09/11/29 13:50:39 A31PKqVD
和「どういう事かしら?」
紬「とりあえず、書いてある通りに実行してみましょうよ♪」
律「なんか…嫌な予感がするなぁ~」
聡「お、お姉ちゃ~ん」
(↑いつの間にかついて来た、律の弟の聡)
ヒューーーンッ!!!!
そこに、空から人が飛んで来た
??「探したぞ、リツロット!」
律「だ、誰だ?」
??「私はお前の姉、キャベッツだ!!」
251:こんとん!Z
09/11/29 14:03:23 A31PKqVD
突然現われたりっちゃんの姉のキャベッツ
確かにりっちゃんに似ている
律「何言ってるの!
私は田井中律、地球人だ!!」
キャベッツ「違う、お前は戦闘民族・ヤサイ人だ」
律「そんな…いくら私がキャベツ好きだからって・・・」
キャベッツ「さあ、私と一緒に来るんだリツロット!」
キャベッツは強引にりっちゃんを連れて行こうとした
律「嫌だ!絶対に嫌だ!!」
キャベッツ「そうか…ところで、そこにいる中学生はお前の弟かハアハア」
聡くんを見て、キャベッツの目付きが変わった
252:こんとん!Z
09/11/29 14:17:57 A31PKqVD
律「やめろ、聡は関係ない!」
ドスンッ
キャベッツの膝蹴りが、りっちゃんの腹部に炸裂した
律「うっ、がぁ…」
澪「律、大丈夫か!!」唯「りっちゃん!!」
キャベッツ「このボーイは人質だハアハア…仲間になるのなら返してやるハアハア…」
こうしてキャベッツは聡くんを連れて飛んでいった
律「くそ、聡ぃー!!」
紬「大変な事になりましたね…」
唯「みんなで聡くんを助けに行こうよ!」
そこにターバンと白いマントをつけた人物が現われた
さわ子「お前達では、行くだけ無駄だ」
唯「あ、さわちゃん先生だ~」
さわ子「違う、サワッコロだ!」
253:こんとん!Z
09/11/29 14:29:14 A31PKqVD
律「サワッコロ…、おめえがオラに力を貸してくれるのか?」
サワッコロ「そうだ!
…ただし今回だけだがな」
律「ふっ、悪くねえな」
サワッコロ「ククク…」
律「よし、行くぞ!」
ビューーーンッ!!
2人はあっという間に飛んで行ってしまった
しかしこれは凄い事になった
まさかあの2人が手を組むなんて…
紬「りっちゃんのお姉さん、強そうでしたね」
澪「2人は大丈夫かな?」
唯「う~ん…」
和「私達も闘いを見に行きましょう!」
254:こんとん!Z
09/11/29 14:43:12 A31PKqVD
戦い場に来てみると、戦局は終盤であった
倒れているりっちゃん、敵と睨み合うサワッコロ
そこに聡くんが飛び出して来た
聡「お姉ちゃんを・・・」
キャベッツ「な、なんだこの戦闘能力は!?」
聡「お姉ちゃんをいじめるなーーーッ!!!!」
聡くんが閃光のようなスピードで敵に体当たりした
キャベッツ「ぐはぁ!」
律「さ、聡…」
サワッコロ「これは…、なんて威力だ!」
255:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 22:52:55 6BvZIj8z
ヤムギチャ「……」
256:こんとん!Z
09/11/30 03:26:46 gNOBvMnN
そしてかなり色々な事があり、遂にりっちゃんは伝説のスーパーヤサイ人になった
キャベッツ「お、お前いったい何者だ?」
律「伝説の戦士、スーパーヤサイ人だ」
キャベッツ「何故、お前が伝説の戦士になれたんだ!?」
律「ボクシングの内藤vs亀田、亀田の判定勝利に対する激しい怒りで、私は目覚めた」
3-0の判定で亀田勝利だが、内藤勝利を期待していた者は多い
そのやり場のない怒りが爆発したのだ
律「オラは絶対にゆるさねえーッ!」
チュドーーーン!
りっちゃんの渾身の一撃がキャベッツに決った
キャベッツ「亀田、バンザーーーイッ!!!!」
りっちゃんはキャベッツを倒した。しかし内藤は敗れた…
257:こんとん!26
09/11/30 04:18:30 gNOBvMnN
唯「りっちゃん凄~い」
紬「更なる力を手にいれましたね♪」
律「ああ…」
りっちゃんは浮かない顔をしていた
それもそのはずだ、大好きな内藤の敗北によって得られた力だから…
律「それよりも、時計塔の秘密を解かなきゃ!」
さわ子「あなた達、余り遅くまで学校に残ってちゃダメよ」
一同「はぁ~い!」
私達は1号館の屋上に戻った
そして指示通りに時計塔の周りを何回もグルグルしたが、何も起こらなかった
律「これじゃバターになっちゃうよ!」
澪「反時計回りも試したのに…」
紬「・・・外壁って、ここじゃなくて、そうね…、学校自体の外壁とかじゃないかしら?」
258:こんとん!27
09/11/30 04:41:48 gNOBvMnN
私達は学校の正門に来ていた
和「早速、時計回りに動いてみましょう」
唯「おおー!」
澪「唯は元気だな~」
暫く歩いてみたが何も起こらない
そして角を曲がった時
唯「あれ~、壁が二重になってるよ」
本来の外壁に平行に、もう一枚壁が立っていた
二枚の壁の間は、人が1人やっと通れる位の通路になっていた
(↓こんな感じ)
──┐
┌───┐│
│ ││
│ ││
└─ ─┴┘
律「こんな通路があるなんて知らなかった!」
和「学校の中からじゃ、分からないわね」
私達は隠し通路を進んだ。しかし行き止まりになっていた
259:ていせい!
09/11/30 04:54:07 gNOBvMnN
スミマセン、>>258の図がずれてしまいました
正しくは下図になります(太線だけ見てください、--は無視)
--------━━┓
┏━━━┓┃
┃------------┃┃
┃------------┃┃
┃------------┃┃
┗━━--━┻┛
260:こんとん!28
09/11/30 05:07:42 gNOBvMnN
律「行き止まりだ」
唯「何もないね」
紬「…地面を見て、鍵穴があるわ!」
確かに地面に穴が開いている
時計塔の鍵をさしてみた
ガチャリンコ!!
地面が開き階段が現われた
和「またまた隠し通路ね」
紬「さあ、進みましょう♪」
階段を下りると中は真っ暗で、殆ど何も見えなかった
これでは先に進めない
澪「暗いな~、帰ろっか?」
和「そうね、一旦出直しましょうか」
紬「…大丈夫、私は何とか見えるから、みんな私の体につかまって!」
なんでこんな暗闇なのに見えるのだろうか
ムギちゃんを見ると、瞳が薄くオレンジ色に光っていた
唯「…(写輪眼!?)」
261:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/11/30 22:08:36 gNOBvMnN
暗い通路を、一同はツムギを先頭に進んだ
ノドカ「暗いってばよ!本当に大丈夫なのか、ツムギ?」
ツムギ「うるさい、黙って付いて来い」
ノドカ「なんだよ~、偉そうだってばよ!」
ツムギ「…(こいつが本当に、九尾の力を秘めているのか?)」
ノドカ「あ~、腹が減ったってばよ!」
ツムギ「…(ただの馬鹿にしか見えない)」
一同は道に迷う事はなかった
何故なら、ツムギはすでに写輪眼の能力を覚醒させていたからだ
チャクラで順路を探りながら進んでいる
262:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/01 12:39:09 JgXciOas
やがて一同は明かりのある部屋に辿りついた
ノドカ「やっと明るい所に着いたってばよ!」
ユイ「これもツムギくんのお陰だね、ありがとう」
ツムギ「ふんっ…」
ノドカ「ツムギ、なんだよその態度は!ユイちゃんに失礼だってばよ!!」
ツムギ「黙れ!
俺がいなければ、何もできない役立たずがッ!」
ノドカ「な、な、何だとー!!」
ユイ「やめなよ2人とも、サワシ先生に怒られちゃうよ」
2人「うっ、・・・」
サワシ先生の名前を出した途端に2人は静かになった
サワシ先生はスーパードSだからだ
263:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 13:46:40 PvukA88x
投下ペースが予測できないってばよ…!
264:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 17:18:43 JgXciOas
スミマセン
忙しいうえ、ナルト余り詳しくなくて…
何とかします
265:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/01 21:58:18 PvukA88x
>>264
マイペースで自分の書きたいように書けばいいんだってばよ!
266:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/02 10:48:38 nvpEMHgf
サワシ「下忍試験合格だ!」
265「サワシ先生!なんでここに?」
サワシ「>>265は>>264を気遣う言葉をかけた」
264「・・・」
サワシ「忍びは任務を遂行する事も重要だが、仲間を大切する事はもっと大事だ」
一同「そうだったのか…」
サワシ「これにて試験終了!!、…みんな、よくやったな」
こうして下忍試験に合格し、最初の任務が与えられた
時計塔の謎を解明する任務を
267:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/02 10:59:30 nvpEMHgf
ツムギ(そうだ、あの時のサワシ先生の言葉…)
ツムギ「悪かったな…、言い過ぎた」
ノドカ「き、気にすんなってばよ…」
ユイ「よかった。さあ早く先に進みましょう」
部屋には螺旋階段があり、これを登れば時計塔の内部に入れそうだった
階段を登ろうとした時、足元に宝箱があるのに気付いた
ノドカ「宝箱があるってばよ!」
ツムギ「開けてみよう、…これは?」
ユイ「靴下かな?随分長いね」
それは、フリルの付いたメイド用ストッキングだった
268:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/02 11:03:59 nvpEMHgf
律&澪「あの~、私達もいるんですけど…」
2人の出番は特に無かった。しかし
律(あのストッキング、澪に似合いそうだな)
269:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/02 11:13:52 nvpEMHgf
一同は螺旋階段を登っていた
ユイ「ツムギくん、前から気になってたんだけど」
ツムギ「何だ」
ユイ「“一族の敵”って誰の事なの?」
ツムギ「・・・」
ユイ「…あ、言いたくないなら別にいいから」ツムギ「・・・俺には、ヨモギという名の姉がいた」
ツムギは静かに語り出した
ツムギの姉、ヨモギはことぶき一族の中でも優秀な忍びであった
しかし更なる力を欲する余り、ことぶき一族に悲劇が起こってしまったのだ
270:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/02 11:24:31 nvpEMHgf
ツムギ「姉は俺以外の一族を全員殺し、俺の前から姿を消した」
ユイ「そ、そんな…」
ツムギ「俺は絶対に姉を許さない!」
ノドカ「でも、なんでそんな事を?」
ツムギ「新たな能力を手に入れるためだ」
ノドカ「それってどんな能力なんだってばよ?」
ツムギ「分からない…、なんせ俺以外みんな殺されたから、聞ける人がいない」
そうこうしている内に、時計塔の内部に辿り着いた
ツムギ「・・・ん、この邪悪なオーラは!!」
271:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/03 15:28:58 F56+esoH
らき☆すた
272:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:12:58 DMXSibjF
階段を登った部屋には2人の大男がいた
アンドレ「よくここまで来た、我が名はアンドレ!」
チンドレ「我が名はアンドレ!」
アンドレ「何回言ったらわかるだよ、お前はチンドレだろ!」
チンドレ「ご、ごめん兄ちゃん~」
アンドレ「もう一回いくぞ、我が名はアンドレ!」
チンドレ「我が名は福山雅治!」
終りの見えないやり取りが続くが、一同は暫く見続けた
アンドレ「いい加減にしろ、お前のどこが福山なんだ!」
チンドレ「ご、ごめん福山が好きだからつい…」
273:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:21:05 DMXSibjF
アンドレ「もう一回いくぞ、我が名はアンドレ!」
チンドレ「我が名はマクシミリアン・ド・ロベスピエール!」
アンドレ「それはジャコバン派の党首だろ!」
チンドレ「ご、ごめん兄ちゃん~
因みに、最期は娼婦に殺されるんだよね」
アンドレ「厳密には、娼婦に変装した殺し屋だ
もう一回、我が名はマンドレ!」
チンドレ「…さすがに、マンドレとチンドレはやばいよお兄ちゃ~ん」
面倒なので無視して先に進む事にした
階段を登ろうとした時に足元に宝箱を発見した
中身はエプロン付きのメイド服だった
274:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:22:45 DMXSibjF
メイド服を見て、律は思った
律(あのメイド服、澪に似合いそうだな…)
275:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:34:59 DMXSibjF
時計塔2階
そこは広い闘技場のような場所だった
中心には黒い外套の、怪しい男が立っていた
ツムギ「あ、あれは!!」
ノドカ「知ってるのかってばよ?」
ツムギ「オロシ丸…」
正式には“大根オロシ丸”
かつてはツムギの姉、ヨモギと同じ部隊に所属する仲間だった
かなりの実力を秘めた忍びであったが、最近までは行方不明になっていた
そのベールは謎に包まれている
オロシ丸「ククク…ツムギ、お前が来るのを待っていた」
276:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:44:02 DMXSibjF
ツムギ「何だと?」
オロシ丸「私と一緒に来い、更なる力を引き出してやるぞ!」
ツムギ「ふざけるな!お前なんか信用できるか!!」
オロシ丸「ククク…姉のヨモギを倒したいのだろう?」
ツムギ「それは…」
オロシ丸は余程空腹だったのか、立ちながら弁当を食べ始めた
カツカレーだ
オロシ丸「わはしは…モグモグ、お前の…モグモグ、ひからを更ひ…モグモグモグモグ」
ツムギ「食べるか喋るか、どっちかにしろ」
277:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 12:53:40 DMXSibjF
役30分後、オロシ丸はやっと食べ終わった
オロシ丸「さてと…」
ツムギ「改めまして…、オロシ丸!俺は」
オロシ丸「チョイ待ち、僕の食後はコレだから」
オロシ丸は小説を鞄から出した
食後の読書がオロシ丸の至福の時だ
今読んでいる小説は、貫井徳郎の『慟哭』だった
ユイ「私もあれ読んだ、犯人は主人公(刑事)なんだよ!」
その声はしっかりオロシ丸の耳にも届いた
オロシ丸「き、貴様・・・殺す!!!!」
278:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/04 13:33:55 AMvOyyt9
ユイ、あんたやっちゃあいけないことを…
279:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 21:39:19 DMXSibjF
オロシ丸「禁術・トヨタハイラックス4WDハイリフト!」
チャクラによって具現化した、トヨタの元祖RV車(のような物?)が襲いかかってきた
ツムギは写輪眼の能力によって攻撃を見切る事ができたが、ノドカとユイはまともに食らってしまった
2人「ウギャーッ!」
ツムギ「2人とも大丈夫か!?」
2人は虫の息だった
オロシ丸「ククク…この術は、愛知の国・名古屋隠れの里に伝わる最凶忍術だ!」
280:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/04 21:46:02 DMXSibjF
ツムギ「2人が…オロシ丸、貴様ぁーッ!!」
この時、ツムギの写輪眼が更に変化した
黒い5枚の桜の花びら、中央部には“東京下水道”と書かれている
オロシ丸「その瞳は…、万呆留写輪眼!」
281:かいせつ!
