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2020/12/28
デイヴィッド・グッドハート「社会が分断されたのは能力主義によってエリートが増えすぎたからだ」
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つまり、私たちは「手」や「心」すなわち手仕事やケア労働に比べて、あまりにも「頭」つまり知性を特権化しすぎているのです。...
しかし私たちは社会の知的な部分に投資し過ぎたと思います。私が大学に通っていた時、大学に通うのはイギリスの人口の10%以下でした。知的エリートはもっと少なかったのです。
民主的あるいは平等の観点からすると、知的エリートが増えることは前向きな動きに思えるかもしれません。しかし、それはある段階までであり、その段階を超えてしまうと、包含は排除を作り出しかねません。
─つまり、どのようなことですか?
私が「15対50問題」と呼ぶものです。30年前、フランスやイギリスでは、普通の家庭、普通の町の出身者はほとんど大学には行きませんでした。おそらく大学に行ったのは15%ほどです。それは深刻な問題ではなく、人々は事務所や工場で働きはじめ、生活します。