09/12/19 01:35:39 8cJjFROS
ナレーター:とある女子高の軽音楽部に1人の女が現われた
さわ原「のぅお前ら、何期生じゃ?」
田井中「ん、あんた誰?」
さわ原「ワシはさわ原じゃ
で、何期生か聞いとんのじゃ」
秋山「何こいつ、意味わかんねぇんだけど」
ナレーター:質問に答えずに不真面目な態度をとる部員達
…するとさわ原は何と、ギターソロを弾き始めた!
突然のギターソロに驚き、その場に倒れる部員達!
平沢「てめえ!急に何しやがる!!」
田井中「いきなりギターソロなんかすんじゃねえよ!」
さわ原「軽音楽部なら楽器弾くのは当然じゃろが」
秋山「何いーッ!」
さわ原「ワシが今日からこの軽音楽部の顧問になるさわ原じゃ、よう覚えておきぃ」
ナレーター:なんと、さわ原はこの軽音楽部の顧問であったのだ!
…と、その時とんでもない事件がッ!!
375:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 01:39:34 8cJjFROS
田井中「なら先生よぉ、俺と勝負しねえか?」
さわ原「お前と勝負~?」
田井中「そうだよ勝負だよ、それとも不意打ちじゃなきゃギターは弾けねえのかよ?」
一同「ギャハハハハ!」
ナレーター:突然、さわ原に勝負を申込んできた部員の田井中
『顧問なら当然この勝負は受けるはずだ、お前の本当の実力を見せてみろ!』
そう言わんばかりの田井中の態度
それを承諾したさわ原
そして音楽対決(セッション)が始まった!
376:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 01:45:05 8cJjFROS
田井中「おっしゃー!」ドンドンドドド…
さわ原「・・・」ギュイーンギョギョギョギョ,ギョッパーン!
田井中「くっ…」ドンドン…
さわ原「・・・」テレレレテレレレテレレレ,チョイーーン!!
田井中「うわぁーッ!」
ナレーター:さわ原の圧倒的ギターテクニックに付いてこられず、その場から吹っ飛ぶ田井中
『いいか、お前ごときのドラムテクニックでは俺には勝てない
たいした練習もしてないクセに音楽を舐めるんじゃねえ!』
そんな目でさわ原は田井中を見下ろした
…しかしこの後、とんでもない修羅場がッ!!
377:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:07:26 8cJjFROS
秋山「なら今度は俺と勝負しろよ!」
さわ原「フッ、どうせお前も田井中と一緒じゃろ」
秋山「田井中なんかと一緒にすんなよ、俺は中3からベースやってんだよ!」
さわ原「たった1年じゃろが、そんなに音楽は甘くないけんね」
秋山「俺のベースまじハンパねぇから!
なんならこいつら全員ブッ殺してやろうか!?」
平沢「ッすぞコラァ!」
田井中「埋めっぞオメェ!!」
378:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:08:52 8cJjFROS
ナレーター:秋山の挑発で乱闘になる部員達
『俺は楽器がうまい、ここにいる誰よりも!
そしてさわ原よ、お前よりもだ!それを今から証明してやるよ!!』
あくまで不遜な態度を取り続ける秋山
しかし、さわ原は以外な行動にでた!
さわ原「なら…、琴吹くんいるかな?」
琴吹「…ウィス」
さわ原「君が相手してやってくれんかのぉ、君たしか近畿のキーボード学生チャンピオンじゃろ?」
平沢「琴吹が?マジかよ…」
379:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:12:12 8cJjFROS
ナレーター:田井中の次に勝負を挑んできた部員の秋山
しかしさわ原は自分の代わりに琴吹を指名した
なんと、琴吹はキーボードの全国大会でも入賞した事のある実力者であったのだ!
こうして部員同士の音楽バトルが始まった
秋山「行くぞオラー!」ベンベンベベベン…
琴吹「・・・」ポロポロポロリ~ン♪
秋山「こ、こいつ…」ベンベン…
琴吹「・・・」ポンポロポロポロリ~~ン♪♪
秋山「うわぁーッ!」
さわ原「琴吹くんは4才からキーボードやっとんのじゃ、お前ごとき敵うわけないじゃろ」
380:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:13:16 8cJjFROS
ナレーター:当然のごとく琴吹に惨敗した秋山
『いいか10年以上の経験を持つ琴吹でさえ、今だに必死に努力をしているんだ
たかだか1年程度の経験ででしゃばるんじゃねえ!』
打ちのめされた秋山は、何も言えずに黙り込んでいた
さわ原「明日から特訓を開始するけえ、自信のない奴は来なくてええからの」
ナレーター:こうしてさわ原の地獄のトレーニングが幕を明けるのであった
…しかし、またしてもとんでもない事件がッ!!
381:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:36:00 8cJjFROS
翌日
さわ原「みんな揃ってるようじゃの」
平沢「おはようございます!」
さわ原「おはよう、君は元気じゃの~」
田井中「おい平沢てめえ、こんな奴に媚び売ってんじゃねえよ!」
平沢「あぁ~、お前ボコボコされたくせに何言ってんだべ?」
田井中「んだぁコラー!」
ナレーター:顧問のさわ原の実力を素直に認め、従おうとする平沢
『俺はもっと上手くなりたいんだ、リズムキープもろくにできないような奴の御託はもう沢山だ!』
そんな平沢の対応に田井中がキレて掴みかかった
382:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:37:46 8cJjFROS
さわ原「やめろやめろ!喧嘩する暇があったら練習じゃあ」
田井中「くそがッ」
さわ原「今から3時間基礎練じゃ、小難しい事は基礎ができてからじゃけえ」
秋山「3時間もやってられっかよ!バンド練させろよ!!」
さわ原「秋山、お前は音量はバラついてたしリズムキープもできてなかったけぇ」
秋山「う、それは…」
さわ原「基礎ができとらんからじゃけえの
音楽に王道はないんじゃ」
秋山「わーったよ、やりゃあいいんだろ!」
383:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:39:53 8cJjFROS
ナレーター:黙々と基礎練をする4人、しかし特に秋山は不満そうな態度で練習を行なっていた
秋山「今さら基礎練なんか意味あんのかよ?なぁ田井中」
田井中「ん?あぁ…、でも、あいつの言う事も一理あんじゃね」
秋山「てめえも平沢みたいに、あいつの言いいなりかよ!?」
田井中「違げぇよ!でもやっぱ…基礎は大事だろうが」
ナレーター:平沢と同様、少しづつだがさわ原の事を認めはじめた田井中
384:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:40:40 8cJjFROS
『俺もさわ原の野郎は気に入らない、だがそれ以上にもっと上手くなりたいんだ!
そして自分の事をクズ呼ばわりしてきた奴等を見返してやりたいんだ!』
そんな思いから、言われた通りに基礎練を続ける田井中
…しかしこの後、凄惨な事件が起こったッ!!
385:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:26:41 aW1s1wQx
秋山「てめぇザケンな!」ドカッ
田井中「何しやがる!!」バキッ
平沢「おい、やめろよ2人とも!」
さわ原「何しちょる、こんバカちんがぁ!」
ナレーター:またしても乱闘騒ぎを起す部員達
さわ原がすぐ止めたので大事には至らなかった
『どいつもこいつもさわ原の軍門に降りやがって!
俺はさわ原の犬なんかじゃない、俺は狼だ!』
そう考える秋山は思わず田井中に殴りかかってしまったのだ
『確かにさわ原の実力は認めるよ、だがあいつの言いなりにはならない!
誰も俺の牙を抜く事はできないんだ!』
そんな目付きで他の部員を睨み付ける秋山
『俺は狼だ!1人でも闘い続ける孤高の狼だ!!』
1人だけ相容れず、さわ原に反発する秋山
…そして次週、予想だにしない急展開がッ!!
386:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:37:26 aW1s1wQx
数ヶ月後
さわ原「みんなおはよ~」
平沢「おはようごさいます!」
琴吹「…ウィス」
田井中「…ッようザス」
秋山「・・・」
さわ原「そいじゃ今日も基礎練開始!」
秋山「ケッ、・・・」ベンベンベン…
秋山「・・・」ベンベンベン…
秋山「・・・(いつまでこんな事やらせんだよ!)」ベンベンベン…
387:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:44:03 aW1s1wQx
ナレーター:黙々と基礎練を続ける部員達
多少強引ではあったが、圧倒的な実力差を見せつける事で自分に従わせたさわ原
しかしそんな中、秋山だけはさわ原に対して頑な態度を取り続けていた
…とここで、さわ原が以外な行動に出たッ!
388:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:57:19 aW1s1wQx
さわ原「のぅ秋山」
秋山「・・・」
さわ原「おい秋山!」
秋山「んだよウッセーな!」
さわ原「ステージに上れ、ワシと勝負(セッション)じゃ」
ナレーター:なんと、さわ原は突然秋山に勝負を申込んできたのだ!
反抗的な態度を盗り続ける秋山に、遂に堪忍袋の緒が切れたのか!?
さわ原の狙いは一体何なのか!!
秋山「冗談じゃねえよ、そんな勝負やんねえよ!」
さわ原「いいからステージに上れ」
秋山「うぅ…、クソがぁ!!」
ナレーター:こうしてさわ原と秋山の勝負が始まってしまった!
一体どうなってしまうのかッ!!
389:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 01:04:59 VxbxVWhR
・・・
390:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:27:19 VxbxVWhR
秋山「行くぞ!(もうヤケクソだ)」ベンベン…
さわ原「・・・」デンデケ,デンデケ…
秋山「…こ、これは!?」ベンベン,ベベベン…
さわ「・・・」テケテケテケテケ,テェーン!
数分後
さわ原&秋山・ジャジャ,ジャジャ,ジャーーン!!
ナレーター:なんと、秋山はさわ原に合わせて最後まで演奏する事ができた!
平沢「どうなってんだオイ!」
田井中「マジかよ…」
さわ原「これが…、基礎練の成果じゃ」
391:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:43:14 VxbxVWhR
ナレーター:呆然とする当の秋山
『これは俺の実力なのか!?』
信じられない光景であったが、やがて思い知らされる事になるのであった
『そうか、これがさわ原の言う基礎練の成果なのか!?それがこの結果なのか!!』
だが、さわ原と目が合うと背を背けてしまった
秋山「…感謝なんかしてねえからな!」
さわ原「そんなもんは端っから期待しとらんけぇ」
392:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:55:10 VxbxVWhR
ナレーター:未だにさわ原に対して素直になれない秋山
『わかってんだよさわ原、ここまでできるようになれたのはアンタのお陰だって事は
だが、俺はお前をまだ完全に認めたわけじゃないんだ!』
どうしても壁を作ってしまう秋山
そんな秋山とは対照的に、さわ原に歩み寄る部員達
田井中「俺も上手くなってんスかさわ原さん!?」
平沢「俺とも勝負して下さいよさわ原さん!」
393:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 09:08:14 VxbxVWhR
さわ原「まあ待て、これからは基礎練だけじゃなくバンド練やセッションもするけんねぇ」
田井中「おっしゃー!」
秋山「やっとバンド練か」
さわ原「それと、目標は来年3月のプロテストだけんね」
一同「プロテスト!!!!」
ナレーター:なんと、さわ原の口から驚愕の一言が飛び出した
『お前達にはプロテストを受けてもらう
当然、受けるからには絶対合格してもらうからな!』
プロテストはプロミュージシャンへの登竜門である
部員達にそのプロテストを受けさせると言うのだ
394:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 12:38:31 qXjyz3ot
q^
395:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:18:17 VxbxVWhR
琴吹「…マジすか」
田井中「いくら何でもそりゃ無理だろ!」
平沢「…じょ、冗談っスよね?」
さわ原「ワシは冗談は言わんけ、プロテストの話しは本気じゃ」
ナレーター:さわ原の真剣な表情に部員達はみな言葉を失った
そしてこの後、軽音楽部は新たなる局面を迎えるのであったッ!!
396:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:28:13 coSuXXzA
意味分からん
何が面白いのかさっぱり
397:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:30:29 VxbxVWhR
さわ原「これからは合同練習の他に、各々別メニューもやってもらう」
田井中「別メニュー?」
さわ原「先ずは平沢、お前は耳がいいけぇ音感を鍛えろ」
平沢「俺が…、音感すか!?」
さわ原「次に琴吹、お前は理論がしっかりしてるけん作曲もしてみろ」
琴吹「…ウィス」
さわ原「秋山、スラップ奏法を覚えろ、…お前ならできる!」
秋山「スラップだと…」
さわ原「最後に田井中・・・え~と、そ、そのカチューシャかわいいのぅ」
田井中「何じゃそりゃーッ!!」
398:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:36:02 VxbxVWhR
ナレーター:さわ原の教え通りに練習方法をステップアップさせた部員達(田井中も)
そして次週、いよいよ1期生達がプロテストに挑む!
一体どうなってしまうのかッ!!
399:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:39:07 VxbxVWhR
>>396
ガチンコファイトクラブのぱくり
400:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:57:40 j2CY4tfw
こんとん三部まだー?
401:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 00:03:52 bnlBw83v
ガチンコファイトクラブのつべ↓
URLリンク(m.youtube.com)
こんとん!はガチンコが終わってから…(同じ作者です)
402:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:37:46 qFYoriAQ
唯「あ゛ーあ゛ー、う゛ーう゛ー」
憂「あら、お姉ちゃん、ご機嫌ね。何かいいことあったの?」
唯「じぐるべーる♪じぐるべーる♪」
憂「ああ、クリスマスの飾り付けしているのね?」
唯「あう (^p^) 」
「さんたたん♪さんたたん♪」
憂「サンタさんね?お姉ちゃん良くサンタさんのこと知っていたね?」
唯「あう!ぷれぜんと♪ぷれぜんと♪ (^p^)」
憂「えっ!?お姉ちゃんサンタさんにプレゼント貰う気で居るの?」
唯「あーう (^p^)」
憂(サンタさんにプレゼントなんて、お姉ちゃん可愛い~)ポワ~
(よし、ちょっとからかってやろう…フフフ)
憂「でも、お姉ちゃん!プレゼントは良い子だけしか貰えないのよ!悪い子は貰えないのよ?」
「お姉ちゃんは大丈夫かな~?」
唯「ゆいよいこ!よいこ! ("p")」
憂「どうかな?今日もうんち漏らしたよね?」
唯「あう……」
憂「それに、お姉ちゃんお勉強全然していなよね?まだ字が書けないもんね?」
「あれ?お姉ちゃん、悪い子かな?」
唯「う゛う゛-!!ゆい、よいこ!よいこ!("p")」
憂「じゃあ、サンタさんへのプレゼントの手紙書いて見て」
「字が書ける子はサンタさんにお手紙書けるわよね?」
唯「あう!!」
「ゆい、さんたたんにてがみかく (^p^)」
そう言って、唯はクレヨンを持って紙にサンタさんへの手紙を書く。
と言っても、憂の言うように、唯はまだ平仮名全部は書けないし、字も汚い。
はっきり言って、何を書いているのか全然分からない。
403:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:39:23 qFYoriAQ
しかし、唯はそれでも真剣に書いている。
唯「さんたたん~♪ぷれぜんと~♪ (^p^)」
憂(しかし、相変わらず酷い字だなぁ……お姉ちゃん、全然進歩ないじゃんw)
唯「できたー (^p^)」
憂「どれ?見せて?」
唯「これはさんたたんへのてがみ。うーい、さんたたんじゃない!」
憂「でも、サンタさん、お姉ちゃんの字が読めるかな?」
唯「あぅー」
憂(あれ…お姉ちゃん、本気で落ち込んじゃったよw 困ったなあ…)
憂「じゃあ、私がお姉ちゃん代わりに手紙を書いてあげるよ!」
「そうすれば、サンタさんもちゃんと読んでくれるよ!」
唯「うーい!うーい!(^p^)」
憂(ぽわ~、この単純なところが可愛いなあ~)
憂「じゃあ手紙書くから、お姉ちゃんの欲しい物言ってみて?」
唯「あいす」
憂「えっ!?」
唯「あいす!!」
憂「アイスなら、いつも食べているじゃない?そんなのでいいの?」
唯「あう。あいすいっぱい(^p^)」
憂「一杯って……何個ぐらい?」
唯は自分の知っている限りの大きな数を、必死に考えた。
唯「うん~、こんだけ!!」
と言って、唯は両手を広げた。
憂「えっ10個?」
唯「あう!!いっぱい (^p^)」
どうやら唯は「いっぱい」というのを、とても大きい数だと思っているようだ。
実際、唯は3までの数しか認識できないから、5個も10個も唯にとっては「いっぱい」である。
憂「(一杯って、お姉ちゃん数が分からないのか…。まあ、ここはそのまま10個ということにすればいいや)」
憂「さあ、お姉ちゃん!手紙が書けたよ!」
「アイスいっぱいね?」
唯「あうー♪あうー♪ キャッキャッキャ!(^p^)」
憂「さあ手紙も出来たし、もう寝ようね?」
唯「ゆい寝ない!さんたたん見る!(^p^)」
憂「でも、夜に寝ない悪い子にはサンタさんは来ないわよ。お姉ちゃんはそれでもいいのかな?」
唯「あーう!ゆいねるー♪ゆいよいこー(^p^)」
憂はそうやって唯を早めに寝かしつけた。
最初は「寝ない」とか言っておきながら、10分も立たずに唯は眠った。
404:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:41:14 qFYoriAQ
憂「お姉ちゃんはホント、単純ねぇ…。でも、単純なお姉ちゃんって可愛いなぁ~」
憂は唯が寝たのを確認して、唯の部屋を出る。
憂「しかし、アイス10個をどうしよう?今枕元に置いても朝になったら解けちゃうし…」 「まあ、どうせお姉ちゃんは朝寝坊だから、朝起こしに行く時にアイスを持っていけばいいや」
そう言って、憂は一人でテレビを見ていたら、いつの間にか眠ってしまった…
-----------------------
翌朝
憂「はっ!テレビ見たまま眠っちゃった…。もう朝か…」
「まあ、今からお姉ちゃんの枕元にアイスを置きに行けば大丈夫っと…」
そう言って憂は買い置きのアイスを取り出そうと冷凍庫を開けた。
憂「しまった!アイスの買い置きが1個しか無い!」
「ん~、1個だけじゃあ流石のお姉ちゃんでも誤魔化せないよなぁ…」
「これから外へ買いに行くのは、寒くて面倒臭いし…どうしよう?」
ふとその時、憂に名案が浮かんだ!
憂「そうだ!この手で行こう!」
「ウフフ…」
----------------
唯「うぇーーーーーーん!!」
唯の部屋から、いつもの間抜けな泣き声が聞こえてきた。
憂は「やれやれ」という感じで唯の部屋に行く。
唯「うぇーーーん!!」
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「あいすー!さんたたん!あいす、ない!!」
「うぇーーーん!!」
憂「あれ?お姉ちゃん、ここにプレゼントの箱があるじゃい!」
と言って、憂は今自分で持ってきた箱を唯の前に差し出す。
唯「あー!さんたたーん♪(^p^)」
唯は直ぐに泣き止み、興奮して憂の持ってきた箱を開ける。
余りにも現金な唯の態度に、憂は呆れ返ったがまあ楽しみに唯を見ている。
唯は箱を開け、中身を見た!が、中は空っぽで、紙切れが一枚入っているだけだった。
その紙切れには次のような文字が書かれてた。
------
ゆいちゃんへ
じぶんでてがみがかけないわるい子には、プレゼントはあげません。
らいねんはじぶんでてがみがかけるように、おべんきょうしましょう!
サンタより
-----
唯はこの手紙を憂に読んでもらったあと、その日一日中泣いていた。
405:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 15:45:39 u7ZsZBL/
ガチンコのナレーションの声が浮かんでくる
406:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:14:08 bnlBw83v
3月・プロテスト会場にて
さわ原「もうすぐプロテストが始まるが、最後にワシから一言」
一同「・・・」
さわ原「悔いの残らんようにの…」
ナレーター:『悔いを残すな』
それだけの短い言葉を送るだけのさわ原
だが部員達はわかっていた
『“悔いを残すな”、その言葉だけで十分アンタの気持ちは俺達には伝わったよ』
そんな表情の部員達
『今までの俺達は確かにクズだった、だがアンタと出会って俺達は変われたんだ!
見てて下さい、今日のプロテストでそれを証明してみせますよ!!』
言葉は無くともさわ原と部員達の心は強く繋がっていた!
さわ原「…時間じゃ」
407:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:30:19 bnlBw83v
数時間
ナレーター:プロテストが終了し会場から出て来る1期生達
誰もがみな神妙な面持ちであった
さわ原「お疲れ…」
一同「・・・」
さわ原「…じゃ帰るぞ」
ナレーター:一体プロテストで何があったのか!?
どの程度の手応えだったのか!!
多くを語らない1期生達、そして何も聞かないさわ原
全ては次週明らかにッ!!
408:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:39:21 bnlBw83v
プロテストから数日後
さわ原「おはようみんな
早速じゃが、プロテストの結果が届いた」
田井中「も、もう来たのか…」
平沢「結果はどうなんスか!?」
ナレーター:遂にプロテストの結果が出たのだ!
さわ原はゆっくりと封筒の封を切った
さわ原「読むぞ…」
秋山「・・・(た、頼む!)」
さわ原「・・・桜ヶ丘高校からの合格者、琴吹紬……以上1名」
409:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:48:19 bnlBw83v
ナレーター:なんと合格者は琴吹のみ!
平沢、秋山、田井中の3名は不合格であった!
さわ原「琴吹、よくやったおめでとう」
琴吹「…ウィス」
さわ原「それと他のみんな、すまんかった」
ナレーター:さわ原は合格できなかった1期生達に頭を下げた
『お前達が合格できなかったのは全て自分のせいだ、だから俺の事を一生恨んでくれ』
そんな悲痛な思のさわ原であった
だがここで以外な人物が口を開いたッ!!
410:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:03:40 bnlBw83v
秋山「さわ原さん…別にアンタのせいじゃ、ねえよ…」
さわ原「・・・」
秋山「アンタがいたから、俺達はここまで来られたんだ」
ナレーター:ここにきて秋山が始めて自分の思いを語った
『どうしようも無いはみ出し者だった俺達を、ここまで引張ってくれたのはアンタだ
感謝こそあれ誰が恨みなんかするかよ!』
思い返せば、誰よりも努力していたのが秋山だった
『俺もいつかはあの憧れのステージに立ちたい!
そのためにはプロテストに合格しなければいけないんだ!!』
それはさわ原に対する反抗心ではなく、音楽に対する純粋な気持ちであったのだ!
411:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:15:35 bnlBw83v
秋山「だから、謝んないでくれよ…」
田井中「そうだよ、また来年もあるし」
平沢「まぁこれからっスよ!」
琴吹「…ウィス」
さわ原「お、お前達…」
ナレーター:こうして来年のプロテストを目指して、桜ヶ丘高校軽音楽部は新たなスタートを切ったのであった!
412:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:20:33 bnlBw83v
桜ヶ丘高校正門前
中野「来月から俺も軽音楽部の部員…」
ナレーター:正門に佇む謎の少女
中野「待ってろよ先輩達…、ククク」
でも、それはまた別のお話し(森本レオ)
【ガチンコ軽音クラブ-完】
413:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 00:02:34 BpAdlLRJ
ギギギ…
414:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 14:00:47 BpAdlLRJ
ギョワギョワ
415:くりすます!
09/12/25 17:24:58 0P4QA+2b
今日はクリスマスだ。だが軽音部の面々は恋人のこの字もなく、昨日の明石家サンタの話をしている。
唯「昨日の明石家サンタおもしろかったねー!」
律「そっか?今年はいまいちだった気がするけどなー」
梓「木田トナカイが今年も見られてよかったです!」
紬「そうねー♪ところで澪ちゃん、今年の明石家サンタはどうだった?」
澪「ご、ごめん、昨日はNANA見てたから…」
唯「えぇー…」
澪「なんで今さらNANAなんだよ…」
梓「失望しました…」
紬「澪ちゃん…」
澪「な、なんなんだよこの扱いは!」
澪ちゃんは全く理解していなかった。クリスマスに明石家サンタを見ないのは、ラーメン屋でラーメンを食べないのと同じこと。
それなくして、クリスマスを迎えたとは言えない。
気取ってNANAを見るなんて、言語道断なのだ。
416:15年位前
09/12/26 00:28:43 7StDZxJw
??「もしもし~」
さんま「はい、誰ですか?」
??「羽賀研二です」
さんま「合格!!」
417:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 19:36:09 7StDZxJw
本格的に人がいねぇなオイ
418:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 20:31:49 tHci/NKC
唯「誰もいない…澪ちゃん、これじゃ無観客ライブだよぉ」
澪「いっそこの方がいいけどな。緊張しないし」
唯「その発想はなかった」
419:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 00:09:24 CCW8iX9k
なかった
…英寿(←ちょ~ウケるwww!!ww腹筋崩壊ww!!!!)
420:無観客ライブ!
09/12/27 17:21:57 4bjdFUjH
律「じゃあ次!大迷惑行ってみよー!」
唯「えぇー、すばらしい日々にしようよー」
梓「ここはやっぱり新しくWAOにしましょうよ」
紬「働く男もいいわよー♪」
律「澪はなにがいい?」
唯「やっぱりすばらしい日々だよね!」
律「黙ってろ!」ゴン!
唯「いてっ!」
澪「ゴン…中山wwwwwチョーうけるwwww」
421:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 21:41:58 CCW8iX9k
ゴン中山ってww!ちょ、は、腹がwwコンサドーレwwww!!
422:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 23:54:57 4bjdFUjH
唯「ねぇ澪ちゃん、やっぱり素晴らしい日々の方が…」
律「だから黙ってろい!」ゴン!
唯「おおいたー」
澪「おおいた…トリニータってwww!チョー受けるwww財政危機ってwwwww」
423:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 05:44:36 woDvS3yy
今ハッキリわかった、このスレの住人はonly two!
424:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 16:04:37 woDvS3yy
でも、もしかしたらもっといるかも…
よし!点呼だ!!
1
425:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 17:13:53 uWEiDMkU
唯「2ー!」
澪「2って…日テレwwwwちょwww吐きそうwwww」
426:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 17:05:59 Pxw115sB
おおおおお
427:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/31 20:10:28 xRGz1rS2
唯「今年もいよいよ終わりだねぇ」
澪「ちょっwwww浜田wwwwwやめwwww腹がwwwwちぎれりゅwwwww」
律「そうだなー。色々あったよなぁ。草なぎが逮捕されたり」
澪「山崎wwww遠藤wwwwwwwww」
紬「のりぴーが逮捕されたり」
澪「田中wwwwwwwアウトwwww」
梓「お塩先生が逮捕されたり」
澪「松ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwやめてwwwww」
唯「色々な人が逮捕されたよね」
澪以外の一同「うんうん」
澪「あ、ジェロwwwww出雲崎wwwwwwwww…はっ!EXILEは!?」
澪以外の一同「終わったよ」
澪「はぁ!?…ゆ、許せん!!」
この後、怒りに満ちた澪が取った行動はいかに!そして水樹奈々の登場にお茶の間の反応はどうなる!!
428:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/01 19:22:03 F/l2pwbn
唯「昨日の体育の後すごい和湧いちゃってさ~」
澪「えっ」
唯「だから、和湧いたんだよ」
澪「なにそれこわい」
唯「えっ」
澪「そんなことあるんだ。ど、どのくらい?」
唯「うーん。言葉じゃ表しにくいな」
澪「それだけたくさん湧いたってこと?」
唯「えっ」
澪「えっ」
唯「うん、まあ私は我慢できないくらい和湧いたよ」
澪「我慢できないって、怒ったのか?」
唯「怒ったっていうか、きつかったよ」
澪「和湧いた後はどうしたんだ?」
唯「急いで購買に行ったよ」
澪「購買でなんとかなるのか?」
唯「うん。すぐに和湧かなくなったよ」
澪「なにそれすごい」
唯「購買なんだから飲み物くらい売ってるよ」
澪「えっ」
唯「えっ」
429:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 03:48:41 JdFG0KnA
唯「ね」
律「む」
紬「い」
梓「な」
澪「!」
430:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 00:26:41 sZ9UVH4N
和「唯、和風ドレッシング取ってー」
唯「はい」
澪「…のどか風ドレッシング…」
和「え?」
澪「ぷっwwぷぷwwの、のどか風ドレッシングwwwなんか薄そうwww」
和「…唯、澪ってこんなうざかった?」
唯「色々あったんだよ…色々ね…」
431:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 22:09:41 OL7K/g+l
lkjhuygf
432:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 14:28:22 Na8seVsT
_,.へ、_ _,....,_,./^L
) ___ ゝ'-─'─- 、i、
く γ´:::::::::::::::::::::::::::ヽ!
iヽ,'::,'::::::/::::::::ハ::::i-=iニ',
|::::L!::::L!:ゝ、イ レi,.イハ::」 ∧ ☆
.|::::|ヘ(Eイ〈ヒ_,! ヒ,}〉iヨイ / ',
.|::::|::レヽ!、" ∀ "ノ.i::| / r´i このスレは終了しました☆
.|::::|::::|::|Vi >r-r=i´レiノ / r' /
|::||:::::γヽ!_ `'ハイiヽv__ ,〈 ,r'´/
レヘハ,〈γ(・ヽ, ム !/^ /rつi>、/
k.iゝ・)ノ_____,」、__ゝ(_ノ
/  ̄7 ̄`! ヘ
,く / / ! .ハ
ヽニr=-r_,r-=rニゝ
'--' '--'
433:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 22:34:20 Cdv5U9zY
かそすれ!
434:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 22:36:05 UixMglJX
Wirklich ?
435:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 18:23:23 rcQg5K1L
澪「ふぅ、センターも終わったな」
唯「どうしよう、全然できなかったよ…」
律「私もだーぁぁ…死ぬぅ…」
澪「あはは、まぁ皆頑張ったさ。何はともあれ自己採点してみよう」
――
唯「わーい、全部で8割取れたー♪」
律「私なんか8割5分いったぜー♪意外とできるもんだな!ところで澪は…」
澪「嘘だ…長文だってリスニングだって完璧だったはずなのに…古文も漢文も満点のはずなのに…」
唯「み、澪ちゃん?」
律「な、何割だったんだ?」
澪「なんで6割しか取れないんだぁ!うわあああああああ!」
唯律「…御愁傷様です」
436:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/24 18:24:20 JIcRt3Af
りっちゃんがモテモテで最終的にムギがりっちゃんを飛行場で撃っちゃう話
なんだったっけ?
437:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 00:35:39 YGLRKmE0
ギュワワ~ン♪
澪「なんかすごい音出してるな唯」
唯「紹介するよ、ギー犬だよ!」
澪「言いたいだけだろ!」ペシッ
唯「あたー!」
438:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 22:13:55 5JOc3G7O
こんとん!の作者です。現在アク禁で携帯から書き込みができません
解除されたら第三部はじめるんでよろしく!
迷惑かけてスマソ
439:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 22:52:50 YGLRKmE0
しんそく!(身体測定の略)
唯「やったよ皆、私おっぱい大きくなったー♪」
律「なっ…?(私は変化なしだったのに…?)」
澪「なっ…?(体重はどうなんだ…?)」
紬「なっ…?(私が揉んでたから…?)」
梓「なっ…?(私が吸ってたから…?)
>>438
気長に待ってるよ
あまり迷惑はかかってないと思うがww
440:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 23:56:28 5JOc3G7O
ありがとう!
しかし一向に解除される気配が・・・
441:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/27 03:34:22 kIp4cUWi
. -―- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
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| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/ そこのあなた!規制知らずの●があるよ!ニダーランとかやってみて!
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
442:透明人間リツ
10/01/29 00:01:50 LkWAZgF9
桜高軽音部部長を務めるわたくしこと田井中律は、このたび透明人間になる能力に目覚めた。
ちなみに都合よく服も消え、自由自在に消えたり現れたりできる便利な能力だ。
律「さて、透明人間になれたことだし、まずはやっぱり…」
透明人間といったら、昔からエロいことするのが定番だよな~♪
ってことで…
部室
唯「りっちゃん遅いねー?」
梓「普段はすぐ来るんですけどねぇ」
律(ホントはいるけどな)
紬「まぁのんびり待ちましょう♪」
澪「まったく律は…」
律(へへへ…澪は相変わらずええ乳しとるのぅ…うりゃ!)モミッ
澪「ひぁっ…?」
澪の胸はやっぱりでかい…ちくしょう、もっと揉みたいもんだ。後で頼んでみよう!
梓「澪先輩?どうしたんですか?」
唯「かわいい声ー♪」
澪「な…なんか今胸が…わ、わしづかみに…?」
梓「わしづかみって…気のせいじゃないですか?」
澪「いや、確かに今…」
律(よし、次はムギだ!とりゃ!)モミュッ
紬「きゃあぁっ…!?」
ムギの胸は澪にはちょっと負けるけどなかなかの大きさだな。
隠れ巨乳ってやつか!
唯「ムギちゃん!?」
紬「わ、私も今胸を…はぁはぁ…」
梓「なんで気持ちよさそうなんですか…」
443:透明人間リツ
10/01/29 00:04:30 LkWAZgF9
律(今度は唯!てい!)
唯「ひゃっ…?」
唯の胸は二人に比べると少し物足りないけど…でも一番柔らかいかも。
将来が楽しみだぜ!
梓「唯先輩!?」
唯「うぅ…私も胸を…」
澪「3人もこんなことが起こるなんて…」
律(さ、次は…)
梓「ど、どうしよう。まさか私まで…」
…梓はいいや。揉むほどないしな!さ、バレないうちに逃げよう。
紬「…なにも起きないわね」
澪「なんだったんだろ、今の…」
唯「まぁあずにゃんは無事でよかったね!」
梓「はい…でもなんでしょうこの感情は。嬉しいような、悲しいような…」
444:こんとん!
10/01/29 16:26:47 cmaRGUCl
【こんとん!~外伝~
ムギちゃんのドキドキ大作戦】
私は琴吹紬、キュートな眉毛のブルジョア女子高生だ
今は春休みの最中で休みが開ければ高校2年生になる
紬「あれ?…りっちゃんだ」
地方裁判所に行くところだったが友達を見掛けたので声をかけた
紬「りっちゃ~ん!」
律「おお、ムギじゃん、どうしたんだこんな所で?」
紬「暇だったから裁判でも傍聴しようかと思ってたのよ♪」
律「そっかあ~」
紬「でもせっかくりっちゃんに会えたし…、よかったら今から一緒に遊ばない?」
休みの日に友達と偶然会えたのだ。裁判はいつでも見られる
律「悪い、今バイト中なんだよ」
紬「そうなんだ、ならしょうがないわね」
律「・・・そうだ!ムギもこのバイト一緒に私と
や ら な い か」
紬「ウホッ、いい部長!」
445:外伝2
10/01/29 16:41:15 cmaRGUCl
りっちゃんの説明によると、ある荷物を指定された場所に運ぶだけの簡単な仕事だそうだ
りっちゃんの手には、女子高生には不釣合いなジュラルミンケースが握られていた
紬「でも凄いケースね、中に何が入ってるのかしら」
律「私も気になったんで担当の人に聞いてみたんだ、そしたら凄い剣幕で『そんな事はお前には関係ないニダ!!』って怒られちゃった」
紬「え・・・」
律「あれは澪の13倍は怖かったな~」
紬「…りっちゃん、このバイトを紹介してくれたの、どこの会社なの?」
律「ええと、確か…、京兄興業っとこだよ」
446:外伝3
10/01/29 16:53:31 cmaRGUCl
京兄興業と言えば広域指定暴力団・京兄組の運営会社だ
京兄組は最近になってある事業で資金と勢力の拡大に成功していた
それは“麻薬”だ
紬「ねえ、りっちゃん聞いて!!」
律「…ちょゴメン、携帯だ
(ピロロロ,ピロロロ…)
もしもし~、ハイ…」
推量ったようなタイミングで電話がかかって来た、まるで見張られているかのように…
見張られている?
…まさか
律「♪ぴったん らんら 文字ぴったん♪」
そして何故かりっちゃんは“ふたりの文字ぴったん”を歌っていた
電話の男『よし、合言葉はバッチリだな
ところで一緒にいる女は誰だ』
律「え…、私達の事が見えてるんですか?」
男『質問に答えろ』
律「友達の琴吹紬です
たぶん、…ヴァージンだと、思います・・・」
男『そこまで聞いてない(ヴァ…)、友達を連れて来るのはいいが余計な事は一切言うな(ヴァージン…ハアハア)』
りっちゃんは携帯を切った
律「一緒にバイトしていいってさ!」
紬「ウフフりっちゃんたら~♪」
律「先ずは駅前に行けってさ、そしたら次の指示を出すって言ってたよ」
447:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 17:41:25 DCa6Ext9
ツマラなさすぎてワロタwwwww
448:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 22:02:19 LkWAZgF9
. -―- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
| : }`● ● |: :「 }: : : {
| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/ 二期は4月から!
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
449:外伝の外伝
10/01/30 22:18:25 skW2gltO
所変わってここは新宿歌舞伎町
山田「クソッ、課長のやろ~」
山田は荒れていた,前髪が
その事で課長にからかわれたのだ
課長『最近はどこも不景気だねえ、山田くんの頭皮みたいに』
山田「あいつブッ殺してやる!!」
興奮した山田は何かに足を引っかけてその場で転倒してしまった
山田「痛てぇな…、ん、これは?」
450:外伝の外伝2
10/01/31 02:25:47 GhIAawJs
足元には少女が転がっていた
??唯「ういーあ~い~す~zzz…」
泥酔していて、手には空の一升瓶が握られている
山田「けいおん!の主人公の平沢唯じゃないか…
おい、起きろ」
??唯「んあー?」
山田は何とか唯を目覚めさせた
だが、目の前の少女に対して言いようのない違和感を感じていた
山田「お前本当に主人公の平沢唯か?」
??唯「主人公なのは原作唯かアニメ唯
私は『SS唯』だよ」
451:外伝の外伝3
10/01/31 02:36:20 GhIAawJs
山田「平沢唯は何人も存在するって事か?」
SS唯「そうだよ。私の他には『原作唯』『アニメ唯』『同人唯』なんかがいるわね」
原作やアニメにとどまらず、様々な世界で唯は創造されていたのだ
それは唯だけでなく、澪や律や紬も同じであった
SS唯「でも、優遇されているのは原作唯とアニメ唯だけね」
山田「ん、どういう事だ?」
SS唯「色々なSSに私は登場するけど、たいていは“うんたん”を連呼する地沼キャラなのよ」
452:ていせい!
10/01/31 02:38:35 GhIAawJs
SS唯「間違えたわ『地沼』じゃなくて『池沼』よ」
山田「???」
453:外伝の外伝4
10/01/31 03:03:54 GhIAawJs
SS唯「と、とにかく、私の扱いは原作やアニメと比べて雲泥の差があるのよ」
山田「そうなのか…」
SS唯「作品によっては生まれつき知恵遅れだったり、セリフが『おぎゃああああ!!!!』だけだったりもするのよ」
山田「それは酷いな…
何でそんな事になったんだ?」
SS唯「全てはアニメのせいね」
アニメの唯は少し抜けている所があり、そこは可愛らしく表現されていた
しかしSSではその部分が過剰にクローズアップされてしまい、結果的に池沼キャラが定着してしまったのだ
SS唯「…でも、私はまだマシな方かも知れないわ」
山田「もっと悲惨な唯もいるのか?」
SS唯「同人唯よ」
454:外伝の外伝5
10/01/31 03:52:52 GhIAawJs
山田「エロ同人か…」
SS唯「そうよ、もう何人の男に犯されたか分からないわ」
山田「でも同人ってエロありきだからな」
SS唯「そうね、逆にエロくない同人なんて誰も買わないしね
でも同人で一番酷い目にあってるのは澪だけど」
山田「・・・」
こんな幼い少女が自分よりも遥かに苦労していたのだ
山田はSS唯を直視する事ができなかった
SS唯「…助けてくれてありがとう、私いくね」
山田「…なあ、最後にひとつ聞いていいか」
SS唯「何?」
山田「お前は今のままでいいのか、満足してるのか?」
455:外伝の外伝6
10/01/31 04:06:46 GhIAawJs
SS唯「そうね・・・原作やアニメに比べたら不満は沢山あるけど」
SS唯「でも、このSSの世界だけが私の居場所だから」
SS唯「池沼でもニートでも、どんな役だって演じてみせるわ」
SS唯「だから私は満足してるわ、自分自身の存在に」
山田「・・・」
SS唯「じゃあね!」
こうしてSS唯は帰っていった。この世界で与えられた“平沢唯”を演じるために
456:外伝の外伝7
10/01/31 04:19:00 GhIAawJs
山田(SS唯はあんなに頑張っているんだ)
山田(会社でちょっと嫌な事があったくらいで落ち込んでないで、俺も明日から頑張ろう!)
SS唯の姿に励まされ、やる気を取り戻した山田であった
その時突然、
(ヒューー,ドッカーーーーン!!!!)
隕石が落下してきた
山田は隕石に直撃して死んだ・・・・・・・
【外伝の外伝 ―完―】
457:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 10:57:51 HAjysTf1
えっ!
458:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 11:32:40 tQxVfHgP
シゲいる?