09/12/04 21:50:25 DMXSibjF
【万呆留(マンホール)写輪眼とは】
万華鏡写輪眼のパクリ、マンホールを見てたら思い付いた
一応、写輪眼の上位能力
282:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/05 13:12:23 +UqCBKHh
ツムギ「オロシ丸、お前だけは絶対に許さない!」
オロシ丸「アワワ…」
ツムギ「禁術・紀香(のりかおる)!!」
283:かいせつ!
09/12/05 13:15:26 +UqCBKHh
【紀香(のりかおる)とは】
天照(あまてらす)のパクリ
チャクラによって具現化した紀香フジワラが、お色気攻撃で敵をメロメロのメローナにする~♪
284:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/05 13:28:35 +UqCBKHh
紀香フジワラがオロシ丸に近付いた
Vシネマに出ていた頃(20代前半)の紀香だ
ノリカ「あ~ら貴方、顔色が悪いわねぇ?ウフフ」
オロシ丸「ぼ、ぼ、ぼ…」
ノリカ「私のかわいいチェリーちゃん♪」
オロシ丸「・・・・アッーーー!!」
数分後、オロシ丸は果てた
そして紀香フジワラは何処かに消えた
オロシ丸「ハアハア…、参りました…」
まさに禁術の名に相応しい、恐ろしい技であった
ツムギ「勝った」
285:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/05 14:08:50 +UqCBKHh
ユイ「やったねツムギくん!」
ノドカ「凄い術だったってばよ!!」
ツムギ「2人とも無事だたのか!?」
ユイ「実は、これのお陰で助かったの」
ユイの手にはテーピングが握られていた
生命に関わる重傷であったが、テーピングで何とかなったそうだ
ツムギ「体育教師は、テーピングでどんな怪我でも治せるっ言ってたが…」
ユイ「私も“体育教師って頭悪いな~”って思ってたけど…」
ノドカ「本当だったんだな」
今まで馬鹿にしてごめんなさい体育教師
そしてありがとう体育教師
この漢字読めますか?体育教師
①田舎
②流石
③郷愁
286:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 15:37:50 Sv+1Ezab
①でんしゃ
②りゅうせき
③ごうしゅう
余裕だね!
287:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 16:20:14 +UqCBKHh
>>286よ、非常に言いにくいのだが…その~・・・(ダメだ言えない)
288:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 16:27:01 +UqCBKHh
憂「>>286さん、間違えてますよ~」
影慶「なにぃー、違うのか!!」
バルバリシア「そ、そうよ違ってるわよ(ヤベ分かんねぇ~)」
葛西「・・・」
*桜高四天王は憂以外頭が余り宜しくなかった
(*桜高四天王については、第1部参照)
289:NODOKA -ノドカ- 疾風伝
09/12/05 16:44:14 +UqCBKHh
ツムギ「オロシ丸、お前の事は忘れない
安らかに眠れ」
オロシ丸「死んでないんですけど…」
闘技場を抜けて先に進んだ
ユイ「最近テレビで、大食い番組やらなくなったね」
ツムギ「少し前に、子供が真似して死亡する事故があったんだ」
ノドカ「そりゃ危ないってばよ!」
ユイ「そっか~、ところでここで誰と闘ったんだっけ?」
ツムギ「・・・忘れた、大体誰が闘ったんだ?」
ノドカ「俺、体中にテーピングしてるから、俺かな~?」
オロシ丸はあっさり忘れられた
一同は3階に上る階段を発見した
登る前に宝箱があった。中身はメイドカチューシャだった
290:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 16:46:27 +UqCBKHh
律(あのメイドカチューシャ、澪に似合いそうだな)
澪(感じる、何かを感じる…)
291:こんとん!29
09/12/05 17:55:52 +UqCBKHh
時計塔3階
そこは巨大迷路が広がっていた
律「これは広いな!」
澪「かなり時間がかかりそうだな…」
和「みんな、ちょっと聞いて」
和ちゃん曰く
天井までの高さは役5m、一方迷路の壁は役2m
つまり壁と天井の間に隙間があり、ここ(壁の上)を歩いて行こうと言うのだ
唯「でも、それじゃ迷路の意味が…」
和「時間がないんでしょ、さっさと行くわよ!」
結局、壁の上を行く事にした
まるで迷路がゴミのようだ!
292:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 21:38:21 +UqCBKHh
>>291で間違いがありました 訂正します
× 役
○ 約
△ 薬(対抗)
● 龠(大穴)
293:こんとん!30
09/12/05 21:59:30 +UqCBKHh
迷路の中心に少し広めの部屋があり、そこから螺旋階段が伸びていた
紬「あそこを目指しましょう」
澪「何かいるな」
そこにはかなり太ったオッサンがいた
冬なのに大量の汗をかいていて、傍らには何故かリソグラフ(大量コピー機)が置いてあった
和「あれはリソグラフね」
紬「リソグラフですね♪」
唯「なんでリソグラフなのかな?」
律「冷蔵庫を買うつもりが、間違えちゃったとか?、・・・ないか」
聞いてみた
オッサン「冷蔵庫買うつもりが間違えて…」
ビンゴだった
294:こんとん!31
09/12/05 22:17:26 +UqCBKHh
唯「それよりもあなたは誰ですか、敵ですか?」
オッサン「僕ってこう見えて、以外と大食いじゃないですか~」
和「聞いてないし、質問にも答えてない…」オッサン「そこで、自分専用の冷蔵庫を買おうと思うじゃないですか~」
オッサンはなんだか憎めないキャラだったので、みんな話しを聞き入っていた
オッサン「で、ヤマダ電機に行くじゃないですか~」
澪「うん、それでそれで!」
オッサン「支払いを済ませて、商品を宅配してもらったじゃないですか~」
澪「それ、すっごい分かる!!」
オッサン「そしたらリソグラフだったんですよコレが!」
澪「来たーーー!!!!」
澪ちゃんは異様なテンションだった
295:こんとん!32
09/12/05 22:34:52 +UqCBKHh
澪「それでそれで!?」
オッサン「えっ、終りなんだけど…」
澪「無理に続けて!!」
オッサン「え~、…そうだなぁ」
澪ちゃんは無理難題をふっかけているが、オッサンは何とかそれに答えている
オッサン「…それで亀田の左ストレートに、僕の右ストレートを合わせたじゃないですか~」
澪「ライトクロスね!」
オッサン「いや、ボクシングじゃなくてウイスキーのストレートですけど…」
澪「ウイスキーの右ストレートって何よ!
ちょww は、腹がwwww」
この不毛なやり取りは、かれこれ2時間近く続いていた
296:こんとん!33
09/12/05 22:46:49 +UqCBKHh
オッサン「…そこでホイミスライムがいたんで、話し掛けたじゃないですか~」
澪「ホイミンでしょ、でしょ!!」
オッサン「Exactly(その通りでございます)、ホイミンはこう言ったんですよ~」
澪「何て何て何て!!!!」
オッサン「僕ホイミン、殴って殴って♪」
澪「イ,イ,イ,イクーーーーーーーッ!!」
澪ちゃんは昇天した
澪「す、すてき…」
297:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 23:02:00 Sv+1Ezab
澪ww
298:こんとん!34
09/12/06 00:22:24 CBko3ulP
和「ちょっと澪、いい加減にしなさいよ!」
澪「ハアハア…」
紬「ウフフ、澪ちゃんたら~」
澪ちゃんはとりあえず端によせておいた
律「改めまして~エッヘン、お前は何者だ!」
オッサン「私の名は“ハート様”」
和「ハート様?自分で様を付けるって変よ」
ハート様「違う違う、正式名称が“ハート様”だ」
澪「なら、様を付けるとハート様様になるの!?」
澪ちゃんはもう復活していた
ハート様に異様に興味を持っているようだ
299:こんとん!35
09/12/06 00:31:18 CBko3ulP
ハート様「そうだ“ハート様様”になる」
澪「ハート様々みたいじゃない?」
ハート様「そういう場合は“ハート様様様々”ってなるんだよ」
澪「様様様々ってww
なら、ハートって呼んだらどうなんの?」
ハート様「そうね…、鈴木を鈴って呼ぶような物だね」
澪「鈴って、ちょwwうけるーwwww!!」
また堂々巡りになりそうな雲行きだ
300:こんとん!36
09/12/06 06:10:34 CBko3ulP
律「澪、後にして!」
紬「先に進みたいので、ここを通して下さい」
ハート様「ならば、私を倒しす事ですねククク…」
澪「鈴木じゃなくてww、鈴ってwwwwは、腹が…」
律はセーラーイエローに変身して、同時にスーパーヤサイ人にもなった
イエロー「悪いけど、すぐに終りにさせてもらうわ」
ハート様「これは凄く強そうですねククク…」イエロー「イエローサブマリーン!」
原子力潜水艦の形をした気の塊が敵を襲う
イエロー最強の技だ
ボンヨヨヨーン
あっさり跳ね返された
ハート様「効きませんね~」
イエロー「なんですとぉーッ!」
301:こんとん!37
09/12/06 06:17:10 CBko3ulP
紬「ここは私に任せて!」
紬はセーラーマユゲに変身して、更に万呆留写輪眼の能力も発動させた
マユゲ「悪いのですが、すぐに終りにさせてもらいます」
ハート様「これは凄く強そうですねククク…」マユゲ「奥義・サウザントマユゲ手裏剣!」
千の眉毛型手裏剣が敵を襲う
マユゲ最強の技だ
ボンヨヨヨーン
あっさり跳ね返された
ハート様「効きませんね~」
イエロー「なんですとぉーッ!」
302:こんとん!38
09/12/06 07:14:05 CBko3ulP
新たな力に目覚めた2人の攻撃が、全く通用しなかった
和「あの体の脂肪で跳ね返しちゃうのね」
澪「外側からの攻撃が効かないなら、内部から破壊するしかないな」
唯「内部から破壊…」
ならば平沢家に伝わる一子相伝の、あの殺人拳法が有効かも知れない
しかし私は正式な継承者ではない…
303:新斗の拳
09/12/06 07:37:34 CBko3ulP
新斗(ニート)の拳
199X年、世界は核の炎に包まれ…る事はなかった
数年前の平沢家
唯「うぃー、ぼ~う~が~ん~」
憂「お姉ちゃ~ん、武器に頼っちゃダメだよ」
唯「ぼ~う~が~ん~」
憂「お姉ちゃん…」
明らかに妹の憂の方が才能があったので、私は新斗神拳の継承には興味がなくなっていた
憂「お姉ちゃん、一緒にガンバろうよ~」
唯「いいよ面倒くさい、大体こんな平和な世の中で殺人拳法なんて役に立たないよ」
憂「確かにそうかも知れないけど…」
唯「日本は法治国家なんだよ!」
妹に対するわだかまりからか、私は少し興奮していた
304:新斗の拳
09/12/06 07:46:15 CBko3ulP
唯「今は、悪が微笑む時代なんだよ!」
憂「お姉ちゃん、何を言ってるの?」
唯「姉より優れた妹なんていないよーッ!!」
憂「・・・」
こうして私は家を飛び出して、新斗神拳とも訣別したのだ
中途半端にしか新斗神拳を使えない私では、目の前の敵には太刀打ちできないだろう
ハート様「さあ、どうしますか?」
305:新斗の拳
09/12/06 08:04:33 CBko3ulP
和「どうしようかしら、攻め手に欠くわね…」
ハート様「ククク…ではこちらから行きますよ」
澪「…来る!」
ハート様は巨漢を揺らして私達に突進してきた
ドスン!!
しかし途中で躓いてコケた。額から血を流している
ハート様「こ、これは血・・・」
ハート様は体をわなわなと震わせている
ハート様「いてぇよ~!」
無茶苦茶に手足を振り回して私達を攻撃してきた
それは凄まじい破壊力で、皆一様に大きなダメージを被った
イエロー「なんて威力だ!」
マユゲ「次は防ぎきれないかも…」
唯「・・・え、逮捕状!?」
この時私は携帯ラジオで芸能ニュースを聞いていた
アナウンサー『麻布警察署はお塩先生に対して、正式に逮捕状を請求しました』
306:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/06 15:58:31 PqTGX94d
お塩逮捕に驚愕した唯が新斗真拳の使い手として覚醒するんですね、わかります!
307:新斗の拳
09/12/07 12:18:58 PmIB98Jn
お塩先生逮捕の知らせを聞いた私は、暫く茫然自失となった
ポタッ…,ポタッ
唯「これは…涙?」
私は涙を流していた
そして気付いてしまったのだ、お塩先生に対する愛を
唯「これが…愛なのか!?」
悲しくも激しい愛によって、私の中の新たなる力が目覚めた
ハート様「食らえ!NISSANスカイラインGT-R R34 最終バージョンNur(ニュル)!!」
唯「新斗神拳最終奥義・夢想転生!!!!」
308:新斗の拳
09/12/07 12:36:22 PmIB98Jn
チュドーーーンッ!!
