【火山】トンガの海底噴火、噴煙は半径260キロに広がる 「大量の軽石も」[01/15] [すらいむ★]at SCIENCEPLUS
【火山】トンガの海底噴火、噴煙は半径260キロに広がる 「大量の軽石も」[01/15] [すらいむ★] - 暇つぶし2ch174:名無しのひみつ
22/01/21 17:10:48.85 DrHmfXEW.net
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1000年に1度のトンガ大噴火、これでは終わらない可能性
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
シェーン・クローニン(ニュージーランド・オークランド大学地球科学教授)
https:
//www.newsweekjapan.jp/stories/2022/01/20/volcanochart1.jpeg
...
超音速の爆風が発生
海底火山の噴火では、マグマが海水に冷やされるはずなのに、なぜこれほど激しい爆発が起きたのか。
マグマがゆっくりと上昇すれば、たとえ約1200℃の高温であっても、マグマと海水の間に蒸気の薄い層ができて、これが断熱材となり、マグマの外側の表面が冷やされる。
だが地下に火山ガスがたまり、マグマが一気に噴出すると、この仕組みは働かない。マグマが急激に海中に噴き出すと、蒸気の層は吹き飛ばされ、高温のマグマが冷たい海水にじかに触れる。それにより海水が瞬時に気化して、体積が一気に増大し、水蒸気爆発が起きるのだ。
これは火山研究者が「燃料と冷却材の相互作用」と呼ぶ現象だ。極めて激しい爆発により、マグマの外側が吹き飛ばされると、内部のマグマが海水に触れて、さらなる爆発が起きる。このようにして連鎖的に爆発が繰り返され、ついには火山性粒子が大量に噴出し、超音速の爆風が発生する。
海底に眠る巨大カルデラ
2014~15年の噴火で火山円錐丘が形成され、フンガトンガとフンガハアパイを結ぶ長さ5キロの島が誕生した。私たちは2016年にこの島を調査し、これまでの噴火は序章にすぎず、はるかに大規模な噴火がこれから起きると予想した。
海底地形の調査で、海面下150メートルに眠るカルデラが見つかった。
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
このカルデラはクレーターのような窪地で、直径約5キロ。2009年、2014~15年の噴火など、小規模の噴火は主にこのカルデラの周縁で起きるが、大規模噴火はカルデラそのものから発生する。大規模噴火では、噴出するマグマの頂部が内側に崩れ落ち、カルデラはさらに深く穿たれる。
小規模の噴火は地下にマグマがゆっくりとたまり続け、大規模な噴火を準備していることを示す兆候だ─過去の噴火の痕跡の化学組成を調べて、私たちはそう考えるようになった。
遠い過去の大噴火の痕跡
...その結果、カルデラの大規模噴火は、およそ1000年に1度の周期で発生していて、前回は1100年に起きたことが分かった。...
目覚めたフンガ・カルデラ
...
この噴煙の規模は、凄まじい爆発力を物語っている。その威力はマグマと海水の相互作用だけでは説明できない。ガスが充填した新しいマグマがカルデラから大量に噴出したと考えられる。...
これら全ての兆候は、巨大なフンガ・カルデラが目覚めたことを物語っている。津波は大気中と海中を伝わる衝撃波が合わさって起きるが、海底で発生した地滑りやカルデラの崩壊によっても起きる。...
今回の噴火が一連の火山活動のピークかどうかはまだ分からない。マグマの圧力が大幅に放出されたのは確かで、それにより噴火が収まる可能性もある。
ただ、堆積層に残る過去の大噴火の痕跡を調べると、1000年に1度の大規模なカルデラ噴火は、複雑な連続的プロセスで、いくつもの噴火が別々に起きたと考えられる。
そのため私たちは、この海底火山では今後数週間、いや、ひょっとすると数年にわたって大規模な活動が続くこともあり得ると予想している。...


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