18/01/01 15:34:53.27 CAP_USER.net
愛知県西尾市港町にある矢作川流域下水道の矢作川浄化センターで、あえてリンの浄化を控え、
海に栄養分を流す試験運転が始まり、地元関係者らが25日、運転状況を視察した。
同浄化センターは矢作川流域にある豊田、岡崎、安城、西尾市、幸田町の汚水を集めて浄化し、
1日あたり19万6000トンを三河湾に放流している。
しかし近年、処理水がきれいになりすぎて海水に栄養が不足し、
アサリの不漁や養殖ノリの色落ちの原因になっているとして、今年4月、県漁連が県に対策を要請した。
同センターは、11月から、薬剤の量を調整し、リンの濃度を上昇させる試験運転を行っている。
放流水のリン濃度は、4~10月の平均に比べ、11月以降は2倍以上に増加しているという。
視察には、中村健・西尾市長や漁協関係者ら約50人が参加し、リンを除去する薬剤を加える処理工程などを見学した。
試験運転は3月まで行われ、その結果を分析して、今後の運転方針に反映させるという。
画像:試験運転が行われている矢作川浄化センター
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読売新聞
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