459:外伝4
10/01/31 17:08:13 GhIAawJs
再び舞台は京都内の某所
私達は駅前に着いた
中々次の電話がかかってこなかったので、暫く雑談をしていた
その内容は、私達の前から突然姿を消してしまった澪ちゃんの事だ
律「ドジョウすくいの時にやる、鼻に割り箸さすのって、何ていう名前なの?」
紬「あれはパワーゲイザーって言うのよ!間違いないわ!!」
律「・・・じゃあ、パワーゲイザーでいっか」
紬「それよりも澪ちゃんの事なんだけど…」
律「澪がどうしたんだ?」
紬「澪ちゃん、時々歯に青海苔つけてる事があるの気付いてた?」
460:外伝5
10/01/31 17:11:21 GhIAawJs
律「もちろん気付いてたよ、でもあいつショック受けそうだから言えないんだよね~」
紬「朝からお好み焼きでも食べてるのかしら…」
会話が途切れた
心なしかりっちゃんの表情は曇って見えた
(ピロロロ,ピロロロ…)
携帯が鳴った
男『次の指示だ
線路沿いの道を歩いて3個目の踏切で待て』
律「わかりました
あ、あの~質問があるんですけど」
男『質問は受け付けないと言ったはずだ』
律「お、教えて下さい!税金をできるだけ少なくするには、どうすればいいんですか!!」
461:外伝6
10/01/31 17:18:34 GhIAawJs
男『時と場合を考えろ、私にその質問をするのはおかしいだろ』
律「え、でも…」
男『それに今はバイトの途中じゃないのか』
律「うぅ~、スミマセンでした…」シュン
男『(か、かわいい…しょうがないな)・・・キイワードは“事業所得”と“確定申告”だ』
男は電話を切った、謎の二つの言葉を残して
私達は歩きながらその事について話し合った
律「事業所得って何の事かな?」
紬「事業をする事で手に入る所得(儲け)の事じゃないかしら」
律「そうか~、でも確定申告とどう関係があんのかな?」
紬「確定申告の義務があるのって、個人事業主か年金生活者だけよ」
律「うーん、なら敢えてする必要はないのか…
それとも還付申告の事かな~?」
紬「・・・還付申告」
“還付申告”という言葉がひどく気になったが、その理由までは分からなかった
そうこうしている内に目的の場所に到着した
462:外伝7
10/01/31 17:26:02 GhIAawJs
駅からほんの少し離れているだけなのに、のどかで牧歌的な場所だった
律「静かな所だな~、…あ、ちょっとあれ見ろよ!」
りっちゃんが指差す先にはトキが数羽たむろしていた
紬「りっちゃん、あれ!」
少し離れた茂みには絶滅したはずの日本狼がいた
律「あ、あ、あれは!!」
そこには久保嘉晴がいた
久保嘉晴はサッカー漫画『シュート』に登場する伝説の人物だ
インターハイ静岡予選の準決勝で見せた脅威の11人抜きは…
現実には不可能ぞな
久保嘉晴がこちらにやって来た
久保「トシ、サッカー好きか?」
律「トシじゃないんですけど…」
久保「神谷の事を悪く言うな!」
紬「え、どなたですか…」
律「ムギもう行こうぜ」
久保さんは放っておく事にした
どうせ死ぬし
463:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 18:49:51 l8fxnlC0
台本とかVIPでやれ文盲
464:外伝8
10/02/01 04:24:18 BAppRMJC
(ピロロロ,ピロロロ…)
携帯が鳴った
男『今からある男が来るから、そいつにジュラルミンケースを渡せ』
律「はい…」
男『そして、その代わりにスーツケースを受け取れ』
律「了解しました」
暫く待っているとトレンチコートを着たオッサンが近付いてきた
オッサン「例のブツを…」
オッサンはハンチング帽を目深に被っていて、その表情は伺えなかった
律「はい、どうぞ!」
オッサン「これを受け取れ…」
紬(わざと低い声を出してるみたい…)
オッサンはスーツケースを渡すとすぐに行ってしまった
紬「今の人、右手に皮の手袋をしていたわ」
律「ん、そうだっけ?」
紬「でも左手にはしてなかったわ…」
右手に怪我でもしていたのだろうか
あるいは右手に特徴があり、その特徴を私達が知っているとしたら…
1人だけ思い当たる人物がいる
それは死天王のリーダーで愾慄流毒手拳の使い手・影慶だ
紬「もしかして今の人って、影…」
律「待って!携帯だ、…もしもし~私だよ!!」
465:外伝9
10/02/01 04:32:23 BAppRMJC
男『今から駅に戻って、駅前のマックに入れ』
律「はい、マックですね」
男『窓側の一番手前の席に座って待っていろ』
駅に戻りマックに入った
しかしテキサスバーガーって何なんだろうね全く!
紬「なんで窓側の席を指定したのかしら?」
律「多分、外から私達を監視するためじゃないかな」
紬「…ねえ、このバイト大丈夫なのかしら?」
律「う~ん・・・」
重い空気が流れた
この不安を払拭するために何か喋らなくては
紬「りっちゃん、私のモノマネ最新作見てくれないかしら」
律「どんなの?」
紬「発情期に男漁りをするメスマンボウのものまねよ!」
律「え…ちょ、やめれwww」
10分後
周りには黒山の人だかりができていた
律「お・ま・え」(ポコーン)
紬「あいたー!!」
律「人前で恥かしい事するな!
マンボウが『私は淫乱なメス豚です』なんて言うわけないだろ!!」
紬「ご、ごめんなさい…」
律「私が真のモノマネを見せてあげるわ!」
紬「それは一体…」
466:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:35:26 BAppRMJC
大正天皇のモノマネよ!!
467:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:38:10 BAppRMJC
>>466、無茶しやがって…
468:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:41:43 BAppRMJC
>>466
でも、お前のそういう所…嫌いじゃないぜ
469:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:45:45 BAppRMJC
だ、だからって>>466の事が好きなわけじゃないからね
勘違いしないでよね!
470:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:49:01 BAppRMJC
>>466の人気に嫉妬
471:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:51:27 BAppRMJC
以上、自作自演でした
472:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 10:04:28 6wFIFYG2
とりあえず落ち着け
473:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/03 18:42:11 HlTkXL39
.__ (\_,,,
ヘ,,、 `゙'、.ノ ゝ ._,,,,,) ,,ll'゙゚゙ll,, ,,w-=i,,
`'、ヽ r-_ | l゙ <ノ ,l° ll .,ll゙゜ li
/ ./ ヽ-ミ''''' 二) ,,r''二,\ l| ゙l,,l゜ ,l
/./ :ノ/| | ┌'",/″ `ヽ l ,ll ゙ l″
/./ |,.゙l,| l 'ー'゜ | | ゙ll,, ,il″
/./:二ヽ .`-、二つ i\ / | ゙ll,、 ,,l゙゜
/./`/`/` λ | │ │ l 丿/ ゙゙ll,, ,il″
.././ | ( / | |.│ 丿 | ノ,,/ ゙゙l,,,ll″
くソ ヽ、ヽ-‐゙,/ i、ヽ─-' ノ .,,-'彡'" ″
゙''''''" `゙"''''''"^
474:外伝10
10/02/07 00:17:31 akuax+Xq
馬鹿な事をしている内に電話がかかってきた
男『スーツケースを机の上に置いて、蓋を少しだけ開けろ』
律「はい、開けまし・・・うわ!」
紬「りっちゃんどうしたの?…え、ヤダ!!」
スーツケースの中には札束がびっしり詰まっていた
男『大きな声を出すな!中から一万円札を10枚だけ取り出せ』
律「は、はい…1,2,3,…,10、取りました」
男『その10枚に順番に1,2,3,4,…と番号を書け』
律「1,2,3,…,10、書きました」
男『問題です 10枚の中から3枚を選んだ時、書かれた番号の和がnの倍数であるとする(n=1,2,3,…,10)
nの期待値を求めよ』
律「え、いきなり何?」
男『10分後に再度電話をする。検討を祈る』
律「ムギどうしよう!こんなの出来ないよー!!」
紬「落ち着いてりっちゃん、こうなったらやるしかないわ2人いるんだもの大丈夫よ♪」
私達は順番に考える事にしたまずはn=1の時、全ての数は1の倍数なので確率は1となる
つまりP(1)=1
あれ?
なんだろうこの違和感は…
律「次のn=2だったら偶数になるって事だから、単純に確率は1/2じゃないかな」
紬「そうね、りっちゃん鋭いわ!」
後は2人で分担して確率を求めた結果は以下の通り
475:外伝11
10/02/07 00:23:06 akuax+Xq
P(1)=1
P(2)=1/2
P(3)=1/4
P(4)=7/30
P(5)=1/5
P(6)=1/8
P(7)=2/15
P(8)=7/60
P(9)=1/12
P(10)=1/10
残り1分
紬「りっちゃん、確率にnをかけた数値を順に言うざますよ!」
律「いくでやんす!!1,1,3/4,…,1」
つかさ「ふんがー」
かがみ「まともに始めなさいよ!」
紬「全部たすと…、えっと…」
残り10秒
律「ムギまだか!?」
紬「・・・できた!期待値は181/20よ!!」
タイムアップ
と同時に電話がかかってきた
男『答えは出たかね』
律「期待値は181/20で…」
紬「ちょっと待って!!」
律「うわッ、どうしたんだよムギ」
紬「私に電話を代わって」
違和感の正体がわかったのだ。私は電話を代わってもらった
男『どうしたのかね』
紬「この問題に答えはありません」
律「え!なんで!?」
476:外伝12
10/02/07 00:27:41 akuax+Xq
男『ほぉ、一体どういう事か説明してもらおうか』
紬「それぞれの確率は出ましたが、それらの合計は1にはなりません
よって問題としては不成立です」
男『フフフ、大正解だよマユゲのお嬢さん』
“マユゲのお嬢さん”という言い方に私はカチンときた(カチン)
マユゲ「私は“マユゲのお嬢さん”ではありません!琴吹紬という名前があります!!」
男『これは失礼では改めてムギちゃん、正解のボーナスとしてスーツケースから更に5万円をもってけセーラー服♪』
私は5万円をスーツケースから取り出した
締めて15万円なり
男『スーツケースを机の下に置いて店を出ろ
それでバイトは終了だ』
私達は店を後にした
律「15万か…、何か濡れ手に粟って感じだな」
紬「・・・電話の男は私の事を“ムギちゃん”って呼んだわ」
律「そうなんだ」
紬「おかしいわ…」
私をムギちゃんと呼ぶのは軽音楽部の仲間だけだ
その事をりっちゃんに言った
律「たまたまじゃないかな~」
紬「そうかも知れないけど」
電話の男の声も気になっていた。無機質で機械のような声だった
律「そんなに気にすんなよそれよりもどっかに遊びに行こうぜ」
紬「ウフフそうね~♪」
477:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/07 00:51:19 x1bcZltw
・豚「けいおん!はジャンプ漫画より優れている」
→ここは週刊少年漫画板。アニメ板か漫画板に帰りましょう。
・豚「それでも、けいおん!はジャンプ漫画より優れている」
→確かにジャンプ下位(べるぜ、黒子、サイレン)と比較すれば20万という数値は売れている。だから何?
20万という数値は漫画全体どころか、ジャンプの中だけでも20万より遥かに売れている漫画がたくさんある。
ジャンプ漫画より優れているなら、せめてミリオン達成はしてくれないと比較にすらならない。
・そもそも比較の仕方がおかしい
→けいおん!は週刊少年漫画ではないし、アニメ化するまでほとんど売れなかった作品。
比較対象になりえない。
・強引に比較するとしても、同じ土俵で比較しろ
→確かにけいおん!(萌え上位漫画)はジャンプ下位漫画と比較したら売れている。
だが、萌え上位漫画とジャンプ下位漫画を比較するのは公平ではない。
このような比較法は作為的なものであり、同列のものを比較しているわけではないからだ。
このような比較法が許されると、「ジャンプ上位漫画は○○(下位の萌え漫画何か)と比較して50~100倍売れている(事実)」と表現できてしまう。
比較するならば、同じ土俵として、それぞれのジャンルの上位漫画で比較しなければならない。
・豚「サンデー、マガジンには売れている萌え漫画がある」
→それ以上に売れている非萌え漫画がたくさんある。むしろ、売れている萌え漫画の数は、売れている非萌え漫画に比べて絶対的に少ない。
週刊少年漫画ならなおさら。また、マガジンやチャンピオンは萌えに傾倒しすぎたため部数を急落させた過去があり、
萌え漫画の割合が高いサンデーは、依然として部数が下落し続けている。
・豚「ジャンプに載っているほうが、アニメ化よりも宣伝効果は高い」
→別にそのことを完全否定するわけではないが、明確な数字で根拠を示せカス
「最強の少年誌」という単語を持ち出す以上、ジャンプが深夜アニメより有利な根拠を出して証明できなければならない。
証明が不可能ならば、元々そのような前提・主張を持ち出さないこと。否定派に付け込まれる切り口になる。
このように、不条理なことを強引に通そうとするから、萌え豚が基地外扱いされることになる。
また、こちらは「アニメ化のほうがジャンプに載っているより宣伝効果が高い」と主張しているわけではない。豚の主張に具体的数値を伴った根拠がないことを指摘しているだけ。
・豚「ジャンプの最近の新人は不甲斐ない」
→そのことと、「萌え漫画を導入すべき」という主張はまったく関係がない。
また、最近の新人の漫画はまだアニメ化されていないものが多い。よって、アニメ化されているけいおん!とは、
そもそも比較対象として適切ではない。また、それを言うなら、最近の週間少年漫画の萌え作家(新人)で、
アニメ化なしで爆発的に売れている人がいるのだろうか?壊滅的に売れていない人のほうが多い。
・豚「今の子供たちは、泥臭い少年漫画よりニコ動で人気がある萌え絵が大好き!」
→根拠がない。
例えば、今の子供たちにアンケートをとって、「泥臭い絵より萌え絵が好きだ」という結果が出ているわけでもない。
そのような一部の動画は、サンプルにすらなりはしない。
ただ、ジャンプ上位漫画には依然として泥臭い絵柄が多いが、それでもトップセールスであることは確実に言える。
478:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/07 00:52:00 x1bcZltw
・豚「新人が軒並みけいおんに負けたジャンプ情けない」
→このような極端な例一つでしか優越感に浸れない哀れさを笑うしかない
・豚「それでも萌え漫画は優れている!週刊少年漫画にも導入すべき!」
→そもそも、そこまで優れているのならば、業界一位のジャンプが積極的に採用しているはずである。
萌えが時代の最先端で、新たな一大ジャンルを築き上げる大産業になるなら、
萌え専門、それ一色の雑誌が、飛ぶ鳥を落とす勢いで爆発的に勢力を伸ばしてきてないとおかしい。
何より、「萌え専門の週刊少年漫画雑誌」が存在し、それがジャンプを凌駕するほど売れていなければならない。
現実は、そのような週刊少年漫画雑誌は存在しないし、他の萌え専門雑誌は軒並み売れていない。
また、萌え漫画がミリオンを達成した事実もない。ジャンプが萌えを投入しようとしないのは、このような「萌えの壁」が存在することに起因する可能性がある。
萌えは所詮、狭い領域で粋がってるだけの分野。そして、萌え豚は取るに足りない少数派。
元々、けいおんはまんがタイムきららの中で中堅程度の人気
「つまらなければ即切り」という主義のジャンプ(しかも部数は圧倒的)で生き残っている漫画は、売り上げが低調な漫画でも面白いということになる
つまり、漫画としての面白さはジャンプ下位>>けいおん
元々のけいおんの売り上げは1巻1万部ぐらい。話にならない
そんなけいおんがアニメ化効果で急に部数を伸ばし、ジャンプ下位よりも売れるようになった
つまり、けいおんは、漫画自体のおもしろさではなく、京アニ(ヒット量産会社)の恩恵を受けて売れるようになった
結局、けいおんが売れようとも、元々の漫画としての面白さはジャンプ下位>>けいおん
けいおんのアニメは凄いけど(販促的に)
漫画はゴミ
これが結論
479:ななな
10/02/08 00:38:30 BOHER8sA
別にマンガもアニメもけいおんじゃん?それでよくね?
