21/06/03 07:17:47.56 CAP_USER.net
ふたまん2021.06.03
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■兵を守るために命を捨てた豪胆な軍人
まず第3位(41票)となる支持を集めたのは、『機動戦士ガンダム』に登場した「ドズル・ザビ」。ジオン公国を建国したデギン・ソド・ザビの三男で、一年戦争時は宇宙攻撃軍司令を担った人物だ。
いかつい顔と大柄な体格の持ち主で、その風貌からはいかにも粗暴な軍人といった印象を受けるがそんなことはなく、兵士から信望の厚い愛妻家でもある。『機動戦士ガンダムUC』のヒロインであるミネバは彼の一人娘だ。
■アムロの戦友であり歴戦の軍人
123票を集め、第2位にランクインしたのは「ブライト・ノア」。『機動戦士ガンダム』の時点ではまだ10代の士官候補生だったが、なりゆきでホワイトベースの艦長に抜擢。以降のガンダムシリーズの作品で、アーガマやネェル・アーガマ、ラー・カイラムなどの艦長を務め、主要キャラとして存在感を見せた人物だ。
アムロ・レイやカミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタなど、何かとニュータイプのパイロットと縁があり、とくにアムロとは戦友と言ってもいい間柄。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、互いに信頼しあっているような良好な関係性が見てとれた。
その『逆襲のシャア』で、ブライトは独立新興部隊「ロンド・ベル」の旗艦ラー・カイラムの艦長と艦隊司令を兼任。シャアの率いるネオ・ジオンによる「アクシズ落とし」を阻止する作戦をクルーに告げたブライトが、最後に「すまんがみんなの命をくれ」とつぶやいて敬礼。その重い言葉にクルー全員が無言の敬礼で応えた場面は、ブライトに対する部下からの絶大な信頼が感じられるシーンとして知られる。
ファーストガンダムでのブライトは、周囲の人間がやらかした出来事に対して厳しすぎる対応を見せる場面がしばしばある。しかし、若いブライトが担った艦長という重すぎる責務を考えれば、毅然とした対応を取らざるをえなかったのも当然かもしれない。
そんなブライトこそが理想の上官だと思う人からは「責任感が強くて頼もしい」「自分の信念に従っているところ。ガンダムUCのブライトが理想の上司かも」「幾度も死線を越えてきた経験、実績と人望があり、この人についていきたいと思える」「的確な指揮はもちろんだが、いざとなると自ら先頭に立ち危険な任務に向かう点が尊敬できる」「シャアに“やるな”と言わせるほどの知将で信頼できる」などのコメントが寄せられていた。
■アムロも憧れた人間的魅力にあふれる傑物
そして第1位(148票)に選ばれたのは、『機動戦士ガンダム』に登場したジオン公国軍の士官「ランバ・ラル」。青いモビルスーツ「グフ」に搭乗したランバ・ラルが「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」と言い放った場面は有名で、ガンダムで戦ったアムロに「あの人に勝ちたい」と言わせたほどの人物だ。
作中、ホワイトベースを脱走したアムロは偶然ランバ・ラルの一行と遭遇。アムロが懐に忍ばせた銃に気づきながらも、ランバ・ラルは「いい度胸だ、ますます気に入ったよ」「戦場で会ったらこうはいかんぞ」と見逃したうえ、「がんばれよ、アムロくん」と激励の言葉までかけている(部下にアムロたちを尾行させる抜け目のないところも見せたが……)。
そんなランバ・ラルの部下に対する言葉で印象的なのは、ホワイトベースを討つ理由を内縁の妻クラウレ・ハモンに語った場面でのこと。ホワイトベースを倒せば自分の階級が上がることを説明し、「わしの出世は部下たちの生活の安定につながる」「おまえのためでもある」と、部下やハモンの生活のために戦うことを告げていた。
そのランバ・ラルの死後、残されたハモンやランバ・ラル隊の兵士たちはホワイトベースに復讐戦を敢行。ラルのあだを討つには乏しい戦力しかなく、最初から死を覚悟した作戦だったが、ハモンとランバ・ラルの部下たちは全員が参加を志願し、散っていった。
このように部下だけでなく、さまざまな人間を魅了したランバ・ラル。そんな彼こそが理想の上官だと思う人からは「部下思いで人間力が高い。武人としても優秀で、彼の下ならいろんなことを学べそう」「己の出世欲でなく、部下の生活の安定のための仕事。シビれます」「アムロじゃないけど、ランバ・ラルは憧れの男」「35歳であの貫禄はまねできない」「この人についていこうと思わせる漢だから」などのコメントがあった。
(本文一部略)
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