18/10/26 08:21:49.38 46gTk/Hn.net
昼休みの薬の説明会はフィブラストだった。
熱傷診療ガイドライン(www.jsbi-burn.org/members/guideline/pdf/guideline2.pdf)に引用された論文としてこんなのが商用パンフに掲載されていた。
URLリンク(imagizer.imageshack.com)
早期群: n1=17 m1=36.2 sd1=21.5
後期群: n2=12 m2=56.1 sd2=30.1
で早期群の方が上皮化期間が有意(t検定でp<0.05)に短いと主張している。
生データがないので標本数・平均・標準偏差から検定してみる。
ttest2 = function(n1,m1,s1, n2,m2,s2){ # ni:標本数 mi:平均 si:標準偏差
n=n1+n2-2
u=((n1-1)*s1^2+(n2-1)*s2^2)/n
t=(m1-m2)/sqrt(u/n1+u/n2)
pe=2*pt(-abs(t),n)
t=(m1-m2)/sqrt(s1^2/n1 + s2^2/n2)
n=(s1^2/n1+s2^2/n2)^2 / ( (s1^2/n1)^2/(n1-1) + (s2^2/n2)^2/(n2-1))
pu=2*pt(-abs(t),n)
p.values=c(T.test=pe,Welch.test=pu)
return(p.values)
}
> ttest2(n1,m1,sd1, n2,m2,sd2)
T.test Welch.test
0.04701090 0.06461679
等分散を仮定したt検定でやっと0.05未満になるが、等分散を仮定しないWelchの方法だと有意差がでない。