18/01/04 19:27:24.78 9.net
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韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、慰安婦問題をめぐる日韓合意に強く反対する元慰安婦の女性らと面会し「合意は政府が一方的に進めたもので、誤りだった」と謝罪したうえで、今月にも打ち出す見通しの合意についての新たな方針に元慰安婦らの意見を反映させたい考えを示しました。
韓国のムン・ジェイン大統領は4日、慰安婦問題について意見を聞くためとして、元慰安婦の女性8人やソウルの日本大使館の前に慰安婦問題を象徴する少女像を設置した市民団体の代表らを招いて昼食会を開きました。
韓国大統領府によりますと、この中でムン大統領は日韓合意について「日韓両政府による公式の合意だったことは否定できない」とした一方で「韓国政府が元慰安婦の意見を聞かず一方的に進めたもので、内容も手続きも誤りだった。この合意で慰安婦問題が解決したということは受け入れられない」と述べて謝罪しました。
そのうえで「皆さんが話をしてくれれば、政府の方針を決めるのにあたって助けになる」と述べ、今月にも打ち出す見通しの合意についての新たな方針に元慰安婦らの意見を反映させたいという考えを示しました。
これに対して、元慰安婦らは「大統領が合意は間違っていると明らかにしてくれて気持ちがすっきりした」とか、「日本政府から謝罪を受けることを願っている」などと述べたということです。
ムン大統領は4日、元慰安婦らのために車両を提供し、警察の先導で招待したほか、病院に入院中の元慰安婦を見舞うなど、最大限配慮する姿勢を見せました。
日韓合意について、日本政府は着実な履行を強く求めていることから、合意に反対する人たちの意向が実際に新たな方針に反映されれば、日韓関係はさらなる冷え込みが予想されます
外務省「断じて受け入れられない」と抗議
外務省は、4日午後、ソウルにある日本大使館の次席公使が、韓国外務省の局長に対し、「日韓両政府にとって、合意の着実な実施こそが重要であり、すでに実施に移されている合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ不能となり、断じて受け入れられない」と抗議しました。