480:外伝13
10/02/09 22:33:54 r48DBqqE
-桜ヶ丘高校CEOルーム-
影慶「持って参りました」
澪「ご苦労様」
澪はジュラルミンケースを開けた。中にはゴム製のへびのおもちゃが大量に収められていた
影慶「ボスの希望通りのお品です」
澪「ありがとう感謝してるわ(これで1千万…)」
影慶「苦労した甲斐がありました」
澪「あなたに頼んで正解だったわ、フフフ(…なんでこんな物欲しくなったんだろ)」
影慶「ボスの笑顔が見られて幸せです」
澪(虚しい・・・)
こうして京都の夜は更けていった
――
お し ま い
・・・と見せかけて
ガシャーーーン
柊かがみが飛び込んできた
かがみ「澪、そいつから離れて!」
481:外伝14
10/02/09 22:39:38 r48DBqqE
澪「かがみ!な、何で?」
2人はMIXIの左利きコミュで知り合った
かがみ「そいつは影慶の偽者よ」
澪「影慶が、そんな…」
かがみ「よく見て、オデコに『偽』って書いてあるわ」
澪「あら、本当だわ」
かがみ「そいつの正体は怪人・触手男よ」
触手男「よくわかったな俺の正体が」
ニュルニュル(←体から触手が出てきた)
澪「いやッーーー!」
かがみ「今すぐ逃げるのよ、さもないとエロゲーみたくなるわよ」
2人は廊下に逃げた
だが澪の左足が触手に捕まった
482:外伝15
10/02/09 22:43:13 r48DBqqE
澪「やめてッー犯される!
犯されて体に卵を生み付けられて、私の腹を食い破って幼虫が飛び出しちゃう!!
その後ボロボロになった私はどこか中東の発展途上国の見せ物小屋に売り飛ばされちゃうー!!!!」
かがみ「このままでは澪が犯され・・・(中略)・・・されてしまうわ
こうなったら」
スッ(←ネギを取り出した)
かがみ「初音ミクパワー・メイクアーーーップ!!」
かがみ「変身完了、くらえネギカッター!」
ヒュンヒュンヒュン…,ボンヨヨヨーン
触手に跳ね返された
触手男「そんな攻撃は効かない、私の超人強度は1000万パワーだ!」
483:外伝16
10/02/09 22:46:24 r48DBqqE
澪「そんな…かがみの10倍だなんて」
かがみ「ならばダブルネギよ」
かがみは両手にネギを持ってジャンプした
かがみ「ダブルネギで200万パワー」
かがみ「いつもの2倍のジャンプで2倍の400万パワー」
かがみ「更に3倍の回転を加えて、お前を上回る1200万パワーだ!!」
かがみは1200万パワーの光の刃となった
ドッギャーーーン!!
澪「やったわ!」
かがみ「…ダメ、心臓を外したからすぐに復活するわ」
澪「とにかく校庭に逃げましょう」
2人は校庭に出た
校舎は触手男に取り込まれてしまった
484:外伝17
10/02/09 22:56:06 r48DBqqE
澪「こうなったらアレしかないわね」
かがみ「アレってまさか…(ふわふわ時間のラップかしら?)」
澪「ガンダーーーム!」
パッチーン(←指パッチン)
ゴゴゴゴ…(←地面からSガンダムが出現)
かがみ「Sってシャイニングガンダムじゃなくて、スペリオールガンダムじゃない」
澪「では乗り込みましょう」
コクピットにはプレステのコントローラーが置いてあった
澪「くらえ瞬獄殺!」
弱P,弱P,→,弱K,強P
(コマンド入力・瞬獄殺が発動した)
ドガッ,バキッ,ズゴゴゴ
32HIT
485:外伝18
10/02/09 22:59:50 r48DBqqE
触手男「うぎゃッーーーー!!」
かがみ「勝ったわね」
澪「あ…ちょっと見て、また立ち上がってきたわ」
触手男はまた復活し、更に柊つかさを捕まえていた
かがみ「ちょっとつかさ、アンタ何やってんのよ!」
つかさ「えへ、お姉ちゃんゴメンね捕まっちゃった~♪」
澪「かがみの妹?それにしても触手が似合うわねあの子」
触手男「犯したる!犯したる!!犯したるッーー!!!!」
ニョロニョロ,ニョロリ-ン
触手が一斉につかさに襲いかかった
澪「あぁもう終りだ~」
かがみ「大丈夫よ澪(ニヤリ!)
触手男アンタの負けよ!」
486:外伝19
10/02/09 23:03:51 r48DBqqE
触手男「はぁ~?俺は今からこの娘にチョメチョメを、ん?・・・な、何だこの力は!?」
澪「妹さん、眼が青く光ってる…」
つかさ「バルサミコ酢ガンマ砲!」
シュレイディンガーーー!!
触手男は跡形もなく吹っ飛んだ
かがみ「つかさは柊一族でも希な、両目とも秘石眼の持ち主なのよ」
澪「それであんなに強い力を秘めていたのか」
つかさはヨロヨロとこちらに近付いてきた
かがみ「つかさ大丈夫だった?」
つかさ「お、お姉ちゃん…触手の一部が…わ、私の体に侵入して・・・」
澪「て、手遅れだったの!?」
つかさ「意識が乗っ取ら・・・貴様ら皆殺しにしてやる!!・・・は、早く逃げ…」
487:外伝20
10/02/10 01:42:52 2WYCd0Cy
かがみ「つかさ、そんな…」
つかさ「お、お姉ちゃん、もうダメ・・・グハハ、この体は頂いた!!」
ヒューン,スタッ
空から1人の少女が飛んで来た
リン「私はボーカロイド2号・鏡音リン」
触手ツカサ「く、仲間が…ふ、増えやがった…な」
リン「ではお聴き下さい
私・鏡音リンが歌います、炉心融解」
488:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/10 01:44:06 2WYCd0Cy
【炉心融解】
作詞:kumi
作曲:iroha
489:外伝21
10/02/10 01:46:05 2WYCd0Cy
リン「♪夏は心のカギが~ 甘くなるわ ご・よ・う・じ・ん♪」
澪「それって桜田淳子の歌じゃない」
かがみ「でも効いてるわよ」
リンの歌を聴いて触手つかさは苦しんでいた
触手つかさ「グガガガ…く、苦し・・・お、お姉ちゃ…私をこ、殺して…」
かがみ「何言ってんの、アンタは絶対助ける!」
このままでは倒せそうにないので、仲間を探す旅に出た
-神奈川県某所-
澪「かがみ、ここはどこよ?」
かがみ「神奈川県よ。ここいらに強い妖怪がいるらしいのよ」
目の前に1人の男が近付いてきた
超イケメンだ
490:外伝22
10/02/10 01:48:44 2WYCd0Cy
かがみ「あれは*殺生丸、左腕が復活してるわね」
(*『犬夜叉』の主人公・犬夜叉のアニキ、たぶん左利き)
澪「爆砕牙も持ってるし相当強そうね」
仲間になるように説得した
殺生丸「…なるほど、よく分った」
澪「では仲間になってくれますか?」
殺生丸「…だが断る」
かがみ「次は四人目の仲間を探しに行くわよ!」
殺生丸「…仲間になるとは、言ってない」
澪「ブツブツ言ってないでさっさと出発よ!!」
澪は殺生丸をつかんだ
澪のボインが殺生丸の腕に当たった
殺生丸「さあ早くいくぞ!」
491:外伝23
10/02/10 01:52:04 2WYCd0Cy
更に*ともしび小僧と*爆弾ベイビーを仲間にして、数ヶ月ぶりに桜ヶ丘高校に戻ってきた
(*ドラクエ5の敵モンスター)
つかさ「お姉ちゃん達お帰りなさ~い」
かがみ「アンタ大丈夫だったの?」
つかさ「うん大丈夫!私ね、触手を自由に扱えるようになったよ♪」
ニョリニョリ(←手足が触手に変化した)
澪「へえーこうして見ると、触手も中々いい物だ」
殺生丸「…荷物が、重い」
長旅の荷物を全て殺生丸に持たせていた
つかさ「あ、イケメンだ」
殺生丸を見てつかさは興奮した
つかさ「あぁダメ、興奮して触手が出ちゃう!触手が出ちゃうー!!」
492:外伝24
10/02/10 04:17:06 2WYCd0Cy
つかさ「アッーーー!!」
つかさの体は触手まみれになった
かがみ「ちょっとつかさ、顔以外全部触手じゃないの!?」
つかさ「ご、ごめんねお姉ちゃん…、興奮するとこうなっちゃうんだ~エヘヘ」
澪「ところで、最初の触手はどこから体に入ったんだ?」
つかさ「もう、澪ちゃんのエッチー!」
一同「アハハハ」
その時、空に次元の歪みが現われ、中から謎の男が飛び出してきた
??「ちょっと待てやゴルァ!!」
澪「お、お前は」
・・・・・・・
収拾がつかなくなったので、これにて『外伝』は
お し ま い
493:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/10 11:57:10 n8WCBsxg
スレチになってるしつまらんし…
494:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/10 12:47:21 zCjqjBoX
コイツが書くの止めたら俺は真面目に書く
495:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/19 04:55:41 KqPZIa3S
かきこ
496:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/19 04:57:44 KqPZIa3S
>>494
ss書かないんですか?
497:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/20 13:54:24 IELwCWR8
あげ
498:こんとん!
10/02/22 01:15:06 eUGo3aRQ
『第3部-夢伝説』
(前回までのあらすじ・・・
>>35から自分で読んで下さい)
-学校の音楽室-
唯「私達もとうとう2年生だね」
和「そうね」
唯「澪ちゃん元気かな…」
和「澪…、今頃どうしてるのかしらね」
澪が桜ヶ丘高校のCEOになってから数ヶ月が過ぎていた
ガラガラガラーッ!
澪「おっす、オラ*人身御供!」
(*ひとみごくう:言いなりや犠牲になる事)
唯「み、み、澪ちゃん!?」
和「澪!!…アンタどうして」
澪「私さあ、CEOを馘になっちゃったんだ」
・・・・・・・
先日の株主総会での澪のラフな服装が問題になった
499:こんとん!2
10/02/22 01:17:06 eUGo3aRQ
-株主総会後の記者会見-
記者A「秋山さん、株主総会での服装の乱れが指摘されてますが、どうお考えですか」
澪「チッ、うっせーな」ボソボソ…
澪「反省してま~す」
記者B「この件で、今後の会社経営に何か影響はありますか」
澪「影響はありますん」
記者C「どっちだよ」
記者D「これからの会社運営について、社員達にはどんなスタイルだと思われたいですか」
澪「・・・渋い!!」キッパリ
澪「~~~」
澪「フッ、ヘヘヘヘ…」
アハハハハ…(←周りからの失笑)
・・・・・・・
500:こんとん!3
10/02/22 01:18:42 eUGo3aRQ
澪「って訳で、株主からすごいクレームが来たんだよ」
唯「大変だったんだね」
澪「まぁ、とりあえずお邪魔するよ~」
和「・・・」
唯「・・・(なんか声かけづらいな~)」
澪「・・・静かね
こう静かだとあの日の事を思い出すわね」
唯「あの日の事って?」
澪「それは…」
唯&和「・・・」ゴクリ
501:こんとん!4
10/02/22 01:24:43 eUGo3aRQ
澪「それは・・・
大政奉還だよ!!
ぶぁはははwwwちょ~ウケるwwww大政奉還ってwww」
和(何こいつ)
澪「慶喜(15代将軍)、凄く悔しそうだったな…」
唯「えっ、澪ちゃん本当に見たの?」
和(なわけないだろ)
澪「去年は殆ど試合に出られなくて
・・・ってそれwww巨人の高橋慶喜だろww腹よじれるー!!wwwww」
唯「澪ちゃん…」
澪「た、高橋www慶喜ってwww!!!!こ、米将軍ってwwwww」
和(それは吉宗(8代将軍)だろ)
澪「お米券(キリッ!)」
澪「お米券(キリッ!)」
澪「大事な事だから2回言ったわ」
502:こんとん!5
10/02/22 01:26:57 eUGo3aRQ
唯「はぁ~」
澪「唯も言って、お米券(キリリッ!!)ハイッ!」
唯「…え」
澪「言いなさいよ」
唯「あうぅ…お、お米券・・・」
澪は携帯のメールをチェックしていた
迷惑メールしか来てなかった
澪「あ、ごめん。聞いてなかった
もういいや」
和(本当にどうでもよさそう)
澪「でも、返還記者会見は今でも覚えているわ…」
唯「ど、どんなだったの…かな?」
和(相手にすんなよ)
澪「神妙な顔でこう言ったわ…」
唯&和「・・・」
澪「“体力の限界!!”
・・・ってそれww千代の富士wwwwwや、やべwwwもう限界…」ハァハァ…
503:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/22 14:22:58 ignPv13h
またツマランのが湧いた
このスレももう終わりだな
504:こんとん!6
10/02/22 15:53:33 eUGo3aRQ
和「もうこっちが限界よ…」
澪「限界,限界,玄海灘ー、なんちて(←ちょ~ウケるww玄海灘ってww)」
和(つまんね)
澪「唯、あんたも何かおもろい事言ってよ」
唯「…え、また~(もう嫌だな)」
澪「早くしないと爆弾が爆発しますよー、はいカウントダウン開始!!5,6,7…」
唯「え~と…、あっ!sin,cos,tanー・・・ど、どうかな…?」
澪「・・・」ガタッ!
