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「日本人」とは誰か?大坂なおみ選手についての雑な議論に欠けた視点
新たな問いかけ、そして学び
井戸 まさえ
2018/09/15
全米オープンテニスで「日本人として」初めて優勝した大坂なおみ選手。
大坂選手は日本人の母とハイチ系アメリカ人の父のもと、大阪市で生まれた。4歳の時に父の仕事でアメリカに移住。
現在、テニスプレイヤーとしての選手登録の国籍は日本で、日本における住民票は北海道根室市の祖父の自宅に置かれている等、その他の彼女のプロフィールはさまざまなメディアからアクセスすることができる。
その大坂なおみ選手を巡って「日本人じゃない」「日本人に見えない」「二重国籍なら日本人とは言えない」という声がある。
一方で「謙虚さはさすが日本人」「心は大和撫子」といった、彼女の快挙が「日本人」であることに起因しているとする賞賛も行き交う。
どちらも彼女の勝利に「日本人」という軸でプラスマイナスの付加価値を加えているという点では、同じ問題を内在していると言えよう。
大坂なおみ選手は「日本人」
「見た目が日本人ぽくない」「日本語がカタコト」「父親がハイチ人」「幼児期からアメリカで暮らしている」等々……。
大坂選手が「日本人じゃない」ことの主な論拠として上げられているものは法律上はいずれも通用しない。たとえ「日本語がカタコト」でも彼女はまぎれもない、日本人だ。
「国家」の三要素は言うまでもなく「主権」「領土(領海)」「国民」だ。そのうちの国民の範囲を決めるのが「国籍」に関