20/12/11 10:31:13.73 CAP_USER.net
翼竜につながる特徴 三畳紀の二足歩行爬虫類 国際チーム
2億3700万年前ごろ(三畳紀中期)に出現した二足歩行の爬虫(はちゅう)類「ラゲルペトン」には、膜状の翼を広げて空を飛んだ翼竜につながる特徴があると、アルゼンチン自然科学博物館や米バージニア工科大などの国際研究チームが発表した。
論文は10日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
翼竜の起源を探る手掛かりになるという。
ラゲルペトンに翼はないが、平衡感覚を担う内耳の三半規管が翼竜並みに発達し、動きが素早かったとみられる。
米国やブラジル、アルゼンチン、マダガスカルで発見されたラゲルペトン類各種の化石をX線マイクロCT(コンピューター断層撮影装置)で詳しく分析し、明らかにした。
二足歩行のため前脚が自由になり、膜状の翼への進化が可能になったと考えられる。
翼竜は2億1900万年前ごろ(三畳紀後期)に出現。
鳥類が小柄な羽毛恐竜から進化し、1億5000万年前ごろに出現するまで、空を支配した。
翼竜は6600万年前(白亜紀末)に恐竜と一緒に絶滅したが、鳥類は現代まで生き延びている。
時事通信 12/10(木) 16:47
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