澪は突然立ち上がった
体は小刻みに震えていた
澪「さっきから…ずっと…我慢してきたけどさ・・・」プルプル…
唯「ごご、ごめんね澪ちゃんッ、わ、私ね!!」
505:こんとん!7
10/02/22 15:56:33 eUGo3aRQ
和「澪、怒らないで!
唯はこれでも精一杯やったのよ!」
澪「うんこ」
澪はトイレにいった
和「ハイパー疲れた…」
唯「(ハイパー?)…澪ちゃん何か病気かな」
和「・・・こっちが病気になりそうよ」
ガラガラガラーッ!!
澪「大変大変!!」
和「今度は何よ」
澪「スゲーでっけえうんこが出た!
あれならギネスにマジ載るかもwww
まだ流してないから2人も見に来いよwwww!!!!」
唯「…もう死にたい」
澪「写メ取りまくってみんなにメール送ってネットにうpして、wwwこりゃー忙しくなるぞウヒョーーー!!!www」
506:こんとん!8
10/02/22 15:58:47 eUGo3aRQ
この後、澪は『うんこ』という言葉を連呼し続けた
1時間後
落着いた澪は紅茶を飲んでいた
澪「という訳で、またこれからもヨロシクね♪」
唯「・・・でも良かった、澪ちゃんが戻ってきて」
澪「で、いきなりだけど唯にお願いがあるの」スルスル…
澪はいきなりスカートとパンティを脱ぎだした
和「ちょっと、何してんのよ」
澪「尻にオデキができて超痛いんだ。唯、潰してくれ」
唯「そ、そんな~無理だよ」
澪「・・・(プッツン)何でだよおぉぉぉぉ友達だろうがぁぁぁぁッ!」
唯「澪ちゃん…」
507:こんとん!9
10/02/22 16:00:59 eUGo3aRQ
澪「オデキがいてえんだよぉぉぉぉ!寝れねえんだよぉぉーー!!」
和(こいつの頭蓋骨を潰したいわ)
澪「唯のその綺麗な手で潰してくれよぉぉぉぉぉぉ!!!!
・・・そうだ!和が潰して♪」
和「えっ、私…」
澪「さあさあさあ」
和「・・・」
澪「ほーいほーいほーーーいッ!!」
澪は尻をプリプリ振りながら和に近付いてきた
ブチンッ! 和はキレた
和「死ねやこのクソ女がぁッ!てめぇからはゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーーー!!」
澪「…う」
澪「…うっ、うっ」ポロポロ
508:こんとん!10
10/02/22 16:03:10 eUGo3aRQ
澪「…う、うわぁ~~ん、和に『死ね、このドサンピンのド低脳ぬけ作ハゲ』って言われたーーー!!!!」
澪は下半身丸出しで音楽室から出ていった
澪「うおぉーwwこの地球に生まれてきて良かったぁーwwww」
和「澪…誰よりも愛が深いゆえに、愛を捨てた女・・・」
数分後、澪は妹の*ブゾリを連れて戻ってきた
(*北斗の拳に出てきたザコキャラ・でかくてキモい)
ブゾリ「おお、お姉ぢゃんをい、いじめだのは、誰だー!?」
和「律よ(キリッ!)」
律「グガー、グガー」
律はソファで昼寝をしていた
509:バイト君
10/02/22 23:02:15 hNPGUWFq
続きはWEBで。
510:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/22 23:43:41 hNPGUWFq
真面目にSSでもかいてやろうかな。(笑)
「I'll be here 4 U.」
何気ないある冬の日。
新聞受けの中に新聞に雑じって手紙のようなものが入っていた。
宛名も、住所も、送り主の名前すら書かれていない。
A「ん~~~~~~~。誰だぁ?こんなの送ってきたのはぁ…。」
なんせ、久々の大雪に見舞われた次の日の朝だ。とても寒かったろう。
A「う``~~~~~~~~~!さっびぃ~~~。」
急いで家の中に入る。
Aは、学校に行くまで時間があった。
あの新聞の中にいっしょに入っていた紙を眺めていた。
そこには、歌詞のようなものが書かれていた。
…冷たい風が 君の頬をかすめる
二人歩いた 通学路を歩く
昔から変わらない その笑顔と
二人だけの Secret Time 欲しいよ……
A「ん…。なんか背中がむずむずするなぁ。」
A「あぁ。さっさと準備しないとな。」
なんだか割り切ったような顔でトレードマークのカチューシャを頭につけた。
511:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 00:11:30 c42RNR5O
>>510の続き
A「さみぃ…。」学校までの道のりを歩く。
A「さっきのあれは何なんだろう…もしかして…ないよね(笑)」
B 「っくしゅんっ…」ブルブル
(さむいな。誰か私の悪口言ったのかなぁ…
それとも藤壺の話かな…ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ…)ぼーーーん!
そんなところに唐突にやってくる人影が。
A「みぃーーお!お前何やってんだぁ?」
澪「ふぇっ? りっ、、りつぅ!いきなりだなぁ。
(もしかして、藤壺の話とかしてないよね…)…なんでもない。×2」アセアセ
律「わりぃわりぃ!ところでぇ、」
澪(…宿題見せろとか言うんだろうな。)
律「こないだのクリスマス会&新年会の写真ってまだ?」
澪「あぁ、ちゃんとあるよ!部活の時渡す。」予想は外れ、ほっとした。
一方では、
F「お姉ちゃん!お姉ちゃん!もう、あさだよ!
てか、それ私のパジャマじゃん!」
布団の中でぬくぬくしている物体に優しく声をかける。
C「(モゾモゾ…モゾモゾ…)うぅぅぅぅぅぅ。うーいー、いまなんじぃ?」
憂「もう、8:00だよ。」(ヤバい、学校遅れるよぉ。)
C「ふぇ!??おくれちゃうぅぅぅぅぅ!」
布団の住人はいきなり布団からバサッと起きて部屋から飛び出していった。
その勢いのなかで淡々と必要事項を言っているが…。
憂「ご飯ちゃんと食べてってね。って聞いちゃいない!」
512:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 00:56:56 c42RNR5O
…へっへっへっへっへっへっへ…
信号が赤でも飛び出しそうなくらいにCは焦っていた。
ちなみに、今日は憂は見学旅行の振り替えで休みだった。
駅の隣の踏切の遮断機が下りかかっているのを見て猛スパートをかけている。
ギリギリ踏切を越えたところにひとりの少女が歩いていた。
C「うぁ~~~まにあいそうだぁ!!和ちゃ~ん、みっけ!」
その少女の隣に位置をつけた。
C「おはよう、和ちゃん。」
和「おはよう、唯。ずいぶん汗だくね。寝坊でもしかけた?」
和「憂ちゃんに迷惑かけてるんじゃない?しっかりしなよ。」
唯「えへへっ。」
唯「今日って、寒いね。」和に抱きついた。そして、
唯「あったか。あったか。」
くっつかれたほうは少し驚いたが、幼馴染だけあってそこは黙認している。
和「…唯。これじゃ、学校遅れちゃうわよ。でも、いいわ。あったかいし。」
…その後ろ姿に目を光らせる人物が…
D「うふふっ。朝からいいものを見せてもらいました…。」
そのころ憂は両親がいない家の中の掃除をひと段落させたようだ。
憂「…暇かなぁ。梓ちゃん。メールしてみよう。」
…今日暇だったら、いつものところで遊ばない? …
携帯電話を取り出しこのようなメールを梓に送った。
憂(ちょっと時間的に早すぎたかな…)
~~♪
梓「にゃっ!なんだ…憂からかぁ。」
びっくりしてすぐにほっとする自分になさけなく思った。
513:暇潰しSS
10/02/23 02:21:31 a0jsuhc1
律「唯、今日は憂ちゃんの誕生日だな。何かプレゼントするのか?」
唯「うん、するよー」
澪「何にするんだ?」
唯「お菓子だよ、帰りに買っていくつもりで…」
紬「ダメよそんなんじゃ!」
唯「え?」
紬「既製品を買うだけじゃ味気ないじゃない!もっと心のこもったものがあるでしょ?」
唯「というと…?」
紬「ゴニョゴニョ」
唯「え!?そ、そんなの無理だよ!」
紬「負けちゃダメよ!憂ちゃんのこと好きなんでしょ?」
唯「う…うん…」
紬「なら大丈夫!成せばなる、よ!」
唯「わかった…私、頑張って成すよ!」
紬「そうこなくっちゃ!」
梓「ムギ先輩、何を吹き込んだんでしょうか」
澪「ろくなことじゃなさそうだ…」
――
今日は私の誕生日。
お姉ちゃんから素敵なプレゼントがあるらしいです。一体なんだろうな…
唯「お待たせー」
憂「お姉ちゃん、プレゼントってな…」
唯「プレゼントは…私だよ!」
そこには下着姿のお姉ちゃんが!い、いくらなんでもこんなの…
憂「いただきます!」
唯「きゃー♪」
――
律「唯、昨日の憂ちゃんの誕生日はどうだった?」
唯「…すごかったよ…色々ね…」
律澪梓「何が!?」
紬「勝った…」グッ
514:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 02:42:52 c42RNR5O
一時間目、二時間目と時間が過ぎていった。
そして、昼休み…。
澪「うわぁ~~。和ぁ、全部自分で作ったの?」
和「別に、大したものなんか入ってないって。(笑)」
いつものように変哲もない話が空間を飛び回る。
和「ねぇ、さっき律とすれ違ったんだけどなんか変だった。」
和「あなた、何があったか知ってるんじゃない?」
周りとは少し空気が違うようなものが二人を取り巻いた。
澪「朝の時は何ともなかったようだけど。」
和「…そっかぁ。なんでもない。澪なら知ってるかなと思って。」
澪(何があったんだろ…律ぅ…。)
澪「…後で部活で会うからその時にでも。」
それと同時進行でほかのクラスでは、
唯「ほーーーーーーーげーーーーーーーーーーーー」
紬「あらあらあらあらあらあら。…フフッ」
律「……………」
いつもの元気印が窓の外をぼんやりのぞく。
唯「ほーーーーーーーーーげーーーーーーーーーーー」
紬「唯ちゃん、ほっぺについてるわよ。」ペロッ
唯「あ、ありがとう。むぎちゃん。あれ?りっちゃん?」
紬「りっちゃんがどうかしたの?」
律「…」
唯「りっちゃん?」
律「…」
唯「おーい!りっちゃん!」
律「…」
唯「りっちゃん、りっちゃんってばーーー!」
紬「ねえ、りっちゃん!」
唯紬(おかしいなぁ。いつもだったらすぐ反応するのに…)
515:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 03:53:14 c42RNR5O
余りにも反応しないことにしびれを切らした一方が近づく。
しかし、その気配には気付いていない。
唯「りっちゃん!」ムギュ!
律「あ!唯っ!呼んでたのか?ごめんごめん。…」アハッアハッアハっ
紬「どうしたの?具合でも悪いのかしら。」
律「なんでもないよ~~ん!ほ~~ら!」
さっきまでの体を取り消すように髪の毛でひげを作って唯と絡んでいる。
紬(なんか、いつものりっちゃんでないのはわかる。でも、どうして?)
しばらくして、律は今までと同じ様に魂の抜け殻になっている。
律(朝あんなもの読まなかったらよかったな。なんで見ちゃったんだろ…。)
律(「君は思ってるより おんなのこだよ」「前髪下ろしたときは どれほど好きになれる?」って、
書いてたけどさぁ、なんかこんなこと前にもあったけどあれは澪の仕業だったし、またあいつが?)