夢想転生の作用により、ハート様の技の破壊力が何倍にもなって、ハート様自身に返ってきた
ハート様「唯よ…お前はみ、見事に…」
ハート様はその場に倒れた
そこに突然、澪がハート様の元に走り込んできた
澪「し、師匠ー!」
ハート様「…み、澪か」
澪「師匠、死んじゃ嫌だ!!師匠が死んだら、私はこれからどうすればいいの!?」
ハート様「お、お前なら…、私がいなくても、だ、大丈夫だ…」
澪「そ、そんな…」
ハート様「澪よ、お前に…出会えて、よ、よかっ・・・ウッ!」
そこまで言うと、ハート様は事切れた
澪「し、師匠ぉーーーッ!!」
309:新斗の拳
09/12/07 12:53:02 PmIB98Jn
澪ちゃんはハート様の亡骸を抱き締めながら、暫く動かなかった
澪「こんなに辛いのならば…」
澪「こんなに苦しいのならば…」
澪「こんなに悲しいのならば・・・、愛などいらぬーーー93(きゅうじゅうさん)!!!!」
そして静かに立ち上がり私に言った
澪「唯、私と勝負よ!」
唯「澪ちゃ~ん、何で?」
澪「“澪ちゃ~ん”では無い!私は納戸鳳凰拳のミオザーだ!!」
唯「…分った、その勝負受けるよ」
ミオザー「フフフのフッ(←笑い声)、では勝負の場所はあそこだ」
ミオザーは窓の外を指差した。その先には桜高十字陵があった
310:新斗の拳
09/12/07 13:56:39 PmIB98Jn
桜高十字陵はOGの寄付によって建立された、巨大建造物だ
しかし中に入れる訳でもなく他の利用手段もないので、無用の長物と化していた
ミオザーは十字陵の頂上付近に佇んでいた
ミオザー「かかって来い下郎が、フフフのフッ(←笑い声)」
唯「下郎って…」
ミオザー「ならば、こちらから行くぞ!」
ミオザーは構えも取らずにこちらに歩いてきた
唯「あれ、構えないの~ミオザーちゃん?」ミオザー「納戸鳳凰拳は最強の拳!
故に構えなど必要ない!!」
唯「・・・?」
意味不明であったが、こちらに飛び込んで来たので迎撃した
唯「新斗千手殺!」
ミオザー「グハッ、…中々やるな」
311:新斗の拳
09/12/07 14:13:28 PmIB98Jn
唯「経絡秘孔を突いたから、悪いけどミオザーちゃんの命は後3秒だよ~」
ミオザー「面白い、ではその3秒を私が数えてあげるわ!」
ミオザーちゃんは目を閉じてゆっくりと数え始めた
この間に、すでに10秒近く経過している
ミオザー「ひとーつ」
ミオザー「ふたーつ」
ミオザー「みーーーっつ!!」
ドビッシューーーッ
ミオザーちゃんではなく、私自身の体から血が噴出した
唯「あれ~、なんで?」
ミオザー「フフフのフッ(←笑い声)、私の体は秘孔も心臓も左右逆
私の体の秘密がわからなければ、私は倒せない!」
唯「秘孔も心臓も左右逆なんだ~」
ミオザー「な、何故それを!」
312:新斗の拳
09/12/07 14:39:21 PmIB98Jn
唯「今、自分で言ってたよ」
ミオザー「グ、グヌヌー!」
ミオザーちゃんは全身全霊の力を振り絞って、攻撃を仕掛けてきた
ミオザー「私はミオザー!決して引かぬ、媚びぬ、省みぬ!!」
唯「新斗神拳最終奥義・アルキルベンゼン-スルホン酸-ナトリウム!!」
私の渾身の一撃がミオザーちゃんに決った
唯「ミオザーちゃん…」
ミオザー「唯よ…、お前の勝ち…だ」
ミオザーちゃんはリモコンを取り出してボタンを押した
ゴゴゴゴ…
十字陵の壁の1部が開き一辺1mの立方体の空間が現われた
そこには師匠(ハート様)の遺体が安置されていた
ミオザー「こ、これで私も…、し、師匠の元に…、行ける」
313:新斗の拳
09/12/07 14:57:39 PmIB98Jn
ミオザーちゃんはヨロヨロとした足取りで、師匠の側に近付いた
そして師匠の足元に崩れ落ちた
ミオザー「師匠…、また昔のように2人で・・・」
そして、ミオザーちゃんの最期に呼応するように、桜高十字陵は崩れ出した
唯「ミオザーちゃん、誰よりも愛深き故に、愛を捨てた女…」
そして桜高十字陵は完全に崩れ去った
唯「ミオザーちゃん
お前もまた、強敵(とも)であった」
『新斗の拳-完』
314:こんとん!39
09/12/07 15:17:35 PmIB98Jn
そこに和ちゃんがツカツカと歩いて来た
和「2人とも、気は済んだ?」
澪「し、師匠ー!」
唯「ちょっと澪ちゃ~ん」
和「“師匠ー”じゃないわよ、今日会ったばかりでしょ!」
こうして私達は時計塔に戻った
律「しっかし、さっきのオッサン面白かったな!」
紬「ナイスなキャラでしたね♪」
澪「でも遠くから見てるぶんにはいいけど、実際には友達にしたくないタイプだよね~」
唯「ひどい…」
4階に続く階段のふもとで、またしても宝箱を発見した
中身は猫耳カチューシャだった
律(あれも澪に似合いそうだな…)
315:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 16:30:12 6UnM3TZl
アナ「速報です!押尾容疑者が逮捕されました!」
316:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 22:08:56 PmIB98Jn
唯「お塩先生
お前もまた、強敵(とも)であった」
317:こんとん!40
09/12/07 22:40:08 PmIB98Jn
和「唯、何か言った?」
唯「ううん、何も言ってないよ~」
和「…そう」
私達は4階に辿り着いた
広いスペースにラーメン屋が一軒だけ建っていた
唯「ラーメン性道快感(セイドウカイカン)だって」
澪「風俗店みたいな名前だな…」
律「入るべし!」
和「…竹を割ったような無策ね」
店の中には、頭にタオルを巻いた若い店員が1人いた
他には客が2人
店員「…いらっしゃい」
律「5名で~す、お勧めは何!?」
店員「…タンメン」
律「じゃあタンメン五つ!!」
澪「勝手に決めるな!」
律「いいじゃん澪ちゅわ~ん」
唯「私はタンメンでいいよ澪ちゅわ~ん」
紬「私もタンメンでいいです澪ちゅわ~ん」
和「私もタンメン…、澪ちゅわ~ん(何なのよコレは!)」
こうして全員タンメンにした
318:こんとん!41
09/12/07 23:26:03 PmIB98Jn
店員「…おまち」
律「来た来たーッ!」
紬「キャベツの量が、特に凄いですねえ♪」
和「麺が見えないわね」
私達は食べ始めた
先ずは全体を覆う野菜炒めから箸をつけた
唯「野菜炒めだけでも美味しいね~」
澪「豚肉が脂を落としてあって、サッパリしてる」
紬「お酢を少し使っていて、油っぽく感じないですね♪」
麺が見えてきた
麺とともにスープもすすった
律「スープは塩ラーメンだな」
和「ダシは魚貝類がベースじゃないかしら」
確かにダシには魚貝類がふんだんに使われているようだ
鰹や鰯の他にどうやら、帆立てや鰤も使っているようだ
和「野菜ダシには玉葱、長葱、ニラ、ニンニクも使ってるわ」
唯「全部ユリ科の野菜だね~」
そして全員が完食した
319:中坊ですよ
09/12/07 23:41:06 PmIB98Jn
唯「では和さん、星はいくつ頂けますか?」
和「星・・・2.5個です!」
唯「頂きました巨匠、星2.5個です」
律「頂きまっしたあ!星、2.5個でっすう!!」
ピカーンピカーン
星2.5個点灯
唯「今日は、かなり上手くいったと思ったんですが~」
律「そうですよ!なんで星3個じゃなかったんですか?」
和「味は申し分なかったです
唯、店の雰囲気が暗くて…」
律「アイタタタ~、店の雰囲気ですか!?」
アハハハハ~(←スタッフの笑い声)
律「ちょっと店員さん、あんたのせいですよ!!」
店員「・・・」
320:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/07 23:44:39 6UnM3TZl
和ちゃんノリノリww
321:こんとん!42
09/12/07 23:57:49 PmIB98Jn
律「スミマセンね、変に絡んじゃって」
唯「で、お勘定はお幾らですか?」
店員「…です」
唯「え?」
店員「…お前達の命です」
店員はタオルを外し、作業着も脱いだ
中から現れたのは四天王の1人、葛西だった
紬「あら、四天王の方ですね」
和「…(白菜みたいな髪型)」
他の2人の客も立ち上がった
それは四天王の影慶とバルバリシアであった
そして店の厨房からはエプロンを付けた女の子が出てきた
手にはお玉を持っている
唯「憂だ~」
憂「あ、お姉ちゃ~ん」
322:こんとん!43
09/12/08 00:18:20 Z4m/nv3U
四天王が全員集結した
始めて会った時は全く歯が立たなかったが、今では私とりっちゃんとムギちゃんの3人が更なる力を手に入れたのだ
きっと今なら互角に闘えるはずだ
憂「お姉ちゃん、勝負よぉー」
唯「おおー!私ね~夢想転生できるようになったんだよ~」
憂「お姉ちゃんスゴ~い!」
私と憂の姉妹対決
バルバリシア「お嬢さんの相手は私よハアハア…」
紬「まあ素敵ハアハア…行くわよ、お姉様!ハアハア…」
バルバリシア「その“お姉様”っていいわねハアハア…」
紬「ハアハア…ハアハア…」
ムギちゃんとバルバリシアの百合対決(変な意味じゃなくて)
律「…(シャツがはみ出てる)」
葛西「…(シャツがはみ出てる)」
りっちゃんと葛西のシャツがはみ出てる対決
壮絶な闘いの火蓋が切って落された
323:こんとん!44
09/12/08 00:34:24 Z4m/nv3U
闘いの最中、影慶が澪ちゃんと和ちゃんに近付いてきた
影慶「お前達が私の相手か?」
澪「まずいわ、私は変身できない…」
和「・・・」
澪「和、逃げましょう!」
和「ダメよ、みんな必死に闘っているのよ!」
澪「でも、私達は丸腰みたいなものだよ!?」
和「…こうなったら仕方がないわね、ここは私に任せて頂戴な」
そう言うと和ちゃんは鞄からフルートを取り出した
澪「それは一体?」
和「これは優子リン(小倉優子)のフルートよ」
澪「え、何で小倉優子なの?…あ、あなたまさか!?」
和「言葉は無粋、先ずはコレを見て」
和ちゃんは1本のビデオテープを取り出した
324:何も言わずこれを見て
09/12/08 00:35:48 Z4m/nv3U
URLリンク(m.youtube.com)
325:ちなみに
09/12/08 01:47:26 Z4m/nv3U
小倉優子は学生時代、吹奏楽部でフルートを吹いていたそうです
くわばらくわばら…
326:こんとん!45
09/12/08 10:59:40 Z4m/nv3U
唯「どういう事なの?」
影慶「私も気になる…」
和「私は…、小倉優子が大好きだったのよーッ!」
そう言うと、和ちゃんは大粒の涙を流した
唯「和ちゃん…」
影慶「・・・」
私は和ちゃんの肩にそっと手を添えた
誰にだって敬愛する人はいるだろう
しかし、その人物が普通では考えられないような変化をする事もあるのだ
他人に憧れ、時には失望して、そして人は成長していくりんこ♪
『第2部-終りんこ♪』
327:ていせい!
09/12/08 11:30:27 Z4m/nv3U
>>326
唯 ×
澪 ○
スミマセン間違えました、唯ではなく澪です
328:こんとん!46
09/12/08 11:38:48 Z4m/nv3U
和「“おわりんこ♪”じゃないわよ!」
澪「うう…」
和ちゃんはフルートを掲げて、声高らかに叫んだ
和「小倉優子パワー・メイクアーーーップ!」
和ちゃんは紫色の高貴な光のオーラに包まれ、変身した
和「愛と勇気の美少女生徒会長(候補)・セーラーフルート!!」
澪「あなたも音楽戦士だったの!?」
フルート「そうよ!
