20/10/20 11:05:14.55 CAP_USER.net
ギンナンの食べ過ぎに注意!
■ギンナン注意報
秋も深まり、様々な秋の味覚を楽しんでおられる方も多いかと思われます。
以前、山でとったキノコを食べないでくださいと注意喚起しました。
キノコ以外にも秋の味覚には注意が必要です。
10月から11月にギンナンに関する相談件数が増加するということで、先日日本中毒情報センターがギンナンの食べ過ぎに関して注意喚起をしていました。
というわけで、今回はギンナンについてのお話です。
■銀杏とギンコトキシン
秋になると、銀杏(イチョウ)並木が色づき、それは大変風情があるものです。
一般的にギンナンはそんなイチョウの実の部分を指し、炒って塩をかけて食べると最高に美味しいのです。
しかし、食べすぎるとギンナンに含まれる毒性成分が悪さをします。
その毒性成分の名は通称「ギンコトキシン(Ginkgotoxin)」。
冗談みたいな名前ですが、国際的にそう呼ばれています。
ギンコトキシンはビタミンB6(ピリドキシン)に似た、4'-O-メチルピリドキシンという物質です。
構造的にとてもよく似ており、ビタミンB6の生合成、代謝、機能を妨げるため、抗ビタミンB6化合物と見なされています。
ビタミンB6はそもそも何をしているのかというところですが、主にアミノ酸の代謝やブドウ糖の産生、脂質代謝に関わる補酵素です。
特に、グルタミン酸(アミノ酸の一種で主要な興奮性神経伝達物質)から、抑制性神経伝達物質であるガンマアミノ酪酸(GABA)を産生する際に補酵素として働く重要な物質です。
GABA入りチョコレートなんていう商品もありますね。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
薬師寺泰匡 | 救急科専門医/薬師寺慈恵病院 副院長 10/20(火) 8:22
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