19/10/29 23:12:19 CAP_USER.net
Oct 25 2019
URLリンク(newsphere.jp)
URLリンク(s3-ap-northeast-1.amazonaws.com)
ドローン兵器が保安上の脅威と指摘されて久しい。9月にはサウジアラビアの石油プラントが20機前後のドローン群による攻撃を受け、減産を迫られる事態となった。こうした状況のなかアメリカ軍は、フェイザー(PHASER)と呼ばれる指向生エネルギー兵器を初めて配備する。来年中に試験運用を完了し、実用化を目指す計画だ。
◆指向性エネルギー兵器の初配備
フェイザーはマイクロ波を放出するエネルギー兵器であり、敵のドローン群を操縦不能または墜落させるために開発された。米技術誌のポピュラー・メカニクス(9月24日)は、クラス1およびクラス2と呼ばれる重量600キロ以下のドローンに対して機能すると解説している。重量級のドローンや一定速度以上で飛行する個体などに対しては効果が薄れるが、ドローン攻撃に対しては複合的なアプローチで対応する。フェイザーのほかにレーザー兵器や特攻ドローン機などが併用される予定だ。
開発を手がけるのは軍需企業の米レイセオン社だ。ニュース専門局の米FOXニュースは、米国防総省と同社との間で1630万ドル(約1億7600万円)規模の契約が結ばれたと報じている。フェイザーはアメリカ国外へのおよそ1年間にわたる配備を通じて、実用性の評価を受ける。アメリカ軍による指向性エネルギー兵器の配備はこれが初となる。
◆高エネルギーで瞬時に破壊
それでは、フェイザーはどのように機能するのだろうか? テレグラフ紙(9月25日)は、「輸送コンテナの上にレーザーアンテナを搭載したような外見」と紹介した上で、「手短に述べるならば高出力のエネルギー砲である」と総括している。高出力のマイクロ波を円すい状に放射するフェイザーは、既存のレーザーとは作用を異にする。レーザーが熱によりダメージをもたらすのに対し、マイクロ波を用いるフェイザーは高エネルギーによって電子回路を誤動作させ、あるいは回路そのものを破壊する。
URLリンク(youtu.be)
瞬時に効果をもたらす点も大きな特徴だ。既存のレーザー兵器であればターゲットに一定時間照射し続ける必要があるが、フェイザーは1マイクロ秒以下の放射で威力を発揮する。レイセオン社はポピュラー・メカニクス誌に対し、「もしマイクロ波を目で見ることができるならば、(カメラの)ストロボライトにとてもよく似ているだろう」と説明し、照射時間の短さを強調している。加えて、広範囲に作用する点も大きなメリットだ。レーザよりも広範囲に放射されるマイクロ波兵器は、敵味方の区別なく撃墜してしまう欠点があるというのが従来の評価だった。しかしドローン群の脅威が顕著になるにつれ、瞬時に全機を一網打尽にするマイクロ波兵器の評価は見直されつつある。
(続きはソースで)