17/04/28 18:03:25.31 CAP_USER.net
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116歳の女性が高齢すぎることを理由にメキシコの銀行が口座開設を拒否したため、女性が年金を受け取れなかった問題で、地元メディアが取り上げ、州政府担当者が謝罪したことを受け、銀行は口座開設を認めた。
メキシコ政府が透明性確保のため福祉手当の支給方法を個人口座振り込みに限定したのを受け、西部ハリスコ州に住む116歳のマリア・フェリクス・ナバさんが地元の銀行支店に口座を開こうとしたところ、「110歳が限度だと言われた」という。このためフェリクスさんは3カ月にわたり、福祉手当が受け取れなかったと地元メディアに話した。
フェリクスさんの問題が報道されたのを受け、ハリスコ州の当局者が小切手を持参してフェリクスさん宅を訪れ、謝罪した。
州開発事業の担当ミゲル・カストロ・レイノソ氏は、異例だが馬鹿げた事態だと批判し、フェリクスさんの窮状を伝えたマスコミに感謝。再発がないよう対応すると述べた。
福祉手当の支払いを受け取ったフェリクスさんは、「神様は遅から早かれ、必要なものを与えて下さる」と話した。
フェリクスさんの口座開設を拒否したのは、米銀シティ・グループのメキシコ部門「シティバナメクス」。フェリクスさんほど高い年齢を受け付けなかったコンピューターシステムの設定エラーだったと説明している。
ロイター通信によると、同銀行は急ぎフェリクスさんにキャッシュカードを用意する方向だという。
公式記録によると、フェリクスさんは今年7月に117歳の誕生日を迎える。地元当局は、出生証明書は本物だと認定している。
7歳で孤児になったというフェリクスさんは、10人の子供を産んだが、その6人はすでに他界しているという。
(英語記事 Mexican woman, 116, gets bank card after being deemed 'too old')
2017/04/28