17/07/23 18:35:58.60 CAP_USER.net
東京五輪「心に残るお祭りに」=式典で漫画大行進も-森喜朗組織委会長
2020年東京五輪・パラリンピックは経費に関する都と大会組織委員会、国、都外自治体の役割分担が大枠で固まり、
いよいよ本格的な準備へ向かう。組織委の森喜朗会長に展望を聞いた。
-開幕まで3年、準備状況はどうか。
役割分担の話で1年ほど遅れたのは痛かった。どうしたら心の底から喜べて、本当にいいお祭りだったと心に残る大会にできるかを考えていく。
-目玉となる開閉会式の検討が始まった。
あまり奇抜なことは狙わない方がいい。仮に歌舞伎、相撲でやっても世界の人は分からない。一番分かってくれるのは日本のアニメや漫画。
ドラえもんやキティちゃん、鉄腕アトムもある。漫画大行進だ。そういうのがあってもいい。
-若者を強く意識した新種目が採用された。
革命的なこと。冬の五輪でも若者が遊びで始めたものが今や競技の中心だ。若者や子供がやることははねつけず、受け入れなくてはいけない。
-東京臨海部を「アーバンクラスター」として観客のにぎわいを生む空間とする構想がある。
東京大会は五輪公園がない。面白い考えだが、警備はどうなるのか。皆を自由に入れて、そこをテロに狙われたら大変な悲劇になる。
何をどうできるか、どうしたら若者が喜ぶかを考えていく。
◇小国の子供招待を
-組織委トップとして温めているプランは。
五輪・パラリンピックを開催できないような国・地域の子供たちを大会に招きたい。参加する200以上の国・地域のうち、大会を開催する力がある
のは50~60ぐらいだろう。100人ずつ呼んだら100カ国で1万人。各都道府県で受け入れて、日本で五輪を見て感動してもらいたい。
-震災復興とパラリンピックの意義は。
アスリートも被災地に行ってくれて、復興への関わりは自然にいい方向にいっている。被災者の心の傷は残るが、前向きになってもらうのが大会の役割。
日本も障害者への意識が高まっている。パラリンピックは日本の子供のいい教科書だ。
-日本全体をもっと大会に巻き込むために。
国民総参加でできることはいくつかある。マスコットは小学校のクラスで議論して子供たちに選んでもらう。余っている携帯電話を集めてメダルを
作ることも今までになかった取り組みだ。 (2017/07/22-16:23)
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