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シオン長老の議定書
【第十の議定】
我々は絶え間なく、あらゆる国で、政府と人民の関係を撹乱しなくてはならない。
民衆を憎悪、闘争、欠乏、餓えにさらし、悪疫の伝染でふらふらにし、
結局我々の金力とその支配下に入る以外にないように追い込むのだ。
もし人民にちょっと一息入れさせると、このチャンスは逃してしまうだろう。
【第十一の議定】
クーデターの時こそ、我々の望む憲法を一挙に成立させる唯一の機会である。
我々はクーデターで民衆が胆をつぶし、
頭が混乱しているうちに統一性のある新憲法を彼らに強制しなければならない。
そうすれば、彼らは恐怖のあまり眼を閉じて、事態を傍観するほかないだろう。
【第十三の議定】
彼ら事情をさとらせないために、我々はマスコミさらにマス・レジャーを盛んにする。
やがて我々の新聞で芸能、スポーツがもてはやされクイズも現われるだろう。
こうして人間は次第に独立して自ら思索する能力を失い、
すべて我々の考える通りにしか考えられないようになる。
【第十四の議定】
それで人民は名目だけの自由の権利より、安楽に暮らせる奴隷の方がましだと思うようになる。
我々が非ユダヤ人国家を覆すために、幾度となく彼らをそそのかして起こした無意味な革命に、
彼らはもううんざりしているので、彼らは何でも我慢する。
そこで我々にどんなに奴隷のように扱われても、闘争や暴動の残虐さだけは真っ平と考えるわけだ。
【第十五の議定】
我々が、世界各国に革命を同時に勃発させ、
現在の政府の無力さが決定的となったときから、我々の時代が始まる。
だがこれにはまだ相当の歳月、おそらく一世紀を要するだろう。
ただし、我々の権力が確立するまでは、
フリーメイソン支部を世界各国に増設し名士になりそうな人物を引き入れる。
【第十六の議定】
彼らの思索力を奴隷化させることは、すでに〈視覚教育〉と称する方法ではじめられている。
この視覚教育の主な狙いは、非ユダヤ人すべてを、脳を働かせただけでは物が考えられず、
絵を見なければ何も理解できない、従順な動物にすることである。
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