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大分市は24日、市消防局の22~27歳の消防士6人が、上司のパスワードで職員用メールに不正アクセスし、人事情報を閲覧するなどしていたと発表した。
同日付で6人と上司2人を停職や減給などの懲戒処分にした。
「人事を早く知りたかった」などと話しているという。
同局によると、中央消防署勤務だった消防士(22)が9月16日、副署長のパスワードを使って職員用メールへ不正にアクセスし、10月1日付の人事情報を閲覧した。内示は9月25日だった。
消防士は以前、副署長の手帳からパスワードを盗み見て記録していた。ほかの5人もパスワードを教わるなどして、メールなどに不正アクセスしていた。
1人が無料通話アプリ「LINE(ライン)」で、人事情報を誤って消防局総務課の職員に転送し、発覚した。
市は、22歳の消防士を停職1カ月、4人を減給10%(1~2カ月)、1人を戒告の懲戒処分にした。
署長と副署長も監督責任を問い、戒告とした。
ほかに、資料をLINEで受け取って転送したり、送るよう求めたりした6人や上司1人も文書訓告などとした。
副署長のパスワードで人事盗み見 消防士6人処分
朝日新聞:2017年11月24日21時22分