17/05/25 12:42:52.65 CAP_USER.net
「モヤシの価格は安すぎる」と、生産者が悲鳴を上げている。
国内の生産者53社などでつくる「もやし生産者協会」は今春、
1袋40円の「適正価格」での販売を求める声明を小売業界や消費者に発信した。
原料費や人件費が上がる一方、小売価格はここ10年で1割下落し、中小生産者の廃業も相次ぐ。
産出額全国一の本県の関係者も「経営努力にも限界がある」と窮状を訴えるが、
小売り側には他店との激しい競争という事情もあり、現状打開は簡単ではなさそうだ。
声明は3月に発表された。
原料である中国産緑豆の価格は天候不順による不作などで2005年から10年間で約3倍に高騰、
国内の最低賃金も2割上がる一方、小売価格は1割下がった。
URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)
「生産者は体力を消耗し切っている」と訴えた。
声明発表は09年以降、6回目。
09年に230社以上あった生産者は現在、130社を切ったという。
同協会の会員で準大手の上原園(栃木市都賀町家中)の岡部一法(おかべかずのり)社長(43)は
「これまでの声明もあり、1袋(主に200グラム入り)が5円、1円といった異常な激安は沈静化したが、中心はまだ20円台。
40円は業界が生き延びるギリギリのラインだ」と話す。
上原園によると、県内の生産者はここ10年で1社減り、現在5社。
生産に欠かせない良質な地下水が豊富で、大消費地の首都圏に近いことから
業界1位を含む大手生産者の工場が複数進出している。
以下ソース:下野新聞 5月25日
URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)