18/08/12 09:19:43.98 CAP_USER.net
夏の“風物詩”となっている世界最大規模の同人誌即売会『コミックマーケット94』(C94)が10日より、東京ビッグサイトで開幕。台風一過による晴天で、文字通りの“極暑”の中での開催となっているが、一方では『コミケ』参加経験のあるネットユーザーからは「熱中症対策より異臭対策をしてほしい」、「温度やニオイは2日目、3日目の方がヤバイ」といった切実な声も聞かれた。果たして、歴戦のコミケ戦士さえも震える“臭気問題”とは?
■コミケ会場は、汗と涙と熱気で独特の臭気に覆われる
実は、『コミケ』の話題が上がるとほぼセットとなって語れるのが“臭気問題”だ。『コミケ』は例年3日間行われ、会場となる東京ビッグサイトに訪れる参加者はのべ50万人以上。その参加者たちの“荒ぶる情熱”が、ほぼ換気の効かない会場内で蓄積されていくのだから、会場内の温度はいや否応なしに上昇。コミケ参加者たちの汗と涙と熱気により、会場内が独特の臭気に覆われるのは必至。
コミケだけでなく、昨今こうした大規模イベントにおける“臭気問題”が注目されている。昨年8月、SKE48の松村香織がTwitter上でファンの“ニオイ”について発言。「深刻な問題です。並んでいる女の子から、ニオイに耐えられないからどうにかしてほしいと。自分の体臭は自分じゃ中々気付けません」と、これまで“当たり前”とされてきた握手会における“臭気問題”の解決を訴えたのだ。
ファンからは、「迷惑をかけているとは気づかなかった。今後は気を付けたい」、「自分のニオイって分からないよね。ちゃんとお風呂に入ろう」などといった声が聞かれ、松村の勇気ある発言はニオイへの“意識改革”に一役買ったのだった。
■ベテラン参加者はニオイに慣れているため初見とのギャップが生まれる
数百人、数千人規模の握手会でそうなのだから、1日15万人もの来場者がある『コミケ』のレベルはその比ではないのだろう。事実、「ニオイが目に染みる」と苦笑ぎみに語るのは、『コミケ』参加歴20年を超えるベテランアカメラマンのヒデさん。今年は“コミケ雲”の発生が予想されていたのだが、「運営の努力なのか、建物内はそこまで暑くなかった」と振り返る。実際、建物内の温度は平均32度ほどで安定していた。しかし、「本当に大変なのは2日目と3日目」だと警鐘を鳴らした。
その理由について聞くと、「初日は冷房も効いていて温度も安定しているが、施設内は換気が悪いため熱気やニオイがこもりやすい」と指摘。さらに、一部の熱狂的なコミケ参加者は3日間通しで参加するのだが、帰宅しても“お風呂に入らない”、“洋服を洗わない”、“着替えない”という人も少なからずいるのだという。そのため、「気温や天候も関係しますが、2日目、3日目となるほど施設内のニオイがきつくなる傾向にあります」とのこと。
他方、通しで参加している人はニオイにも慣れていってしまう傾向にあり、電車や他の施設にいる一般客との“ギャップ”は開く一方になる。そのため、毎年SNSでコミケ参加者の“ニオイ”が問題となっているのだ。
いよいよ最終日となる12日、あいにくの雨模様となり湿度も80%以上と予報されている。体調面への注意が最優先なのはもちろんだが、着替え、お風呂、といった最低限のエチケットを守り、“コミケの臭気問題”を回避してほしい。
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徹夜組を襲う無慈悲な雨雲
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