心の中でぼやいた少女は授業中も視点を一点にしていた。
さわ子「ちょっと?田井中さん?どうしたの?」
律「え?あっ!なんでもないです。」
さわ子「そう。それならしっかり授業を受けること。」
律「はい。」
――そんなこんなで放課後になり、部活にいそしむ姿が多くなった。
律(いつもの軽音部が始まるんだ。周りにはいつもと同じようにふるまわなければ…。)
今日は彼女は掃除当番ではなかったので一番早く部室にしてはティーセットが置いてあったりと
ほかの部室にはないまったりした雰囲気がある。
516:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 03:54:33 c42RNR5O
ギィィィィィ…。
唯「りっちゃん、おいっす!」
律「オーっす!」
唯(今までどおりのりっちゃんだなぁ。)「何考えてるの?」
律「それはなぁ、あれだよ、あれ!タイバンのこととか!!」
唯「年末のライブハウスのときは楽しかったよね。」
しばらくたってみんながそろった。ただ、梓は振り替え休日で休みである。
紬「みんなそろったことだし、お茶にしよ?」
紬「きょうはレモンティーとマドレーヌとクッキーよ」
机の回りにいつもの定位置に座った面々。
まったりとした空気が空間いっぱいに広がる。
唯「お寒ぅございますねぇ」
律「そうでございますわん」
唯「りっちゃん!それっ!」律の両頬に冷たい手が触れる。
律「お!やったな?おっ返しだぁ!」同じことを唯にやる。
紬「ふふふふふふふ…」となんだか微笑む。
ひとりだけその空気の中に入れなかった。
澪(絶対、なんかあるな…。いま聞いてもはぐらかされるだけだし…。
でも、和の話はほんとのようだ。付き合い長いんだからそれくらいわからないと。)
澪「な…なぁ律」
律「ん?なぁに?」
澪「もうそろそろ進路とか部活とかぼんやりでも話しとかなきゃいけないんじゃないか?」
律「まだ早いけど、それもそうだな。」
唯「むぎちゃん!むぎちゃん! このマドレーヌおいしいよっ!」
律澪(空気読もうぜそこは。)紬(ふふふッ。)
唯「あ、ごめんごめん。部活の話だよね?」
澪「そうだよ。とりあえず、これからの事を考えておかないと後で大変なことになるからな。」
律「んで、これからどうやってくんだ?」
紬「私は、このままがいいなって。みんなと一緒にいられる時間が私の幸せだもの。」
紬「だから、部活はある程度ずっと続けたいな。」
律「そうか。そしたら、唯はどうなんだよ。」
唯「私も、むぎちゃんとおなじだよぉ。ここでお菓子食べて、みんなでだべって、
ギー太もひけて、みんなと曲を合わせられる。」
唯「だから、今はそんなことを考えなくてもいいと思うよ。澪ちゃんは?」
澪「私は…これの言いだしっぺだからなぁ。来年の事もあるし、そう考えたら梓の事もいろいろとね。」
澪「このバンドは大事にしたいと思ってるよ。」
律「私だって…ね。これからもよろしくな。」
律「というわけで、どうする? 新しく曲でも作るのか?」
澪「そうだな。もうそろそろあの4曲だけじゃつらい面もあるし。」
唯「いろんな曲を合わせたいよね。」
紬「自分たちの成長を見てもらいたいものよね。」
唯「そしたら、みんなで作っていくってのはどお?」
律「それいいな。いままで、澪とむぎにまかせっきりだったしな。」
律「それが、うちらの卒業の時にできればカッコイイよね。」
紬「やりましょうよ!ね?」
紬が手を輪の真中に出した。それに次々と重ねていく手、そして、掛け声とともにその手は離れた。
―誰かを忘れていた。
517:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 04:04:17 c42RNR5O
―きょう、休みだった2人の動向はこんなものであった。
~
こんにちは、平沢憂です。
今日は、暇だったので梓ちゃん(いけにえ)と遊ぶことにしました。
いつものコンビニ前、雪が積もっているので少し神秘的です。
~
梓「おーーい!待った?」
憂「あ!梓ちゃん!てか誰?」
憂「真っ白すぎて誰かと思ったよ。そしたら行こうか。」
梓「うん。」
憂「梓ちゃんこの服かわいいね。どこで買ったの?」
梓「近所のしま○らだよ。あそこいいのあるもんね。安くてかわいいもんね。」
憂「へぇ。ちょうど今日服見に行こうともしてたんだけど後で行く?」
梓「いくいく!どこなの? 」憂「秘密だよ?」梓「ぶーーーーー!」
しばらくして、いつものハンバーガーショップに到着。
518:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 15:24:24 c42RNR5O
注文をし終え、席に向かい合って座る。
やっぱりたわいもない話をが始まる。
憂「研修旅行面白かったね。とくに、先生たちが。」
梓「そうだね。あの先生は大人げなかったなぁ。」
憂「うんうん。あの人はねぇ…。」
…梓(楽しいな。明日は何があるんだろうな。てか、さっさと憂、服買わないのかな?)
しばらくして、憂のよく通っている服屋に到着。
梓(…う~ん。やっぱり、憂のイメージそのまんまだな。あの服いいなぁ。)
憂「どうしたの?梓ちゃん。あの服カワイイよね。あのフリルが…」
憂(梓ちゃんが着たらとてもかわいいだろうな。)
梓「買っちゃおうかなぁ。」
…憂(梓ちゃん、とっても楽しそう。お姉ちゃんにも見せてあげたいな。)
いつの間にか日は傾いていた。
梓「今日は楽しかったな。また行きたいね。」
憂「そうだね。でも、ごめんね。朝早くメールしちゃって。」
梓「いいよ。いいよ。楽しかったんだし。」
憂「そしたら、私はこっちだから、またね」ノシ
梓「うん。またね。」ノシ
その時、聞きなれた4つの声が聞こえてきた。
…「でね、それでね。あれで、あれなんだよ。」
…「ほぉ~。やっぱりこれだよな。」
…「でも、こっちのほうがいいなぁ…//」
…「澪ちゅわぁんは、素晴らしいセンスを持っていらっしゃいますものねぇ。」
…ゴツンっ!!「いったぁ~。私、何もいってないじゃぁん!」
…「まあ、まあ、まあ、まあ、まあ、まあ」フフッ
…「6回だぁ。」「って数えてるんじゃねぇ!ってあそこにいるの憂ちゃんだよね?」
…「そうだ!アズにゃんもいる~~!」
…「う~~~い~~~~!」「お~い!アズにゃぁぁあぁぁん!」もふっ!
梓「いきなり抱きつかないで下さいよぉ…//」
唯「アズにゃ~ん。ごろごろ~、ごろごろ~」
憂「あ!みなさん、こんにちは!」
澪律紬「こんにちは!」
律「二人でどっか行ってたの?」
憂「はい。ちょっと遊びに。」
澪「明日からまた学校?」
憂「はい。」
519:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 15:43:13 c42RNR5O
少し、その場でしゃべってみんな帰るべき方向に足を踏み出した。
―
憂「学校、どうだった?」
唯「りっちゃんがね…こうでね…あれでね…」
唯の何気ない話に憂はうなづきながら聞いている。
憂「そっかぁ。皆さん大変だったね。ところで、今日の晩ごはんは何にする?」
唯「マシュマロ豆乳鍋!」
憂「わかったよ。お姉ちゃん!私、頑張って作るから待っててね!」
520:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 18:28:40 c42RNR5O
―
澪「あのさ…律?」
律「何だぁ?何言おうとしてるのかわかってるよ。」
澪「おまえはエスパーか!」
少し息をついて澪は心配そうに話し始めた。
澪「今日、何かあったのか?和からも聞いたぞ?部活の時もなんか変だったし。」
律「…うん。関係ないよ。(朝の手紙はお前か?って聞けないよ。)//」
澪「ホントか?でも、律らしくない!そんな、暗い顔されても困るし。」
律「…(聞いてみようかな?)」
律「あのさ…朝…」
澪「朝がどうしたんだ?」
律「あのさ、…」澪(!!)
澪「そういえば、昨日の夜にメールしただろ?新聞受けに歌詞入れとくって。」
律「(ああ、やっぱこいつか。でも、いつもとは違う感じだったな。)…ははっ!」
律「どうしてくれるんだよぉ!澪!私の乙女心に傷つけるつもりか?」
澪「メールちゃんと見なかった律が悪かったんだろ?」
律「nだとぉ~~~~~!」こそこそ…「ほれっ!」
いきなり、澪のほほに冷たい手が触れた。
澪「ひゃぁん!こら律ぅ~…」(ゲンコツはできないな。ここは…)
澪「仕返しだぁ!」ピト…
律「あ!澪の手あったか~~い!ふふ~ん!(^ヮ^)」
お互いのやっていることにおかしくなって、その場の空気が暖かくなるような感じがあった。
しばらく歩いて、
澪「…今回の詞はどうだった?//」
律「う~~ん。この前より好きだよ。でも、私のこと書いてないか?」
澪「…え?…あっ…//」
律「いいよ。ごまかさなくても小学校からの仲でしょ?」
澪「今回のは、律のために書いたんだ!いつも一緒だったから。いつの間にか、隣にいてくれないとだめになって…」
律「そうか。そうか。澪姫様はこの律王子様がいないとだめなんですね?」ニイッ!
律がそうからかうと、反射神経的にゲンコツが来ると構えていたが今回はそうではなかった。
521:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 18:39:52 c42RNR5O
澪「ホッホ、ホントに書くのがとてもつらかった。」ジワッ
律「おいおいおいおい、泣くなよぉ…。」
彼女は、泣いている相手をなだめる、しかも小学生くらいの女の子を扱うように
彼女なりに優しく声をかけた。
律「そしたら、明後日休みだから家に泊まりにきなよ?」
律「たっぷり、この律さまが愛してやるからな!」
澪「何だ?そりゃ?…ハハハハハハハ…」
―
梓(寒いな…)「家に帰ってもひとりか。どうしよう。何やってようかなぁ。」
梓はいつもの道のりを歩いていた。
紬は電車を待つホームに立っていた。
紬「今日もいいものが見れたわ。斎藤。」
斎藤「左様でございますか。お嬢様。」
…「まもなく、列車が入ってきております。危ないですので白線の内側より出ないでください。」
彼女たちの特別な日々が始まった。
522:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/23 19:17:06 c42RNR5O
翌日…学校が終わり、放課後。
律「うぅ~~さびぃさびぃ!何なんだこの寒さはっ!」
ガチャっ
澪「お!律!早いな。ほかのみんなは?」
律「唯なら、さわちゃんによばれてずっとそれきり。むぎはいま日直だったから日誌書いてるよ。」
澪「そうなんだ。だったら、昨日の歌詞の感想いってくれないか?」
律「…」チュッ…「これが答えだよ。澪っ。」ニイッ!
澪(私はそれ以上だよ?いまは律しか見えない。)カァァァァァァァァァァァァ「あり…がと…」
ガチャっ!律「誰か来たぞ!」二人は所定の場所についた。
…「りっちゃん、おい~す!」「みなさんこんにちは。」…「唯と梓かぁ。同時に入ってくるって珍しいな。」
唯「まあね。」
ガチャ!「あ!みんな揃ってたのね。」…「お!ムギぃ!」
しばらくして、
さわ子「ムギちゃん、ミルクティーお願い!」
紬「は~い。」
いきなりあらわれてそのようなことを言うから全員が(ムギ以外)ぶっ飛んだ。
いまや恒例となっているティータイムの時間だ。
律「あのさ、昨日澪と唯とムギと話したんだけどな。」
律「新しい曲を書きたいってことになったんだけど?どうだ?梓。」
梓「う~~ん。いいですよ。今回も澪せんぱいとムギせんぱいが作るんですよね?」
唯「はいはいっ!今回は、みんなでつくろ~よ!」
紬「いいわね。それ!」
梓「あまり自信ないですけど、やってやるです!」
ここから、彼女たちの結晶が作り上げられていく。
523:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/24 01:40:34 pElHtKrL
よ 恥 | ____ | 言 い
ね ず | /:_____ : `ヽ | っ い
・ か | i: : /----------i: : : : ヽ | た .か
・ し | |: : |`´ `´`´`´`´|: : :|: : : || ら 悪
い | |: : | -- -- |: : :|: : : || ・ い
ヽ |: : | ┳ ┳ |: : :|: : : :|| ・ か
/ ̄ .|: : | ┃ ┃ |: : :|ヽ : :|| で
|: :ノ '' '''u|: : :|ノ : :| ー _
|: :ゝ、 __ !: : :i: : : :| ノノ
|/|:∧` ー`-´┬ イ|: : :|: : :/
ノ __ i/ `^_> ‐ヘ| ヘ |ノレレy´
) 〈彡テ /::|:::::/爪/::::} ̄\
) \ソ| /::<:::::| /:::ノ::::::::::::}
524:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/24 01:50:00 PWkoCv7k
で、いつから本気が見られるの?
525:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/24 22:32:01 pElHtKrL
とりあえずこんとんよりはマシといったところ
526:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 02:07:05 tFuV2pnB
その日の夜…
…カタカタカタカタ…カタカタ…カチッ!…
澪「今回はみんなで作るとか言っちゃったけど、やっぱりいつもの癖で勝手に詞を作りたくなってるなぁ。」
澪「どうせ、律に見せたら…『うぅ~、背中がむずむずするぅ~』とか言われるだろうな。」
~~♪
澪「あっ!ムギからだ。…今回はみんなで作れるから嬉しいなぁ。私から提案なんだけど、大切な人への感謝の気持ちを書いてみたいなって。」
澪「いいなぁ。…大切な人かぁ。…//」
―唯の家では…
憂「お姉ちゃぁん!ごはんできたよ!手伝ってくれない?」
唯「うい~!今行くね。待ってて!」ダダダダダ…
唯「今日は、マシュマロ豆乳鍋じゃなかったんだぁ。」シュン・・・
憂「それは、また今度ね。お姉ちゃん。」フフッ
唯「そうだね憂!今日ね。隣の席のハルちゃんがね…でね。…で、すごかったんだよぉ!」
憂(お姉ちゃんとっても楽しそう。私も楽しくなっちゃった。)「私もね、…でね、だったの。」
くだらない話が食卓をにぎやかにした。
唯憂「ごちそうさまでした!」
しばらくして、
唯「う~~~~~~ん。みんなで曲作ろうとか言ったけど、私は何をすれば…ム~~~~~~~…」
ガチャ!
憂「お姉ちゃん!どうしたの? 私にできるなら力になるよ!」
唯「それがね憂~~。みんなで曲を作ろうってことになってさぁ。」
憂(お姉ちゃんが作曲? どうしよう今のうちにサインねだっちゃおうかなぁ~~//)
憂「お姉ちゃん、頑張ってね! 私お姉ちゃんの力になれるかわからないけど。…明日、早いから寝よ?おやすみ。」
唯「おやすみ、うい~。」
527:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 02:50:13 tFuV2pnB
翌日、めったに降らない大雪が解け始めた。
律「へっくしょい!ちきしょーー!…ふぇ~、風邪ひいたかなぁ・・・」
いつもと変わらない通学路、樹、建物、空。
そこにいつもと変わらない時の流れがある。
この日も何も大きなニュースは飛び込んでこず、放課後になっていた。
…音楽室
ガチャ!
唯「あっ!みんな来てたんだ!」
澪「ずいぶんと遅かったな。待ってたんだぞ!」
律「おまえあれか? 呼び出し食らったか?」
唯「え…うん。(さすがにいままで机の上で寝てたなんて言えないよね。)」
紬「唯ちゃんも来たことだし!お茶にしましょ?」
梓「練習がさk「寒いからひとまず身体があったまらないとな!(律)」
一番下の梓はここで何も反撃できない自分に悔しさをぶつけたらしい。
ティータイムでの話が咲いたころに律が立ち上がった。
律「オホン!…昨日言った通り、我々放課後ティータイムは新曲を作るわけだが…」
澪「…なんだ?急にかしこまって。」
律「いろいろ考えた結果、みんなでどういう風に作っていくのかが先決だと思うんだけど。」
律「何か考えとかないか?」
ここで、紬が澪になんとなく目線を合わせた。そして、何かを言わせんばかりの顔を向けた。
澪「そういうのは、作っていくうちに決まるだろうし、それよりも歌の内容を考えないか?」
律「それもそうだな。いままで澪のきらきら~ふわふわ~な感じだけだと偏っちゃうからな。」
全員の前に立っているおでこ姫の頭にクリーンヒットが当たった。
律「なんで、いつも私だけ~?」
澪「悪かったな。きらきらやふわふわで!」
ほかの3人はそれを見て笑っていた。楽しそうに。。。
梓(わたしかなり空気ですよね?)
