21/01/04 11:02:48.82 CAP_USER.net
作物をAIで管理して室内で育てる「垂直農場」は何が優れているのか?
光・温度・室温をコントロールして野菜を安定供給する水耕栽培を利用した植物工場が日本を含む世界中で稼働しています。
そんな植物工場の中でも狭いスペースを有効活用できる「垂直農場」の利点について、垂直農場を展開するPlentyの共同設立者であるネイト・ストーリー氏が語っています。
2-Acre Vertical Farm Run By AI And Robots Out-Produces 720-Acre Flat Farm
URLリンク(www.intelligentliving.co)
Plentyの垂直農場では、水耕栽培された植物が天井から列になってぶら下がっています。
作物に影響する水・光・温度といった環境はAIによって管理されており、作物を一年中安定して生産することができます。
さらに、AIは作物の成長を認識することで作物の生長に適した環境を学習し続けており、AIによる適切な環境制御によって、Plentyでは一般的な農場と比べて1エーカー(約4046.9平方メートル)当たり400倍の作物を生産することができます。
垂直農場のもう1つの利点は、生産する場所を選ばないことです。
一般的な農法では作物の生産に広い土地が必要であるため、都市部から遠く離れた場所で作物が生産されます。
その結果、作物を都市部に輸送するために、年間数100万トンの二酸化炭素が排出されています。
垂直農場は狭い土地にも作れるため、都市部で作物を生産することで輸送コストや二酸化炭素排出量の削減が可能です。
なお、サンフランシスコにあるPlentyの垂直農場は100%再生可能エネルギーで稼働しているとのこと。
また、新型コロナウイルス感染症の流行や大規模な山火事といった予測不能な災害が起きると、一般的な農場では作物の生産が困難になりますが、垂直農場ではドローンやロボットによって作物が生産・管理されているため、作物を安定供給し続けられるとストーリー氏は語ります。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
Gigazine 2021年01月04日 07時00分
URLリンク(gigazine.net)