【基礎医学】脂肪と炭水化物の食べ分けを決める神経細胞を発見 食物嗜好性を決定する脳内機構の解明に期待at SCIENCEPLUS
【基礎医学】脂肪と炭水化物の食べ分けを決める神経細胞を発見 食物嗜好性を決定する脳内機構の解明に期待 - 暇つぶし2ch1:ハンバーグタイカレー ★
18/01/21 14:35:25.93 CAP_USER.net
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食物に含まれる炭水化物、脂肪、蛋白質は、3大栄養素と呼ばれています。これらの栄養素は、体内での役割が異なるため、我々は食物を食べ分けることによって、これらの栄養素を必要に応じて食物から摂取します。しかし、動物が、どのようなメカニズムによって食物を選択し、摂取するかはほとんど分かっていません。
今回、自然科学研究機構生理学研究所の箕越靖彦教授と琉球⼤学第⼆内科(内分泌代謝・⾎液・膠原病内科学講座)の岡本士毅特命講師(元生理学研究所)は、「脂肪と炭水化物の食べ分け」を決定する神経細胞をマウスで発見しました。マウスは、脂肪を多く含む食物(脂肪食)を好んで摂食します。しかし、この神経細胞が活性化すると、脂肪よりも炭水化物を多く含む食物(炭水化物食)を摂取します。この神経細胞は、本能を司る古い脳「視床下部」に存在しており、絶食によって活性化し、炭水化物の摂食を促進します。その結果、絶食によって変化した体内の代謝を速やかに正常化することが分かりました。
中略
この研究の社会的意義
 食物の食べ分けは、味、匂い、見た目などによる「美味しさ」が重要と一般に考えられています。しかし、体内に蓄えられた栄養素の過不足に応じて、食物を食べ分ける機構も存在します。これまで、どのような神経細胞がその調節に関わっているか、その詳細は全く分かっていませんでした。今回、炭水化物食と脂肪食の食べ分けを決定するニューロンが明らかになったことで、この分野の研究が大きく前進すると考えられます。
 高度肥満者は、脂肪食を好んで摂取することが知られています(特に甘い脂肪食)。これまでは、「美味しい」食物をより好むことが原因であると考えられてきました。今回、炭水化物と脂肪の食べ分けを決定する神経細胞が発見されたことによって食物の嗜好性を決定する神経回路が明らかになり、高度肥満者が脂肪食を好む原因も明らかになると期待されます。また、視床下部室傍核のCRHニューロンは、ストレスによって活性化することが知られています。現代社会においては、ストレスによって甘い物を多食する人(“chocolate eater”)の存在が知られていますが、この原因解明にもつながると期待されます。
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炭水化物嗜好性亢進ニューロンの活性化機構
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