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仏移民キャンプで大規模火災、放火か
2017年04月11日 17:22 発信地:グランドサント/フランス
【4月11日 AFP】フランス北部沿海の町ダンケルク(Dunkirk)近郊にあるグランドサント(Grande-Synthe)の移民キャンプで10日夜、放火が原因とみられる大規模な火災が発生した。
消防隊によると、今回の火災で少なくとも10人が負傷した。移民キャンプには木造の掘っ立て小屋が密集しており、主にイラク出身のクルド人など、約1500人が滞在している。
移民キャンプでは激しい炎により300あった小屋の大半が焼け落ち、現地時間11日午前2時(日本時間同日午前9時)時点で鎮火していない。
地元ノール(Nord)県の知事によると、この移民キャンプで10日午後、アフガニスタン人とクルド人の間でいさかいが起き、ナイフで切り付けられて6人が負傷。その後火災が発生したという。
フランス北部の港町カレー(Calais)近郊にあった、「ジャングル(Jungle)」の通称で知られた移民キャンプが昨年10月に撤去されて以降、約40キロ離れたグランドサントの移民キャンプは人口が急増していた。
複数の目撃者によると、「ジャングル」から移動してきたアフガニスタン人が増加したことで、両者の反目が広まっていたという。(c)AFP/Baptiste BECQUART/Philippe HUGUEN
▽引用元:AFPBBNews 2017年04月11日 17:22
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仏ダンケルク近郊にあるグランドサントの移民キャンプで発生した火災で立ち上る炎(2017年4月10日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN
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