律「よーし!みんなこれでいいのか?」
梓「私はかまわないですよ!やってやるです。ギターの事ならですけど。」
唯「ありがと―!あずにゃん!助かるよぉぉぉぉぉぉ。」ムギュ!
……梓「痛いです!痛いです!ちょ。。。」ほわ~~ん
……一同(落ち着いてるよ、てか、抱きつかれて安心しきってるよこいつ。…笑)
紬「私は、みんなが楽しくやっていければそれでいいかな。」
律「よっしゃ!これで決まりだな。でも、何を伝えたいんだ?」
唯「ギー太!」
紬「たくあんの事かしら。」
梓「アズにゃん2号!」
律「おまえら、全くばらばらだな~~!(笑)。ところで、澪は?」
澪「え?うん…った、『大切な人』!」
律「もしかして、私の事か?」
ぼこっ!っと鈍い音が広がる。
澪「…たとえば、私たちを応援してくれる周りのさぁ」冷静に語り始めた。
澪「たとえば、さわ子先生とか、憂ちゃん、和とかいるだろ? ほかにも、学校のみんなとかね。」
唯「いいね。それ!うん!それでやろーよ!」
唯「ね!?やろー?やろー?」
梓「唯センパイがそこまで言うんだったらやりましょう。」
唯「アズにゃんはやっぱりアズにゃんだね!」
紬「みんなで作るんだから、もう少し気合入れないとね。」
528:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 03:05:47 tFuV2pnB
数日たったある日!
じゃっじゃっじゃ~~ん!
澪「ふぅ…やっとできたぁ!なんとかできたな。」
律「そしたら、記念にっと…」
澪「あっ!それ私のカメラ!」
律「こまかいことはきにしなぁいきにしない!」
律「ほら!みんな集まって!梓もさ!ほらはーやーくぅ!」
律「行くよ?」カシャ!
その写真は、唯が初めて部室の戸を叩いたときに取ったものと同じように律はおでこしか出ていない。
それには、彼女は不服ではなさそうだ。最高の傑作(マスターピース)ができたからだ。
(今回はこれで終わりです。内容が薄すぎてつまらなかったと思います。次回も頑張って挑戦します!)
529:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 03:12:55 tFuV2pnB
>>528のつけたし部分
その写真は、唯が初めて部室の戸を叩いたときに取ったものと同じように律はおでこしか出ていない。
それには、彼女は不服ではなさそうだ。最高の傑作(マスターピース)ができたからだ。
…
部室の机の上には30枚くらいの五線譜とノートの束。
何回も書きなおしたろうその筆跡はとてもきれいではなかった。
清書らしきものがそこに置いてある。この部活のいつもの作詞者の字であろう。
タイトルの部分にはっきりと書いてある。
「Be here for you!」(ここにいるよ!)
誰に対してであるのかは不明だが、
5人それぞれがそれぞれ想う人のためにこの曲を書いたのだろう。
この曲を演奏するのはいつの日になるか…。
(終)
530:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/25 11:15:00 uUuSooOa
乙
また暇な時にでも書いてくれ
ここなら気楽に書けるでしょ
531:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 13:30:47 tFuV2pnB
>>530
ありがとう。
多分次は続編です。
532:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 15:21:32 tFuV2pnB
…続編 #2「風邪!」
桜高軽音部の面々が新たな曲を完成させて早一週間。
この冬真っ最中の恒例行事「インフルエンザによる学級閉鎖」が彼女たちを襲った。
ここに学級閉鎖という不幸に見舞われた二人が通りを歩いている。
梓「心配だな…。先輩方インフルエンザとかかかってないよね。」
憂「うん…。そうだね。かかってなきゃいいんだけど。」
梓「唯センパイは大丈夫なの?」
憂「お姉ちゃんは今のところ大丈夫だよ。朝、昨日のアイスの食べ過ぎでおなか壊しちゃって…でも、普通に学校行ったから。」
梓「唯センパイらしいわね。」
憂「だから、お姉ちゃんは大丈夫だよ…。」
―唯「はっくしょい!…ふぇ…誰か噂流したかな?」
どうやら、2年生はどこもまだ学級閉鎖にはなっていないようだ。
でも、ちらほら休む者が増えているようだ。
ちなみに彼女たちの顧問は今日も休みだった。インフルエンザで。
学校が様子を見るということで、部活動が禁止になった。
律「さわちゃんインフルエンザだってよ。」
唯「大変だね。りっちゃんって風邪ひかなさそうだよね。(笑)」
律「こんなときにいうセリフじゃないぞぉ!でも、心配だな。」
紬「そうね。ここ数日間は先生の顔見てないものね。」
澪「そうだな。わたしらも気をつけないとな。律?」
律「なんで、私だけ名指し?」
澪「だって、前例があったからさ…。部長がしっかりしなきゃ!」
紬「今日、私こっちなの!」
澪「ムギぃ。バイトか?」
紬「今日は、バイトは入れてないの。今日はほかによるところがあってね。…バイバイ!」
唯澪律「ばいばーい!」
律「今日は、梓たちのクラス学級閉鎖になったんだろ?」
唯「そうだったんだ!」
律澪(おいおい…そこ知っておけよ。)
澪「憂ちゃんは、大丈夫なのか?」
唯「憂も私も大丈夫だよ!」
唯「あっ!私こっちだからバイバーイ!」
律澪「じゃーなー!」
この日までは、いつもの日常が続いていた。
翌朝…
斎藤「…お嬢様?お嬢様!今日は学校はお控えください!お体に響きます…」
紬「…え。…でも、学校行かないと…」
斎藤「…わたくしが学校にお伝えしますので、どうか安静に。」
そう言って、斎藤は周りの家政婦に体温計や、いろいろ発熱に関する道具を出すように言ってその場を去った。
家政婦「お嬢様、お顔が赤いですよ。お熱を計りますので体温計を…。」
ふわふわした意識の中、紬は体温計を手に取った。
…[39.8 ℃]…そう書かれていたようだ。それを見た紬は斎藤の話していた内容を理解した。
~~~~~~~~~~~~~~~~^^
533:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 15:51:22 tFuV2pnB
朝、学校にて。唯たちのクラスの担任が教室にはいり出席確認をしている。
この日は、2月の頭であった。一ヶ月後には上級生の卒業式が迫っていた。
担任「今日は誰が休みですか?」
…「○○さんいません。…先生!■■さんもいません!」
担任「ほかは?」
律「琴吹さんが今日は休みです。」
担任「それは、連絡をもらっています。大丈夫ですよ。」
担任「うちのクラスからもインフルエンザにかかった人が5人くらいいます。みなさんもきをつけてください!」
担任「それでは、朝の会終わり!号令係!」
号令係が号令をかけて一日がスタートした。
…
はじめて目の前に空白が存在した。それに少々戸惑った。
そのような日がしばらく続いた。
学校は、ようやくインフルエンザの脅威から抜け出して通常通りの生活が始まった。
タッタッタッタッタ…ガチャ!
律「お!大丈夫か?」唯「あ!ムギちゃ~ん!」
紬「みんな!ごめんなさい!今日から完全復活です。」
ガチャ!今度は、ひとりだけクラスが違う者が現れた。
澪「ムギ!お前大丈夫か?というより、ひさしぶり!」
唯「久しぶりだね!みんな。澪ちゃんは大丈夫だったんだね。」
澪「けっこう、淋しかったんだぞ?だって、和も休んじゃっててさ…。」
律唯「そうだったんだ。」律「私のところに来てくれてもよか…」ゴツ!
久々に響くナックルの音。それをみんなが懐かしむ。
…ハッハッハッハッハ…ガチャ!
梓「遅れてすいません。掃除が長引いちゃいました。ってムギせんぱい!」
紬「あ!ということはみなさん揃いましたね。さわちゃん先生を除いてですけど。」
律「そうだな!久しぶりのティータイムということですね?」
唯「お~や~つ~!」
…久しぶりのティータイムの余韻を残さないように律が話し始めた。
律「あのさ!みんな!聞いてもらいたいことがあるんだけど。」
梓「なんですか?それ?」
律「じゃーーん!卒業式の日にゲリラライブでもしよーっぜー!」
ゴツン!(てへぺろっ。)
澪「なんで、こういうことみんなに先に言わないんだよ!」
唯「そうだよ。りっちゃん!こういうのはみんなにきかないと!」
梓「先輩はいっつもそうですよ!」
律「いっつもじゃないよぉ~(…う~澪の拳骨は効くなぁ)」
紬「これ、面白そうじゃない?みんなでこんなことできるなんてすてきかも!」
534:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 16:10:00 tFuV2pnB
紬の発言はみんなを納得させた。そこに梓が口を出した。
梓「告知しないで、どこでやるっていうんですか!しかも練習時間1か月きってますよ?」
澪「確かに…梓の言うとおりだ。どうするんだよ。場所とか時間とか。」
律「ああ、まだ決めてなかったな。」
律「和に頼んで…」
澪「どこまで他力本願なんだよ。でも、聞いてみるのもいいかもな。」
唯「いま、和ちゃん生徒会長だもんね。多分、話せばわかるこだよ!」
澪「おまえがいうなよ!?(笑)な?梓。」
梓「…そうですね。(笑)」
律「なんだか、こんなこと一回あったな。お似合いですねお二人さ~ん?」
唯「ほんとだ!澪ちゃんとアズにゃん本当の姉妹見たいだよ。」
紬(ポー…//美しいなぁ。。。)
律(おい!唯!ムギがみとれてるよ!)
唯(ほんとだ!でも、そんなムギちゃんってかわいいよね。)
律「そういうことだから、ちょっと和に話してみよう?」
…律が先頭に生徒会室のドアにノックをした。
案の定、今の生徒会長が姿を現した。
和「あら、みんなどうしたの?こんなところまで来て、」
律「あのさ…相談があるのですが…」
和「何?言ってみなさいよぉ。」
律「あのですね…和様のお力で卒業式後の体育館を貸していただけませんか?」
和「そうね。なんで?」
唯「それはね。和ちゃん!私たちゲリラライブをやろうって考えがあってね。」
和「え?そんなの聞いてないわよ。ちょっと待ってて、今体育館の予約状況を確認するから。」
和「とりあえず、体育館は体育委員のほうにも伝えたほうがいいわよ。彼女たちの力も必要だから。」
澪「分かった。…ありがとな!でも、どうしてここまでやってくれるんだ?」
和「それはね。唯が初めて部活というものに入ってあんなに生き生きしてる顔見てるとなんだかね…応援したくなっちゃって」
和「もちろん、唯だけじゃないわ。澪だって、律だって、みんなの活躍を楽しみにしているんだからね。」
和「それじゃ、体育委員のほうに連絡とっておくから、期待してるわ!」
律「ありがとーーー!あんたは、神様仏様和様だよぉぉぉぉぉ!」
和「大げさね…」
唯「ありがとうね和ちゃん!それじゃあね。今日一緒に帰ろうね。」
和「分かったわ。それじゃ、唯!またね。」
しばらくして、和は体育委員長、そして、施設を管理する教頭のところに連絡を取った。
教頭のところに行き、いきさつを話した。
535:今回はなにもないよ。ごめん
10/02/25 16:26:51 tFuV2pnB
部活が終わったころには、日が暮れていた。
律「みんなおつかれ!今日、この後お茶しない?」
唯「和ちゃんも誘っていい?」
律「いいよ。澪は行くよな?」澪「私はもう参加してることになってるのか。」
紬「今日はバイトがないからいいわよ。」
律「よっしゃ!決まりだな?」
536:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/25 17:54:55 tFuV2pnB
いつものハンバーガーショップで…
律「ところで、和ぁ!いろいろとありがとな!」
和「いいわよ。別に。いつもの事じゃない。」
澪「いつもの事でごめんな。//」
唯「ところで、これからどうしようね。」
梓「何をですか?」
唯「ゲリラライブだよ。ゲ・リ・ラ・ラ・イ・ブ!」
梓「そうですね。でも、まだ体育館の使用許可降りてませんよね?和さん?」
和「そうね。明日くらいにはなんとかなりそうだけど。」
律「あはっ!そしたらぁ、明日は生徒会室に殴り込みだぁ!」
和「そのあとは、体育委員長のところに殴り込みね…。」
そんなこんなで一日は終わった。
537: ◆rrGc0sAvDg13
10/02/25 18:17:31 tFuV2pnB
律「ふぅ~!今日の授業はおわりだぁ!うぅ~手がうなるぜぇ!」
唯「りっちゃん、りっちゃん!いよいよ今日だね。りっちゃん!」
律「あぁ!唯!」
澪「それは昨日言ったことだろうが!」
紬「そうね…。」
彼女たちは、和が待つ生徒会室に向かった。
梓「こんな大勢で行って困りませんか?」
律「いいんだよ!これも作戦だよ!」
澪「あきれる…。」
こんこん!
…「はいって!」
唯「あ!和ちゃん!」
和「みんな来たのね。ここに、体育委員長にも来てもらったの。」
和「そのほうがいいでしょ?」
律「わりいな!」
和「早速だけど、本題入るわよ?」
澪「そうね。」
ここで、体育委員長と和に卒業式の後にゲリラライブをするという計画を話した。
体育委員長は納得したが、講堂のほうがいいと言っていた。卒業式も入学式も講堂でやっていたので
そのほうがいいと納得した。講堂の使用届は、そして、使用権の把握は生徒会でやっているため手続きが簡単になった。
律「悪いな。体育委員長。でも、このゲリラライブは口コミで広げていっていいけど、3年生には内緒な。」
体育委員長「わかったわ。3年生には内緒ね。」
律「あは~~~~~~!これで1ステップ進んだな。次は先生たちにもこの事を言っておかないとな。」
澪「そうだな。このことを言っておかないと大変なことになりそうだしな。」
放課後ティータイムは職員室に向かう。
職員室の支配者教頭にこの話を持ち込んだ。
顧問であるさわ子の了承を得ていることも告げた。
教頭は喜んでこの件を飲んでくれた。教師陣も卒業生たちにいい思い出を作ってやりたいのだそう。