さあここは任せて、あなたは先に進むのよ!!」
澪「で、でも…」
フルート「いいから早く!」
澪「…分ったよ」
澪ちゃんはフロアーの奥にある階段へ走った
329:こんとん!47
09/12/08 12:38:33 Z4m/nv3U
時計塔屋上
そこは緑が溢れる自然の楽園だった
川はせせらぎ、小鳥達はさえずっていたチュンチュン
澪「なんだ、雀か…」
まるで天空の城ラピュタのような場所だ
澪「でも綺麗な所だな~、まるで人がゴミのようだ」
地面に寝そべって太陽をじっと見ていた
…目が眩んだ
澪「目が、目が、ママァー!」
唯「澪ちゃん何やってるの…」
澪「…ムスカごっこ」
何とか四天王を倒して、全員がここに辿り着いた
しかし激しい闘いの後で、みなボロボロだった
澪「それより、みんな無事だった?」
律「手強かったけど、何とか倒したぜ!」
紬「ウフフ、美味しくいただきました♪」
ムギちゃんは顔がつやつやしていた
330:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/08 13:44:49 D1E+FiHV
普通に四天王倒しちゃってるww
331:こんとん!48
09/12/08 23:57:35 Z4m/nv3U
よく見たらムギちゃんは手に鎖を持っていた。その鎖は首輪を付けたバルバリシアに繋がっていた
バルバリシアはぐったりとしており、恍惚とした表情をしていた
唯「ムギちゃん、その人部下にしたの~?」
紬「ウフフ、部下じゃなくて奴隷よ♪」
和「奴隷?」
紬「そうよ、ド・レ・イ」
そう言うとムギちゃんは乱暴に鎖を引っ張った
バルバリシア「痛い!ちょっと何するのよ!!」
紬「あら、私に逆らうのお姉様?」
バルバリシア「…そんな、その~、痛かったから・・・」
紬「だったら謝ってよ・・・、謝ってよ!!」
バルバリシア「ごめんなさい…」
ムギちゃんはバルバリシアに抱きついて、頭を優しくナデナデした
紬「ウフフ、お姉様は私の物よ♪」
バルバリシア「・・・好き」
332:こんとん!49
09/12/09 00:19:34 c1BQHF3r
律「みんな、ちょっといいかな」
和「どうしたのよ薮から棒に?」
律「四天王に葛西っていただろ、あいつ最初からいなかった事にしてくんないかな」
澪「一体どういう事?」
律「いや…万が一警察に聞かれたら、って事なんだけど…」
いまいち要領を得ない話しであった
だがよく見れば、りっちゃんの服には大量の血が付着していた
唯「まさか・・・、ちょっと下に行って見てくるね」
律「止めろ!もう埋め…、まあいいじゃんか、な!な!」
りっちゃんの手には血の他に土も付いていた
重苦しい沈黙が続いた
りっちゃんはサイドの髪を鼻の下に持ってきた
律「ヒゲ!」
誰も何も言わない…
333:こんとん!50
09/12/09 00:32:01 c1BQHF3r
唯「・・・」
澪「・・・」
和「・・・」
バルバリシア「ムギちゃ~ん、もっと私をいじめてハアハア…」
紬「ちょっと、空気読みなさいよ!」
胃が重い。先程のタンメンが逆流しそうだ
律「あ、あそこに何かあるぞ。行ってみよう」
そこには大理石の台座のような物があり、1冊の巻き物が置かれていた
『悟りの書』と書かれている
澪ちゃんはそれを手に取り、中身を読み始めた
澪「そうだったのか」
334:こんとん!51
09/12/09 18:37:29 c1BQHF3r
律「分ったのか?」
澪「ええ、みんな今まで手に入れたアイテムを出して」
・メイドストッキング
・エプロン付きメイド服
・メイドカチューシャ
・猫耳カチューシャ
澪ちゃんは着替え始めた
澪「でも、どうしても猫耳カチューシャは余るな…」
確かに、頭にはすでにメイドカチューシャが着けられている
和「頭以外の場所に着けるのかしら」
律「それって何処だよ?」
紬「・・・股間よ」
みんなが一斉にムギちゃんの顔を見た
ムギちゃんは覚悟を決めたような、神妙な顔をしていた
紬「みんなも一度は見た事があるはずよ
小学生の頃、男子が股間にカチューシャを挟むところを」
335:こんとん!52
09/12/09 18:53:18 c1BQHF3r
唯「そう言われれば、あるね~」
和「あと、プールの時間には海パンをよくTバックにしていたわね」
律「男子ってバカだよな~」
一般に小学生男子の85%以上が、股間カチューシャか海パンTバックのどちらか(あるいは両方)を経験した事がある言われている
澪「まさか私にやれと!?」
紬「時は来た!」
澪ちゃんは猫耳カチューシャを持つ手を、ゆっくりと股間に移動させた
その手はブルブルと震えていた
澪「ダメ、できない…」
和「そりゃそーだ」
336:こんとん!53
09/12/09 19:07:59 c1BQHF3r
結局やめた
唯「今日のムギちゃん、何か変だよ~」
紬「そうかしら?」
律「それよりも、早く続けてよ澪!」
澪ちゃんは手をハートマークの形にして叫んだ
澪「ジミ・ヘンドリックスパワー・萌え萌えきゅ~~~ん!!」
澪ちゃんは黒いオーラに全身が包まれた
律「いよいよ澪が変身するな!!」
唯「あれ?この波動は…」
紬「私達と共鳴してない…、禍々しい波動を感じるわ!」
そして遂に澪ちゃんの変身が完了した
澪「変身!セーラー俺の嫁!!」
しかし澪ちゃんは邪悪なオーラを発していた
額には“悪”と書かれている
337:キャラクター説明
09/12/09 19:25:18 c1BQHF3r
『セーラー俺の嫁』
属性:闇
性格:ドS
特技:開平方(電卓を使わずに√の計算をする)
必殺技
・ダークネスインフェルノ:地獄の炎で全てを焼尽くす
・デッドリーブリザード:死の吹雪で敵を破壊する
・キャプテン-オブ-ザ-シップ:長渕剛の曲(20分近くあって長い)
338:こんとん!54
09/12/09 19:41:34 c1BQHF3r
オレノヨメ「礼を言うぞ、貴様らのお陰で変身する事ができた!」
唯「み、澪ちゃん…」
和「あれは澪じゃないわ!」
ただならぬ危険を感じ、私達も変身した
イエロー「お前は誰だ!澪は何処に行ったんだ!?」
マユゲ「私達の澪ちゃんを返して!!」
オレノヨメ「ククク…おかしな事を、私は澪だ」ニート「違う!あんたなんか澪ちゃんじゃない!!」
セーラー俺の嫁はこちらに歩み寄って来た
オレノヨメ「そうだ、私が変身できたお礼に、貴様らにプレゼントをくれてやろう」
セーラー俺の嫁は左手を天高く掲げた
手の先には、見る見る邪悪なオーラが集まりだした
フルート「来るぞ!!」
339:こんとん!55
09/12/09 20:04:27 c1BQHF3r
セーラー俺の嫁は、鞄から小説を4冊取り出した
赤川次郎の“マリオネットの罠”だ
オレノヨメ「プレゼントです、良かったら読んでね♪」
イエロー「ありがとう…」
フルート「ど、どうも」
全員に本が行き渡った
オレノヨメ「因みに…」
ニート「因みに、何?」
オレノヨメ「犯人は主人公の恋人だから!ギャハハハーッ!!」
まさに外道
セーラー俺の嫁は、この上なく嬉しそうな顔をしている
ニート「澪ちゃん目を覚まして、お願い!」
オレノヨメ「アイ ワズ ゲイ」
ニート「それはマラソンの有森裕子の旦那の、記者会見の時のコメントよ!!」
340:こんとん!56
09/12/09 20:37:37 c1BQHF3r
オレノヨメ「遊びはここまでだ
集まれ四天王!」
突然、辺りに霧が発生した
そして霧と同時に倒したはずの四天王も現われた
バルバリシアもいつの間にかムギちゃんの元から離れていた
フルート「倒したのに、何で…」
イエロー「しかも、前よりも強いオーラを感じる!」
四天王は、セーラー俺の嫁に膝まづいた
影慶「貴方が来るのを待っていました」
341:こんとん!57
09/12/09 22:27:41 c1BQHF3r
四天王の突然の復活、そして澪ちゃんとの関係
分からない事が多すぎた
ニート「憂、これはどういう事なの?」
憂「あーお姉ちゃん、私もさっき聞いたばかりなんだけど…」
憂の説明によると、今まで不在だった桜高のCEOに、セーラー俺の嫁が就任したそうだ
フルート「CEOって…、桜高は公立高校じゃないの?」
憂「よく分からないけど…」
影慶「更に、CEOは自社株の50%を所有している。つまりオーナー社長だ」
イエロー「公立高校が株式を発行できる訳ないだろ!」
オレノヨメ「フフフのフ(←笑い声)、不可能を可能にする、それが私“セーラー俺の嫁”よ!!」
どうやら、セーラー俺の嫁は社会のシステムまで変えられるようだ
342:こんとん!第2部最終回
09/12/09 22:39:15 c1BQHF3r
オレノヨメ「では行くぞ四天王よ!」
シテンノウ「ははーッ!!」
全員空のかなたに飛び立っていった
ニート「澪ちゃん…」
突然CEOになってしまった澪ちゃん
そして更なる力を得た四天王
再逮捕され、これからの人生も髪の毛もピンチなお塩先生
物語はここでひとまず終りを迎える
『第2部-完』
343:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 01:01:42 GMxCq9nz
乙
なんだかんだで面白いな
作者の年齢が垣間見えるww
344:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/10 22:14:51 GMxCq9nz
唯「和ちゃん、大変だよ!」
和「どうしたの!?」
唯「赤星が引退しちゃったよー!」
和「そんな…ショックだわ!」
阪神・赤星は中心性脊髄損傷のために現役引退となった。まだ33歳と若いのに…大変残念だ。
律「和、大変だ!」
和「どうしたの!?」
律「詩音が麻薬所持で逮捕された!」
和「そんな…ショックだわ!」
詩音は将来有望な歌手だ。正直それほどショックではないけど、お塩先生に繋がる事件ではある。
345:いんぼう!
09/12/10 23:30:54 Y+X0Ny/0
澪「フフフのフ、赤星も詩音も全て私の思惑通りだわ!
…ところで詩音って誰?」
346:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 12:19:20 Pa1R9mgB
拘置所
お塩「はあー、俺はこれからどうなるんだろ…」
そこに現われた謎のエージェント
エージェント「押尾学さん、貴方にお話ししたい事があります」
お塩「俺に何の用なんだ?」
数分後
お塩「面白い!実に面白い!やってやろうじゃないか!!」
347:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 12:54:18 Pa1R9mgB
大阪府内某所
赤星「現役を引退したけど、これからどうしようかな~」
妻「あなた、お客様よー」
赤星「誰ー?」
妻「エージェントって名乗る方ですよ」
赤星の自宅で謎の話し合いが行われた
赤星「わかりました。僕でよければ力をお貸しします」
348:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 13:07:10 Pa1R9mgB
ここはとある警察署の取調室
詩音「とんでもない事になたアルヨ~」
取調室にエージェントが入って来た
エージェントは椅子に座るなり、いきなり話しを切り出してきた
エージェント「早速ですが司法取引をしませんか?
同意してくだされば貴女は不起訴となります」
詩音「その条件は何ニダ?」
数分後
詩音「わかった条件を飲ラテックス!!」
エージェント「それはコンドームです」
349:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 13:40:37 hRs5kn6Q
赤星は独身だよ!
350:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 13:58:11 Pa1R9mgB
エージェント「なら、あの女は誰だったんだ!?」
351:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/11 23:59:45 Pa1R9mgB
結局、赤星の妻と名乗る女の正体は不明のままであった
所かわって都内某所のデパート
1人の少女が血相を変えてデパートの事務所に駆けずりこんだ
律「聡!あんた何て事をしてくれたんだ!!」
352:まんびき!
09/12/12 00:10:18 Fjnk0pqp
律の弟の聡が万引きで捕まってしまったのだ
両親が不在だったため代わりに姉が呼び出された
聡「なんだよアネキ、何で来たんだよ!?」
律「何でって、山手線で来たのよ」
聡「そうじゃなくて!何しに来たんだって聞いてんだよ!!」
律「夕飯の材料買ってから、ついでにあんたを引き取るために来たのよ」
聡「俺は買い物のついでかよ!?」
353:まんびき!
09/12/12 00:26:37 Fjnk0pqp
万引きで捕まった聡を引き取りに来た姉の律
姉弟の不毛な会話は続いていた
律「よりによって、何でこんな所で万引きなんかしたのよ」
聡「こんな所って、万引きした俺が言うのも変だけど逆にこのデパートに失礼だろ!?」
律「駅から離れてるから不便なのよ、20分もかかったわ」
聡「なら俺は駅近くのデパートで万引きすればよかったのかよ!?」
律「あわよくば」
聡「『あわよくば』って、万引きする場所を決める時に口から出てくる言葉じゃねえよ!」
354:まんびき!
09/12/12 00:48:18 Fjnk0pqp
一本調子な姉の律に対して次第に怒りを顕にする弟の聡
元々姉は、万引きをした弟を引き取りに来たはずだった
律「駅前のデパートなら近いし惣菜も安いし、色々便利じゃないですか~
それに…」
聡「それに何だよ?」
律「あそこはガードが甘いから盗りやすいのよ、特にお勧めは4階の文房具コーナーよ♪」
聡「なに嬉しそうに言ってんだよ!大体なんでそんなに詳しいんだよ!!」
律「経験者は語るってやつですかぁ~」
聡「経験者かよ!?何の告白をしてるんだよ!!」
律「この場合は、語るに落ちるって感じですねぇ~」
こうして田井中姉弟は近隣のデパートに一切出入り禁止となった
355:まんびき!
09/12/12 00:59:29 Fjnk0pqp
帰り道
律「全く、万引きするなんて誰に似たのかしら」
聡「多分あんただよ」
律「聡!」
聡「何だよ、急に真面目な顔して」
律「二度と・・・」
聡「わ、わかってるよ…」
律「二度と捕まるんじゃないわよ」
聡「違うだろ!
…あぁ、もうどうでもいいや」
(続く?)
356:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/12 11:39:11 JSn4dusS
律はただのくそか・・・・・りっちゃんを応援し隊員達ぇ・・・
357:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/12 14:36:36 Fjnk0pqp
自分で言うのもアレだが、このスレのss意味不明だな
そりゃ過疎るわ
358:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/12 17:14:55 h0JBp4xL
最初は普通のもあったんだけどね…
誰か気が向いたらSS投下してくりゃれ
359:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/12 21:32:21 oa24c1WD
じゃあ俺が
360:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/12 22:41:07 Fjnk0pqp
いやいや私が
361:クロスオーバー注意
09/12/13 12:09:48 pxzOJUM2
満月と闇夜の夜
システマー本部
澪「・・・・・あぁ、もう!!」
満月の月明かりがてらす殲滅者(システマー)本部の聖堂にルナ澪の声が響く。
すると、誰もいないはずの聖堂内から男の声が聞こえてきた。
Rea「どうした、眠れないのか?」
澪「・・・ReaAkumaか。まあね、こういう満月の夜には私の『新月』の魔物が騒ぎ出してイライラするから眠れないんだよ」
Rea「そうか。ならば我と一戦やらないか?」
澪「断る。制御化の状態であんたと戦うと絶対死ぬから」
Rea「『鬼巫女』の八百長性能があってもか?」
澪「八百長性能か・・・そんなものがあっても死ねときは死ぬさ・・・で、オニさんと琥珀は?」
Rea「あの二人ならまだ門番やってるさ」
澪「二人も大変だな。なんなら、私が門番やってもいいけど?」
Rea「お前がでたらほとんどの奴が終わる」
362:クロスオーバー注意
09/12/13 12:36:21 pxzOJUM2
すると、第三者の声が入った
殺神貴「問答無用の『神キャラ』だからな」
澪「志貴か」
Rea「・・・・・」
殺神貴「どうした?」
Rea「いや、我はAkumaであるから神と言うのは・・・」
澪「大丈夫だ。ここで言う『神』は性能ことで、あんたがAkumaと言うならAkumaだ」
殺神貴「澪は「魔物」で、俺は神を『殺す』ことができるからな」
Rea「そうか・・・そう言えば、あの饅頭はどうしたんだ?」
殺神貴「俺のセリフはするーか・・・・・あいつなら、どこかでゆっくりしてるだろうさ」
澪「志貴・・・」
Rea「・・・・・(ゆっくりだから、ゆっくりしてる?)」
殺神貴「あ・・あれ? どうした? なんかまずいこと言ったかな?」
Rea「いや、何でもない」
澪「隣に同じ」
殺神貴「???」
363:クロスオーバー注意
09/12/13 12:49:57 pxzOJUM2
各々の夜は深まっていく・・・。
あと、厨二志貴注意
殲滅者(システマー)幹部
大将…女神神奈
武将…ルナティック・澪
武将…殺神貴
武将…ReaAkuma
武将…ちびゆっくり
門番(非戦闘員)…オニワルド、琥珀
~続く(といいな)~
これ元ネタ知ってる人がいならやばいかもな
364:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/13 17:24:49 k3q0ofZu
よくわからんが乙
365:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/14 11:37:37 UxtJi39N
過疎ってますよ~
366:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/15 18:58:52 +5gsM4IP
だれかssを…
367:とばくし!
