20/11/20 11:04:26.92 CAP_USER.net
免疫学者が新型ワクチン有望報道を憂慮する、これだけの理由
(前略)
■有効率の意味を正しく伝えていない
最初に質問です。
予防効果が90%とは、そもそもどういうことでしょうか。
多くの報道では予防効果が何を意味するのかほとんど語られていません。
何の説明もなけれれば、普通の人たちは、ワクチンの予防効果が90%とは「100人にワクチン接種をしたら、90人に効果があった」と思うでしょう。
実は、これは大間違いなのです。
ワクチンの効き目は有効率という指標で比較します。
新聞やテレビ局の多くは「ワクチンの予防効果が90%」と報じていますが、もしファイザーが報じている数字が正しければ、「ワクチンの有効率が90%」とすべきなのです。
(中略)
■第三相試験の中間報告は「禁じ手」
(中略)
有望なワクチンが開発されていること自体は喜ぶべきことですが、その評価については慎重であるべきです。
私が憂慮しているのが、ファイザーもモデルナとも、臨床試験の最終段階である第三相試験が完全に終了していないにもかかわらず、暫定値を発表している点です。
発表された有効率は、今後、臨床試験が進むにつれて変わる可能性がある仮の数字なのです。
ファイザーは11月18日に最終分析の結果を発表しましたが、1週間報告を遅らせていれば、暫定値など発表する必要はなかったはずです。
(中略)
■副反応は大丈夫か?
仮に有効率が高いワクチンであったとしても、重篤な副反応が起きる可能性は残ります。
ワクチン接種で重篤な副反応が起きる頻度は100万回に数回程度です。
ファイザーの第三相試験は4万3538人が参加していますが、ワクチン接種者はその半分の2万人超です。
したがって、2万人超で重篤な副反応の有無を判断していることになります。この規模では副反応のリスクは正確にわかりません。
(以下略、全文はソースでご確認下さい)
現代ビジネス 11/20(金) 7:01
URLリンク(news.yahoo.co.jp)