20/08/26 12:37:52.53 CAP_USER.net
すべての貝の形は、同じ「法則」で作られているのをご存知か?
博物館や科学館で目を引く展示の1つが、いろいろな貝殻のコレクションだ。
見た目に美しいし、大きさ、形、色など、バラエティに富んでいて、生物の多様性というものが実感できる。
■物理的必然=貝の形は円錐縛り
そもそも貝殻とは、貝の体を外敵から防御するためのものであるが、その特徴は「めちゃくちゃ固い」ことだ。
おそらく、生物が作る構造の中では最強だろう。
人間の皮膚や、ワニの鱗、亀の甲羅、カニの外骨格などと比べても、はるかに硬度が高い。
ダントツで最強である。だが、もちろん「固すぎる」ゆえの困った性質もある。
体が成長するときに困るのである。
哺乳動物の皮膚は、しなやかで弾力性があり、しかも、伸びる。
だから、成長して体が大きくなっても問題ない。
しかし、貝殻は変形しないし、膨らませることもできない。
貝にできるのは、一部を溶かすか、継ぎ足すか、だけである。
仮に、球状の貝殻があったとしよう。
中にこもっていれば、安全そうだ。
なんといっても、最強の防御素材である。
だが、球状の貝殻では、体積を大きくすることができない。
本体が成長して大きくなったら、貝殻を放棄して、新たに作成する必要がある。
無駄だし、危険だ。
だから、球形の貝殻は現実的ではない。
では、円筒形の貝殻ならどうだろう(図の下)。
上下が空いているが、なかなかの防御力がありそうだ。
だが、これも、成長時に困ってしまう。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
現代ビジネス 8/26(水) 11:01
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