09/12/15 19:23:08 Kj/MeF9/
唯「憂の馬鹿!!」
憂「お姉ちゃんの分からずや!!」
―
憂「って事があって……お姉ちゃんに合わす顔が無いよ……」
梓「珍しいね。何があったの?」
憂「お姉ちゃんが悪いんだよ……」
梓(あのお姉ちゃんっ子の憂にここまで言わせるなんて、何しでかしたんだろ唯先輩)
憂「『ドサ健は哲也に勝ってるんだから印南さんより強いのは当たり前』だって」
梓「は?」
―
唯「ねえねえ!!律っちゃんはどう思う!?」
律「どうもこうも……印南とかドサ健って、誰よ?」
368:坊や律
09/12/15 23:15:26 +5gsM4IP
唯「知らないのかい?だからお前は坊やなんだよ」
律「な、何だと!」
369:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/16 16:49:10 3FtAkmI/
アゲアゲ
370:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 06:44:26 r2uDdFSF
そして誰もいなくなった…
371:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/17 21:43:07 YLDIiycI
唯「りっちゃん、タイガーウッズってなんかすごいね」
律「そうだなー」
唯「ところで、乱交ってなに?」
律「ぶほっ!な、な…」
唯「ねぇりっちゃん、わかるー?(つぶらな瞳で)」
律「お、おう!わかるさ」
唯「なになに?」
紬「私にも聞かせて?」
律「ええとだな…あ、あれだ。皆で酒飲んだりして盛り上がるんだよ。乱れるほどに交流するんだ!」
唯「へー…(冷めた眼差し)」
紬「…チッ」
律「な、なんだよ…」
372:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/18 03:44:07 pPqaahYN
まあ乙…
何故にここは人が少ないんりゃれ?
373:ギョウザとブレスケア
09/12/18 22:55:28 4VvGWns2
紬「今日は気分を変えてギョウザを持ってきてみました♪」
唯「珍しいねぇ」
律「なんでギョウザ…まあとにかく食べようぜ」
梓「はっ…!」
私は戦慄を覚えていた。この狭い部室でみんながギョウザを食べたらどうなるか…
いやだ。先輩たちの口がニンニク臭くなるなんて、そんなのいやだ!
唯「いっただきまー…」
梓「ちょっと待ったー!」
律「なんだよ梓」
梓「今食べたら夕飯が食べられなくなります!ここは家に持ち帰って食べた方が…」
唯「大丈夫だよー、いつもたくさんケーキ食べてるし」
梓「くっ…」
私は何もできないのか。皆の口が犯されるのを黙って見ているしかできないのかっ…その時、遠い昔の記憶がよみがえった。
澪「梓、これをお前にやる」
梓「…これは?」
澪「いつかきっと役に立つ時がくる…それまで大事に持ってるんだぞ」
そうだ。今こそこれを使う時だ…
梓「あのっ!これを…」
律「梓…お前!」
紬「ふふ…負けたわ…」
唯「あずにゃん…グス」
皆は私の手にある物体を見て涙を流した。そう、今、本当に皆に必要なもの。それは…
梓「ブレスケアです…」
ありがとう澪先輩。どこかで生きているであろうあなたに、幸あれ―
374:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 01:35:39 8cJjFROS
ナレーター:とある女子高の軽音楽部に1人の女が現われた
さわ原「のぅお前ら、何期生じゃ?」
田井中「ん、あんた誰?」
さわ原「ワシはさわ原じゃ
で、何期生か聞いとんのじゃ」
秋山「何こいつ、意味わかんねぇんだけど」
ナレーター:質問に答えずに不真面目な態度をとる部員達
…するとさわ原は何と、ギターソロを弾き始めた!
突然のギターソロに驚き、その場に倒れる部員達!
平沢「てめえ!急に何しやがる!!」
田井中「いきなりギターソロなんかすんじゃねえよ!」
さわ原「軽音楽部なら楽器弾くのは当然じゃろが」
秋山「何いーッ!」
さわ原「ワシが今日からこの軽音楽部の顧問になるさわ原じゃ、よう覚えておきぃ」
ナレーター:なんと、さわ原はこの軽音楽部の顧問であったのだ!
…と、その時とんでもない事件がッ!!
375:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 01:39:34 8cJjFROS
田井中「なら先生よぉ、俺と勝負しねえか?」
さわ原「お前と勝負~?」
田井中「そうだよ勝負だよ、それとも不意打ちじゃなきゃギターは弾けねえのかよ?」
一同「ギャハハハハ!」
ナレーター:突然、さわ原に勝負を申込んできた部員の田井中
『顧問なら当然この勝負は受けるはずだ、お前の本当の実力を見せてみろ!』
そう言わんばかりの田井中の態度
それを承諾したさわ原
そして音楽対決(セッション)が始まった!
376:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 01:45:05 8cJjFROS
田井中「おっしゃー!」ドンドンドドド…
さわ原「・・・」ギュイーンギョギョギョギョ,ギョッパーン!
田井中「くっ…」ドンドン…
さわ原「・・・」テレレレテレレレテレレレ,チョイーーン!!
田井中「うわぁーッ!」
ナレーター:さわ原の圧倒的ギターテクニックに付いてこられず、その場から吹っ飛ぶ田井中
『いいか、お前ごときのドラムテクニックでは俺には勝てない
たいした練習もしてないクセに音楽を舐めるんじゃねえ!』
そんな目でさわ原は田井中を見下ろした
…しかしこの後、とんでもない修羅場がッ!!
377:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:07:26 8cJjFROS
秋山「なら今度は俺と勝負しろよ!」
さわ原「フッ、どうせお前も田井中と一緒じゃろ」
秋山「田井中なんかと一緒にすんなよ、俺は中3からベースやってんだよ!」
さわ原「たった1年じゃろが、そんなに音楽は甘くないけんね」
秋山「俺のベースまじハンパねぇから!
なんならこいつら全員ブッ殺してやろうか!?」
平沢「ッすぞコラァ!」
田井中「埋めっぞオメェ!!」
378:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:08:52 8cJjFROS
ナレーター:秋山の挑発で乱闘になる部員達
『俺は楽器がうまい、ここにいる誰よりも!
そしてさわ原よ、お前よりもだ!それを今から証明してやるよ!!』
あくまで不遜な態度を取り続ける秋山
しかし、さわ原は以外な行動にでた!
さわ原「なら…、琴吹くんいるかな?」
琴吹「…ウィス」
さわ原「君が相手してやってくれんかのぉ、君たしか近畿のキーボード学生チャンピオンじゃろ?」
平沢「琴吹が?マジかよ…」
379:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:12:12 8cJjFROS
ナレーター:田井中の次に勝負を挑んできた部員の秋山
しかしさわ原は自分の代わりに琴吹を指名した
なんと、琴吹はキーボードの全国大会でも入賞した事のある実力者であったのだ!
こうして部員同士の音楽バトルが始まった
秋山「行くぞオラー!」ベンベンベベベン…
琴吹「・・・」ポロポロポロリ~ン♪
秋山「こ、こいつ…」ベンベン…
琴吹「・・・」ポンポロポロポロリ~~ン♪♪
秋山「うわぁーッ!」
さわ原「琴吹くんは4才からキーボードやっとんのじゃ、お前ごとき敵うわけないじゃろ」
380:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 09:13:16 8cJjFROS
ナレーター:当然のごとく琴吹に惨敗した秋山
『いいか10年以上の経験を持つ琴吹でさえ、今だに必死に努力をしているんだ
たかだか1年程度の経験ででしゃばるんじゃねえ!』
打ちのめされた秋山は、何も言えずに黙り込んでいた
さわ原「明日から特訓を開始するけえ、自信のない奴は来なくてええからの」
ナレーター:こうしてさわ原の地獄のトレーニングが幕を明けるのであった
…しかし、またしてもとんでもない事件がッ!!
381:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:36:00 8cJjFROS
翌日
さわ原「みんな揃ってるようじゃの」
平沢「おはようございます!」
さわ原「おはよう、君は元気じゃの~」
田井中「おい平沢てめえ、こんな奴に媚び売ってんじゃねえよ!」
平沢「あぁ~、お前ボコボコされたくせに何言ってんだべ?」
田井中「んだぁコラー!」
ナレーター:顧問のさわ原の実力を素直に認め、従おうとする平沢
『俺はもっと上手くなりたいんだ、リズムキープもろくにできないような奴の御託はもう沢山だ!』
そんな平沢の対応に田井中がキレて掴みかかった
382:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:37:46 8cJjFROS
さわ原「やめろやめろ!喧嘩する暇があったら練習じゃあ」
田井中「くそがッ」
さわ原「今から3時間基礎練じゃ、小難しい事は基礎ができてからじゃけえ」
秋山「3時間もやってられっかよ!バンド練させろよ!!」
さわ原「秋山、お前は音量はバラついてたしリズムキープもできてなかったけぇ」
秋山「う、それは…」
さわ原「基礎ができとらんからじゃけえの
音楽に王道はないんじゃ」
秋山「わーったよ、やりゃあいいんだろ!」
383:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:39:53 8cJjFROS
ナレーター:黙々と基礎練をする4人、しかし特に秋山は不満そうな態度で練習を行なっていた
秋山「今さら基礎練なんか意味あんのかよ?なぁ田井中」
田井中「ん?あぁ…、でも、あいつの言う事も一理あんじゃね」
秋山「てめえも平沢みたいに、あいつの言いいなりかよ!?」
田井中「違げぇよ!でもやっぱ…基礎は大事だろうが」
ナレーター:平沢と同様、少しづつだがさわ原の事を認めはじめた田井中
384:ガチンコ軽音クラブ
09/12/19 22:40:40 8cJjFROS
『俺もさわ原の野郎は気に入らない、だがそれ以上にもっと上手くなりたいんだ!
そして自分の事をクズ呼ばわりしてきた奴等を見返してやりたいんだ!』
そんな思いから、言われた通りに基礎練を続ける田井中
…しかしこの後、凄惨な事件が起こったッ!!
385:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:26:41 aW1s1wQx
秋山「てめぇザケンな!」ドカッ
田井中「何しやがる!!」バキッ
平沢「おい、やめろよ2人とも!」
さわ原「何しちょる、こんバカちんがぁ!」
ナレーター:またしても乱闘騒ぎを起す部員達
さわ原がすぐ止めたので大事には至らなかった
『どいつもこいつもさわ原の軍門に降りやがって!
俺はさわ原の犬なんかじゃない、俺は狼だ!』
そう考える秋山は思わず田井中に殴りかかってしまったのだ
『確かにさわ原の実力は認めるよ、だがあいつの言いなりにはならない!
誰も俺の牙を抜く事はできないんだ!』
そんな目付きで他の部員を睨み付ける秋山
『俺は狼だ!1人でも闘い続ける孤高の狼だ!!』
1人だけ相容れず、さわ原に反発する秋山
…そして次週、予想だにしない急展開がッ!!
386:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:37:26 aW1s1wQx
数ヶ月後
さわ原「みんなおはよ~」
平沢「おはようごさいます!」
琴吹「…ウィス」
田井中「…ッようザス」
秋山「・・・」
さわ原「そいじゃ今日も基礎練開始!」
秋山「ケッ、・・・」ベンベンベン…
秋山「・・・」ベンベンベン…
秋山「・・・(いつまでこんな事やらせんだよ!)」ベンベンベン…
387:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:44:03 aW1s1wQx
ナレーター:黙々と基礎練を続ける部員達
多少強引ではあったが、圧倒的な実力差を見せつける事で自分に従わせたさわ原
しかしそんな中、秋山だけはさわ原に対して頑な態度を取り続けていた
…とここで、さわ原が以外な行動に出たッ!
388:ガチンコ軽音クラブ
09/12/20 22:57:19 aW1s1wQx
さわ原「のぅ秋山」
秋山「・・・」
さわ原「おい秋山!」
秋山「んだよウッセーな!」
さわ原「ステージに上れ、ワシと勝負(セッション)じゃ」
ナレーター:なんと、さわ原は突然秋山に勝負を申込んできたのだ!
反抗的な態度を盗り続ける秋山に、遂に堪忍袋の緒が切れたのか!?
さわ原の狙いは一体何なのか!!
秋山「冗談じゃねえよ、そんな勝負やんねえよ!」
さわ原「いいからステージに上れ」
秋山「うぅ…、クソがぁ!!」
ナレーター:こうしてさわ原と秋山の勝負が始まってしまった!
一体どうなってしまうのかッ!!
389:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 01:04:59 VxbxVWhR
・・・
390:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:27:19 VxbxVWhR
秋山「行くぞ!(もうヤケクソだ)」ベンベン…
さわ原「・・・」デンデケ,デンデケ…
秋山「…こ、これは!?」ベンベン,ベベベン…
さわ「・・・」テケテケテケテケ,テェーン!
数分後
さわ原&秋山・ジャジャ,ジャジャ,ジャーーン!!
ナレーター:なんと、秋山はさわ原に合わせて最後まで演奏する事ができた!
