvJ
万永元年の軽音楽部

私の名は平沢唯、軽音楽部に入部する事に決めた。
音楽室に向かう途中で廊下に二葉亭四迷の墓を見つけた。
私はそこで、おうおうおうと叫びながら自慰をした。絶頂した。

家に帰る事にした。 完

785:名無しさん@お腹いっぱい。
11/10/18 13:29:39.16 DCuTHEV3
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世

SS予定は無いのでしょうか?

786:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/10 01:59:23.35 Qc7l9Fj0
誰か唯がいじめられるの
書いて下さい

787:名無しさん@お腹いっぱい。
12/01/21 05:03:26.35 9R6CJela
ここのSSじゃないけど
澪「あ...秋山澪です...担当はベ...ベースです...///」ってSSは未完のまま終了?

788:名無しさん@お腹いっぱい。
12/02/02 14:56:37.93 94LmBV/T
1945年千島列島占守島

ここに突如ソ連軍が侵攻して来た

理由は、ソ連が日本と結んでいた不可侵条約を破棄し、日本に対して宣戦布告をしたからだ


789:名無しさん@お腹いっぱい。
12/02/02 15:00:48.49 94LmBV/T
この島を守る日本軍の守備隊司令は田井中小将

配下の部隊は
歩兵3000
戦車150両
火砲200門

だが圧倒的なソ連軍の前に日本軍の守備隊は降伏

田井中小将は自決した



790:名無しさん@お腹いっぱい。
12/02/02 15:04:30.29 94LmBV/T
この戦いの最中ソ連軍に一人の民間人が捕られていた

その民間人の名前は秋山澪

ちなみに占守島の戦いで生き残った民間人は彼女一人である
そう、彼女以外の民間人は全員自決したからだ

791:名無しさん@お腹いっぱい。
12/02/19 23:46:36.91 yQnvva/u
>>745 面白かった

792:名無しさん@お腹いっぱい。
12/03/03 18:26:19.06 jCbQl98B
唯:むぎちゃん、おかしおかし~!
紬:はいはい、今用意しますね♪
唯:はううう(じゅるり)
澪:食べることばっかりだな、唯は・・・
律:やっと楽器が揃って、これから学祭に向けて猛練習なんだぞ。
  そろそろ期末テストだし、ちっとは焦りってもんがないのか?
唯:はううう。。。
紬:まあまあ、猛練習に備えて、こうやって気分をリフレッシュさせることも大事ですよ
唯:おお、さすがむぎちゃんいいこという!
  猛練習かぁ・・・ うん、頑張る! 私やるよ!(もぐもぐ)
澪:学祭っていえば、さっき職員室で出展の申請書もらってきたんだけど、ここ見て。
律:出展物名・・・?
澪:たぶん、ここに私たちのバンド名を入れるんだと思う。
唯:バンド名!! そういえば決めてなかったねー!
律:確かに必要だよな。バンド名か。なんかあるか?
唯:「おかしだいすき隊」っていうのはどう??
律:はい却下!
唯:え~~
紬:では、もうちょっとオシャレに、「放課後ティータイム」っていうのはどうでしょう?
律:お、途端におしゃれになったな
紬:うんうん! それいいよ~! わたしたちっぽい!
澪:あ、ちょっと待って。
  実は、私も前から考えていたのがあるんだ
唯:えー澪ちゃんも!
律:いってみいってみ
澪:うん、あのね・・・ 「コンウ」って、どうかな?
律:コンウ?
紬:なんだか不思議な響きですねえ
紬:澪ちゃん、コンウってどういう意味なの?
澪:逆から読んでみてほしい
唯:えっと、う、、ん、、・・・あ!
澪:そう。ウンコ。ウンコの反対。
  私たちと、私たちの音楽は、ウンコの反対。つまり最高。って意味なんだけど。
律:あ、なるほど。それでコンウか。澪、考えたな。
唯:すごいすごい。澪ちゃん、天才だよ!(ぺろぺろ)
澪:やめろ、人の顔を舐めるな~!
紬:あらあら楽しそう。私もおじゃまして・・・(ぺろぺろ)
律:私もまざろっと(ぺろぺろ)
澪:うわこら、やめろおまえら~!!

793:名無しさん@お腹いっぱい。
12/06/12 07:27:04.44 MeLHhfMN
でもウンコはないよね~

794:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/01 12:37:45.38 dIKugNxf
ペロペロ

795:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/08 10:22:01.21 SdMyqOBM
桜が丘高校URLリンク(www.jpzentai.com)
URLリンク(www.jpzentai.com)

796:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/08 20:40:44.05 05IDX325
律が紬の雇った3人のイケメン(梓と唯か澪の彼氏も演じてた)
にレイプされる作品のタイトル覚えてる人いる?

797:名無しさん@お腹いっぱい。
12/08/31 11:17:36.39 4bf9kkQx
最近どう?まともなSS投下されてる?
直近の読んだら小学生が書いたようなのがあって
やっぱ機能してないんだなと寂しく思った

798:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/23 15:18:27.53 jpS2ppzN
じゃあ新参が投下。
時間かかるかもしれんが、よろしく。
金田一×けいおん!って事で。

澪「合宿をします!」
律「いきなりどうしたよ、澪」
唯「そうだよ、澪ちゃん、今年あずにゃんが入って本格始動したんだよ?だからケーキを毎日食べないと―」
澪「ケーキを食べる部活じゃないだろ!?ここは!」
律「まあまあ、いいじゃん。ほら、美味しいんだし」
澪「ま、まあ、そうだけど…もう文化祭まで時間ないんだろ?」
律「私たちにはふわふわ時間があるし大丈夫!」
唯「そうだよ大丈夫だよー。あと、私の愛はカレーのちごはんもあるし!」
梓「カレーのちライスじゃないですか!名前もわからないならふざけないで練習しましょうよ!」
律「梓はきびしいなー」
梓「厳しいんじゃありません!これがきっと当たり前なんです!普通なんです!」
澪「そうだな、梓の言うとおりだ。それで合宿に行きたいんだよ」
律「去年は、一番遊んでたくせにー!」
澪「そ、それは去年の話だろ!?あの時は若かったんだ!」
律「『ネガをよこしなさい…』とか言っちゃったりしたしな!」
澪「だー!うるさい!」
紬「そ、それでなんだけどね。今度私の系列のお店のイベントで演劇の舞台があるのだけど…
そこで演劇の募集してるんだけど私たちも出てみない?」
律「おお、いいなー、桜高歌劇団ってか?」
梓「でも、練習出来ないんじゃないですか?」
紬「ううん、私たちは音響係とか演出係で出るの、バイト感覚でできる簡単な仕事らしいわ」
澪「演劇の会場なら広いし練習できるし、私は異義なし!」
律「おお、なんか澪、逆転する弁護士みたいだな!じゃあ行こうぜ!」
唯「でもどこに行くの?ムギちゃん…」
紬「『オペラ座館』よ。明治時代に私の系列が買い取った島の別荘だけど、今はホテルとして使われてるの」
澪「去年もムギの別荘にお世話になったけど…いいの?」
紬「いいのよ、去年より大きな別荘だから心配ないと思うし…、でも違う高校の生徒も来るらしいわ」
律「おおー、違う高校と合宿なんて体育会系みたいだなー!」
紬「たしか『私立不動高校』って所だったかしら…」
唯「なんか男っぽいよ!!」
梓「怖そうな高校名ですね。」
澪「………怖い。」
律「よし!じゃあ行くぞおー!」

続きます。




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