21/02/20 19:21:05.90 CAP_USER.net
5人に1人は「寒さを感じない」突然変異を起こしていた
新しい研究では、寒さに強い人の遺伝子は変異している可能性があると指摘されています。
スウェーデン・カロリンスカ研究所に所属する生理学者ホーカン・ウェスターブラッド氏ら研究チームは速筋繊維に影響を与えるACTN3遺伝子が変異すると、人は耐寒性を獲得すると発表したのです。
そして現在、世界中の5人に1人は、変異したACTN3遺伝子をもっています。
詳細は、2月17日付けの科学誌『American Journal of Human Genetics』に掲載されました。
目次
筋肉に瞬発力を与える遺伝子の変異
一部の人間は、遺伝子変異によって寒さに強くなっていた
■筋肉に瞬発力を与える遺伝子の変異
人の筋肉は、速筋繊維と遅筋繊維に分かれています。
速筋繊維は瞬発力を生み出す筋肉であり、短距離走に有利です。
対して遅筋繊維は持久力に優れた筋肉であり、長距離走に有利です。
そしてこれまでの研究では、速筋繊維の収縮に「α-アクチニン3タンパク質」が役立つと分かっています。
ちなみにα-アクチニン3タンパク質は、「スピード遺伝子」として知られる「ACTN3遺伝子」によって作り出されます。
しかし現在、世界の約15億人、つまり5人に1人はACTN3遺伝子が変異しており、α-アクチニン3タンパク質を生産していません。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ナゾロジー 2021.02.20
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