平沢「どうなってんだオイ!」
田井中「マジかよ…」
さわ原「これが…、基礎練の成果じゃ」
391:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:43:14 VxbxVWhR
ナレーター:呆然とする当の秋山
『これは俺の実力なのか!?』
信じられない光景であったが、やがて思い知らされる事になるのであった
『そうか、これがさわ原の言う基礎練の成果なのか!?それがこの結果なのか!!』
だが、さわ原と目が合うと背を背けてしまった
秋山「…感謝なんかしてねえからな!」
さわ原「そんなもんは端っから期待しとらんけぇ」
392:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 08:55:10 VxbxVWhR
ナレーター:未だにさわ原に対して素直になれない秋山
『わかってんだよさわ原、ここまでできるようになれたのはアンタのお陰だって事は
だが、俺はお前をまだ完全に認めたわけじゃないんだ!』
どうしても壁を作ってしまう秋山
そんな秋山とは対照的に、さわ原に歩み寄る部員達
田井中「俺も上手くなってんスかさわ原さん!?」
平沢「俺とも勝負して下さいよさわ原さん!」
393:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 09:08:14 VxbxVWhR
さわ原「まあ待て、これからは基礎練だけじゃなくバンド練やセッションもするけんねぇ」
田井中「おっしゃー!」
秋山「やっとバンド練か」
さわ原「それと、目標は来年3月のプロテストだけんね」
一同「プロテスト!!!!」
ナレーター:なんと、さわ原の口から驚愕の一言が飛び出した
『お前達にはプロテストを受けてもらう
当然、受けるからには絶対合格してもらうからな!』
プロテストはプロミュージシャンへの登竜門である
部員達にそのプロテストを受けさせると言うのだ
394:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 12:38:31 qXjyz3ot
q^
395:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:18:17 VxbxVWhR
琴吹「…マジすか」
田井中「いくら何でもそりゃ無理だろ!」
平沢「…じょ、冗談っスよね?」
さわ原「ワシは冗談は言わんけ、プロテストの話しは本気じゃ」
ナレーター:さわ原の真剣な表情に部員達はみな言葉を失った
そしてこの後、軽音楽部は新たなる局面を迎えるのであったッ!!
396:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:28:13 coSuXXzA
意味分からん
何が面白いのかさっぱり
397:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:30:29 VxbxVWhR
さわ原「これからは合同練習の他に、各々別メニューもやってもらう」
田井中「別メニュー?」
さわ原「先ずは平沢、お前は耳がいいけぇ音感を鍛えろ」
平沢「俺が…、音感すか!?」
さわ原「次に琴吹、お前は理論がしっかりしてるけん作曲もしてみろ」
琴吹「…ウィス」
さわ原「秋山、スラップ奏法を覚えろ、…お前ならできる!」
秋山「スラップだと…」
さわ原「最後に田井中・・・え~と、そ、そのカチューシャかわいいのぅ」
田井中「何じゃそりゃーッ!!」
398:ガチンコ軽音クラブ
09/12/22 23:36:02 VxbxVWhR
ナレーター:さわ原の教え通りに練習方法をステップアップさせた部員達(田井中も)
そして次週、いよいよ1期生達がプロテストに挑む!
一体どうなってしまうのかッ!!
399:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:39:07 VxbxVWhR
>>396
ガチンコファイトクラブのぱくり
400:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/22 23:57:40 j2CY4tfw
こんとん三部まだー?
401:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 00:03:52 bnlBw83v
ガチンコファイトクラブのつべ↓
URLリンク(m.youtube.com)
こんとん!はガチンコが終わってから…(同じ作者です)
402:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:37:46 qFYoriAQ
唯「あ゛ーあ゛ー、う゛ーう゛ー」
憂「あら、お姉ちゃん、ご機嫌ね。何かいいことあったの?」
唯「じぐるべーる♪じぐるべーる♪」
憂「ああ、クリスマスの飾り付けしているのね?」
唯「あう (^p^) 」
「さんたたん♪さんたたん♪」
憂「サンタさんね?お姉ちゃん良くサンタさんのこと知っていたね?」
唯「あう!ぷれぜんと♪ぷれぜんと♪ (^p^)」
憂「えっ!?お姉ちゃんサンタさんにプレゼント貰う気で居るの?」
唯「あーう (^p^)」
憂(サンタさんにプレゼントなんて、お姉ちゃん可愛い~)ポワ~
(よし、ちょっとからかってやろう…フフフ)
憂「でも、お姉ちゃん!プレゼントは良い子だけしか貰えないのよ!悪い子は貰えないのよ?」
「お姉ちゃんは大丈夫かな~?」
唯「ゆいよいこ!よいこ! ("p")」
憂「どうかな?今日もうんち漏らしたよね?」
唯「あう……」
憂「それに、お姉ちゃんお勉強全然していなよね?まだ字が書けないもんね?」
「あれ?お姉ちゃん、悪い子かな?」
唯「う゛う゛-!!ゆい、よいこ!よいこ!("p")」
憂「じゃあ、サンタさんへのプレゼントの手紙書いて見て」
「字が書ける子はサンタさんにお手紙書けるわよね?」
唯「あう!!」
「ゆい、さんたたんにてがみかく (^p^)」
そう言って、唯はクレヨンを持って紙にサンタさんへの手紙を書く。
と言っても、憂の言うように、唯はまだ平仮名全部は書けないし、字も汚い。
はっきり言って、何を書いているのか全然分からない。
403:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:39:23 qFYoriAQ
しかし、唯はそれでも真剣に書いている。
唯「さんたたん~♪ぷれぜんと~♪ (^p^)」
憂(しかし、相変わらず酷い字だなぁ……お姉ちゃん、全然進歩ないじゃんw)
唯「できたー (^p^)」
憂「どれ?見せて?」
唯「これはさんたたんへのてがみ。うーい、さんたたんじゃない!」
憂「でも、サンタさん、お姉ちゃんの字が読めるかな?」
唯「あぅー」
憂(あれ…お姉ちゃん、本気で落ち込んじゃったよw 困ったなあ…)
憂「じゃあ、私がお姉ちゃん代わりに手紙を書いてあげるよ!」
「そうすれば、サンタさんもちゃんと読んでくれるよ!」
唯「うーい!うーい!(^p^)」
憂(ぽわ~、この単純なところが可愛いなあ~)
憂「じゃあ手紙書くから、お姉ちゃんの欲しい物言ってみて?」
唯「あいす」
憂「えっ!?」
唯「あいす!!」
憂「アイスなら、いつも食べているじゃない?そんなのでいいの?」
唯「あう。あいすいっぱい(^p^)」
憂「一杯って……何個ぐらい?」
唯は自分の知っている限りの大きな数を、必死に考えた。
唯「うん~、こんだけ!!」
と言って、唯は両手を広げた。
憂「えっ10個?」
唯「あう!!いっぱい (^p^)」
どうやら唯は「いっぱい」というのを、とても大きい数だと思っているようだ。
実際、唯は3までの数しか認識できないから、5個も10個も唯にとっては「いっぱい」である。
憂「(一杯って、お姉ちゃん数が分からないのか…。まあ、ここはそのまま10個ということにすればいいや)」
憂「さあ、お姉ちゃん!手紙が書けたよ!」
「アイスいっぱいね?」
唯「あうー♪あうー♪ キャッキャッキャ!(^p^)」
憂「さあ手紙も出来たし、もう寝ようね?」
唯「ゆい寝ない!さんたたん見る!(^p^)」
憂「でも、夜に寝ない悪い子にはサンタさんは来ないわよ。お姉ちゃんはそれでもいいのかな?」
唯「あーう!ゆいねるー♪ゆいよいこー(^p^)」
憂はそうやって唯を早めに寝かしつけた。
最初は「寝ない」とか言っておきながら、10分も立たずに唯は眠った。
404:唯ちゃんのクリスマス
09/12/23 13:41:14 qFYoriAQ
憂「お姉ちゃんはホント、単純ねぇ…。でも、単純なお姉ちゃんって可愛いなぁ~」
憂は唯が寝たのを確認して、唯の部屋を出る。
憂「しかし、アイス10個をどうしよう?今枕元に置いても朝になったら解けちゃうし…」 「まあ、どうせお姉ちゃんは朝寝坊だから、朝起こしに行く時にアイスを持っていけばいいや」
そう言って、憂は一人でテレビを見ていたら、いつの間にか眠ってしまった…
-----------------------
翌朝
憂「はっ!テレビ見たまま眠っちゃった…。もう朝か…」
「まあ、今からお姉ちゃんの枕元にアイスを置きに行けば大丈夫っと…」
そう言って憂は買い置きのアイスを取り出そうと冷凍庫を開けた。
憂「しまった!アイスの買い置きが1個しか無い!」
「ん~、1個だけじゃあ流石のお姉ちゃんでも誤魔化せないよなぁ…」
「これから外へ買いに行くのは、寒くて面倒臭いし…どうしよう?」
ふとその時、憂に名案が浮かんだ!
憂「そうだ!この手で行こう!」
「ウフフ…」
----------------
唯「うぇーーーーーーん!!」
唯の部屋から、いつもの間抜けな泣き声が聞こえてきた。
憂は「やれやれ」という感じで唯の部屋に行く。
唯「うぇーーーん!!」
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「あいすー!さんたたん!あいす、ない!!」
「うぇーーーん!!」
憂「あれ?お姉ちゃん、ここにプレゼントの箱があるじゃい!」
と言って、憂は今自分で持ってきた箱を唯の前に差し出す。
唯「あー!さんたたーん♪(^p^)」
唯は直ぐに泣き止み、興奮して憂の持ってきた箱を開ける。
余りにも現金な唯の態度に、憂は呆れ返ったがまあ楽しみに唯を見ている。
唯は箱を開け、中身を見た!が、中は空っぽで、紙切れが一枚入っているだけだった。
その紙切れには次のような文字が書かれてた。
------
ゆいちゃんへ
じぶんでてがみがかけないわるい子には、プレゼントはあげません。
らいねんはじぶんでてがみがかけるように、おべんきょうしましょう!
サンタより
-----
唯はこの手紙を憂に読んでもらったあと、その日一日中泣いていた。
405:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/23 15:45:39 u7ZsZBL/
ガチンコのナレーションの声が浮かんでくる
406:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:14:08 bnlBw83v
3月・プロテスト会場にて
さわ原「もうすぐプロテストが始まるが、最後にワシから一言」
一同「・・・」
さわ原「悔いの残らんようにの…」
ナレーター:『悔いを残すな』
それだけの短い言葉を送るだけのさわ原
だが部員達はわかっていた
『“悔いを残すな”、その言葉だけで十分アンタの気持ちは俺達には伝わったよ』
そんな表情の部員達
『今までの俺達は確かにクズだった、だがアンタと出会って俺達は変われたんだ!
見てて下さい、今日のプロテストでそれを証明してみせますよ!!』
言葉は無くともさわ原と部員達の心は強く繋がっていた!
さわ原「…時間じゃ」
407:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:30:19 bnlBw83v
数時間
ナレーター:プロテストが終了し会場から出て来る1期生達
誰もがみな神妙な面持ちであった
さわ原「お疲れ…」
一同「・・・」
さわ原「…じゃ帰るぞ」
ナレーター:一体プロテストで何があったのか!?
どの程度の手応えだったのか!!
多くを語らない1期生達、そして何も聞かないさわ原
全ては次週明らかにッ!!
408:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:39:21 bnlBw83v
プロテストから数日後
さわ原「おはようみんな
早速じゃが、プロテストの結果が届いた」
田井中「も、もう来たのか…」
平沢「結果はどうなんスか!?」
ナレーター:遂にプロテストの結果が出たのだ!
さわ原はゆっくりと封筒の封を切った
さわ原「読むぞ…」
秋山「・・・(た、頼む!)」
さわ原「・・・桜ヶ丘高校からの合格者、琴吹紬……以上1名」
409:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 22:48:19 bnlBw83v
ナレーター:なんと合格者は琴吹のみ!
平沢、秋山、田井中の3名は不合格であった!
さわ原「琴吹、よくやったおめでとう」
琴吹「…ウィス」
さわ原「それと他のみんな、すまんかった」
ナレーター:さわ原は合格できなかった1期生達に頭を下げた
『お前達が合格できなかったのは全て自分のせいだ、だから俺の事を一生恨んでくれ』
そんな悲痛な思のさわ原であった
だがここで以外な人物が口を開いたッ!!
410:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:03:40 bnlBw83v
秋山「さわ原さん…別にアンタのせいじゃ、ねえよ…」
さわ原「・・・」
秋山「アンタがいたから、俺達はここまで来られたんだ」
ナレーター:ここにきて秋山が始めて自分の思いを語った
『どうしようも無いはみ出し者だった俺達を、ここまで引張ってくれたのはアンタだ
感謝こそあれ誰が恨みなんかするかよ!』
思い返せば、誰よりも努力していたのが秋山だった
『俺もいつかはあの憧れのステージに立ちたい!
そのためにはプロテストに合格しなければいけないんだ!!』
それはさわ原に対する反抗心ではなく、音楽に対する純粋な気持ちであったのだ!
411:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:15:35 bnlBw83v
秋山「だから、謝んないでくれよ…」
田井中「そうだよ、また来年もあるし」
平沢「まぁこれからっスよ!」
琴吹「…ウィス」
さわ原「お、お前達…」
ナレーター:こうして来年のプロテストを目指して、桜ヶ丘高校軽音楽部は新たなスタートを切ったのであった!
412:ガチンコ軽音クラブ
09/12/23 23:20:33 bnlBw83v
桜ヶ丘高校正門前
中野「来月から俺も軽音楽部の部員…」
ナレーター:正門に佇む謎の少女
中野「待ってろよ先輩達…、ククク」
でも、それはまた別のお話し(森本レオ)
【ガチンコ軽音クラブ-完】
413:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 00:02:34 BpAdlLRJ
ギギギ…
414:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 14:00:47 BpAdlLRJ
ギョワギョワ
415:くりすます!
