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新潟県佐渡市は、同市南部の素浜海岸で1960年代に見つかったツチクジラ属の頭骨の化石が、その後の研究で同属としては世界最古である約1200万年~1100万年前の新種だったと発表した。
頭骨は長さ約24センチ、幅約25センチ、高さ23センチで、旧小木町民が見つけた。69年に新潟大の研究グループが、アカボウクジラ科のツチクジラ属に類似するとの論文を発表したが、比較標本が不足していて当時は詳細な検討が行われなかった。
国立科学博物館(東京都)と飯田市美術博物館(長野県)が2018年に再度研究した結果、これまでのツチクジラと比べて頭の骨が小さく、潮を吹く鼻の骨が短いことから、新種であることがわかった。化石が見つかった地層から、世界最古であることもわかり、イギリス王立協会発行の学術誌で発表された。
化石は、佐渡市の佐渡博物館の企画展「クジラから見る佐渡人と海の文化」で10月2日まで展示されている。
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