18/01/27 02:45:47.52 CAP_USER.net
スイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会に出席中の著名投資家ジョージ・ソロス氏(87)は25日夜、
報道機関幹部との会合で、米ソーシャルメディア大手のグーグルとフェイスブックを名指し、
「人々がどう考え、どう行動するかについて、本人に気づかせずに影響を与えている。極悪だ」と痛烈に批判した。
ハンガリー系米国人のソロス氏は、
自らが理想とするリベラルな「オープン・ソサエティー(開かれた社会)」を促進するための財団を立ち上げ、
世界中で多額の資金を投じて市民活動などを応援している。
ソロス氏は会合でのスピーチで、
これからの時間を「(基盤事業を握る)巨大ITプラットホーム企業の寡占的行動」への対策に費やす考えを表明。
2016年の米大統領選挙をはじめ選挙の動向さえも左右しているとして「民主主義に対する脅威だ」と指弾した。
さらに、広告収入に依存するソーシャルメディア企業の現行ビジネスモデルは、
新規ユーザー獲得ののびしろがなくなってきていることから、「持続可能ではない」と指摘。
それらの企業が、蓄積した利用者の情報を使って「商業目的で利用者の関心を操作すること」に乗り出すことに懸念を示した。
究極的には、専制国家とデータを蓄積したIT寡占企業の協働による、
自由のない監視国家が生まれる危険性があると警告した。
画像:世界各国の報道機関幹部らが出席する会合に現れた投資家で大富豪のジョージ・ソロス氏=25日夜、スイス東部ダボス、
URLリンク(www.asahicom.jp)
URLリンク(www.asahicom.jp)
朝日新聞デジタル
URLリンク(www.asahi.com)