09/12/25 17:24:58 0P4QA+2b
今日はクリスマスだ。だが軽音部の面々は恋人のこの字もなく、昨日の明石家サンタの話をしている。
唯「昨日の明石家サンタおもしろかったねー!」
律「そっか?今年はいまいちだった気がするけどなー」
梓「木田トナカイが今年も見られてよかったです!」
紬「そうねー♪ところで澪ちゃん、今年の明石家サンタはどうだった?」
澪「ご、ごめん、昨日はNANA見てたから…」
唯「えぇー…」
澪「なんで今さらNANAなんだよ…」
梓「失望しました…」
紬「澪ちゃん…」
澪「な、なんなんだよこの扱いは!」
澪ちゃんは全く理解していなかった。クリスマスに明石家サンタを見ないのは、ラーメン屋でラーメンを食べないのと同じこと。
それなくして、クリスマスを迎えたとは言えない。
気取ってNANAを見るなんて、言語道断なのだ。
416:15年位前
09/12/26 00:28:43 7StDZxJw
??「もしもし~」
さんま「はい、誰ですか?」
??「羽賀研二です」
さんま「合格!!」
417:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 19:36:09 7StDZxJw
本格的に人がいねぇなオイ
418:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 20:31:49 tHci/NKC
唯「誰もいない…澪ちゃん、これじゃ無観客ライブだよぉ」
澪「いっそこの方がいいけどな。緊張しないし」
唯「その発想はなかった」
419:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 00:09:24 CCW8iX9k
なかった
…英寿(←ちょ~ウケるwww!!ww腹筋崩壊ww!!!!)
420:無観客ライブ!
09/12/27 17:21:57 4bjdFUjH
律「じゃあ次!大迷惑行ってみよー!」
唯「えぇー、すばらしい日々にしようよー」
梓「ここはやっぱり新しくWAOにしましょうよ」
紬「働く男もいいわよー♪」
律「澪はなにがいい?」
唯「やっぱりすばらしい日々だよね!」
律「黙ってろ!」ゴン!
唯「いてっ!」
澪「ゴン…中山wwwwwチョーうけるwwww」
421:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 21:41:58 CCW8iX9k
ゴン中山ってww!ちょ、は、腹がwwコンサドーレwwww!!
422:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/27 23:54:57 4bjdFUjH
唯「ねぇ澪ちゃん、やっぱり素晴らしい日々の方が…」
律「だから黙ってろい!」ゴン!
唯「おおいたー」
澪「おおいた…トリニータってwww!チョー受けるwww財政危機ってwwwww」
423:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 05:44:36 woDvS3yy
今ハッキリわかった、このスレの住人はonly two!
424:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 16:04:37 woDvS3yy
でも、もしかしたらもっといるかも…
よし!点呼だ!!
1
425:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/28 17:13:53 uWEiDMkU
唯「2ー!」
澪「2って…日テレwwwwちょwww吐きそうwwww」
426:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/30 17:05:59 Pxw115sB
おおおおお
427:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/31 20:10:28 xRGz1rS2
唯「今年もいよいよ終わりだねぇ」
澪「ちょっwwww浜田wwwwwやめwwww腹がwwwwちぎれりゅwwwww」
律「そうだなー。色々あったよなぁ。草なぎが逮捕されたり」
澪「山崎wwww遠藤wwwwwwwww」
紬「のりぴーが逮捕されたり」
澪「田中wwwwwwwアウトwwww」
梓「お塩先生が逮捕されたり」
澪「松ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwやめてwwwww」
唯「色々な人が逮捕されたよね」
澪以外の一同「うんうん」
澪「あ、ジェロwwwww出雲崎wwwwwwwww…はっ!EXILEは!?」
澪以外の一同「終わったよ」
澪「はぁ!?…ゆ、許せん!!」
この後、怒りに満ちた澪が取った行動はいかに!そして水樹奈々の登場にお茶の間の反応はどうなる!!
428:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/01 19:22:03 F/l2pwbn
唯「昨日の体育の後すごい和湧いちゃってさ~」
澪「えっ」
唯「だから、和湧いたんだよ」
澪「なにそれこわい」
唯「えっ」
澪「そんなことあるんだ。ど、どのくらい?」
唯「うーん。言葉じゃ表しにくいな」
澪「それだけたくさん湧いたってこと?」
唯「えっ」
澪「えっ」
唯「うん、まあ私は我慢できないくらい和湧いたよ」
澪「我慢できないって、怒ったのか?」
唯「怒ったっていうか、きつかったよ」
澪「和湧いた後はどうしたんだ?」
唯「急いで購買に行ったよ」
澪「購買でなんとかなるのか?」
唯「うん。すぐに和湧かなくなったよ」
澪「なにそれすごい」
唯「購買なんだから飲み物くらい売ってるよ」
澪「えっ」
唯「えっ」
429:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/03 03:48:41 JdFG0KnA
唯「ね」
律「む」
紬「い」
梓「な」
澪「!」
430:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/06 00:26:41 sZ9UVH4N
和「唯、和風ドレッシング取ってー」
唯「はい」
澪「…のどか風ドレッシング…」
和「え?」
澪「ぷっwwぷぷwwの、のどか風ドレッシングwwwなんか薄そうwww」
和「…唯、澪ってこんなうざかった?」
唯「色々あったんだよ…色々ね…」
431:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/08 22:09:41 OL7K/g+l
lkjhuygf
432:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/11 14:28:22 Na8seVsT
_,.へ、_ _,....,_,./^L
) ___ ゝ'-─'─- 、i、
く γ´:::::::::::::::::::::::::::ヽ!
iヽ,'::,'::::::/::::::::ハ::::i-=iニ',
|::::L!::::L!:ゝ、イ レi,.イハ::」 ∧ ☆
.|::::|ヘ(Eイ〈ヒ_,! ヒ,}〉iヨイ / ',
.|::::|::レヽ!、" ∀ "ノ.i::| / r´i このスレは終了しました☆
.|::::|::::|::|Vi >r-r=i´レiノ / r' /
|::||:::::γヽ!_ `'ハイiヽv__ ,〈 ,r'´/
レヘハ,〈γ(・ヽ, ム !/^ /rつi>、/
k.iゝ・)ノ_____,」、__ゝ(_ノ
/  ̄7 ̄`! ヘ
,く / / ! .ハ
ヽニr=-r_,r-=rニゝ
'--' '--'
433:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 22:34:20 Cdv5U9zY
かそすれ!
434:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/12 22:36:05 UixMglJX
Wirklich ?
435:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/17 18:23:23 rcQg5K1L
澪「ふぅ、センターも終わったな」
唯「どうしよう、全然できなかったよ…」
律「私もだーぁぁ…死ぬぅ…」
澪「あはは、まぁ皆頑張ったさ。何はともあれ自己採点してみよう」
――
唯「わーい、全部で8割取れたー♪」
律「私なんか8割5分いったぜー♪意外とできるもんだな!ところで澪は…」
澪「嘘だ…長文だってリスニングだって完璧だったはずなのに…古文も漢文も満点のはずなのに…」
唯「み、澪ちゃん?」
律「な、何割だったんだ?」
澪「なんで6割しか取れないんだぁ!うわあああああああ!」
唯律「…御愁傷様です」
436:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/24 18:24:20 JIcRt3Af
りっちゃんがモテモテで最終的にムギがりっちゃんを飛行場で撃っちゃう話
なんだったっけ?
437:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 00:35:39 YGLRKmE0
ギュワワ~ン♪
澪「なんかすごい音出してるな唯」
唯「紹介するよ、ギー犬だよ!」
澪「言いたいだけだろ!」ペシッ
唯「あたー!」
438:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 22:13:55 5JOc3G7O
こんとん!の作者です。現在アク禁で携帯から書き込みができません
解除されたら第三部はじめるんでよろしく!
迷惑かけてスマソ
439:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 22:52:50 YGLRKmE0
しんそく!(身体測定の略)
唯「やったよ皆、私おっぱい大きくなったー♪」
律「なっ…?(私は変化なしだったのに…?)」
澪「なっ…?(体重はどうなんだ…?)」
紬「なっ…?(私が揉んでたから…?)」
梓「なっ…?(私が吸ってたから…?)
>>438
気長に待ってるよ
あまり迷惑はかかってないと思うがww
440:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/25 23:56:28 5JOc3G7O
ありがとう!
しかし一向に解除される気配が・・・
441:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/27 03:34:22 kIp4cUWi
. -―- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
| : }`● ● |: :「 }: : : {
| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/ そこのあなた!規制知らずの●があるよ!ニダーランとかやってみて!
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
442:透明人間リツ
10/01/29 00:01:50 LkWAZgF9
桜高軽音部部長を務めるわたくしこと田井中律は、このたび透明人間になる能力に目覚めた。
ちなみに都合よく服も消え、自由自在に消えたり現れたりできる便利な能力だ。
律「さて、透明人間になれたことだし、まずはやっぱり…」
透明人間といったら、昔からエロいことするのが定番だよな~♪
ってことで…
部室
唯「りっちゃん遅いねー?」
梓「普段はすぐ来るんですけどねぇ」
律(ホントはいるけどな)
紬「まぁのんびり待ちましょう♪」
澪「まったく律は…」
律(へへへ…澪は相変わらずええ乳しとるのぅ…うりゃ!)モミッ
澪「ひぁっ…?」
澪の胸はやっぱりでかい…ちくしょう、もっと揉みたいもんだ。後で頼んでみよう!
梓「澪先輩?どうしたんですか?」
唯「かわいい声ー♪」
澪「な…なんか今胸が…わ、わしづかみに…?」
梓「わしづかみって…気のせいじゃないですか?」
澪「いや、確かに今…」
律(よし、次はムギだ!とりゃ!)モミュッ
紬「きゃあぁっ…!?」
ムギの胸は澪にはちょっと負けるけどなかなかの大きさだな。
隠れ巨乳ってやつか!
唯「ムギちゃん!?」
紬「わ、私も今胸を…はぁはぁ…」
梓「なんで気持ちよさそうなんですか…」
443:透明人間リツ
10/01/29 00:04:30 LkWAZgF9
律(今度は唯!てい!)
唯「ひゃっ…?」
唯の胸は二人に比べると少し物足りないけど…でも一番柔らかいかも。
将来が楽しみだぜ!
梓「唯先輩!?」
唯「うぅ…私も胸を…」
澪「3人もこんなことが起こるなんて…」
律(さ、次は…)
梓「ど、どうしよう。まさか私まで…」
…梓はいいや。揉むほどないしな!さ、バレないうちに逃げよう。
紬「…なにも起きないわね」
澪「なんだったんだろ、今の…」
唯「まぁあずにゃんは無事でよかったね!」
梓「はい…でもなんでしょうこの感情は。嬉しいような、悲しいような…」
444:こんとん!
10/01/29 16:26:47 cmaRGUCl
【こんとん!~外伝~
ムギちゃんのドキドキ大作戦】
私は琴吹紬、キュートな眉毛のブルジョア女子高生だ
今は春休みの最中で休みが開ければ高校2年生になる
紬「あれ?…りっちゃんだ」
地方裁判所に行くところだったが友達を見掛けたので声をかけた
紬「りっちゃ~ん!」
律「おお、ムギじゃん、どうしたんだこんな所で?」
紬「暇だったから裁判でも傍聴しようかと思ってたのよ♪」
律「そっかあ~」
紬「でもせっかくりっちゃんに会えたし…、よかったら今から一緒に遊ばない?」
休みの日に友達と偶然会えたのだ。裁判はいつでも見られる
律「悪い、今バイト中なんだよ」
紬「そうなんだ、ならしょうがないわね」
律「・・・そうだ!ムギもこのバイト一緒に私と
や ら な い か」
紬「ウホッ、いい部長!」
445:外伝2
10/01/29 16:41:15 cmaRGUCl
りっちゃんの説明によると、ある荷物を指定された場所に運ぶだけの簡単な仕事だそうだ
りっちゃんの手には、女子高生には不釣合いなジュラルミンケースが握られていた
紬「でも凄いケースね、中に何が入ってるのかしら」
律「私も気になったんで担当の人に聞いてみたんだ、そしたら凄い剣幕で『そんな事はお前には関係ないニダ!!』って怒られちゃった」
紬「え・・・」
律「あれは澪の13倍は怖かったな~」
紬「…りっちゃん、このバイトを紹介してくれたの、どこの会社なの?」
律「ええと、確か…、京兄興業っとこだよ」
446:外伝3
10/01/29 16:53:31 cmaRGUCl
京兄興業と言えば広域指定暴力団・京兄組の運営会社だ
京兄組は最近になってある事業で資金と勢力の拡大に成功していた
それは“麻薬”だ
紬「ねえ、りっちゃん聞いて!!」
律「…ちょゴメン、携帯だ
(ピロロロ,ピロロロ…)
もしもし~、ハイ…」
推量ったようなタイミングで電話がかかって来た、まるで見張られているかのように…
見張られている?
…まさか
律「♪ぴったん らんら 文字ぴったん♪」
そして何故かりっちゃんは“ふたりの文字ぴったん”を歌っていた
電話の男『よし、合言葉はバッチリだな
ところで一緒にいる女は誰だ』
律「え…、私達の事が見えてるんですか?」
男『質問に答えろ』
律「友達の琴吹紬です
たぶん、…ヴァージンだと、思います・・・」
男『そこまで聞いてない(ヴァ…)、友達を連れて来るのはいいが余計な事は一切言うな(ヴァージン…ハアハア)』
りっちゃんは携帯を切った
律「一緒にバイトしていいってさ!」
紬「ウフフりっちゃんたら~♪」
律「先ずは駅前に行けってさ、そしたら次の指示を出すって言ってたよ」
447:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 17:41:25 DCa6Ext9
ツマラなさすぎてワロタwwwww
448:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/29 22:02:19 LkWAZgF9
. -―- . ..
/ : : : : : : : : : : : \
/: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
.仁/ ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :.
i:ハ{ `ヽ / `!: :ト : : : :l
| : }`● ● |: :「 }: : : {
| : {っ ⊂|: 爪|: : : ト
r‐ぅ__ |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/ 二期は4月から!
(⌒ 厂从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
` ´ rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |
ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
\__ノY:::ヽ:_ノ::: |
449:外伝の外伝
10/01/30 22:18:25 skW2gltO
所変わってここは新宿歌舞伎町
山田「クソッ、課長のやろ~」
山田は荒れていた,前髪が
その事で課長にからかわれたのだ
課長『最近はどこも不景気だねえ、山田くんの頭皮みたいに』
山田「あいつブッ殺してやる!!」
興奮した山田は何かに足を引っかけてその場で転倒してしまった
山田「痛てぇな…、ん、これは?」
450:外伝の外伝2
10/01/31 02:25:47 GhIAawJs
足元には少女が転がっていた
??唯「ういーあ~い~す~zzz…」
泥酔していて、手には空の一升瓶が握られている
山田「けいおん!の主人公の平沢唯じゃないか…
おい、起きろ」
??唯「んあー?」
山田は何とか唯を目覚めさせた
だが、目の前の少女に対して言いようのない違和感を感じていた
山田「お前本当に主人公の平沢唯か?」
??唯「主人公なのは原作唯かアニメ唯
私は『SS唯』だよ」
451:外伝の外伝3
10/01/31 02:36:20 GhIAawJs
山田「平沢唯は何人も存在するって事か?」
SS唯「そうだよ。私の他には『原作唯』『アニメ唯』『同人唯』なんかがいるわね」
原作やアニメにとどまらず、様々な世界で唯は創造されていたのだ
それは唯だけでなく、澪や律や紬も同じであった
SS唯「でも、優遇されているのは原作唯とアニメ唯だけね」
山田「ん、どういう事だ?」
SS唯「色々なSSに私は登場するけど、たいていは“うんたん”を連呼する地沼キャラなのよ」
452:ていせい!
10/01/31 02:38:35 GhIAawJs
SS唯「間違えたわ『地沼』じゃなくて『池沼』よ」
山田「???」
453:外伝の外伝4
10/01/31 03:03:54 GhIAawJs
SS唯「と、とにかく、私の扱いは原作やアニメと比べて雲泥の差があるのよ」
山田「そうなのか…」
SS唯「作品によっては生まれつき知恵遅れだったり、セリフが『おぎゃああああ!!!!』だけだったりもするのよ」
山田「それは酷いな…
何でそんな事になったんだ?」
SS唯「全てはアニメのせいね」
アニメの唯は少し抜けている所があり、そこは可愛らしく表現されていた
しかしSSではその部分が過剰にクローズアップされてしまい、結果的に池沼キャラが定着してしまったのだ
SS唯「…でも、私はまだマシな方かも知れないわ」
山田「もっと悲惨な唯もいるのか?」
SS唯「同人唯よ」
454:外伝の外伝5
10/01/31 03:52:52 GhIAawJs
山田「エロ同人か…」
SS唯「そうよ、もう何人の男に犯されたか分からないわ」
山田「でも同人ってエロありきだからな」
SS唯「そうね、逆にエロくない同人なんて誰も買わないしね
でも同人で一番酷い目にあってるのは澪だけど」
山田「・・・」
こんな幼い少女が自分よりも遥かに苦労していたのだ
山田はSS唯を直視する事ができなかった
SS唯「…助けてくれてありがとう、私いくね」
山田「…なあ、最後にひとつ聞いていいか」
SS唯「何?」
山田「お前は今のままでいいのか、満足してるのか?」
455:外伝の外伝6
10/01/31 04:06:46 GhIAawJs
SS唯「そうね・・・原作やアニメに比べたら不満は沢山あるけど」
SS唯「でも、このSSの世界だけが私の居場所だから」
SS唯「池沼でもニートでも、どんな役だって演じてみせるわ」
SS唯「だから私は満足してるわ、自分自身の存在に」
山田「・・・」
SS唯「じゃあね!」
こうしてSS唯は帰っていった。この世界で与えられた“平沢唯”を演じるために
456:外伝の外伝7
10/01/31 04:19:00 GhIAawJs
山田(SS唯はあんなに頑張っているんだ)
山田(会社でちょっと嫌な事があったくらいで落ち込んでないで、俺も明日から頑張ろう!)
SS唯の姿に励まされ、やる気を取り戻した山田であった
その時突然、
(ヒューー,ドッカーーーーン!!!!)
隕石が落下してきた
山田は隕石に直撃して死んだ・・・・・・・
【外伝の外伝 ―完―】
457:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 10:57:51 HAjysTf1
えっ!
458:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 11:32:40 tQxVfHgP
シゲいる?
459:外伝4
10/01/31 17:08:13 GhIAawJs
再び舞台は京都内の某所
私達は駅前に着いた
中々次の電話がかかってこなかったので、暫く雑談をしていた
その内容は、私達の前から突然姿を消してしまった澪ちゃんの事だ
律「ドジョウすくいの時にやる、鼻に割り箸さすのって、何ていう名前なの?」
紬「あれはパワーゲイザーって言うのよ!間違いないわ!!」
律「・・・じゃあ、パワーゲイザーでいっか」
紬「それよりも澪ちゃんの事なんだけど…」
律「澪がどうしたんだ?」
紬「澪ちゃん、時々歯に青海苔つけてる事があるの気付いてた?」
460:外伝5
10/01/31 17:11:21 GhIAawJs
律「もちろん気付いてたよ、でもあいつショック受けそうだから言えないんだよね~」
紬「朝からお好み焼きでも食べてるのかしら…」
会話が途切れた
心なしかりっちゃんの表情は曇って見えた
(ピロロロ,ピロロロ…)
携帯が鳴った
男『次の指示だ
線路沿いの道を歩いて3個目の踏切で待て』
律「わかりました
あ、あの~質問があるんですけど」
男『質問は受け付けないと言ったはずだ』
律「お、教えて下さい!税金をできるだけ少なくするには、どうすればいいんですか!!」
461:外伝6
10/01/31 17:18:34 GhIAawJs
男『時と場合を考えろ、私にその質問をするのはおかしいだろ』
律「え、でも…」
男『それに今はバイトの途中じゃないのか』
律「うぅ~、スミマセンでした…」シュン
男『(か、かわいい…しょうがないな)・・・キイワードは“事業所得”と“確定申告”だ』
男は電話を切った、謎の二つの言葉を残して
私達は歩きながらその事について話し合った
律「事業所得って何の事かな?」
紬「事業をする事で手に入る所得(儲け)の事じゃないかしら」
律「そうか~、でも確定申告とどう関係があんのかな?」
紬「確定申告の義務があるのって、個人事業主か年金生活者だけよ」
律「うーん、なら敢えてする必要はないのか…
それとも還付申告の事かな~?」
紬「・・・還付申告」
“還付申告”という言葉がひどく気になったが、その理由までは分からなかった
そうこうしている内に目的の場所に到着した
462:外伝7
10/01/31 17:26:02 GhIAawJs
駅からほんの少し離れているだけなのに、のどかで牧歌的な場所だった
律「静かな所だな~、…あ、ちょっとあれ見ろよ!」
りっちゃんが指差す先にはトキが数羽たむろしていた
紬「りっちゃん、あれ!」
少し離れた茂みには絶滅したはずの日本狼がいた
律「あ、あ、あれは!!」
そこには久保嘉晴がいた
久保嘉晴はサッカー漫画『シュート』に登場する伝説の人物だ
インターハイ静岡予選の準決勝で見せた脅威の11人抜きは…
現実には不可能ぞな
久保嘉晴がこちらにやって来た
久保「トシ、サッカー好きか?」
律「トシじゃないんですけど…」
久保「神谷の事を悪く言うな!」
紬「え、どなたですか…」
律「ムギもう行こうぜ」
久保さんは放っておく事にした
どうせ死ぬし
463:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/31 18:49:51 l8fxnlC0
台本とかVIPでやれ文盲
464:外伝8
10/02/01 04:24:18 BAppRMJC
(ピロロロ,ピロロロ…)
携帯が鳴った
男『今からある男が来るから、そいつにジュラルミンケースを渡せ』
律「はい…」
男『そして、その代わりにスーツケースを受け取れ』
律「了解しました」
暫く待っているとトレンチコートを着たオッサンが近付いてきた
オッサン「例のブツを…」
オッサンはハンチング帽を目深に被っていて、その表情は伺えなかった
律「はい、どうぞ!」
オッサン「これを受け取れ…」
紬(わざと低い声を出してるみたい…)
オッサンはスーツケースを渡すとすぐに行ってしまった
紬「今の人、右手に皮の手袋をしていたわ」
律「ん、そうだっけ?」
紬「でも左手にはしてなかったわ…」
右手に怪我でもしていたのだろうか
あるいは右手に特徴があり、その特徴を私達が知っているとしたら…
1人だけ思い当たる人物がいる
それは死天王のリーダーで愾慄流毒手拳の使い手・影慶だ
紬「もしかして今の人って、影…」
律「待って!携帯だ、…もしもし~私だよ!!」
465:外伝9
10/02/01 04:32:23 BAppRMJC
男『今から駅に戻って、駅前のマックに入れ』
律「はい、マックですね」
男『窓側の一番手前の席に座って待っていろ』
駅に戻りマックに入った
しかしテキサスバーガーって何なんだろうね全く!
紬「なんで窓側の席を指定したのかしら?」
律「多分、外から私達を監視するためじゃないかな」
紬「…ねえ、このバイト大丈夫なのかしら?」
律「う~ん・・・」
重い空気が流れた
この不安を払拭するために何か喋らなくては
紬「りっちゃん、私のモノマネ最新作見てくれないかしら」
律「どんなの?」
紬「発情期に男漁りをするメスマンボウのものまねよ!」
律「え…ちょ、やめれwww」
10分後
周りには黒山の人だかりができていた
律「お・ま・え」(ポコーン)
紬「あいたー!!」
律「人前で恥かしい事するな!
マンボウが『私は淫乱なメス豚です』なんて言うわけないだろ!!」
紬「ご、ごめんなさい…」
律「私が真のモノマネを見せてあげるわ!」
紬「それは一体…」
466:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:35:26 BAppRMJC
大正天皇のモノマネよ!!
467:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:38:10 BAppRMJC
>>466、無茶しやがって…
468:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:41:43 BAppRMJC
>>466
でも、お前のそういう所…嫌いじゃないぜ
469:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:45:45 BAppRMJC
だ、だからって>>466の事が好きなわけじゃないからね
勘違いしないでよね!
470:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:49:01 BAppRMJC
>>466の人気に嫉妬
471:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 04:51:27 BAppRMJC
以上、自作自演でした
472:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 10:04:28 6wFIFYG2
とりあえず落ち着け
473:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/03 18:42:11 HlTkXL39
.__ (\_,,,
ヘ,,、 `゙'、.ノ ゝ ._,,,,,) ,,ll'゙゚゙ll,, ,,w-=i,,
`'、ヽ r-_ | l゙ <ノ ,l° ll .,ll゙゜ li
/ ./ ヽ-ミ''''' 二) ,,r''二,\ l| ゙l,,l゜ ,l
/./ :ノ/| | ┌'",/″ `ヽ l ,ll ゙ l″
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/./:二ヽ .`-、二つ i\ / | ゙ll,、 ,,l゙゜
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くソ ヽ、ヽ-‐゙,/ i、ヽ─-' ノ .,,-'彡'" ″
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474:外伝10
10/02/07 00:17:31 akuax+Xq
馬鹿な事をしている内に電話がかかってきた
男『スーツケースを机の上に置いて、蓋を少しだけ開けろ』
律「はい、開けまし・・・うわ!」
紬「りっちゃんどうしたの?…え、ヤダ!!」
スーツケースの中には札束がびっしり詰まっていた
男『大きな声を出すな!中から一万円札を10枚だけ取り出せ』
律「は、はい…1,2,3,…,10、取りました」
男『その10枚に順番に1,2,3,4,…と番号を書け』
律「1,2,3,…,10、書きました」
男『問題です 10枚の中から3枚を選んだ時、書かれた番号の和がnの倍数であるとする(n=1,2,3,…,10)
nの期待値を求めよ』
律「え、いきなり何?」
男『10分後に再度電話をする。検討を祈る』
律「ムギどうしよう!こんなの出来ないよー!!」
紬「落ち着いてりっちゃん、こうなったらやるしかないわ2人いるんだもの大丈夫よ♪」
私達は順番に考える事にしたまずはn=1の時、全ての数は1の倍数なので確率は1となる
つまりP(1)=1
あれ?
なんだろうこの違和感は…
律「次のn=2だったら偶数になるって事だから、単純に確率は1/2じゃないかな」
紬「そうね、りっちゃん鋭いわ!」
後は2人で分担して確率を求めた結果は以下の通り
475:外伝11
10/02/07 00:23:06 akuax+Xq
P(1)=1
P(2)=1/2
P(3)=1/4
P(4)=7/30
P(5)=1/5
P(6)=1/8
P(7)=2/15
P(8)=7/60
P(9)=1/12
P(10)=1/10
残り1分
紬「りっちゃん、確率にnをかけた数値を順に言うざますよ!」
律「いくでやんす!!1,1,3/4,…,1」
つかさ「ふんがー」
かがみ「まともに始めなさいよ!」
紬「全部たすと…、えっと…」
残り10秒
律「ムギまだか!?」
紬「・・・できた!期待値は181/20よ!!」
タイムアップ
と同時に電話がかかってきた
男『答えは出たかね』
律「期待値は181/20で…」
紬「ちょっと待って!!」
律「うわッ、どうしたんだよムギ」
紬「私に電話を代わって」
違和感の正体がわかったのだ。私は電話を代わってもらった
男『どうしたのかね』
紬「この問題に答えはありません」
律「え!なんで!?」
476:外伝12
10/02/07 00:27:41 akuax+Xq
男『ほぉ、一体どういう事か説明してもらおうか』
紬「それぞれの確率は出ましたが、それらの合計は1にはなりません
よって問題としては不成立です」
男『フフフ、大正解だよマユゲのお嬢さん』
“マユゲのお嬢さん”という言い方に私はカチンときた(カチン)
マユゲ「私は“マユゲのお嬢さん”ではありません!琴吹紬という名前があります!!」
男『これは失礼では改めてムギちゃん、正解のボーナスとしてスーツケースから更に5万円をもってけセーラー服♪』
私は5万円をスーツケースから取り出した
締めて15万円なり
男『スーツケースを机の下に置いて店を出ろ
それでバイトは終了だ』
私達は店を後にした
律「15万か…、何か濡れ手に粟って感じだな」
紬「・・・電話の男は私の事を“ムギちゃん”って呼んだわ」
律「そうなんだ」
紬「おかしいわ…」
私をムギちゃんと呼ぶのは軽音楽部の仲間だけだ
その事をりっちゃんに言った
律「たまたまじゃないかな~」
紬「そうかも知れないけど」
電話の男の声も気になっていた。無機質で機械のような声だった
律「そんなに気にすんなよそれよりもどっかに遊びに行こうぜ」
紬「ウフフそうね~♪」